「妊娠」タグアーカイブ

女性特有の「手が痛い」という症状には、女性ホルモンの変動が関係している!?




【目次】

■女性特有の「手が痛い」という症状には、女性ホルモンの変動が関係している!?

PSU Food For Thought Gallery Thu April 12, 2012 27

by Parker Knight(画像:Creative Commons)

「主犯」は加齢にあらず 女性の手の痛みに新説

(2016/6/26、日経ヘルス)

女性には手の痛みが出やすい時期が2回ある。一つは40代後半~50代、もう一つは妊娠中や出産後まもない時期だ。「出産前後のホルモンバランスが大きく変わるときに痛みを訴える人が多い。ただ、断乳して月経が戻れば、ほとんどの場合自然に消える」とNTT東日本関東病院整形外科の大江隆史主任医長。

手の痛みは、加齢や使い過ぎだけが原因ではなく、女性ホルモンの変動によって起こるという説です。

そのように考えられる理由は記事の中でいくつか紹介されています。

  • 指の痛みは利き手でない方にも出る
  • 最も使わない左のくすり指に多い
  • 高齢者全員に発症するわけでもない
  • 40代後半~50代に手の痛みが出やすい
  • 妊娠中や出産後まもない時期にも手の痛みが出やすい

40代~50代の更年期になると、「手のしびれ」を感じるという方がいます。

更年期を迎える時期になると、卵巣の機能が衰え、その結果、卵巣から分泌されている女性ホルモン(エストロゲン)の量が減少することで、肌の張りが失われて、皮膚が刺激に敏感になり、神経が刺激されて、手足のしびれを感じてしまいます。

また、血流が悪くなると、冷え肩こり腰痛といった症状があり、冷えの症状とともに手足のしびれを感じることがあります。

【関連記事】

手の痛みと女性ホルモンの変動には関連があるという仮説はありますが、まだその因果関係は証明されていないそうです。

「女性ホルモンと手の痛みの因果関係はまだ証明されていない」(大江主任医長)が、平瀬センター長は、「発症には、ホルモン分泌量の多寡ではなく、減るときの“落差”が関係しそうだ」と指摘する。「子宮内膜症の治療でホルモン剤をのんだ人で、手の痛みが軽くなったという症例が多数ある」(平瀬センター長)。

手の痛みの発症は、ホルモン分泌量の多さや少なさではなく、ホルモンの分泌が減少するときの「落差」が関係しているのではないかと考えられるそうです。

手指の痛み、更年期症状かも 変形する恐れ、早めの受診を

(2017/6/13、中日新聞)

ところが近年の基礎研究で、女性ホルモンのエストロゲンに腱(けん)や関節を包む「滑膜(かつまく)」の腫れを取る作用があり、エストロゲンが減ると腱や関節に炎症が起こりやすくなることが判明。エストロゲンは更年期や妊娠・授乳期に急激に減少することで知られており、痛みやしびれ、変形のある患者の分布と一致していた。

 平瀬センター長は、乳がんや骨粗しょう症を防ぐとして注目されている成分「エクオール」が、エストロゲンに似た働きをすることに着目。エクオールを含むサプリの投与を昨年から始めた。百十九人の初診時と三カ月後の痛みなどを数値化し評価したところ、およそ六割に改善がみられた。

近年の研究によれば、女性ホルモンのエストロゲンが減ると腱や関節に炎症が起こりやすくなることが分かっており、四谷メディカルキューブ 手の外科・マイクロサージャリーセンターの平瀬雄一センター長がエクオールを含むサプリの投与を行なったところ、約6割に改善が見られたそうです。

変形が少し進んだ患者でも、通常の治療で行われるステロイド注射との併用で効果があった。一方、変形がより進んだ患者では、注射を併せても効果は少なかったという。

この結果から、エクオールではすでに変形が進んだ患者では治療できないものの、痛みやしびれが出始めた段階でエクオールやステロイド注射との併用により、悪化を防ぐことができるのではないかと推測されるそうです。




