「オメガ3」タグアーカイブ

あなたも今日から始められる!最先端科学が解き明かす『若さを保つ12の秘訣』クイズ!




まずは本題の前にクイズ!

あなたも今日から始められる!最先端科学が解き明かす『若さを保つ12の秘訣』クイズ!

歳を重ねても若々しく、健康でいたいと思うのは誰しも同じ。現代科学が発見した『老化の12の要因』を逆手にとって、毎日の生活習慣で『若さ』をキープする方法があるんです!

このクイズで、あなたの生活に取り入れやすいアンチエイジングの秘訣を見つけよう。

どの選択肢が老化を遅らせる鍵か、選んでみて!

設問1: 腸内細菌を若々しく保つ秘訣は?

老化の指標「腸内細菌叢の不均衡」を防ぐには、腸内環境を整えることがカギ。次のうち、最も効果的な生活習慣はどれ?

a) 毎日甘いデザートを食べる
b) ヨーグルトや納豆などの発酵食品を積極的に摂る
c) 長時間座りっぱなしの生活を続ける
d) 水分をほとんど摂らない

設問2: 代謝を若く保つ食事のコツは?

「栄養感知の異常」は老化を加速させる要因。代謝を整えて若さを保つには、どんな食事が効果的?

a) 毎食ファストフードを食べる
b) 野菜、魚、全粒穀物をバランスよく摂る地中海式食事
c) 炭水化物を完全にカットする
d) 夜遅くに大量の食事を摂る

設問3: ミトコンドリアを元気にする方法は?

「ミトコンドリアの機能障害」は老化の大きな原因。エネルギーの工場を元気にする生活習慣は?

a) 毎日8時間以上ソファで過ごす
b) 週3回のウォーキングや軽いジョギング
c) タバコを吸い続ける
d) 毎日エナジードリンクを飲む

設問4: 全身の炎症を抑える生活習慣は?

「慢性炎症」は老化を加速させる隠れた敵。炎症を抑えて若さを保つには?

a) 毎日ストレスを溜め込む
b) 十分な睡眠とオメガ3豊富な食事
c) 過剰な飲酒を続ける
d) 高糖質のお菓子を毎晩食べる

【解答編】

設問1の正解: b) ヨーグルトや納豆などの発酵食品を積極的に摂る
解説: 腸内細菌の多様性は免疫や代謝に影響し、老化を遅らせる鍵。発酵食品は善玉菌を増やし、腸内環境を整えるよ!
今日からできること: 朝食にヨーグルトをプラスしたり、夕食に味噌汁を飲んでみて。食物繊維たっぷりの野菜も忘れずに!

設問2の正解: b) 野菜、魚、全粒穀物をバランスよく摂る地中海式食事
解説: 地中海式食事はインスリン感受性を高め、代謝の老化を抑える。オメガ3や抗酸化物質が豊富で、心臓や脳にも◎!
今日からできること: オリーブオイルで野菜を炒めたり、週に2回はサバやサーモンを食べてみよう。

設問3の正解: b) 週3回のウォーキングや軽いジョギング
解説: 有酸素運動はミトコンドリアの機能を高め、活性酸素のダメージを軽減。運動は若さの特効薬!
今日からできること: 1日30分の早歩きを始めてみて。階段を使うだけでも効果あり!

設問4の正解: b) 十分な睡眠とオメガ3豊富な食事
解説: 睡眠不足や悪い食習慣は炎症を悪化させる。オメガ3(青魚やナッツ)と良質な睡眠は炎症を抑え、全身の健康をキープ!
今日からできること: 夜は7~8時間睡眠を確保。週1でサバ缶をサラダにトッピングしてみよう。

■12の老化要因の中で生活習慣の改善で影響するものは何?具体的な改善方法

現代の最先端科学で解明されている12の老化要因『AGING HALLMARKS(Hallmarks of Aging)』は老化の根本的なメカニズムを特定するために、2013年にオランダの研究チームによって生み出された枠組み。

