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肺がんなど呼吸器疾患の診断・治療の精度を高める気管支内を自走するカテーテルを開発|東邦大学・東京工業大学

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■肺がんなど呼吸器疾患の診断・治療の精度を高める気管支内を自走するカテーテルを開発|東邦大学・東京工業大学

気管支内視鏡トレーニングモデル内の搬送実験|肺がんなど呼吸器疾患の診断・治療の精度を高める気管支内を自走するカテーテルを開発|東邦大学・東京工業大学
気管支内視鏡トレーニングモデル内の搬送実験|肺がんなど呼吸器疾患の診断・治療の精度を高める気管支内を自走するカテーテルを開発|東邦大学・東京工業大学

参考画像:気管支内の診断精度向上を目指して 東邦大学と東京工業大学の研究チームが共同で自走式カテーテルを開発~(2017/9/7、東邦大学)|スクリーンショット

気管支内の診断精度向上を目指して 東邦大学と東京工業大学の研究チームが共同で自走式カテーテルを開発~

(2017/9/7、東邦大学)

今回開発したMono-line Driveは、1本のチューブ内への加減圧だけで複数のチャンバーに進行波を生成するように設計されており、これにより、気管支のような極細な構造の中を蠕動(ぜんどう)運動で進むことが可能となりました。

東邦大学医療センター大森病院 呼吸器内科 高井雄二郎准教授と東京工業大学 工学院 システム制御系 塚越秀行准教授の研究チームは、1本の極細構造のチューブ内に流体圧を印加(電気回路に電源や別の回路から電圧や信号を与えること)することにより、ミミズのような蠕動(ぜんどう)運動を生成する仕組み(Mono-line Drive)を開発したそうです。

将来的には、このメカニズムを用いることで、気管支内を自走して、肺の中の病変(病気が原因となって起こる生体の変化)まで自動的にたどりつき、病変の採取や治療を行なうことができるオートガイド・ロボットの開発を目指していくそうです。




■背景

肺がんを代表とする呼吸器疾患において、診断および治療の精度を高めるためには、肺内病変の生体検査が不可欠です。現在は気管支鏡検査による用手的生検を行っていますが、気管支の分岐が末梢に行くほど多岐かつ細くなるため、それを確実に選択し推進する微細な移動調整が難しいという課題があります。施行医による技術差もあり、確実に病変に生検鉗子を到達させることが難しく、診断精度が十分とは言えません。

肺がんのような呼吸器疾患の診断や治療の精度を高めるためには生体検査が必要なのですが、気管支は末梢に行くほど細くかつ分かれているので、確実に病変まで到達させることが難しく、また医師による技術差もあるので、診断精度は十分とは言えないそうです。

■まとめ

肺がんなどの呼吸器疾患の早期発見に対する研究が行なわれています。

呼吸器疾患の早期発見・早期治療のためにも、今回のような医師による技術差もないように、自走式の気管支内を自走するカテーテルのような早期発見方法が普及していくようになっていくことが期待されます。







【参考リンク】
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「犬と一緒に育つ赤ちゃんは病気に強い」-研究




Matt and Nicole and kids 078

by jeffery wright(画像:Creative Commons)

「犬と一緒に育つ赤ちゃんは病気に強い」、研究

(2012/7/9、AFP)

犬が飼われている家庭で育つ赤ちゃんは、感染症や呼吸器疾患にかかるリスクが減るとの調査結果が、9日の米小児科専門誌「ピディアトリクス(Pediatrics)」に掲載された。

論文ではこの理由について詳しく説明していないが、毎日ある程度の時間を屋外で過ごす犬が周りにいることで、生後1年内の赤ちゃんの免疫力が高まる可能性があるとしている。

犬が飼われている家庭の赤ちゃんは感染症や呼吸器疾患にかかるリスクが減るという結果が出たそうです。

これは、アレルギー(犬アレルギーなど)の面ではどうなのでしょうか。