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既婚者が独り身より16年も長生き=2011年台湾の平均寿命

Couple

by Calvin Lee(画像:Creative Commons)




既婚者が独り身より16年も長生き=2011年台湾の平均寿命―中国メディア

(2012/6/18、レコードチャイナ)

既婚者の平均寿命70.12歳に対し、離婚者の平均寿命が59.47歳と低く、さらに未婚者の平均寿命は53.68歳とさらに低かった。

結婚したくても出会いがない。交際相手なし男女とも過去最高でもご紹介しましたが、結婚をするとしないとでは、男性の場合、寿命の長さが大きく違ってくるそうです。

結婚生活によって男性の寿命は7年延び、女性の寿命は2年延びることが統計分析からわかる。

男性が結婚すると、死亡リスクは急激かつ大幅に低下する(独身男の愚行をすぐに辞めるため)。

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なぜ、独身者よりも既婚者のほうが長生きするのでしょうか。

夫婦仲が悪いと、寿命が縮まる?によれば、ポイントは2点あります。

1つは、独身者のほうが、不健康・不規則な生活を送りがちであること。

もう1つは、既婚者のほうが家庭や社会などからのサポートが独身者より多いこと。

また、知られざる寿命のヒミツ|ホンマでっかTV 3月7日でも、知識・教養の高い妻を持つ男性は25%も長生きと紹介していました。

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ただ、夫婦仲が悪いと、寿命が縮まるという研究結果があるそうです。

夫婦仲が悪いと、寿命が縮まる?

夫婦が互いに「否定的・敵対的な行動をとる頻度」が多いほど、「身体の免疫機能」が低下することがわかり、これらの変化は妻の方により強くみられることがわかったそうです。

日頃からケンカやストレスの多い結婚生活を続けていると、健康に影響を与え、しまいには寿命を縮めてしまうようです。

■まとめ

つまり、仲の良い夫婦だと長生きするということではないでしょうか。







男性の生涯未婚率が20%を突破!30年前の約8倍に

Lonely - iPad & dinner

by Dana Voss(画像:Creative Commons)




■男性の生涯未婚率が20%を突破!30年前の約8倍に

生涯未婚の男性、2割を突破…30年で8倍

(2012/5/1、読売新聞)

50歳時点で一度も結婚したことがない人の割合である生涯未婚率(2010年時点)は、男性20・1%、女性10・6%と、初めて男性が2割台、女性が1割台に達したことが30日、わかった。

<中略>

1980年時の生涯未婚率は、男性2・6%、女性4・5%で、今回は30年前より男性が約8倍、女性が2倍以上に増えた計算。男女共に90年頃から生涯未婚率が急上昇している。

男性の生涯未婚率が30年前の約8倍の20%を突破したことがわかったそうです。

参考画像:生涯未婚率の推移|平成28年版厚生白書|スクリーンショット

平成28年版厚生白書で紹介されている国立社会保障・人口問題研究所「日本の世帯数の将来推計(全国推計)(2013年1月推計)」、「人口統計資料集(2015年版)」によれば、生涯未婚率(50歳時点で一度も結婚をしたことのない人の割合)は2035年には生涯未婚率が男性で約29%、女性では約19%になると見込まれています。

世界人口70億人に|なぜ男性過多になっているのか?によれば、世界中で男性と女性の出生比率のバランスが崩れてきています。

自然界における男女の出生比率は、男性:女性=105:100だといわれています。

しかし、インドやベトナム、中国ではそのバランスが崩れ、女性の数が不足している傾向にあり、それに伴う様々な影響が予想されています。

著書「だから、男と女はすれ違う」によれば、

そもそも哺乳類の動物は、性比は105対100で、オスのほうが多く生まれるものが多い。

オスの子供のほうが育ちにくいので、結婚年齢にたっしたときにはほぼ100対100に落ち着くようになっている。

のですが、もうすでに日本ではすでに105対100になっているそうです。

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女性が少なくなってくることで起こる問題、それは独身男性の増加です。