1)ゲノム不安定性(ゲノムのアンフェアンテイ)
DNAの損傷や修復メカニズムの低下により、遺伝情報が不安定になる。

2)テロメアの短縮(テロメアのたんしゅく)
染色体の末端にあるテロメアが細胞分裂ごとに短くなり、細胞の老化や死を引き起こす。

3)エピジェネティックな変化(エピジェネティックなへんか)
遺伝子の発現を制御するエピジェネティックな修飾(DNAメチル化やヒストン修飾など)が変化し、老化に関与。

4)プロテオスタシスの喪失(プロテオスタシスのそうしつ)
タンパク質の折り畳みや分解のバランスが崩れ、異常タンパク質が蓄積する。

5)栄養感知の異常(えいようかんちのいじょう)
インスリンやmTOR経路など、栄養やエネルギー感知のシグナル伝達が乱れる。

6)ミトコンドリアの機能障害(ミトコンドリアのきのうしょうがい)
ミトコンドリアのエネルギー産生能力が低下し、活性酸素種(ROS)の増加を引き起こす。

7)細胞老化(さいぼうろうか)
細胞が分裂を停止し、炎症性因子を分泌する「老化細胞」が蓄積する。

8)幹細胞の枯渇(かんさいぼうのこかつ)
組織の修復や再生を担う幹細胞の数や機能が低下する。

9)細胞間コミュニケーションの変化(さいぼうかんコミュニケーションのへんか)
細胞間のシグナル伝達やホルモン調節が乱れ、炎症や組織機能の低下を招く。

10)腸内細菌叢の不均衡(ちょうないさいきんそうのふきんこう)
腸内微生物の多様性やバランスが崩れ、免疫や代謝に影響を与える。

11)テロメア以外のDNA損傷応答の異常(テロメアいがいのDNAそんしょうおうとうのいじょう)
DNA損傷に対する修復や応答メカニズムが適切に機能しない。

12)慢性炎症(まんせいえんしょう)
加齢に伴う低級炎症(インフラメイジング)が全身で進行し、組織の老化を加速。

【参考リンク】

  • López-Otín C, Blasco MA, Partridge L, Serrano M, Kroemer G. Hallmarks of aging: An expanding universe. Cell. 2023 Jan 19;186(2):243-278. doi: 10.1016/j.cell.2022.11.001. Epub 2023 Jan 3. PMID: 36599349.

老化の12の指標(Hallmarks of Aging)のうち、生活習慣の改善によってある程度対処可能な項目は何でしょうか?

【生活習慣の改善が影響する指標】

■腸内細菌叢の不均衡

対処法: 食物繊維や発酵食品(ヨーグルト、納豆、キムチなど)を積極的に摂取し、腸内細菌の多様性を高める。加工食品や高糖質・高脂肪食を控える。プロバイオティクスやプレバイオティクスのサプリメントも有効な場合がある。

効果: 腸内環境の改善は免疫力や代謝の向上につながり、老化関連疾患のリスクを軽減。

■栄養感知の異常

対処法: バランスの取れた食事(地中海式食事をモデルに、野菜、果物、全粒穀物、良質な脂肪を重視)。カロリー制限や断続的ファスティング(断食)を検討するが、無理のない範囲で。過剰な糖質や加工食品を避ける。

効果: インスリン感受性の向上やmTOR経路の調整により、代謝の老化を遅らせる可能性。

■ミトコンドリアの機能障害

対処法: 定期的な有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、サイクリングなど)や筋力トレーニングでミトコンドリアの機能を高める。抗酸化物質を含む食品(ベリー類、緑黄色野菜、ナッツ)を摂取。過剰なカロリー摂取を避ける。

効果: ミトコンドリアのエネルギー産生能力が向上し、活性酸素によるダメージが軽減。

■慢性炎症

対処法: 抗炎症作用のある食品(オメガ3脂肪酸を多く含む青魚、オリーブオイル、クルミなど)を積極的に摂る。ストレス管理(瞑想、ヨガ)、十分な睡眠、禁煙、適度な運動も重要。肥満を防ぐ。

