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ブラジル、国民の約半数が太りすぎとの調査結果

Running

by Roberto Berlim(画像:Creative Commons)




ブラジル、国民の約半数が太りすぎとの調査結果

(2012/4/11、AFPBB)

結果、同国で太りすぎの人々が占める割合は2006年の42.7%から2011年には48.5%に、同時期の肥満の割合は11.4%から15.8%に増加していることが判明した。

ブラジルといえば、美に対する意識が高いというイメージがありますが、ブラジル保健省の調査によれば、国民の半数近くは太りすぎなのだそうです。

経済成長に伴う食文化の影響でカロリー摂取量の多い食事をしている人が多いことが肥満の原因のようです。







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ブラジルで糸こんにゃくブーム 「ヤせる」と女性客殺到

Girls

by Daniel M Viero(画像:Creative Commons)




ブラジルで糸こんブーム 「痩せる」と女性客殺到

(2012/4/10、msn産経)

肉中心の食生活で肥満や糖尿病が社会問題化しているブラジルで「ダイエットに効く」と、糸こんにゃくや、しらたきがブームになっている。サンパウロやリオデジャネイロでは、売り切れが続出している。

ブラジルではダイエットに効くとして、糸こんにゃくやしらたきがブームなのだそうです。

以前ブラジルに関連する記事を幾つか取り上げましたが、ブラジルの人は「やせたい」願望が強く、また実際に肥満の人が多いそうです。

「やせたい」願望、ブラジル1位 ダイエット国際調査-米誌

米誌リーダーズ・ダイジェストは11日、全世界16カ国の1万6千人を対象に行ったダイエットに関する調査結果を発表。

米国、インドなど9カ国で過半数の人が「やせたいと強く感じている」と回答、トップはブラジルの83%、2位がインドの68%。

 

<中略>

 

調査結果ではダイエット願望は女性の方が強く、ブラジルでは男性77%に対し女性89%。

同誌は「ブラジルではリオデジャネイロのカーニバルのように人々が肌を露出することが多く、体形を気にするのが原因だろう」と分析している。

ブラジルの健康産業にビジネスチャンス

ブラジルで特にビジネスチャンスを感じるのは健康関連産業だ。

南部に行くとスタイルの良い人たちも多いが、多くの都市では、食文化からくる肥満が問題となっている。

町を歩けば一目了然だが、肥満率が非常に高い。

都市部の人口の8~9割は肥満である。

 

<中略>

 

経済成長に伴う食文化の影響だ。

料理は肉料理が多く、チーズやバターなど、カロリー摂取量が多い。

30歳以上の1割が糖尿病患者で、さらに糖尿病の自覚のない人口も含めると4割に上る。

経済成長に伴う食文化の影響でカロリー摂取量の多い食事をしている人が多いことが肥満の原因であり、またカーニバルのように肌を露出する機会が多く体形を気にする人が多いことがダイエットしたい願望に現れているようです。

それにしてもなぜ「糸こんにゃく」や「しらたき」がブームなのでしょうか?

昨年末にテレビの料理番組で「食べれば痩せる」と紹介されたのがきっかけ。

日本からの移民が生産、日本食材店などで販売されており、雑誌や新聞も相次いで取り上げると客が殺到。

調理方法が分からないため、スパゲティや焼きそばの麺の代わりに使う人が多い。

テレビの料理番組で食べればやせると紹介されたのがきっかけなのだそうです。

ブラジルでも日本と同じようにテレビの影響力はすごいんですね。

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リオの日本食材店経営柚木四郎さん(64)は「ブラジル人客が急に買いに来始めて驚いた。99%が女性で、ほとんどが富裕層」。

「糸こんにゃく」や「しらたき」を買いに来たお客さんの99%が女性で、ほとんどが富裕層というのも面白いですよね。

ブラジルの健康産業にビジネスチャンスによれば、日本の食文化は、健康イメージが定着しており、日系人の経営する日本食レストランの大半の顧客は富裕層なのだそうです。

このブームに乗って増産体制かとおもいきや、「糸こんにゃく」や「しらたき」の生産者は増産する予定はないのだそうです。

だが、日本貿易振興機構(ジェトロ)サンパウロ事務所によると、生産者側は「ブラジル人は熱しやすく冷めやすい」と冷静。一過性のブームで終わる可能性も考え、増産には踏み切っていない。

「ブラジル人は熱しやすく冷めやすい」ので、増産をする予定はないようです。

この点(熱しやすく冷めやすい)はもしかすると世界各国で共通する部分なのではないでしょうか。

ブームにすることではなく、その国の食文化の一つになることが大事なのでしょうね。

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各国女性に人気の「ダイエット」法とは?|アメリカ・シンガポール・イタリア・ブラジル・ニュージーランド

MSC Diversity

by Memorial Student Center Texas A&M University(画像:Creative Commons)




各国女性に人気の「ダイエット」法とは?―米華字メディア

(2011/3/4、レコードチャイナ)

