「有酸素運動」タグアーカイブ

脂肪を燃焼させるだけなら運動は有酸素運動だけでよいのではないか

two-girls-exercising-cayucos-beach2

Originally uploaded by mikebaird




■脂肪を燃焼させるだけなら有酸素運動だけでよいのではないか。

脂肪を効率的に燃焼させるには、筋肉が欠かせません。

筋肉がつくと、じっとしたままでもこれまでよりも消費するエネルギー量が大きくなり、基礎代謝もアップします。

もちろん、有酸素運動を行った時の消費エネルギーも大きくなるわけです。

脂肪を効率的に燃焼させるためにも、筋力トレーニングで筋肉をつけながら、脂肪を燃やしやすい体作りをする必要があります。

■筋トレで基礎代謝が増える理由

筋トレすると成長ホルモンが分泌され、体脂肪が燃焼されて、筋肉量が増える。いわば体の成分が静かに変化していく。体脂肪はほとんど基礎代謝を行わないのに対し、筋肉は増えれば増えた分だけ活発に基礎代謝を行う。

だからこそ筋トレによって筋肉を増やすのが、身体における健康なエネルギー循環を生み出す上で「とても大きな役割を果たす」と、谷本講師は強調する。

「筋トレを行うと基礎代謝が上がりますが、その増加量は筋肉が増えた分だけでは説明がつきません。臓器などを含む全身のエネルギー代謝が活発になる効果もあると考えられています」(谷本道哉講師)

筋トレ→成長ホルモンが分泌→体脂肪燃焼→筋肉量が増える→基礎代謝が増える

■有酸素運動ではなく、筋トレでも体脂肪燃焼できる!

一般に、体脂肪を燃焼させるには、ウォーキングやジョギング、水泳などの有酸素運動が有効といわれる。もちろんこれは間違いではない。

ただし、脂肪燃焼は有酸素運動だけの専売特許ではない。普段からのエネルギー消費でも脂肪はしっかり使われている。筋トレで基礎代謝を上げることでも脂肪の燃焼量は増えるのだ。筋トレによる「普段から脂肪を燃焼できる体づくり」に注目してはどうか、というわけだ。

谷本講師によると、たとえば「週3回ほどの本格的な全身の筋トレ」を3か月ほど実施すると、筋肉がついて基礎代謝が100キロカロリー程度増加することが、いくつかの研究で示されているという。これは毎日30分ほど大きく手を振ってウォーキングするのと同じくらいのエネルギー消費に相当する。

筋トレをして基礎代謝を上げておくことで、脂肪燃焼できる体を作っておけば良いということですね。

筋トレ(無酸素運動)+有酸素運動の組み合わせで、さらに体脂肪燃焼効果は高まります。

■筋トレの弱点をカバーする「スロトレ」

「筋肉を鍛えるためには普通、何らかの方法で重い負荷を掛けます。

ただし、これにはリスクもあります。いちばん心配なのは、筋肉や関節のケガ。

また筋トレ中、力んだ状態のときに一時的に血圧が上がるので、高血圧の人にも強くは勧めにくい。

スロトレは、こうした一般的な筋トレの弱点をカバーするメソッドなのです」(谷本道哉講師)

筋トレの弱点としては、

  • 筋肉や関節のケガが起こることがある
  • 血圧が上がるので、高血圧の人には勧めにくい

という点があります。

しかし、スロトレは、そうした筋トレの弱点をカバーしてくれます。

スロトレは、筋トレに嫌なイメージを持っている方や日頃あまり運動をしていない方、高血圧の方、もちろんダイエットしたい方にもおすすめです。

スロトレ についてはコチラ。








【サーキットトレーニング関連記事】

【関連記事】

メニエール病に新治療法 有酸素運動が効果的

メニエール病に新しい治療法があるという記事をご紹介します。

メニエール病は、めまいや難聴に悩まされる難病で、これまではその症状を和らげるなどが治療法しかなかったようです。

しかし、今回の記事によると、メニエール病の新しい治療法が発表され、注目を集めているそうです。




■メニエール病に新治療法 有酸素運動が効果的

Yoga

by distelfliege(画像:Creative Commons)

メニエール病に新治療法 有酸素運動で聴力回復した

(2008/12/26、中日新聞)

同病は、回転するようなめまいや難聴、耳鳴り、耳の閉塞(へいそく)感がひどくなる場合が多く、つらい病気だ。

内耳の内リンパ液が過剰になって内リンパ水腫になることで起こると考えられている。

メニエール病はめまいや耳鳴り、難聴などの症状があるつらい病気で、その原因の一つにストレスがあげられています。

従来の治療法は、内耳の水分を減らす利尿剤やステロイド剤などの使用、手術で、各地の耳鼻咽喉(いんこう)科で受けられる。

ただ、こうした治療法は症状を和らげても根本的な治癒は難しいとされている。

男性も投薬を受け、めまいは軽くなったが、難聴、耳鳴りは悪化したという。

従来の治療法では、メニエール病の症状が和らいでも治癒は難しいのが現状でした。

しかし、この記事に紹介されている医師は、新たな治療法を考えたそうです。

高橋医師は、ストレスの原因を探り、発散を兼ねて有酸素運動を指導した。

すると聴力レベルは七カ月で回復。

体調不良で一カ月近く運動を休むと一時悪化したが、運動を再開すると四カ月で回復した。

ほかの症状も改善した。

その後はジム通いを週二回に減らしたが、症状は悪化していない。

この記事に紹介されている医師によると、メニエール病には有酸素運動が有効で、改善した理由を内耳血流の改善が影響していると話しています。

めまいや耳鳴り、難聴などの症状がある人は、メニエール病の可能性があるので、一度耳鼻咽喉科を受診してみましょう。







【関連記事】

スロトレを続けているのになぜダイエットできないのか|ためしてガッテン




27 Abs 2

by bwanderd(画像:Creative Commons)

2009年3月11日放送のためしてガッテンは、ためしてガッテン:?にお答えします-ダイエット特集がテーマでした。

「なぜスロトレを続けているのにダイエットできないのか?」

「スロートレーニングに本当にダイエット効果があるの?」

という疑問に答えていました。

番組を見てスロトレを始めた方の中には、スロトレを続けているのにダイエットできないと悩んでいる方がいました。

その方が、スロトレ(スロートレーニング)に期待するダイエット効果とは、次の2つです。

  1. スロトレそのものでカロリー消費
  2. 成長ホルモンで脂肪燃焼

1.スロトレそのものでカロリー消費できるのか?(スロトレそのもののカロリー消費について検証)

番組によると、スロトレによるカロリー消費は、45キロカロリーで、掃除機掛けとほぼ同じ(46キロカロリー)であるため、スロトレだけでは、十分なカロリー消費はできず、ダイエット効果は期待できないことがわかりました。

2.成長ホルモンで脂肪燃焼すると聞いたのですが?(成長ホルモンの脂肪燃焼効果を検証)

番組が検証を行うと、スロートレーニング前、脂肪を燃えやすくなる割合が65%だったのが、スロートレーニング後は88%となりました。

このことにより、スロートレーニングを行うことによって、脂肪が燃えやすくなる状態が作られていることがわかります。

また、この脂肪が燃えやすくなる状態は、3時間ほど続くため、この時間の間に運動をすることによって、さらなるダイエット効果が期待できるようです。

運動としては、ウォーキング、ジョギング、自転車こぎなどの有酸素運動がダイエットに効果的なようです。

スロートレーニング+有酸素運動でダイエットを成功させましょう!