効果: 全身の炎症レベルを抑え、老化関連疾患(心血管疾患、糖尿病など)のリスクを低減。

■細胞老化

対処法: 適度な運動と健康的な食事で老化細胞の蓄積を抑える。抗酸化作用のある食品や、レスベラトロール(赤ワインやブドウに含まれる)などの成分が研究で注目されている。過剰な紫外線や喫煙を避ける。

効果: 老化細胞による炎症性因子の分泌を抑え、組織の老化を遅らせる可能性。

■プロテオスタシスの喪失

対処法: 十分なタンパク質摂取(魚、豆類、鶏肉など)を確保し、筋肉量を維持するための運動(特にレジスタンストレーニング)を行う。過剰なアルコールやストレスを避ける。

効果: タンパク質の品質管理が向上し、異常タンパク質の蓄積を抑制。

■細胞間コミュニケーションの変化

対処法: 炎症を抑える生活習慣(上記の慢性炎症対策と同様)や、ホルモン分泌を整えるための十分な睡眠、ストレス管理が有効。ビタミンDやマグネシウムなど、細胞シグナルに関与する栄養素も意識。

効果: ホルモンやサイトカインのバランスが整い、組織間の連携が改善。

【生活習慣で対処が難しい指標】

ゲノム不安定性: DNA損傷は避けられないが、禁煙や紫外線対策、抗酸化物質の摂取でリスクを部分的に軽減。

テロメアの短縮: 運動、ストレス管理、十分な睡眠がテロメアの短縮速度を遅らせる可能性があるが、完全な制御は困難。

エピジェネティックな変化: 食事(葉酸やビタミンB群)や運動で一部影響可能だが、直接的な介入は限定的。

幹細胞の枯渇: 運動や栄養で組織の修復をサポートできるが、幹細胞の再生を直接促すのは難しい。

テロメア以外のDNA損傷応答の異常: 抗酸化作用のある生活習慣で間接的に影響を与えられるが、根本的な解決は困難。

■まとめ

生活習慣の改善で特に効果が期待できるのは、「腸内細菌叢の不均衡」「栄養感知の異常」「ミトコンドリアの機能障害」「慢性炎症」の4つです。

【取り入れたい生活習慣】

〇食物繊維や発酵食品(ヨーグルト、納豆、キムチなど)を積極的に摂取し、腸内細菌の多様性を高める。
〇プロバイオティクスやプレバイオティクスのサプリメントも有効な場合がある。
〇バランスの取れた食事(地中海式食事をモデルに、野菜、果物、全粒穀物、良質な脂肪を重視)。
〇定期的な有酸素運動(ウォーキング、ジョギング、サイクリングなど)や筋力トレーニングでミトコンドリアの機能を高める。
抗酸化物質を含む食品(ベリー類、緑黄色野菜、ナッツ)を摂取。
〇抗炎症作用のある食品(オメガ3脂肪酸を多く含む青魚、オリーブオイル、クルミなど)を積極的に摂る。
〇ストレス管理(瞑想、ヨガ)、十分な睡眠、禁煙、適度な運動も重要。
〇十分なタンパク質摂取(魚、豆類、鶏肉など)を確保し、筋肉量を維持するための運動(特にレジスタンストレーニング)を行う。
ビタミンDマグネシウムなど、細胞シグナルに関与する栄養素も意識。

→ 認知症予防のために毎日食べたい!抗炎症力や抗酸化力を持つ○○科の野菜とは何?

→ オメガ3を毎日飲むと老化を遅らせる効果があることが判明!

【避けたい生活習慣】

〇加工食品や高糖質・高脂肪食を控える。
〇過剰なカロリー摂取を避ける。
〇肥満を防ぐ。
〇過剰な紫外線や喫煙を避ける。
〇過剰なアルコールやストレスを避ける。

→ オメガ3脂肪酸を含む食品 について詳しくはこちら

島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!
島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!

