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なぜ「さばの水煮缶」が人気なの?痩せるホルモン「GLP-1」がポイント!空前の「サバ缶ブーム」でツナ缶の生産量を上回る!




【目次】

■空前の「サバ缶ブーム」でツナ缶の生産量を上回る!痩せるホルモン「GLP-1」を増やすにはEPAを摂ろう!

サバ缶(国産サバの味噌煮)
サバ缶(国産サバの味噌煮)

ついにツナ缶超え!空前のブーム「さば缶」で、やせ体質を手に入れるレシピ【作ってみた】

(2018/6/30、ダ・ヴィンチニュース)

去年の終わりごろからじわじわきていた「さば缶」が、今年に入って爆発的に売れ出し、今やスーパーにはいろいろな種類のさば缶が並ぶほど、空前のブーム到来中です。その結果、ついにはあのツナ缶の生産量を大きく上回ることに。このブームの要因となったのが、「さば缶を食べると、やせるホルモン『GLP‐1』がアップして、やせ体質になる」という効果からで、そんな効果に注目した『やせるホルモンGLP‐1が効く!さば缶ダイエット』(主婦の友社)も発売されました。

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なぜサバ缶がこれほどの人気を集めているのでしょうか?

そのポイントは痩せるホルモンとして注目される「GLP-1(グルカゴン様ペプチド-1)」にあります。

進歩する糖尿病治療 インスリン分泌を保たせるによれば、インクレチン(血糖値が高いときはインスリン分泌を促進する一方、血糖値が低いときはあまり作用しないという特徴を持つ)は炭水化物や脂質を摂取した後に腸から分泌されるホルモンの総称で、代表的なインクレチンとしてGLP-1とGIPの二種類が知られているそうです。

GLP-1は、主に小腸下部から分泌され、膵臓におけるインスリン分泌の促進と血糖値を上げるグルカゴン分泌の抑制をする作用を持っているそうです。

そのため、糖尿病の予防・治療に期待されています。

それに加えて、GLP-1には胃内容物の排出を遅らせる効果や食欲抑制効果もあります。

つまり、GLP-1にはダイエットを含めた健康効果に注目が集まっているのです。

それでは、「どのようにしたら痩せるホルモンGLP-1を増やせるのかな?」という疑問が浮かびますよね。

やせるホルモンGLP-1を増やす方法(食物繊維・EPA)|たけしのみんなの家庭の医学によれば、やせるホルモンGLP-1を増やすには食物繊維とEPAを含む食品をとることがよいそうです。

→ DHA・EPAを含む食品 について詳しくはこちら

■テレビで健康食材「サバ」が注目されている!

テレビ番組では「サバ」を健康食材として何度も取り上げています。

【ゲンキの時間】サバに含まれるオメガ3(DHA・EPA)が中性脂肪を下げる|サバダイエットで中性脂肪値・コレステロール値改善

2018年4月15日放送の「ゲンキの時間」では、サバにはオメガ3を含む不飽和脂肪酸(DHA・EPA)が多く含まれており、中性脂肪を下げる効果が期待できるため、中性脂肪を下げたいという方にサバをオススメしていました。

【世界一受けたい授業】痩せないのは腸内の”デブ菌”が原因!?デブ菌を減らす酢キャベツの作り方|サバ・えごま油(オメガ3)で作った酢キャベツチャーハン|5月5日

2018年5月5日放送の世界一受けたい授業では、酢キャベツにサバやえごま油といった腸にやさしい脂質のオメガ3脂肪酸を加えることで、腸の炎症を抑制し免疫力アップにつながるアレンジレシピ「酢キャベツチャーハン」を紹介しました。

【名医のザ太鼓判】白髪改善が期待できるサバの水煮缶レシピ「トマトサバ缶」の作り方|EPA・DHAが血流改善に役立つ|7月23日

【名医のTHE太鼓判】コレステロール&中性脂肪SP|中山秀征(生姜の酢漬け・亜麻仁油・カメリナオイル)|石井明美(パクチー納豆・ニラサバ)|5月21日

■ニラサバ

豆苗・ニラ・サバの水煮(中性脂肪を下げる効果があるDHA・EPAが多く含まれている。缶で密封されているため、栄養が失われず効果が高い)・にんにく・輪切りの唐辛子

  1. 輪切り唐辛子・にんにく・オリーブオイル・サバの水煮を入れ炒める。
  2. 醤油・ニラを加え、炒め、豆苗にかける

※豆苗もニラもβカロテンとビタミンEが豊富で、油を合わせていただいたほうが栄養の吸収率が上げられる。

鯖そうめん(滋賀の焼きさばそうめんやサバの水煮缶を使ったレシピ)がTwitterで話題!




■【今でしょ講座】サバ缶の健康効果

●2018年10月23日放送の「林修の今でしょ講座」では魚の缶詰として「サバ缶」を特集しました。(解説 矢澤一良先生)

  • カニかまを運動後30分以内に食べると筋肉がつきやすいそうです。
  • カルシウムは生のさばより缶詰のさばのほうが約43倍多いそうです。
  • 高齢者の救急搬送の原因の多くが転倒で、転倒した後に寝たきりになると免疫力が低下してしまいますが、サバ缶の中にある血合いにはカルシウムの吸収を促進するビタミンDが含まれていることから、骨折のリスクを下げることが期待されます。
  • DHAは生のさばより缶詰のさばのほうが多く含まれていて、EPAは生のさばより缶詰のさばのほうが約1.3倍多いそうです。
    その理由は、缶詰の場合生のまま密閉してから加熱するため、栄養が空気に触れず劣化しないからなのだそうです。
  • サバ缶のおススメの組み合わせとしては、サバ缶+マヨネーズ+玉ねぎの「さばサラ」!
    さばに含まれるEPAは玉ねぎに含まれる食物繊維やケルセチンと合わせると脂肪燃焼がアップし、また、マヨネーズに含まれるお酢はカルシウムの吸収を促進するため、「さばサラ」は骨と脂肪燃焼に良いレシピといえそうです。
  • また、長野県では根曲がり竹とサバ缶の味噌汁を食べているそうで、食物繊維の多い根曲がり竹と味噌のサポニンの組み合わせが脂肪燃焼を高めてくれるそうです。
  • 山形県の郷土料理の「ひっぱりうどん」は納豆とサバの水煮缶とネギを混ぜて醤油をかけて作るつけ汁で食べるうどんですが、納豆のイソフラボンがカルシウムの吸収をアップしてくれます。
  • サバ缶は旬の冬の時期に製造されたものが最も栄養価が高く、また栄養を効率的に摂るには朝に食べるとよいそうです。

■サバ缶レシピ

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■まとめ

痩せる脂肪!褐色脂肪組織BAT(褐色脂肪細胞・ベージュ脂肪細胞)を活性化させる方法・食べ物【美と若さの新常識~カラダのヒミツ~】【たけしの家庭の医学】で紹介した河田照雄 農学研究科教授、後藤剛 准教授らの研究グループが行なった動物実験によれば、魚油(主成分はEPA、DHA)の摂取が「褐色脂肪細胞」の増加を促進し、体脂肪の減少や体温上昇をもたらすことが分かったそうです。

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サバ缶に限らずDHA・EPAを含む魚介類を積極的に摂ることにしましょう!







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