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花粉症やインフルエンザ流行の時期になると「口臭ケア」が気になる!?その理由とは?




Googleトレンドでは検索ワードの検索数の推移が見られますが、「口臭ケア」で検索してみると、3月から4月にかけてと、11月中旬に検索数が上昇しているのがわかります。

なぜこの時期に「口臭ケア」が気になるのかと考えると、二つの時期に当てはまると考えるのが「マスク」です。

花粉症やインフルエンザの予防のためにマスクをつけていると自身の口臭に気がつき、「口臭ケア」をしないとと考える人が多いのではないでしょうか?

8年ほど前の記事(「口がクサイという理由で友達と距離をとる」98%もいると判明|多くの女性が自分・他人の口臭に悩んでいる)では、口臭に対して悩みを持っていても、アメやガムといった一時的な対策をしている人が多く、歯間ブラシやフロス、歯周病対策、舌苔除去といった根本的な対策はしていないようです。

日本の人が海外の人の(特に脇の)ニオイに敏感なのに対し、海外の人は日本人の口臭に敏感だと聞いたことがあります。

しかし、Googleトレンドの傾向(5年間の推移)をみると、口臭ケアが気になる人が増えており、また特に現在はほとんどの人がマスクをつけているので、口臭に気づいた人も多いでしょうから、徐々に歯間ブラシやフロスなどの口腔内ケアやドライマウス対策をする人も増えていくのではないでしょうか?

→ 口臭の原因・対策 について詳しくはこちら

→ ドライマウス(口腔乾燥症)の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら

■まとめ

Beautiful woman with grimace beacuse of bad smell. Isolated on white.

by Aqua Mechanical(画像:Creative Commons)

オーラルケアで歯周病予防|予防歯科(セルフケアと歯科医によるケア)で紹介した日本、アメリカ、ドイツ、オーストラリア、イギリス、スウェーデンの6か国で行われた調査によれば、日本人は歯周病に対する認知度は高いものの、実際にオーラルケアにかける時間・お金は6か国中最も低いという結果が出ているそうです。

歯周病を予防するには、日々のブラッシングなどで、歯周病の原因となる細菌をできる限り取り除くことが重要です。

しかし、歯周病予防には歯磨きだけでは完全にプラークを除去できないため、歯間ブラシ・フロスやタフトブラシ、デンタルリンス・マウスウォッシュなどを活用したいところですが、日本人は歯ブラシ以外のアイテム使用率が他国と比べて低いという結果となっています。

歯周病予防の基本はブラッシングですが、歯ブラシだけでなく、糸状のフロスやインタースペース・ブラシで歯のすき間の汚れも落とすことが重要です。

歯磨き剤には、歯の表面を硬くコーティングするフッ素入りのものをおすすめです。

また、歯周病を進行させる因子として喫煙(たばこ)も挙げられているので、禁煙することも重要です。

ただブラッシングを正しく行えば70%ほどのプラーク(歯垢)を落とすことはできても、セルフケアでは、やはり限界があるようです。

日々のセルフケアに加えて、定期的にプロの歯科医によるケアを受けるのがより効果的なので、歯の定期検診を受けるようにしたいですね。







新型コロナが化粧品・美容業界に与えた影響とは?




新型コロナが化粧品・美容業界に与えた影響とは?
新型コロナが化粧品・美容業界に与えた影響とは?

Christin Hume|unsplash

「美容は自分のためという価値観に」博報堂調査でわかった、新型コロナで生まれた化粧品購買7つの兆し(2020/9/1、Markezine)では、新型コロナが化粧品業界に与えた7つの影響について紹介されています。

新型コロナがどのように化粧品業界に影響を与えたのでしょうか?

■背景

●オンライン会議・飲み会

外出自粛によって移動が制限され、生活のあらゆることがリモート化、例えばテレワークの利用が増加しています。

オンライン会議やオンライン飲み会が増えたことが、自身の顔と向き合うことが増えた人にとって美容について考えるようになったきっかけになった人もいるのではないでしょうか?

●口紅需要の減少

マスク着用を余儀なくされるニューノーマルの新しい生活様式においては口紅の需要が減少し、アイメイクの需要が高まるのではないかと考えられます。

●マスク皮膚炎→スキンケアへの注力

ニューノーマルにおいてマスク着用するようになり、マスクによる蒸れと皮膚の摩擦により肌トラブルを起こすようになったと感じる人が増えています。

このことがスキンケアへ注力するようになったきっかけになっているのではないでしょうか?

■店頭忌避→オンライン接客

ユーザーが店頭での接客を避けるようになったことから、美容部員はデジタル接客・販売にシフトする必要が迫られています。

ただ、これはチャンスでもあります。

販売員が“会えるインフルエンサー”となり、リアル接客することで商品が売れる、そしてその販売員がたくさん投稿という好循環になる可能性を秘めているからです。

■EC化

■メンズスキンケア

ウィズコロナ時代にはオンライン会議・飲み会で美容に目覚めたおじさんにセルフメンズスキンケア・コスメビジネスが流行る!?

スキンケアなどに必要なグッズはひとまとめにして配達し、自分でできるスキンケアの方法やオンライン映えする化粧の仕方をリモートでサポートしていくという「リモートサポート付きセルフメンズスキンケア・コスメビジネス」が生まれるかもしれませんね。

■まとめ

新型コロナをきっかけに、店頭からオンライン接客・ECへ、スキンケアへの注力へという流れはブランドスイッチを起こすことにもつながるでしょう。

今までとは全く違ったブランド(例えば、ECやライブコマースに特化した低価格帯のスキンケアブランドD2C)が人気になるかもしれません。







新型コロナの影響で自宅で白髪染め・セルフカラーをする人が急増!