【新物】島根県産えごま油(50g)|低温圧搾生搾り|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう! 1,944円(税込)

南極の宝石(オメガ3サプリメント)
南極の宝石(オメガ3サプリメント)

南極の宝石(オメガ3サプリメント)







オメガ3脂肪酸(EPA, DHA, DPA)を多くとっている人ほど、結腸がんの発生リスクが低い!




n-3およびn-6不飽和脂肪酸摂取と大腸がんとの関連について(国立がん研究センター)によれば、オメガ3脂肪酸(EPA, DHA, DPA)を多くとっているグループほど、結腸がんの発生リスクが低いことが分かりました。

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効果・効能・食べ物(オイル)・ダイエット について詳しくはこちら

島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!
島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!

【新物】島根県産えごま油(50g)|低温圧搾生搾り|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう! 1,944円(税込)

南極の宝石(オメガ3サプリメント)
南極の宝石(オメガ3サプリメント)

南極の宝石(オメガ3サプリメント)

【補足】

ナッツの健康・美容効果|カシューナッツ・ピーナッツ・アーモンド・ピスタチオ・クルミ・マカダミアナッツ|#世界一受けたい授業で紹介したボストンのダナ・ハーバー・ガン研究所の博士らが行なった研究によれば、週に57グラム以上のナッツを食べた人のほうが食べなかった人より、結腸ガン経験者の再発率とガンによる死亡率が低いということがわかったそうです。

オメガ3(EPA・DHA)の抗炎症効果で脳梗塞・心筋梗塞・ガンから身を守る!によれば、オメガ3脂肪酸の多い魚およびオメガ3脂肪酸摂取量が多いグループの肝がん(肝臓がん)リスクは低いと報告されています。

なぜオメガ3は肝がんのリスクを下げるのでしょうか?

それは、オメガ3の抗炎症作用とインスリン抵抗性の改善作用です。

オメガ3には抗炎症作用があると報告されており、肝臓がんの多くは慢性肝炎を経て発症するため、オメガ3による抗炎症作用を通して肝がんの発生を抑えているのではないかというのが一つ。







【関連記事】
大腸がんの患者が、オメガ3脂肪酸を大量に摂取すると、生存率が高まる可能性がある|研究【論文・エビデンス】
オメガ3脂肪酸、ビタミンD、筋トレで浸潤性のがんの発症リスクが61%減少!

オメガ3(EPA・DHA)の抗炎症効果で脳梗塞・心筋梗塞・ガンから身を守る!




「皮も含めて丸っと食べる」が正解…栄養大教授が「脳梗塞、心筋梗塞、がんから身を守れる」という万能食材(2025年9月20日、プレジデントオンライン)で解説する川端輝江教授(女子栄養大学)によれば、オメガ3脂肪酸が脳梗塞心筋梗塞骨粗鬆症の元となる炎症を抑制してくれるので、青魚を積極的に食べることがお勧めなのだそうです。

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効果・効能・食べ物(オイル)・ダイエット について詳しくはこちら

■オメガ3の抗炎症効果

肝臓がん予防によい食事・食べ物で紹介した国立がん研究センターの多目的コホート研究(魚、n-3不飽和脂肪酸摂取量と肝がんとの関連について)によれば、オメガ3脂肪酸の多い魚およびオメガ3脂肪酸摂取量が多いグループの肝がん(肝臓がん)リスクは低いと報告されています。

なぜオメガ3は肝がんのリスクを下げるのでしょうか?