仮にインドと中国の男女出生比が10年以内に基準値に戻ったとしても、両国の男性たちはその後、数十年間にわたって「結婚難」に直面するだろうと、フランスの人口統計学者クリストフ・ギルモト(Christophe Guilmoto)氏は指摘する。

「結婚年齢が上がるだけでなく、独身男性が急速に増加するだろう。これまでほぼ全国民が結婚していたような国々にとっては重大な変化だ」

男性:女性=105:100になれば、当然男性が余ることになります。

つまり、今回の生涯未婚男性2割突破というニュースが、男性余り社会という状態のはじまりを表しているのかもしれません。

ただ、54%の女性が「告白されれば付き合うかも」という記事で取り上げましたが、ユニリーバ・ジャパンによる「恋愛と告白に関する調査」の結果によれば、意識していない男性からでも告白されれば、54%の女性が付き合うかもと答えていたことがわかったそうです。

生涯未婚の男性が2割を突破しているのは、男性が自己完結して告白しようとしていないからなのかもしれませんね。







P.S.

モテる男女ほどモテるタイプの男女に惹かれるのはなぜ?

ネットワーク内では不幸な人は不幸な人同士で、幸福な人は幸福な人同士で群れをつくっている。
<中略>

幸福な人々とはお互いを友人に選ぶのかもしれないし、全員を同時に幸福にする同一の環境の中にいるのかもしれない。

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この考え方によれば、生涯未婚の比率が増えれば増えるほど、未婚の人に囲まれるということになるので、さらに未婚の人が増えていくかもしれません。

未婚にならない秘訣は、もしかすると、未婚の人に囲まれないように、結婚している人やモテるグループにいることなのかもしれません。

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出会いの数が多ければ多いほど結婚できるというわけではない!?

baird wedding 2012

by lindsey child(画像:Creative Commons)




実は都内在住に多い!? 出会いの多いモテ美女が結婚できないワケ

(2014/7/23、恋愛JP)

人との出会いが多ければ多いほど、迷いが出て、自分がどうしたいのかさえよくわからなくなってしまう。きっと、選択肢にあふれた都会では、よくあることなのでしょう。

一方、人口密度低めの地方は、必然的に出会いの数も少なくなり、会うのはいつものメンバー、ということが多くなると思います。すると、少ない人数とじっくり向き合うことになるので、自分に合う人を見つけやすいですよね。

結婚するためには、出会いが大事なのは間違いないのですが、だからといって、出会いの数が多ければ多いほどよいというわけでもないのですね。

出会いの数があるということは、必然的に、取捨選択する数も増えるということで、そのことが負担になることもあるでしょう。

また、もしかしたら、次の人のほうが今の人よりいい人かもと決断を先延ばしにする人もいるかもしれません。

「選択の科学」(著:シーナ・アイエンガー)でも紹介されている有名なジャムの実験によれば、ジャムの品揃えが多すぎると、購入率が下がるそうです。

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選択肢が増えるということはいいことだとおもいきや、あまりにもその選択肢の数が多すぎると人は選べなくなるわけですね。

このことから考えると、恋愛や結婚がしたいけどできないという人は、人にはそれぞれ選択する力に個人差があると仮定した場合、自分にあった出会いの数を調節していく必要があるのではないでしょうか。

例えば・・・

あまりにも出会いが多すぎて選べないという場合には、付き合いの幅を少し狭めてみる。

出会いがないという人は、人が集まる社交的な場に出かける機会を増やすなど行動範囲を広げてみる。

こうしてみることで、自分にとって心地よい人間関係ネットワークを作ることができるのではないでしょうか。

ちなみに、「見覚えがある」ことが運命の人と出会う魔法!?の中で紹介した『考えてるつもり 「状況」に流されまくる人たちの心理学』(著:サム・サマーズ)を参考にすると、運命の相手に出会う2つの要素は、「距離の近さ」と「目にする回数の多さ」です。

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あるドラマのセリフにもあったと思いますが、人は直接会える人としか恋愛することができません。

最近では、コミュニケーションツールの発達によって、つながる必要がない人とつながっているのではないかという印象を持っています。

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恋愛や結婚をする確率を上げるためには出会いの数を増やすことは大事かもしれませんが、本当に大事な人はあなたのもっと身近にいるかもしれません。

ぜひあなたの身の回りにいる人とじっくり向き合ってみてはいかがでしょうか。







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独身男女が結婚したがらない理由とは「生存戦略」が原因!?

