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心筋梗塞や脳梗塞などの引き金になる可能性がある足や首、腎臓などに起こる動脈硬化を「知っている」は3割未満

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■心筋梗塞や脳梗塞などの引き金になる可能性がある足や首、腎臓などに起こる動脈硬化を「知っている」は3割未満

Painty Legs

by Nicki Varkevisser(画像:Creative Commons)

足の動脈硬化、「知っている」は3割未満

(2009/10/28、医療介護CBニュース)

動脈硬化のうち、進行すれば心筋梗塞や脳梗塞などの引き金になる可能性がある足や首、腎臓などに起こる動脈硬化を知っている人が3割に満たないことが、ジョンソン・エンド・ジョンソン(本社=東京都千代田区)の動脈硬化に関する意識調査で分かった。

また、間歇性跛行(かんけつせいはこう)が足に起こる動脈硬化(閉塞性動脈硬化症=PAD)の自覚症状だと知っている人は約1割にとどまった。

ジョンソン・エンド・ジョンソンの動脈硬化に関する意識調査によれば、進行すれば心筋梗塞や脳梗塞などの引き金になる可能性がある足や首、腎臓などに起こる動脈硬化を知っている人が3割に満たないことがわかったそうです。

動脈硬化に関する知識を広める必要がありそうです。

閉塞性動脈硬化症の症状

足への血流が徐々に減少してくると、安静にしていても痛みが起こり、足の指の色が悪くなって、ひどい場合は壊死(えし)を起こして、指を切断しないといけなくなります。

壊死した部分にばい菌が感染すると、赤く腫れたり、ウミが出たりして指や下腿部を切断しないといけなくなります。

 

このような症状がある場合や足が冷たくなる場合には、かかりつけの医師に相談するようにしてください。

 

今回初めて耳にするキーワードがありましたので、調べました。

間歇性跛行とは|福島第一病院

間歇性跛行とは、一度に長い距離が歩けず、2、300メートル歩くと途中で休憩しなければ歩けなくなる症状をいいます。

上記のページには、間歇性跛行の原因、診断法、治療法が紹介してありますので、気になる方はぜひご覧ください。

→ 動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法 について詳しくはこちら

→ 動脈硬化改善・予防に良い食事・食べ物・食品 について詳しくはこちら







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怖い高脂血症|放置しておくと動脈硬化が心筋梗塞や脳梗塞といった怖い病気につながる恐れも

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■怖い高脂血症|放置しておくと動脈硬化が心筋梗塞や脳梗塞といった怖い病気につながる恐れも

Grand Rapids - Day 2

by Stevan Sheets(画像:Creative Commons)

高脂血症は、高血圧糖尿病と同様に注意すべき病気です。

怖い高脂血症

(2008/8/20、毎日新聞)

高脂血症は血液中のコレステロールや中性脂肪が多すぎる病気です。

この病気の8割は食べ過ぎや運動不足やアルコールの取りすぎといった生活習慣が原因と言われており、男性は30代から、女性は50代からほぼ2人に1人が高脂血症やその予備軍に相当すると言われています。

高脂血症は、食べ過ぎや運動不足、飲みすぎ(アルコール)などの悪い生活習慣が原因だと考えられます。

コレステロールや中性脂肪が多くなってもそのことによる自覚症状はまったくないので、検査を受けないと、病気であることには気づきません。

また、健康診断などで指摘されても、病気である自覚が少ないため、治療の必要性を感じない方も多いようです。

高脂血症には自覚症状はないため、そのままにしておく方も多いようです。

しかし、高脂血症を放置しておくと、血管にコレステロール(特に悪玉と呼ばれるLDLコレステロール)がたまっていき、血管が細くなる動脈硬化の状態を引き起こし、その動脈硬化が心筋梗塞(こうそく)や脳梗塞といった怖い病気につながるのです。