それは、オメガ3の抗炎症作用とインスリン抵抗性の改善作用です。

オメガ3には抗炎症作用があると報告されており、肝臓がんの多くは慢性肝炎を経て発症するため、オメガ3による抗炎症作用を通して肝がんの発生を抑えているのではないかというのが一つ。

【関連記事】

●魚による循環器疾患の発症リスク

多目的コホート研究の先行研究では、魚、果物、大豆による循環器疾患の発症リスクの低下が報告されています。

魚・n-3脂肪酸摂取と虚血性心疾患発症との関連について|多目的コホート研究

魚を多く食べるグループで虚血性心疾患のリスクが低下

n-3系多価不脂肪酸摂取量が多いグループで虚血性心疾患のリスクが低下

多目的コホート研究によれば、魚やオメガ3脂肪酸の摂取量が多いと、虚血性心疾患に予防的な効果があるということが示されています。

【関連記事】

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効果・効能・食べ物(オイル)・ダイエット について詳しくはこちら

→ EPA・DHAを含む食品 について詳しくはこちら

南極の宝石(オメガ3サプリメント)
南極の宝石(オメガ3サプリメント)

南極の宝石(EPA・DHAサプリメント)

島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!
島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!

【新物】島根県産えごま油(50g)|低温圧搾生搾り|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう! 1,944円(税込)







続きを読む オメガ3(EPA・DHA)の抗炎症効果で脳梗塞・心筋梗塞・ガンから身を守る!

ナッツの健康・美容効果|カシューナッツ・ピーナッツ・アーモンド・ピスタチオ・クルミ・マカダミアナッツ|#世界一受けたい授業




2010年10月16日放送の世界一受けたい授業では「ナッツ」を取り上げました。

講師 井上浩義 慶応義塾大学医学部化学教室教授

■ナッツとは

nuts

by theilr(画像:Creative Commons)

ナッツとは、かたい皮や殻に包まれた食用の木の実のこと。

※エリカ・アンギャルさんもミス・ユニバース・ジャパンの間食にもすすめる食材。

ナッツは天然サプリメントと呼ばれるほど栄養が豊富

ダイエットのサポートにもなると注目の食材。

【関連記事】

ナッツ摂取でガンの再発と死亡率が大きく低下、米研究

(2017/5/18、ロイター)

米国の研究チームが、週に57グラム以上のナッツを食べた結腸ガン経験者の再発率とガンによる死亡率が、食べなかった人よりはるかに低いとの研究結果を発表した。この量は、アーモンドなら48粒、カシューナッツなら36粒の量となる。

ボストンのダナ・ハーバー・ガン研究所の博士らが行なった研究によれば、週に57グラム以上のナッツを食べた人のほうが食べなかった人より、結腸ガン経験者の再発率とガンによる死亡率が低いということがわかったそうです。

大腸がんの症状(初期症状)チェック・原因・予防によれば、大腸がんには、直腸がんと結腸がんがあり、結腸がんは、以前は日本では少なかったのですが、近年急速に増加しています。

【追記(2024年10月31日)】

体にいいナッツ5種、がんや認知機能などに効果、ベストはどれ?(2024年10月27日、ナショナルジオグラフィック)によれば、ナッツ類を摂取すると、がんリスクの低下、骨の強化、血糖値の安定化による糖尿病リスクの低下、心血管リスクの低下といった効果があるそうです。

■がんリスクの低下

Bolling, B.W.; Aune, D.; Noh, H.; Petersen, K.S.; Freisling, H. Dried Fruits, Nuts, and Cancer Risk and Survival: A Review of the Evidence and Future Research Directions. Nutrients 2023, 15, 1443. https://doi.org/10.3390/nu15061443

■糖尿病リスクの低下

【参考リンク】
De Souza, R.G.M.; Schincaglia, R.M.; Pimentel, G.D.; Mota, J.F. Nuts and Human Health Outcomes: A Systematic Review. Nutrients 2017, 9, 1311. https://doi.org/10.3390/nu9121311

■心血管疾患のリスクの低下

Plant Foods, Antioxidant Biomarkers, and the Risk of Cardiovascular Disease, Cancer, and Mortality: A Review of the Evidence

■体重増加を抑える

Prospective study of nut consumption, long-term weight change, and obesity risk in women

ナッツはカロリーが高いイメージがありますが、ナッツの食事に取り入れても体重増加は促進されず、むしろ体重増加と肥満リスクが低下していることがわかりました。

ナッツに含まれる栄養成分が満腹感を与え、空腹を紛らしてくれて、また腸を健康にするからと考えられます。

Walnuts Consumed by Healthy Adults Provide Less Available Energy than Predicted by the Atwater Factors123