各国ではどのようなダイエット法が流行っているのだろうか?米華字サイト・多維新聞が伝えた。

世界各国ではどんなダイエット方法が行われているのか、興味深いですね。

◇米国―「食事の前に一杯のリンゴ酢」

Apple Cider Vinegar

by Andy Roberts(画像:Creative Commons)

リンゴ酢は、成分に含まれるカリウムが空腹感を解消。

しかも、体内の余分なナトリウムを排出し、脂肪を燃焼するという作用もある。

「カリウムに空腹感を解消させる働きがある」「体内の余分なナトリウムを排出し、脂肪を燃焼するという作用がある」とは初めて聞いた情報です。

※「カリウム 空腹感」で検索してみましたが、それらしい情報は見つかりませんでした。

リンゴ酢のダイエット効果について調べてみました。

【参考記事】

  • リンゴ酢の効果

リンゴ酢には豊富なミネラルが含まれているので、新陳代謝・血行促進に役立ち、脂肪燃焼を促す効果があると書かれています。

また、リンゴ酢に含まれるペクチンが腸内活動の活発化させ、また腸内の老廃物や悪玉菌と結びついて、体内に排出する作用があることで、便秘解消に役立つとも紹介されています。

◇シンガポール―「主食を雑穀に」

Millet

by Steven Jackson(画像:Creative Commons)

国民の肥満問題に頭を悩ませた同国の保健当局推奨のダイエット法。

雑穀には食物繊維が豊富に含まれており、便秘解消に効果的。

良く噛む習慣もつくため、満腹感が得られやすい。

シンガポールでは、雑穀を使ったダイエットを保健当局が推奨しているそうです。

【関連記事】

ブラウンフードダイエットとは?|低GIの食べ物を選んでダイエット

茶色の食品は、血糖値をゆるやかに上げて脂肪を付けづらい低GIのものが多数で、食物繊維も豊富なため便秘解消にも効果的。

エリカ・アンギャルさんおすすめ!ダイエット7つの食材|たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学

雑穀米には食物繊維やビタミンが多く含まれている。

食物繊維には、便通の改善、コレステロールの低減に効果がある。

エリカ・アンギャルさんが、食物繊維を薦めるには、もうひとつ理由があります。

それが、GI値。

GI値(グリセリック・インデックス:血糖値の上がりやすさの指標)はエリカ・アンギャルさんのダイエット法の中核をなす考え方。

消化しやすい食品を食べると血糖値が急激に上がる。

インスリンが大量に分泌され、残った糖を脂肪に変えてしまう。

つまり、血糖値を急激に上げないことが、太りにくい体を作ることにつながるということです。

GI値が低い繊維質の食べ物は血糖値が上がりにくい。

◇イタリア―「トマト」

Italian Vine Tomatoes

by THOR(画像:Creative Commons)

トマトは低カロリーで、焼くと脂肪の吸収を妨げる効果を発揮。

イタリアでは食事の前にトマトを1個食べると独特の酸味が胃液を分泌し、脂肪の燃焼を助けるともいわれている。

日本でも流行しましたよね、トマトダイエット。

【関連記事】

焼きトマトダイエット|藤田紀子ダイエット|ビューティーコロシアム 10月4日

■焼きトマトダイエットとは

トマトには、カロテン・ビタミンC・クエン酸・食物繊維など体に有効な成分が含まれている。

ダイエットに効果的なのは、リコピン(リコペン)。

トマトはリコピンの含有量は食べ物の中でナンバーワン!

●リコピン

高い抗酸化作用があり、悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やし、コレステロール値の比率が良くなり、体全体の血流を良くなるそうです。

基礎代謝が高まり、脂肪燃焼しやすい体になると考えられるそうです。

朝キウイダイエット&夜トマトダイエット|サプライズ

■夜トマトダイエット

・毎晩夕食時に、体調に合わせて、1~2個のトマト(ミニトマトだと約15個、トマトジュースだと350ml)を食べるダイエット方法。
・トマトは生のまま食べても、調理してもいいそうですが、熱を加えたり、オリーブオイルを加えると、リコピンの吸収率が高くなり、より効果的なのだとか。オリーブオイルの場合は、リコピンの吸収率は4倍にアップ。
・トマト以外のものを一緒に食べてもよいそうです。
・トマトには、美肌効果もあるのだとか。

◇ブラジル―「OLに人気のブラックコーヒー」 

Black coffee

by Valentine Svensson(画像:Creative Commons)

コーヒーに含まれるカフェインが脂肪を分解し、利尿作用や美容効果もあるといわれている。

スタイルを気にするブラジルの若い女性たちの手軽なダイエット飲料。

【関連記事】

ジリアン・マイケルズのダイエット5つの秘訣

4.新陳代謝を促進する為に常に水分を補給する事。

水分を摂取する事によって3%、コーヒーを飲む事で6%の新陳代謝率が上がると言う。

(但し、コーヒーの飲み過ぎは、あまり身体に良くないので、1日2杯以上は飲まないようにする方が良い。)

<中略>

以前、一日3杯のコーヒーでバストサイズが小さくなる!?という記事を取り上げましたが、これは、つまり、コーヒーには体脂肪を減らす効果があるかもしれないということですよね。

◇ニュージーランド―「花粉(ポーレン)」

Bunch of Bee Pollen Granules

by beepollenhub(画像:Creative Commons)

肥満の原因はビタミンB群の不足、それには「花粉(ポーレン)」が良いというのがニュージーランドの科学者たちの意見だ。

花粉は栄養価が高く、疲労回復にも効果的。

成分の多くを占める果糖は砂糖のように胃腸に負担をかけず、余分な糖分が脂肪となって体内に蓄積されることもないという。

【関連記事】

なぜ野菜を食べるとやせられるの!?その3つの理由とは?