■手根管症候群

妊娠中や中高年の女性に多いため、女性ホルモンの変動が関係しているといわれているのが、手根管の中で神経が慢性的な圧迫を受けて、手の痛みやしびれを起こす「手根管症候群(しゅこんかんしょうこうぐん)」です。

手首の手のひら側にある骨と靭帯に囲まれた「手根管(しゅこんかん)」の中を、正中神経と9本の指を曲げる筋肉の腱が通っています。

この手根管の中で神経が慢性的な圧迫を受けて、手のしびれや痛み、運動障害を起こす病気が手根管症候群です。

●手根管症候群のしびれの特徴

  • 親指から中指までの3本を中心に起こり、小指には起こらないそうです。
  • 主に40代以上の女性や、手をよく使う人が発症しやすいそうです。

    妊娠中や中高年の女性に多いため、女性ホルモンの変動が関係していると言われているそうです。

    また、家事や育児などで手首を使うことが多いと、手根管症候群になりやすいそうです。

■自宅でできる手根管症候群テスト

  1. 胸の前で、手の甲同士を直角につけ、そのまま20秒間静止する。
  2. その時、腕の高さを肩と平行に保つことに注意する。
  3. 指にしびれを感じるかどうかチェックしましょう。

※手や指にしびれを感じたり、痛みが生じるため腕を上げていられないなどの場合、手根管症候群の可能性があるそうです。

【関連記事】

■まとめ

手の痛みは、1.40代後半~50代に手の痛みが出やすい、2.妊娠中や出産後まもない時期にも手の痛みが出やすい、ということから、ホルモンの分泌が減少するときの「落差」が関係しているのではないかと考えられるそうです。

ただ、手の痛みが現れるというのはホルモン分泌の減少(あくまで仮説)だけでなく、関節リウマチなどの病気であることもあるので、どのような痛みであるか(慢性的に痛むやしびれるように痛むなど)をチェックし、気になる方は病院で診てもらいましょう。

【関連記事】







【参考リンク】
続きを読む 女性特有の「手が痛い」という症状には、女性ホルモンの変動が関係している!?

お店は父親よりも前に高校生の娘の妊娠を買い物パターンの変化によって察知することができる!?

健康・美容チェック > 妊娠 > お店は父親よりも前に高校生の娘の妊娠を買い物パターンの変化によって察知することができる!?




■買い物パターンの変化によって父親よりも前に高校生の娘が妊娠していることを知ることができるようになっている!?

Shopping

by Roderick Eime(画像:Creative Commons)

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)では、買い物パターンの変化と健康状態に関する2つのケースが紹介されています。

習慣の力 The Power of Habit

新品価格
¥2,052から
(2017/3/31 11:53時点)

一つ目は、買い物パターンから父親よりも前に娘の妊娠がわかったケースです。

ある男性が店に訪れ、広告を手に怒ってきた。
「高校生の娘のもとに、赤ん坊の服やベビーカーの広告が入っているが、妊娠を薦めているのか?」
数日後、店はもう一度謝罪をしたが、その父親は決まりが悪そうにこういった。
「私は気づいていなかったが、この家では重大なことが起こっていた」

もう一つは、妊娠した女性の買い物パターンがどのように変化したのかというケースです。

妊娠した女性には、かなり予測しやすい買い物パターンが有る。例えば、ローション。
妊婦は妊娠14から15週目頃から大量の無香料ローションを買うようになる。
最初の20週間、ビタミン、カルシウム、マグネシウム、鉄などのサプリメントを購入する女性が多い。
突然無香料の石鹸とコットンボールを買い始め、さらにローションやマグネシウムや鉄を買った2~3ヶ月後に、除菌用ハンドジェルや、驚くほどの枚数のタオルを買うのは、予定日が近づいているサインだ。
データを処理する中で、25の商品を特定し、それらを同時に分析すれば、女性の子宮の中をのぞくことができるともいえる。妊婦が買おうと思う前に時期にあった商品のクーポンを送ることができる。

