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唾液に含まれるにおい成分から口腔がんを診断する技術を世界で初めて確立|北九州市立大・九州歯科大

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by Liz Poage(画像:Creative Commons)

世界初、唾液のにおいで口腔がん診断 北九州市立大と九州歯科大開発(2018/12/11、西日本新聞)で紹介された北九州市立大と九州歯科大の研究グループによれば、唾液のにおいから舌癌などの口腔がんを判別する技術を開発し、唾液の採取は身体の負担も小さいことからスクリーニング検査に向いているため、今後は息を吹きかけるだけでがんの診断が計測できる機器の開発が期待されます。

【参考リンク】

これまでにもニオイで病気を計測する機器について紹介してきました。

パナソニック、息に含まれる肺がん特有の臭い成分から肺がんを診断する製品の開発を進めているによれば、息に含まれる肺がん特有の臭い成分から肺がんを診断する製品の開発を進めているそうです。

人の息のにおいでがんや糖尿病などの病気を診断できる高精度センサーを開発|NIMS
によれば、物質・材料研究機構が人の息のにおいでがんや糖尿病などの病気を診断できる高精度センサーを開発し、2022年にも実用化される見通しとなっているそうです。

吐く息で糖尿病診断=高性能センサー開発-スイス大研究者によれば、体内でインスリンの分泌が低下すると大量に放出されるアセトンと呼ばれる物質の濃度を測定し、糖尿病を診断することができるそうです。

食道がん患者の呼気には特定の物質(2ーブタノン、酢酸、アセトン、アセトニトリル)が多く含まれることが判明|順天堂大で紹介した順天堂大上部消化管外科と生体分子研究室の研究によれば、食道がん患者の吐く息の中に特定の物質が多く含まれることがわかったそうです。

息から肺がんの早期発見をする分析装置の研究が進んでいる|英国によれば、英国では、息に含まれるがん細胞が作り出す揮発性有機化合物(VOCs)を分析することで、早期の肺がんを検知する呼気分析装置の臨床試験が進んでいるそうです。

【関連記事】

このように病気の時に特徴的な呼気の成分がわかっていれば簡単な診断ができ、それに当てはまる人はさらに詳しい検査を受けるようにすれば、患者の肉体的負担・経済的負担が軽くなることにつながり、さらには医療費の削減にもつながるのではないでしょうか?







女性の8割が「見た目」より「いい匂い」の男性を選んでしまう!?




■女性の8割が「見た目」より「いい匂い」の男性を選んでしまう!?

Amy & Matthew

by Jason Corey(画像:Creative Commons)

女性のにおい、男性の94.7%が「いいにおい」

(2011/8/26、日経ウーマンオンライン)

異性の「ニオイ」に対するイメージは男女で大きく異なり、男性は94.7%が女性のにおいを「いいにおい」と感じているのに対し、女性は89.4%が男性のにおいを「くさい」と思っている。

また女性にとってにおいは大きな要素で、8割が「見た目」より「いいにおい」の男性を選ぶと答えた。

<中略>

女性回答者に、出会いの場で「見た目は好みだけどにおいがくさい」男性と「見た目は好みではないけどいいにおい」の男性のどちらを選ぶか尋ねてみると、前者が18.8%だったのに対し、後者が81.2%と、圧倒的に「いいにおい」を選ぶ人が多かった。

女性の8割が「見た目」より「いいにおい」の男性を選ぶと答えたそうです。

この記事を読んだ後、こんなことを思い出しました。

以前、「モテたい脳、モテない脳」(著澤口俊之×阿川佐和子)を読んだところ、こんなことが書かれていました。

  • モテる男はいい匂いを出す。いい匂いを出す男というのは、免疫力の強い男。
  • 免疫力が強いと嫌な匂いが消される。免疫力が強いと肌の菌の繁殖を抑えるので、嫌な匂いを発しない。
  • 肉体的に魅力のある人間はフェロモンも多くなる。
    いい体になれば免疫力が高まり、いい香りを出す。

また、「話を聞かない男、地図が読めない女」(著アラン・ピーズ)にもこのように書かれています。

  • 男の魅力は免疫系の強さにある。
    女の脳は、においの信号を解読して男の免疫系の状態も探る。
    研究によると、女は男に出会ってたった3秒間で免疫系の分析を終えるという。

つまり、においが臭い人は、免疫力が弱く、女性には魅力がないと思われてしまうということみたいです。

【関連記事】

■まとめ

女性にいい印象を与えたい人は「免疫力アップ」が大事かも。

→ 運命の人(男性)は匂いでわかる? について詳しくはこちら




→ 匂いで出会い探すイベントがある? について詳しくはこちら




P.S.
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片鼻詰まると脳も対応=におい知覚領域、すぐに切り替え|東京大大学院

Smell

by Dennis Wong(画像:Creative Commons)




片鼻詰まると脳も対応=におい知覚領域、すぐに切り替え-東大

(2008/11/12、時事通信)

鼻炎などで鼻詰まりが起きると、詰まった側の鼻でにおいをかげなくなるが、こうした時にもう片方の鼻からの情報を集めるため、脳がにおい知覚の領域の働きを素早く切り替えていることが東京大大学院の研究で分かった。

東京大大学院の研究によれば、鼻詰まりが起こると、詰まっていないもう片方の鼻から情報を集めるようにと、脳が即座に対応し、においの知覚領域の働きをすばやく切り替えているのだそうです。

また、他の体の感覚の中には、これだけすばやく切り替える感覚はないようなのです。

論文の共著者で、同研究科の森憲作教授は「視覚や聴覚では、これだけ素早い切り替えはない。嗅覚(きゅうかく)は動物にとって重要な情報なので、異物をクリアする際にも遮断しないよう、片鼻ずつ鼻が詰まる生理現象が知られている。脳もそれに対応しているのではないか」と話している。

嗅覚がそれだけ動物にとって大事な機能だといえるのでしょうね。