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中国の大気汚染対策により北京のPM2.5濃度の数値が急低下!|なぜ北京とその周辺だけ大気汚染レベルが改善したの?




■中国の大気汚染対策により北京のPM2.5濃度の数値が急低下

Beijing Tsinghua Makers' Day, Nov-2017

by Mitch Altman(画像:Creative Commons)

PM2.5が健康に悪影響を与えるというニュースをこれまで取り上げました。

例えば、微小粒子状物質(PM2.5)を吸い込むことは脳の発達を損なう恐れがある|1歳未満児1,700万人、基準値6倍の汚染地域に|#ユニセフ『大気汚染:子どもの脳の発達に及ぼす影響』によれば、微小粒子状物質(PM2.5)を吸い込むことは肺だけでなく脳の発達を損なう恐れがあるそうです。

「PM2.5」の代表的な微粒子であるDEPがアレルギー性鼻炎を悪化させる仕組みが解明された|兵庫医科大によれば、兵庫医科大の善本知広主任教授は、微小粒子状物質「PM2.5」の代表的な微粒子であるDEPがアレルギー性鼻炎を悪化させる仕組みを解明したそうです。

PM2.5とは、中国の大気汚染「PM2・5」日本への影響は?によれば、大気中に浮遊する粒子状物質のうち、粒径2.5μm(1マイクロメートルとは千分の1ミリメートル)以下の物質をいいます。(髪の毛の1/40程度の大きさ。)

微小粒子状物質は、自動車の排ガスや工場のばい煙など発生源から直接排出されるもの、あるいは大気中の揮発性有機化合物、窒素酸化物等のガス成分が光化学反応により生成されます。

2013年ごろからPM2.5が話題になり始めており、北京、大気汚染で新年迎える PM2.5濃度、基準の20倍(2017/1/2、AFPBB)によれば、

北京にある米国大使館の観測データによると、1日朝のPM2.5濃度は1立方メートル当たり500マイクログラムを超え、WHOが24時間平均値の上限として推奨する同25マイクログラムをはるかに上回った

というニュースもあるほどでした。

しかし、グリーンピース・イースト・アジアの報告書によれば、北京とその周りでは汚染レベルが大幅に低下しているそうです。

青空見え始めた北京、PM2.5濃度54%急低下-全国的には改善わずか

(2018/1/12、Bloomberg)

北京と天津および26の周辺都市を含む地域で、健康に深刻なリスクを引き起こすPM2.5(微小粒子状物質)濃度が2017年10-12月(第4四半期)に前年同期比33%低下したと報告した。北京だけで見ると54%の急低下だという。

【参考リンク】




■なぜ北京とその周辺だけ大気汚染レベルが改善したの?

なぜ北京とその周辺だけ大気汚染レベルが改善したのでしょうか?

青空見え始めた北京、PM2.5濃度54%急低下-全国的には改善わずか

(2018/1/12、Bloomberg)

政府は昨年、エネルギー源の石炭から天然ガスへの切り替えを数百万に上る家庭と企業に強制的に求めた。

中国大気汚染対策の成果に偏り、北京は大幅改善 全土では小幅

(2018/1/11、ロイター)

鉱工業の拠点が北京から遠く離れた地域にシフトしたことが背景。石炭使用や鉱工業の生産活動への厳格な規制に加え、昨年の天候条件も北京一帯の大気の質改善につながった。

政府が石炭から天然ガスへの切り替えを家庭と企業に求めたこと、そして、鉱工業の拠点を北京から移したことによって、北京一帯の大気の質が改善されたと考えられるそうです。

ただ、この成果は偏りが見られ、全国規模では改善されていないというのが課題です。

鉱工業の拠点が移ったということは、別の地域が悪化する恐れがあり、抜本的な解決策とは言えませんよね。

微小粒子状物質(PM2.5)を吸い込むことは脳の発達を損なう恐れがある|1歳未満児1,700万人、基準値6倍の汚染地域に|#ユニセフ『大気汚染:子どもの脳の発達に及ぼす影響』によれば、ユニセフの報告書によれば、大気汚染対策のために、クリーンエネルギーに切り替えを促し、公共交通手段を提供し、緑地を増やし、有害化学物質の屋外燃焼を防ぐためのごみ管理方法などによって大気汚染の原因を減らし、子どもたちはマスクを付けたり、大気汚染濃度が低い時間帯に移動ができるようにするなどの対処療法的な提案がなされています。

ゴミを丸ごとエタノールに変換する世界初の技術を #積水化学 などが開発|化石資源に頼らない究極の資源循環社会システムに役立つ!?では、世界の各自治体やごみ処理関連企業等が、ごみ処理施設に収集されたごみを一切分別することなくガス化し、このガスを微生物により、熱・圧力を用いることなくエタノールに変換するという、まるで”ゴミ”を”都市油田”に替える技術を利用するようになれば、有害化学物質の屋外燃焼を防ぐためのごみ管理方法とごみが化石資源に替わる資源として活用できる一石二鳥の解決策となるのではないかと書きました。

【2018年予測】エネルギー業界は #ブロックチェーン と #5G と #IOT によって劇的に変わる!?|「スマートホーム」「スマートエネルギー」「スマートグリッド」でも「スマートエネルギー」の話題を取り上げましたが、スマートシティが計画される際にはこうした子どもたちの健康を守るためという視点をもって都市計画が進められるといいですね。







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子供の10人に1人が肥満、脂肪肝や高血圧、高脂血症、糖尿病などが増加|北京市

chinese children

by joan vila(画像:Creative Commons)




10人に1人が肥満児、11%が標準体重上回る―北京市

(2009/2/22、Record China)

2009年2月20日、新京報によると、北京市衛生局が19日に発表したデータから、北京市の2~18歳の児童及び青少年の肥満率が10%近くにまで上昇しており、11%が標準体重を上回っていることが分かった。

データによれば近年、北京に住む子供の肥満が深刻になっており、脂肪肝や高血圧、高血脂、遺伝や肥満が主因となる2型糖尿病など、これまで中高年に多く見られた病気が子供の間でも増加。

首都小児科研究所が市内の小中学生を対象に行った脂肪肝と肝機能に関する検査では、肥満児童の10%が脂肪肝と診断されたが、これは標準体重の児童の51倍もの割合だという。

中国・北京市の児童及び青少年の肥満の割合が、10人に1人ほどになっていることがわかったそうです。

世界的にも、肥満の子供が増えている傾向があるようですが、この記事によると、北京に住む子供の肥満が深刻になっており、脂肪肝高血圧高脂血症糖尿病などが増加しているそうです。

食生活の改善や運動不足の解消など生活習慣の改善が必要となりそうです。







北京、小中学生の3%が糖尿病予備軍に

北京、小中学生の3%が糖尿病予備軍に (糖尿病ブログより)

北京、小中学生の3%が糖尿病予備軍に(2008/11/12、中国国際放送)

北京市の関係部門の調査結果によりますと、現在、北京市では境界型糖尿病と診断された小中学生の数が全体の3%を超えているということです。

北京市では、児童や青少年の糖尿病罹患率が高まる傾向にあります。

中国でも、子供の糖尿病が増加傾向にあるようです。

子供の頃の糖尿病(2型糖尿病)は、親による食生活の改善が重要なポイントです。

子供が糖尿病にならないためにも、子供の食生活・食習慣に気をつけましょう。

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