アーモンドやクルミは吸収されるカロリーが少ないことを示す研究もあります。

■血圧を下げる

Nut consumption and risk of hypertension in US male physicians

■認知機能の向上

Chauhan, A.; Chauhan, V. Beneficial Effects of Walnuts on Cognition and Brain Health. Nutrients 2020, 12, 550. https://doi.org/10.3390/nu12020550

■コレステロール値を下げる

Guasch-Ferré, M.; Tessier, A.-J.; Petersen, K.S.; Sapp, P.A.; Tapsell, L.C.; Salas-Salvadó, J.; Ros, E.; Kris-Etherton, P.M. Effects of Nut Consumption on Blood Lipids and Lipoproteins: A Comprehensive Literature Update. Nutrients 2023, 15, 596. https://doi.org/10.3390/nu15030596

■長寿

Association of Nut Consumption with Total and Cause-Specific Mortality

■カシューナッツ

亜鉛・マンガンなどのミネラルのバランスが非常に良い。

※亜鉛が減ると、免疫力が下がってくる。

→ 亜鉛を含む食べ物・食品|亜鉛不足チェック・摂取量 について詳しくはこちら

 

■ピーナッツは薄皮ごと食べろ!

ピーナッツの薄皮には、抗酸化力があるポリフェノールがたくさん含まれている。

特に、レスベラトロールという種類のポリフェノールが含まれている。

レスベラトロールは、ぶどうの皮やピーナッツの皮に多く含まれている。

そのため、ピーナッツは薄皮も一緒に食べると、非常に抗酸化力が上がると考えられる。

→ 抗酸化食品|抗酸化作用とは・抗酸化物質 について詳しくはこちら

■アーモンド

ロマリンダ大学などで行なった実験

肥満の方を2つのグループに分けて、一つは普通のダイエット食、もう一つはダイエット食+アーモンド(1日84g)を1ヶ月食べて過ごすという実験。

アーモンドを食べたグループの方が、体重が減って、ウエストも締まるという結果が出たそうです。

同じものを食べてもアーモンドによって、さらにダイエット効果が上がったということ。

アーモンドには脂肪も含まれているものの、食物繊維(ゴボウの約2倍、サツマイモの約4倍)も含まれている。

この他、ホルモンバランス、肌の状態を整えるビタミンEが補える。

■アーモンドは200回噛め!

アーモンドの細胞は非常に硬くて厚い。

栄養を吸収するためには、非常に時間がかかる。

たくさん噛むことで消化液がたくさん分泌され、また、食べたという感じが出てくるので、ダイエットのサポートにもなる。

【追記(2024年10月31日)】

Dose Response of Almonds on Coronary Heart Disease Risk Factors: Blood Lipids, Oxidized Low-Density Lipoproteins, Lipoprotein(a), Homocysteine, and Pulmonary Nitric Oxide: A Randomized, Controlled, Crossover Trialによれば、高脂血症患者の食事で間食としてアーモンドを食べると、冠状動脈性心疾患リスクが大幅に減少するそうです。

体にいいナッツ5種、がんや認知機能などに効果、ベストはどれ?(2024年10月27日、ナショナルジオグラフィック)によれば、アーモンドの皮には抗酸化物質のポリフェノールが豊富に含まれているため、悪玉(LDL)コレステロール値を下げる効果があると考えられるそうです。

【関連記事】

■ピスタチオ

脂肪分は肉やバターの脂とは違って、オレイン酸という非常に良質な油が入っている。

ジョージメイソン大学の実験

コレステロールが高めの人の摂取カロリーの15%だけをピスタチオに変えて4週間過ごしてもらうという実験によると、コレステロール値が下がって、心臓病のリスクが下がってきたという研究結果が出たそうです。

【追記(2024年10月31日)】

■ピスタチオ

Nutrition attributes and health effects of pistachio nutsによれば、ピスタチオには光によるダメージから目を守り、認知機能の低下から脳を守るルテインとゼアキサンチンが含まれているそうです。

 

■クルミ

クルミは魚と一緒に食べると良い!