妊娠した女性は香りに敏感になることから無香料のものを買い始め、自身と赤ちゃんの健康を考えてサプリメントを購入し、予定日が近づくと大量のタオルを購入するといった行動パターンになりやすいことから、買い物パターンにより妊娠した女性の出産予定日のサインを気づくことにより、妊婦がほしいと思う前にその商品のお知らせをすることができるそうです。

→ 妊娠中に摂取したい葉酸の多い食べ物・食品・サプリ について詳しくはこちら

【関連記事】




■人々が買い物の習慣を変えるのは、「人生における大きなイベントを経験するとき」

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)によれば、

デューク大学の学者が2006年に発表した論文によると、毎日の人の行動の、じつに40%がその場の決定ではなく習慣

なのだそうです。

また、「スイッチ 変われないを変える方法」(著:チップ・ハース ダン・ハース)によれば、セルフ・コントロールは消耗資源であり、例が挙げられています。

スイッチ! ──「変われない」を変える方法 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

新品価格
¥886から
(2017/3/31 11:53時点)

例:ウェディングレジストリ(アメリカで結婚時に新郎新婦が作る結婚祝儀のほしいものリスト)の作成やコンピュータの購入など複雑な選択や検討をさせられた人々はさせられていない人々よりも集中力や問題解決能力が落ちる事が分かっている。

例:ある研究によると、感情を抑えるように支持された被験者は、自由に涙を流した被験者と比べて、その後の身体持久力が低下することがわかった。

私たちはあらゆる場面でセルフ・コントロールを消耗するものであり、一つ一つの行動をいちいち決定してしまうと疲れてしまうため、人は習慣として自動化された行動をしてしまうのです。

つまり、反対に考えると、変化を起こしたいときには、自動化された行動=習慣を変えなくてはならないのです。

では、どのようにすれば習慣を変えることができるのでしょうか?

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)によれば、人間の心理には、2つの基本原則があるそうです。

1.シンプルでわかりやすいきっかけを見つけること

2.具体的な報酬を設定すること

新しい習慣作りには、「きっかけ」と「報酬」が重要です。

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)では、「きっかけ」と「報酬」についての具体的な例が紹介されています。

新しい運動習慣を身につけるのに成功した人々の研究では、職場から帰宅した直後にジョギングに行くといった特定のきっかけと、罪悪感から解放された夜のテレビ鑑賞やビールといった具体的な報酬を設定した人のほうが続きやすいことがわかっている。

食餌療法についての研究では、挫折せずに新しい食習慣をつくり上げるのには、前もってメニューを作成しておくなど、事前にきっかけを決め、シンプルな報酬を設定する必要が有ることも判明した。

あるグループでは、92%の人が、気持ちが良いから習慣的に運動すると話している。運動で分泌されるエンドルフィン等の神経伝達物質を期待し、求めるようになるのだ。

毎朝、走りたければ、シンプルなきっかけと明確な報酬を選ぶ必要がある。

しかし、その後の無数の研究によって、きっかけと報酬そのものには新しい習慣を長続きさせる力はないとわかった。脳が報酬を期待するようになってはじめて、つまりエンドルフィンや達成感を求めるようになってはじめて、毎朝、ジョギングシューズのヒモを無意識のうちに結ぶようになるのだ。きっかけはルーチンを生み出すだけでなく、その先の報酬への欲求を生み出すものでなくてはならない。

「きっかけ」と「報酬」は新しい習慣を作るうえで欠かせないものですが、「きっかけ」と「報酬」そのものには新しい習慣を長続きさせる力はなく、「〇〇したい」「〇〇がほしい」というような明確な欲求が習慣のための原動力となるのです。

「習慣の力」(著:チャールズ・デュヒッグ)にはこのような言葉があります。

人々が買い物の習慣を変えるのは、「人生における大きなイベントを経験するとき」なのだ。

新しい習慣に変えるのは、「きっかけ」と「報酬」が欠かせないのですが、「人生における大きなイベントを経験するとき」であり、妊娠はこの条件に最も当てはまるものです。

きっかけ:妊娠(人生における大きなイベントを経験するとき)

報酬:健康な赤ちゃん

新しい習慣:健康的なライフスタイル

■まとめ

健康的な生活習慣に変えたい人は「きっかけ」と「報酬」を意識して、買い物パターンを変えてみてくださいね。







【葉酸 関連記事】
続きを読む お店は父親よりも前に高校生の娘の妊娠を買い物パターンの変化によって察知することができる!?