心筋梗塞や脳梗塞になってから高脂血症に気づいて治療を始めても、一度血管にたまったコレステロールをなくして、動脈硬化をもとに戻すことはできません。

このように動脈硬化を引き起こす肥満、高血圧、高脂血症、耐糖能異常(糖尿病とその予備軍)は「死の四重奏」と言われており、病気を引き起こす前に治療する必要があります。

高脂血症には自覚症状がないため、定期的に健診を受けるようにして、毎年数値を比較しながら、自身の健康状態を把握して、予防する必要があります。

また、食生活の改善や運動不足の解消など生活習慣の改善を行なって、高脂血症の予防に取り組みましょう。




高脂血症(高コレステロール血症)の食事

高脂血症の予防には食事・食生活の改善は欠かせません。

●食事・食生活の改善・バランスのとれた食事に

ミネラル・ビタミン、食物繊維をバランスよく積極的に摂って、栄養を補給しましょう。

食物繊維の多い食品 について詳しくこちら

●マグネシウムとタウリンを含む食品

高血圧高脂血症糖尿病などに関係しているのはマグネシウムタウリンであることが研究でわかっているそうです。

タウリン・マグネシウムを含む食品の代表例としては、カキ(牡蠣)です。

カキの栄養 について詳しくはコチラ

●食事の量を適正な量に減らす

●油を飽和脂肪酸(おもに動物性脂肪に多い)より不飽和脂肪酸(おもに植物性脂肪・魚の脂に多い)を多く摂る

血中のコレステロールを増やす食品が飽和脂肪酸であり、体内のコレステロール値を下げる働きをするのは、オメガ3脂肪酸など不飽和脂肪酸を多く含む食品です。

そのため、脂身の多い肉など動物性脂肪の食べ過ぎに注意する。

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効能・効果・食べ物・オメガ3ダイエット について詳しくはこちら

●お酒(アルコール)の飲みすぎに気をつける

ちょっとした食事などの生活習慣の改善が高脂血症の予防に役立ちます。

●アディポネクチン

アディポネクチンは、中性脂肪の燃焼を助けるホルモンで、内臓脂肪が少ないほど分泌量が増えるそうです。

反対に、メタボリックシンドロームが進行する=内臓脂肪が増えると、アディポネクチンは減少してしまいます。

アディポネクチンには脂肪燃焼を高める作用があり、余分な脂肪の蓄積を防ぎ、高脂血症の予防・改善が期待されます。

アディポネクチンを増やす方法としては、内臓脂肪を減らす・食物繊維を多く含む海藻類の摂取・オスモチンを含む野菜や果物の摂取・EPA・禁煙です。

→ アディポネクチンを増やす方法 について詳しくはこちら

●定期的な検査

健診では、血圧、総コレステロール、中性脂肪、善玉コレステロール(HDLコレステロール)の値などを検査し、高脂血症を診断します。

定期的な検査の中で、かかりつけの医師と良い関係を築き、生活・食事指導を受けましょう。

→ 脂質異常症の症状・原因・食事 について詳しくはこちら

→ 高脂血症(高コレステロール血症)の食事・症状・原因・ガイドライン について詳しくはこちら

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肥満+高めの血圧で心房細動のなりやすさが1.7倍に上がる!?|国立循環器病研究センター

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【目次】




■肥満+高めの血圧で心房細動のなりやすさが1.7倍に上がる!?

Manometer

by PRORosmarie Voegtli(画像:Creative Commons)

ちょい高めの血圧ご用心 心房細動の恐れ1.7倍 国循

(2015/4/27、朝日新聞)

脳梗塞(のうこうそく)を起こす大きな要因として、近年注目されている不整脈の一種「心房細動」は、肥満に、ちょっと高めの血圧が重なるだけで、なりやすさが1・7倍上がることを国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)がつきとめた。

不整脈の一種である心房細動は脳梗塞の原因の一つとして注目されていますが、国立循環器病研究センターによれば、肥満+高めの血圧で心房細動のなりやすさが1.7倍に上がることがわかったそうです。