悪玉コレステロールの値を低下させるオメガ3系という脂質が含まれている。

クルミをひとつかみ(約28g)食べると、1日に必要とされるオメガ3を全て摂取できる。

魚にはクルミとは違う動物系のオメガ3が入っている。

ロマリンダ大学の実験結果、植物系・動物系の2種類のオメガ3を一緒に摂ることによって、それぞれ単体でとったよりもコレステロールが下がってくるということがわかったそうです。

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効果・効能・食べ物(オイル)・ダイエット について詳しくはこちら

体にいいナッツ5種、がんや認知機能などに効果、ベストはどれ?(2024年10月27日、ナショナルジオグラフィック)によれば、クルミに含まれるオメガ3は中性脂肪の減少、炎症の抑制、血圧の改善にも関連しているため、心臓病のリスクを下げるのに役立ち、またクルミに含まれるエラグ酸(ポリフェノール)には大腸がんの予防効果がある可能性が指摘されているそうです。

【関連記事】

 

■マカダミアナッツ

※なぜナッツとチョコレートの組み合わせが多いのか?

チョコレートにはポリフェノールという抗酸化物質が入っている。

マカダミアナッツには、ミネラルがたくさん含まれて、非常に栄養バランスが優れている食品になっている。

ただ、糖質がありますので、食べ過ぎには注意。

●マカダミアナッツオイル

ナッツのオイルは不飽和脂肪酸という非常にサラサラした劣化しない油。

マカダミアナッツオイルには、加齢と共に減少してくるパルミトレイン酸という成分が20%も含まれている。

パルミトレイン酸は、人間の皮脂に非常に近い成分で、直接肌に塗って補給することでしっとりとした肌になると言われているそうです。

スモークミックスナッツ5袋セット
3種のナッツ(アーモンド、カシューナッツ、クルミ)をおつまみの定番として親しんでいただけるようクセの少ない桜のチップで燻製し、ほどよい塩味に仕上げました。

スモークミックスナッツ5袋セット 2,415円(税込)

スモークピスタチオ5袋セット
ウイスキー樽に使用されたナラで燻製することで殻を剝く手が止まらなくなるファンの多いナッツです。ほんのりと甘い香りが漂います。

スモークピスタチオ5袋セット 2,415円(税込)







ハニーナッツ(ナッツのはちみつ漬け)レシピ・作り方

【関連記事】

⇒ あなたにあった ダイエット 方法の選び方 はこちら

ダイエットの基礎知識 はこちら

ダイエット方法ランキングはこちら

↓ ↓ ↓ ↓ ↓

ダイエット方法ランキング

ざわちん、1か月夜寝る前にえごま油を飲むだけで便秘解消&-5キロのダイエット&肌荒れ改善に成功!

> 健康・美容チェック > オメガ3 > えごまの栄養・効果 > ざわちん、1か月夜寝る前にえごま油を飲むだけで便秘解消・-5キロのダイエット・肌荒れ改善に成功|私の何がイケないの?

2016年2月1日放送の「私の何がイケないの?」では、ざわちんさんがえごま油を摂取することで、便秘が解消し、肌荒れが治り、ダイエットにも成功したそうです。 

→ エゴマの健康効果 について詳しくはこちら




【目次】

■ざわちんさんの肌年齢

ざわちんさん(当時23歳)の肌年齢は36.5歳で、油分量が少なく、シミが多く、毛穴の数が多いということでした。

■肌年齢を悪化させる原因

肌年齢を悪化させる原因としてまず考えられるのは、メイクの回数。

多い時には1日に5,6回メイクをしているそうなので、肌に負担がかかるのは仕方がないことかもしれません。

ただ、肌年齢を悪化させている原因は、メイクだけではなく、便秘にもあるそうです。

ざわちんさんは週に2回しかお通じがないそうで、便秘で老廃物がたまると、血管の中に吸収されて、頭痛・肩こり疲れやすい・だるい・ニキビ・肌荒れ・冷え性むくみなどの不調を起こしやすくなります。