なぜ妊娠中に貧血になりやすいの?鉄分を上手に摂るための食事・対策

健康・美容チェック > 妊娠 > 貧血 > なぜ妊娠中に貧血になりやすいの?鉄分を上手に摂るための食事・対策




【目次】

■なぜ妊娠中に貧血になりやすいの?

Pregnant

by Frank de Kleine(画像:Creative Commons)

鉄剤に頼った方がいい?妊娠中の貧血のリスクと改善方法

(2015/9/11、イクシル)

妊娠中、お腹の赤ちゃんはママの血液から酸素や栄養をもらっています。そのため、妊娠すると必然的に血液量が増えるようになっていますが、赤血球の増加が追いつかず血が薄まった状態になってしまいます。そのため妊娠中は貧血になりやすいのです。特に、赤ちゃんに送られる栄養素の量が増える妊娠中期以降は、鉄欠乏性貧血を起こしやすくなります。

妊娠中、赤ちゃんに血液から酸素や栄養を送っていますが、赤血球の製造が追いつかず、血が薄まった状態になり、貧血になりやすいそうです。

貧血の症状には、

●疲れやすい・体がだるい

●立ちくらみ

●(動くと)動悸・息切れ

●めまいがする

といったものがありますが、こうした症状が現れたら、産婦人科で相談してみてください。

鉄欠乏性貧血の治療にはどのようなことをするの?によれば、鉄欠乏性貧血の場合、鉄剤が処方されますが、鉄剤を飲んでも赤ちゃんへの影響は心配ないのでご心配なく。

■鉄剤を飲む場合の注意点

  • 副作用が強いのは、胃部不快感。
  • 鉄剤で胃に不快感が出る場合は、一緒に胃薬を飲んだほうが良い。
  • 鉄剤を長期に渡って投与するのは害のほうが多いという報告がある。
  • 鉄剤を飲む場合は医師に相談し、フェリチン値を測るほうが良い。
  • フェリチン値が高い場合には、貧血の症状があっても、鉄分を補ってはいけない。
  • C型肝炎NASHなどの肝臓の病気を抱えている人は、肝臓にたまった鉄が酸化することで肝臓に炎症を引き起こすことがあるため、鉄の摂取を制限することが必要です。




貧血によい食べ物・食事

肉類

豚・鳥・牛など肉類のレバー・赤身の肉

魚介類

牡蠣(カキ)・シジミ・アサリなどの貝類やイワシ・煮干し・青魚

野菜

ひじき、青のり、パセリ、ほうれん草、海藻類、大豆

※野菜や海藻の鉄分は肉や魚よりも体内での吸収が悪いので、吸収を良くするための工夫としては、食後のデザートに柑橘系の果物を食べる。

鉄分の吸収を高める栄養を摂取する

ビタミンC(鉄の吸収を高める)や造血を助けるビタミンB群(B12や葉酸)、カルシウム(鉄分の吸収を助ける)、良質のタンパク質を摂りましょう。

■まとめ

鉄欠乏性貧血の治療にはきちんと薬を飲むことも重要ですが、日ごろから貧血にならないようにするためにも食事を一度見直してみましょう!