食べたものを燃やすにはビタミンB群が必要なんです。

食べた栄養素が代謝されてエネルギーに変わり、不要物が排泄されれば太りません。

ご飯やパスタ、パン、うどんなど炭水化物を食べて、それを燃やすのにビタミンB1が必要です。

同様にたんぱく質を代謝するのにビタミンB6、脂質にはビタミンB2、B6がなくてはなりません。

ばんばん燃やして代謝するにはビタミンB群が必要で、ビタミンB群を野菜から摂ることがとても効率がいいのです。

なぜ、ミネラル・ビタミンが不足すると、低体温になってしまうのか?

では、なぜ、ミネラル・ビタミンが不足すると、低体温になってしまうのでしょうか?

それは、ブドウ糖をATP(≒エネルギーや熱)に変化させるには、亜鉛・セレン・鉄・マグネシウムといったミネラルやビタミンB1・B2などのビタミンが必要だからです。

ミネラル・ビタミンが不足してしまうと、食べ物からエネルギーや熱を作ることができず、体温が上がらなくなり、低体温になってしまうのです。

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実は肥満が多い!?ブラジルの健康産業にビジネスチャンス!

This girl is good!

by Gabriel Rocha(画像:Creative Commons)




【新興国に翔ける】ブラジルの健康関連産業に商機

(2010/4/27、SankeiBiz)

ブラジルで特にビジネスチャンスを感じるのは健康関連産業だ。

南部に行くとスタイルの良い人たちも多いが、多くの都市では、食文化からくる肥満が問題となっている。

町を歩けば一目了然だが、肥満率が非常に高い。

都市部の人口の8~9割は肥満である。

ブラジルにおいて、健康関連産業にビジネスチャンスを感じるのは意外でした。

それは、ブラジルの人々はスタイルがいい人をイメージしているからです。

しかし、多くの都市では、肥満率が高いそうです。

以前取り上げた「やせたい」願望、ブラジル1位 ダイエット国際調査-米誌という記事では、ブラジルの方が、ダイエット願望が強い理由として、リオのカーニバルなどで肌を露出する機会が多いことを挙げていましたが、実際は、肥満率が高かったからなのかもしれませんね。

 

なぜ、肥満率が非常に高いのでしょうか?

経済成長に伴う食文化の影響だ。

料理は肉料理が多く、チーズやバターなど、カロリー摂取量が多い。

30歳以上の1割が糖尿病患者で、さらに糖尿病の自覚のない人口も含めると4割に上る。

薬局では、SMBG(自己血糖値測定)関連の製品が多く売られている。

この市場は、ロッシュ、ジョンソン&ジョンソン、アボット、バイエルと欧米勢ばかりだ。

肥満の問題には、ブラジル国民の問題意識も高く、TV通販などでは、痩(や)せて見える矯正下着も多く売られている。

しかし、これらの商品は根本的な解決にはなっていない。食文化の改善が必要だ。

経済成長に伴い、食事に肉料理が多く、またカロリー摂取量が多いそうです。

※中国でも同様の状況が生まれています。

その点が、糖尿病患者・糖尿病の自覚のない人の割合が多い理由と言えそうです。

しかし、ブラジル国民も肥満に対しては、意識が高いようです。

ただ、食事を改善する必要性があることへの認識があまりないのかもしれません。

 

こうした理由から、ブラジルの健康関連産業にビジネスチャンスがあると考えられるようです。

日本の食文化は、健康イメージが定着しており、外食や食品産業には大きなビジネスチャンスがある。

実際に、日系人の経営する日本食レストランの大半の顧客は富裕層だ。

健康食品や健康機器は大きなポテンシャルがある。

記事によれば、日本の食文化には健康イメージが定着しているとのことです。

※日本の食文化への健康イメージと言うのは、全世界的に広まっているのでしょうか。興味があるところです。

そうした理由から、日本の食品や健康食品に対しては、良いイメージが持たれる可能性がありそうですね。

 

しかし、ビジネスチャンスがあるにもかかわらず、日本企業のブラジル進出は少ないそうです。

しかし距離的な問題やブラジル移民政策のトラウマなのか、日本企業のブラジルへの進出は少ない。

ブラジルにおける日系人の数は全人口の約1%の200万人弱を占める。

ブラジル移民は、言葉を換えると「和僑」である。

中国やインドが「華僑」や「印僑」を通じて、ビジネスを拡大させている様に、日本もこのブラジル和僑との連携を強化すべきだ。

それはブラジルだけでなく、南米全体でのビジネス展開の力となるに違いない。