新型コロナの影響で自宅で白髪染め・セルフカラーをする人が急増!
新型コロナの影響で自宅で白髪染め・セルフカラーをする人が急増!

シャロンマカッチョン|Unsplash

●白髪染め

●セルフカラー

Googleトレンドを見ると、新型コロナウイルスの影響で外出自粛となり、白髪染めもヘアカラーもできなくなって、美容院に行けなくなって、白髪染めやセルフカラーを検索する人が急増したという結果が出ています。

そこで、美容師が教える失敗しない白髪染めのポイントに関する記事や反対にグレイヘアにするアイデア、芸能人の方もセルフカラーでイメチェンした姿を公開したりといった記事が増えていました。

緊急事態宣言解除後に「やっぱり美容院に行きたい!」と思う人が多いのか、今後も自分で白髪染やセルフカラーをする人が増えるのか?気になるところです。







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『世界が元に戻ったらしたいことまとめ(コロナが終息したら、みんなは何したい?)』が人気!「新しい生活様式」を「オープンエア」の発想で楽しもう!




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『世界が元に戻ったらしたいことまとめ(コロナが終息したら、みんなは何したい?)』が人気!「新しい生活様式」を「オープンエア」の発想で楽しもう!

unsplash-logoYannic Läderach

『世界が元に戻ったらしたいことまとめ(コロナが終息したら、みんなは何したい?)』というツイートが話題になっていますが、新型コロナウイルス感染予防対策のための「新しい生活様式」を基準に考えると、コロナ以前のように、狭い空間で集まって飲み会をしたりするようなライフスタイルに戻るのは難しいように感じます。

→ 「新しい生活様式」の実践例とは?|新型コロナ専門家会議

ただ、そう考えると落ち込んでしまいますが、そんな中にも発想一つ変えることで見えてくるものが違ってきます。

それが「オープンエア(Open Air)」という考え方です。

「オープンエア」とは任天堂の「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」のコンセプトです。

「オープンエア」の考え方を持つと、「新しい生活様式」をシステムの制約や壁と捉えて、自ら発見し挑戦することによって楽しみが生まれてくるのではないでしょうか?

例えば、みんなでたくさん集まれるオンラインゲームがプラットフォームとなり、アーティストはライブイベントを開催したり、ファッションブランドは洋服のデザインのデータ販売をしたり(例:ECで買ってくれた洋服と同じデザインデータをプレゼント)などオンラインのつながりがブランドにとって重要な要素になるかもしれません。

ゲーム上で見た絵画などの美術品を「やはりリアルで見たい!」と思ったり、今までのファンとのつながりを持つことでまたリアルのイベントに行きたいと思ったり、新規のお客さんができるきっかけになるかもしれません。

→ 【ウィズコロナ】米国・日本で「グランピング」「キャンプ」の検索が急上昇!アウトドアが遊び/ビジネスのチャンス!? について詳しくはこちら







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新型コロナウイルス対策をしながら、フレイル対策も行うことが大事!




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by Salvation Army USA West(画像:Creative Commons)

高齢者の方は新型コロナウイルス感染予防対策のために「人との接触を避ける」行動を行なっていることと思います。

ただ心配なのは外出自粛による衰えです。

衰えというのは身体だけではありません。

筋肉の低下などの身体的な衰えだけでなく、認知機能の低下などの認知・精神的な衰え、人とのつながりが減少したことによる社会的な衰えがあります。

特に最近では健康寿命を延ばす対策として「フレイル対策」が注目を集めていた中で新型コロナウイルスによりフレイル対策ができなくなってしまっている人も多いと思います。

新型コロナウイルス感染予防対策を行ないながら、フレイル対策をすることは大変なことですが、要介護状態にならないようにするためにも少しずつ実践していきましょう!

■【用語解説】フレイルとは?

多くの高齢者がフレイル(虚弱状態)を経て徐々に要介護状態に陥る|厚生労働省
多くの高齢者がフレイル(虚弱状態)を経て徐々に要介護状態に陥ります。加齢に伴う変化(食欲の低下・活動量の低下・社会交流の低下・筋力低下・認知機能低下・多くの病気をかかえている)→危険な加齢の兆候(低栄養・転倒・サルコペニア・尿失禁・軽度認知障害(MCI))

参考画像:高齢者の低栄養防止・重症化予防等の推進について|厚生労働省スクリーンショット

「フレイル」とは加齢とともに、心身の活力(例えば筋力や認知機能等)が低下し、生活機能障害、要介護状態、そして死亡などの危険性が高くなった状態です。

高齢者は健康な状態から急に要介護状態になるわけではなく、食欲の低下や活動量の低下(社会交流の減少)、筋力低下、認知機能低下、多くの病気をかかえるといった加齢に伴う変化があり、低栄養、転倒、サルコペニア、尿失禁、軽度認知障害(MCI)といった危険な加齢の兆候(老年症候群)が現れ、要介護状態になると考えられます。

しかし、フレイルの段階で、適切な介入・支援を行なうことができれば、要介護状態に至らず、生活機能の維持・向上が期待できると考えられます。

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