→ 貧血に良い食べ物 について詳しくはこちら

→ 鉄分の多い食品 について詳しくはこちら







【関連記事】
続きを読む なぜ妊娠中に貧血になりやすいの?鉄分を上手に摂るための食事・対策

貧困状態にある妊婦は、早産や子どもの低体重に影響するとされる糖尿病や貧血の割合が高い|5病院調査

【目次】




■貧困状態にある妊婦は、早産や子どもの低体重に影響するとされる糖尿病や貧血の割合が高い|5病院調査

4 Girls and a Baby Boy

by Tobias Lindman(画像:Creative Commons)

貧困、胎児に深刻な影響 妊婦の疾病、割合高く 5病院調査

(2016/9/14、西日本新聞)

妊娠時に糖尿病や予備軍の耐糖能異常と診断されたのが非貧困群2・8%に対し、貧困群は5・4%と割合が高かった。貧血も貧困群の24・2%(非貧困群16・1%)で見られた。妊婦の糖尿病や貧血は、早産や子どもの低体重、先天性奇形に影響するとされる。子どもにも感染しかねないクラミジアや梅毒などの性感染症は非貧困群の1・2%に対し、貧困群の7・9%が患っていた。「妊娠時に喫煙していた」は非貧困群が25・3%、貧困群は37・6%。

千鳥橋病院など5病院が共同で行なった調査によれば、経済的に貧困状態にある妊婦は、非貧困群に比べて、早産や子どもの低体重、先天性奇形に影響するとされる糖尿病貧血を患っている割合が高かったそうです。

また、経済的に貧困状態にある妊婦の特徴としては、子どもにも感染しかねないクラミジアや梅毒などの性感染症を患っている割合が高かったり、妊娠時に喫煙していた割合も多かったそうです。

【関連記事】

■妊娠糖尿病

妊娠糖尿病は、上昇した血糖値を正常に戻す能力の低下が妊娠中に起きるか、初めて発見される病気。

妊娠をきっかけにインスリンの働きが落ち、インスリン分泌量が十分に増えずに血糖値が高くなる状態が妊娠糖尿病です。

妊娠糖尿病になると、早産や妊娠高血圧症候群を起こす恐れがあります。

■ヤセと低体重児

未熟児の出産率上昇 女性の「痩せ願望」が原因によれば、妊婦が痩せている場合、2500グラム未満の「低出生体重児」を出産するリスクが高くなるそうです。

厚生労働省発表の人口動態統計によると、1990年の全出生数に対する低出生体重児は6.3%だったが、2004年には9.4%に上昇しているそうです。

やせすぎも注意 月経異常、骨粗しょう症 子どもの健康に影響によれば、妊婦のやせは低出生体重児が生まれやすく、子どもが将来、肥満高血圧糖尿病など生活習慣病になりやすい

■妊娠と喫煙

妊婦の喫煙は胎児のDNAに科学的変化を与え、子どもを危険にさらす恐れによれば、妊婦による喫煙は、発育中の胎児のDNAに科学的な変化を生じさせ、子どもを危険にさらす恐れがあるそうです。

妊娠中の喫煙、子どもの動脈を損傷する可能性=研究で紹介したオランダの研究者による研究によれば、妊娠中の喫煙は、子供の動脈を損傷する可能性があり、それによって心臓発作や脳卒中になりやすくなる可能性があるようです。

妊娠中の喫煙が胎児の心肺機能低下させるによれば、妊娠中の喫煙がお腹の中にいる子の心肺機能の低下を引き起こし、『乳幼児突然死症候群』のリスクを高めるそうです。




■低所得の人は健康に良くない生活習慣を選びがち?

「所得と生活習慣等に関する状況」のグラフから見えてくるもの|厚生労働省調査で紹介した平成22年国民健康・栄養調査結果を参考にすると、所得と生活習慣には次のような関係があります。

●喫煙

性別を問わず、年収が高いと喫煙率は低い、もしくは喫煙率が低いと年収が高いといえそうです。

●肥満率

男性の肥満は年収に影響を与えないのに対し、女性は肥満率が低くなるほど年収が高くなる、もしくは年収が高いほど肥満率が低いといえます。

●朝食

性別に関係なく、朝食を食べる習慣を持つ人ほど年収が高い、もしくは、年収が高い人ほど朝食を食べる習慣を持っているといえます。

●運動習慣

性別を問わず、運動習慣がある人ほど年収が高い、もしくは、年収が高い人ほど運動習慣を持っているといえます。

●飲酒

男性の方が特徴的ですが、年収が高い人ほどお酒を飲むようです。

●睡眠

女性の方が特徴的で、年収が高い人ほど睡眠の質が良い傾向にあります。

●野菜摂取量

男女問わず、年収が高い人ほど野菜摂取量が多い、もしくは、野菜摂取量が多い人ほど年収が高いといえます。

低収入ほど野菜不足-厚労省栄養調査で紹介した厚生労働省が発表した2011年の国民健康・栄養調査によれば、低収入ほど野菜の摂取量が不足しているという結果が出たそうです。