SUIT

by Jonathan Mueller(画像:Creative Commons)




独身男女622人調査でわかった“嫌婚”の正体 選り好み強い「美食系」

(2015/9/14、dot)

社会学者の水無田気流さんは今回、その層に着目した。都市部に住み、仕事を持ち、経済的に困窮していない。一般的には家庭を運営する能力がある、とみなされる人たちが、なぜ結婚したがらないのか。

今回のポイントは、経済的に結婚する余裕がないという人を対象にしているのではなく、家庭を運営する能力があるにもかかわらず、結婚しない理由について考えているということです。

アエラと水無田さんの共同調査を詳しく見ていこう。「結婚するつもりがない」つまり「嫌婚派」に理由を聞くと、「結婚生活よりも趣味を優先したい」が34%とトップ。続いて「現在の結婚制度が自分に合わない」「仕事を優先したい」などが続き、「結婚資金が足りない」は10%だった。

この記事を読んだ後に思い出したのが、ミジンコの生存戦略に関する次の記事。

「グーグルを生み出さない」英国式イノヴェイションに学ぶこと:石川善樹、寄稿

(2015/9/13、WIRED)

例えば、ミジンコは環境が安定しているときはひたすらクローンを生産する効率的な無性生殖を行うのだが、環境が悪化すると、有性生殖に切り替えることが知られている。変化する環境のなかでは何が生存に有利かわからないため、配偶者を探すという手間をかけてでも、多様な遺伝子を生み出す有性生殖が有利になるのだ。

現代は環境変化が厳しい時代といわれていますが、生死にかかわるような生活における厳しい変化は少ないですよね。

もしかすると、ミジンコの生存戦略と同様に、人間も環境が安定しているときには、一人でいたいと考えるものであり、変化する環境の時には、パートナーを探すという行動に出るものなのではないでしょうか。

震災がなければ一生結婚しなかった 3.11後の結婚事情:2000人調査の衝撃

(2011/9/12、PRESIDENT)

「震災後、結婚願望が高まった(まあ高まった)」とする割合は、女性全体で36.4%。

震災後に結婚した人が増えたといわれていますが、これも語弊を恐れずに言えば、生存戦略の一つではないでしょうか。

中央大学文学部教授の山田昌弘氏は、「リーマンショック、無縁社会、そして大震災と、まさにトリプルパンチの状況が、不安感を増幅させた」と分析する。

環境の大きな変化に伴って不安を感じると、生物として自然と配偶者を求めてしまうのかもしれません。

だからといって、不安にさせる何かが必要だということではありません。

結婚にとらわれない生き方もいいと周りが認めてあげることがいろんな価値観を受け入れられる素晴らしい社会だと思います。







初恋の人と結婚する確率は100人に1人!?




Jessica & Kevin

by Agence Tophos(画像:Creative Commons)

初恋の人とゴールインする確率、100人に1人

(2012/6/19、Business Media 誠)

初恋の人とゴールインする確率は100人に1人――。20~50代の人に、初恋相手と結婚(婚約を含む)しましたか? と聞いたところ「結婚した」という人は1.0%であることが、ライフネット生命保険の調査で分かった。

インターネットによる調査で、20~59歳の男女1000人が回答した。

今回のインターネットによる調査によれば、初恋の人と結婚する確率は1%だったそうです。

愛の中には「永遠に続く」という意味が含まれていますが、初恋が破れた瞬間にこの性質は失われてしまいます。

そう考えると、初恋の人と結婚するなんてロマンティックな話ですね。







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