■エゴマ油で便秘解消

ざわちんさんが便秘解消のために試した方法は、夜寝る前にエゴマ油を飲むだけ。

えごまとは、東南アジア原産のシソ科の植物です。

えごま油に含まれるオメガ3が腸の活性化に役立つそうです。

夜に飲むのは、夜に腸が活発に動くためで、その時間に飲むのが効果的なのだそうです。

ざわちんさんは、早くも2日目に効果が現れたようで、便通がよくなったそうです。

そして、週に2回の便通が4回になったそうです。

→ 便秘とは|即効性のある便秘解消方法(ツボ・運動・マッサージ・食べ物)・便秘の原因 について詳しくはこちら

■エゴマ油でダイエット

1か月後の結果、体重は53kg→48kgとなり、マイナス5キロのダイエットに成功しました。

亜麻仁油(オメガ3)を朝から飲んで運動すると脂肪燃焼を早める!|#林修の今でしょ講座によれば、オメガ3系脂肪酸を摂取して運動をすると、脂肪燃焼を早めるという結果が出ているそうです。

→ キレイにダイエットするには、良質な油(オメガ3)が欠かせない!|1ヵ月間毎日スプーン1杯のオメガ3(エゴマ油)を摂取するダイエット実験 について詳しくはこちら

【関連記事】

■エゴマ油で肌荒れ改善

1か月後肌年齢を計測した結果、36.5歳→26.5歳と、10歳の若返りに成功!

シミの数は14個→8個に減少(32歳に相当)。

油分量は、43歳→15歳に。

便秘解消と美肌には関係があるようで、松本明子さんの40年以上の便秘が3週間で解消した方法とは?によれば、便秘が徐々に改善されるにつれてシミも薄くなり、くすみも取れて肌が明るくなっていったそうです。

肌年齢を計測してみたところ、肌の水分と油分は実年齢マイナス24才になったそうです。

→ オメガ3の美肌効果|オメガ3を摂取するとなぜ美肌になるのか? について詳しくはこちら

【関連記事】

→ エゴマの健康効果 について詳しくはこちら

■オメガ3の健康効果

 コレステロールを下げる(LDLコレステロールを下げる)

 

 中性脂肪を下げる

中性脂肪を抑えるために効果的なEPA・DHA等を含む良質なたんぱく源を多く摂るのがよい。

【関連記事】

 

 動脈硬化心筋梗塞予防

 

 高血圧予防

 

 脂肪肝肝臓の病気)予防

 

 脂質異常症高脂血症)予防

 

 加齢黄斑変性予防

 

 ダイエット

なぜ良質な油がダイエットに欠かせないかといえば、「良質な油は代謝を促し、体脂肪が落ちやすくなる」からです。

オメガ3系脂肪酸を摂取して運動をすると、脂肪燃焼を早めるという結果が出ているそうです。
 

 メタボリックシンドローム予防

 

 脳の活性化による記憶力のアップ

 

 認知症予防

【関連記事】

 

 花粉症アトピー性皮膚炎などアレルギー症状の緩和

 

 うつ病のリスクを軽減(抗うつ作用)・イライラを抑える

【関連記事】

 

 美肌効果

【関連記事】

 便秘解消

 

→ オメガ3脂肪酸とは|オメガ3の効果・効能・ダイエット|オメガ3の多い食べ物・食品 について詳しくはこちら

島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!
島根県産えごま油|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう!

【新物】島根県産えごま油(50g)|低温圧搾生搾り|オメガ3(αリノレン酸)を摂ろう! 1,944円(税込)

長崎県産えごま油(50g)【新物入荷】 1,944円(税込)







続きを読む ざわちん、1か月夜寝る前にえごま油を飲むだけで便秘解消&-5キロのダイエット&肌荒れ改善に成功!