また、低所得者ほど生活習慣に問題=野菜食べず、運動しないという記事によれば、低所得者ほど野菜を食べる量が少なかったり、運動の習慣がなかったりと、生活習慣に問題がある傾向があることがわかったそうです。

健康格差とは健康格差は、収入・学歴などが要因?でも取り上げましたが、社会的・経済的な格差が健康の格差を生んでいるということがWHOでも一つの問題として注目されているようです。

以上のことを参考にすると、年収が高い人ほど健康に良い習慣を取り入れている、もしくは、健康に良い習慣を持つ人ほど年収が高いといえそうです。

しかし、どんなに健康に良い習慣がいいかわかっていても、仕事に疲れてしまっている女性は、それを実行するのは難しいことかもしれません。

ミシェル・オバマ大統領夫人が推奨する「ダイエット・プロジェクト」とはによれば、ミシェル・オバマ夫人が、記者団に語るシカゴ時代の自分自身のエピソードにこんなものがあります。

「弁護士の仕事を持つ母親として、会議と子供たちのサッカーやバレー教室と駆け回った日の夜には、簡単で安いファーストフードのドライブスルーや、電子レンジで温めるだけの栄養バランスのとれていない食事を子供たちに出していた」--。

自分がそうだったからこそ、多くのアメリカ人が、栄養バランスのとれた食事の大切さは知ってはいるものの、新鮮な野菜や魚などを買うための支出と、手に入れた素材を調理する手間と時間を考えるとき、それよりも数百円で手に入れることができる完成したファーストフードの魅力が大きいと感じてしまう。

健康について関心がある人は、新鮮な魚や野菜を買って、料理を作った方が良いということはわかっていると思います。

しかし、仕事・家事をして疲れてしまうという生活をしていると、調理する時間や家計のことを考えてしまい、ファストフードの魅力を感じてしまう人も多いと思います。

そこで、手軽で安いファストフードや冷凍食品に頼りがちの生活になってしまいがちです。

経済的に貧困状態にある妊婦は、非貧困群に比べて、糖尿病貧血を患っている割合が高いということに対しては、1.健康に良い習慣に対する知識があるかどうか、2.知識は知っているが経済的に貧困状態にあるため健康に良い習慣をする(精神的・経済的)余裕がない、ということを分けて対策を行なっていく必要があるのではないでしょうか。

■まとめ

単身女性、3人に1人が貧困 母子世帯は57%によれば、07年の国民生活基礎調査を基に、同研究所社会保障応用分析研究部の阿部彩部長が相対的貧困率を分析したところ、一人暮らしの女性世帯の貧困率は、勤労世代で32%、65歳以上では52%と過半数に及んだそうです。

また、19歳以下の子どもがいる母子世帯では57%で、女性が家計を支える世帯に貧困が集中しています。

将来の子供の健康を考えるなら、社会で貧困で困っている女性を守っていく必要があるのではないでしょうか。







【関連記事】

間違いだらけの育児法(妊娠中・授乳中の子育て)|ホンマでっかTV




2012年5月2日放送の ホンマでっかTVは「間違いだらけの育児法」がテーマでした。

●母に厳しく育てられた子は肥満になりやすい!?

米国ボストン大学の心理学研究→8年間872家族を追跡調査

フレキシブル型(赤ちゃんの様子に合わせて育てる)の母親→平均体重

支配型(時間に合わせて育てる)の母親→肥満確率5倍に

 

●母親が厳しいと子どもは5倍肥満になり易い!?