→ 血圧が高い時の症状・原因・食事・対処法 について詳しくはこちら

→ 高血圧の症状・食事・数値・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

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■心房細動と脳梗塞

心房細動は、心臓の一部がけいれんを起こした状態。

通常心臓は規則的に一分間に60から100回拍動しますが、心房細動になると、心臓は不規則に300回以上拍動します。

心房細動自体は命にかかわるようなことはありませんが、心房細動が起きると、心臓内の血がよどんで血のかたまり(血栓)ができやすくなり、それが脳の血管に詰まると重症の脳梗塞につながるそうです。

→ 脳梗塞の症状・原因・予防 について詳しくはこちら







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<脳卒中>夏こそ注意 体内の水分量減少で血栓ができ脳梗塞の恐れ

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■<脳卒中>夏こそ注意 体内の水分量減少で脳梗塞の恐れ

Drink More Water - 3/365 - 3 January 2009

by John Flinchbaugh(画像:Creative Commons)

脳卒中:夏こそ注意 体内の水分量減少で脳梗塞の恐れ

(2009/8/7、毎日新聞)

寒い冬に発症すると思われがちな脳卒中だが、意外にも夏に発症する例は多い。

特に脳の動脈が詰まることで発症する脳梗塞(こうそく)が要注意だ。

大量の汗をかくことなどで体内の水分量が減少し、血液の粘度が増すことが原因と考えられ、水分補給の大切さなど専門医らは注意を呼びかけている。

脳卒中は、夏こそ注意が必要なようです。

大量の汗をかくことにより、体内の水分量が減少して、脳梗塞が起こる恐れがあるそうです。

脳卒中は、脳梗塞および▽脳内の細い血管が破れる脳出血▽脳内の太い血管のこぶが破裂して起こるくも膜下出血--の3種類に大別される。

国内の脳卒中死亡は、かつて脳出血が大半を占めたが、近年、脳梗塞が主流を占めるようになった。

厚生労働省の人口動態統計によると、1960年の調査では脳出血が約77%、脳梗塞は約13%だったが、05年の統計では、脳出血が約25%に対し、脳梗塞が約60%と逆転した。

栄養の改善や薬の進歩によって、脳出血が減少傾向にあるのに対して、血管が詰まる脳梗塞対策は進んでいないようです。

高齢者は、のどの渇きに対する感覚が鈍り、実際は、体内の水分量が少なくなっているにもかかわらず、水分補給ができていないことが多いようです。

そのために、血液の粘度が上昇し、血栓ができやすくなり、脳梗塞になっていると考えられます。

周りに高齢者がいらっしゃる方は、水分補給をこまめにとるようにアドバイスしてあげてくださいね。

■脳卒中予防10カ条

最後に、この記事で紹介されている脳卒中予防10カ条を紹介したいと思います。

 ■脳卒中予防10カ条(日本脳卒中協会作成)

 1、手始めに 高血圧から 治しましょう

 2、糖尿病 放っておいたら 悔い残る

 3、不整脈 見つかり次第 すぐ受診

 4、予防には タバコをやめる 意志を持て

 5、アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒

 6、高すぎる コレステロールも 見逃すな

 7、お食事の 塩分・脂肪 控えめに

 8、体力に 合った運動 続けよう

 9、万病の 引き金になる 太りすぎ

10、脳卒中 起きたらすぐに 病院へ

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冬(1月・2月)は心筋梗塞・脳梗塞が起こりやすい季節!?

A solitary traveler ……

by Antara(画像:Creative Commons)

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冬(1月・2月)は心筋梗塞・脳梗塞が起こりやすい季節なのだそうです。

参考画像:死亡月別にみた心疾患-脳血管疾患死亡|厚生労働省

shiinbetu

月別の死亡者数を比較すると、心筋梗塞などの心疾患、脳卒中・脳梗塞などの脳血管疾患による死亡は冬(1月・2月)に多く、春になるにつれて徐々に減っていき、夏は少なく、9月から次第に冬にかけて増加していることがわかります。

つまり、1月・2月は心筋梗塞・脳梗塞にとって最も気を付けたい時期なのです。

 

→ 心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら

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