【特集:グラフで見る機能性表示食品の届出傾向】(2024/4/1、日本流通産業新聞)によれば、機能性表示食品の届け出件数が増えており、機能性関与成分別の届け出件数ランキングを見ると、1位GABA、2位ルテイン、3位ゼアキサンチン、4位3-(4-ヒドロキシ-3-メトキシフェニル)プロピオン酸(HMPA;、「血糖値の上昇抑制」「脂肪の減少」を訴求)、5位イヌリンとなっており、GABAを含む製品の届け出が、突出して多いことがわかります。
また、2023年4月~2024年1月の事業者別の届け出件数ランキングによれば、第4位にカーブスが入っているのが気になりました。
カーブス 2022年8月期 決算補足説明資料https://t.co/UDmiOoklye
✅会員向け物販売上高163億のうちプロテイン比率 96.1 %
✅シニア層(65歳以上)・ヤング層(50~64歳)をみるとターゲット年齢がそもそも高い
✅カーブスアプリ10万会員(無料)使用 pic.twitter.com/GsOFAUVGfl— 健康美容ブログ「HAKUR」|女性の知りたいがココにある! (@4050health) October 14, 2022
実はカーブスの2022年8月期決算補足説明資料を見ると、会員向け物販売上高163億のうちプロテイン比率 6.1%であり、プロテインの高機能商品で客単価上昇を目指していることがわかるのですが、カーブスは機能性表示食品で客単価を高めようとしているのではないでしょうか。
健康食品メーカーが機能性表示食品の届け出をすることをイメージしていましたが、カーブスのようなオンラインフィットネスやジムが自社ブランド商品の高機能化・アップセル商品として機能性表示食品の届け出をするケースも今後増えていくのかもしれませんね。