小児肥満や子供の糖尿病が問題になっている。

乳幼児期の母親の育児態度が子どもの肥満に関係があることがわかってきている。

 

●子どもが肥満だと親の死亡率が高くなる!?

子の乳児期の肥満度を見ると親の死亡・心臓疾患リスクが分かる。

親の悪い食生活が子に影響→子が肥満=親の病気リスクが高い

妊娠中の栄養の摂り方が子に影響→バランスの悪い食事は子が肥満に

 

●授乳中の低タンパク食で子の寿命が延びる!?

 

●子は人見知りで親の愛情を独り占めする!?

生後6か月頃母親が育児疲れに→子の人見知りが母親の愛情を引き出す

 

●赤ちゃんは母親だけに甘え、子育てを助ける!?

Mom

by John Benson(画像:Creative Commons)

生後6か月頃に身内と他人の区別をし始める→社会への第一歩

 

●母親は鉄分不足だと子への興味をなくす!?

鉄分が低い母親は育児放棄になり易い

 

●母親の妊娠中の栄養で子の性格が変わる!?

妊娠中の食事が子どもに影響→性格&行動パターンが決まる

原則は魚系統がいい。

妊娠中の摂取カロリーによる実験で高カロリーの肉と低カロリーの魚で比較すると、子どもが8歳の時のIQは低カロリーの方が高い。

高タンパクが原則。

妊娠中の食事が子の遺伝子の発現に影響→孫にまで遺伝

 

●愛情飢餓を埋めるのは食べる事が一番!?

 

●泣く事を叱られた赤ちゃんは感情表現が下手になる!?

泣く→自分の思いを表現




●1歳の赤ちゃんは母親の言う事が分かっている!?

新生児は大人と同じ聴力を持って生まれている。

 

●赤ちゃんは女性の声を聞く力が大人以上!?

 

●赤ちゃんは生後6か月で言葉の意味を理解する!?

 

●赤ちゃんは生後6か月で鏡が分かる!?

鏡に映っている様々な姿→生後6か月で理解

 

●生後10か月でTVと現実を見分けられる!?

TVに対して赤ちゃんの反応を研究→見分けにくい鏡やTVを理解

 

●ジェスチャーを多く使うと子のボキャブラリーが2倍に!?

赤ちゃんのボキャブラリー・言葉を成長させるためには14ヶ月までの時点に父親・母親がジェスチャーを使って言葉を覚えさせると、4歳頃でのボキャブラリーの差が2倍に

 

●沢山ジェスチャーを使う親は高収入!?

 

●動く物&話しかけ&音楽が子どもを賢くする!?

2歳までの間にどう育てるかが一番肝心。

生まれた時が一番脳細胞が多い→減る代わりに脳のネットワークが形成

脳のネットワークの形成には動く物&話しかけ&音楽の刺激が必要

刺激が豊富な環境で育てた方が子どもの脳は発達する

 

●ケンカをする子ほど優しい子になる!?

人に手を出す=人に興味がある

ケンカ→相手が反応→その反応が全部情報に

やんちゃをする子の方が人に対する情報を多く得られる

 

●手のひらに指で字を書いてあげると頭が良くなる!?

手のひらの感覚が知能と密接に関係している

手のひらの感覚が脳機能に重要→鍛えるとIQがアップ

 

●「話しかけが重要」のきっかけは掃除のおばさん!?

新生児室の端の赤ちゃんが元気に育つ理由は掃除のおばさんが仕事が終わった後、「かわいね」などの言葉を語りかけられることが多かったから。

 

●0歳児でも強い大人と弱い大人を見分けている!?

赤ちゃんはモノの大小で強いか弱いかを認識

 

●生後14か月程で信用出来る大人を見分けている!?

分配された量が少ないと怒る→公平性&信用性を見分ける

 

●無理に食べさせると食器の音だけで拒否反応!?

 

●母親が妊娠中に食べた物を赤ちゃんは好きになる!?

無理して食べさせなくても成長後に好きになる可能性が









【関連記事】
続きを読む 間違いだらけの育児法(妊娠中・授乳中の子育て)|ホンマでっかTV