> 健康・美容チェック > メタボ > アスタキサンチン > 様々なメタボ指標を改善するアスタキサンチン
■様々なメタボ指標を改善するアスタキサンチン
2008年4月から始まった特定健診・保健指導(メタボ健診)からメタボリックが注目されています。
そのメタボリックに対して効果的であるとしてアスタキサンチンが注目されているようでうす。
(2008/11/6、日経ヘルス)
その結果,アスタキサンチンを摂取したマウスの脂肪量は,高脂肪食を食べたマウスに比べ,内蔵脂肪で30%弱,皮下脂肪で40%程度抑制された(グラフ1)。また,アスタキサンチンを摂取したマウスの血糖値は高脂肪食摂取マウスに比べ低く,普通食を食べたマウスとほぼ同程度。さらに,インスリンの分泌量も,アスタキサンチンをとったマウスでは高脂肪食群に比べて低いことがわかった(グラフ2)。
日本栄養・食糧学会で発表したヤマハ発動機によるマウスの実験によれば、アスタキサンチンが脂肪(内臓脂肪・皮下脂肪)の蓄積を抑え、インスリン抵抗性を抑制する効果があることがわかったそうです。
メタボリックシンドローム予備軍の人16人(男性12人,女性4人)に,3カ月間1日16mgのアスタキサンチンを飲んでもらい,それぞれメタボリックシンドロームの指標であるHbA1c(糖尿病の指標)や,アディポネクチン,TNF-α量も見た。その結果,HbA1cとTNF-αは低下,アディポネクチンは増加することがわかった(グラフ3)。
また、メタボ予備軍にアスタキサンチンを飲んでもらう実験を行ったところ、糖尿病の指標であるHbA1cの値や炎症成分であるTNF-αは低下し、アディポネクチンは増加することが分かったそうです。
→ アスタキサンチン について詳しくはこちら
これまでの研究で、アスタキサンチンは血圧やHDL値や血糖値、中性脂肪値を正常な範囲に調整することが確認されている。
サケやエビに含まれる天然の色素成分「アスタキサンチン」には今後も注目が集まりそうですね。
→ アスタキサンチンの健康効果 について詳しくはこちら
【参考記事】
- 長寿ホルモン「アディポネクチン」の増やし方|ためしてガッテン(NHK)
- アディポネクチン(Adiponectin)の健康効果|中性脂肪を減らす・メタボリックシンドロームの改善・高血圧予防
- 内臓脂肪を落とし、アディポネクチンを出して、痩せ体質になる|#林修の今でしょ講座
- 大豆や野菜で「アディポネクチン」を増やしてメタボリック対策をしよう!
- 脂肪燃焼ホルモン「アディポネクチン」に運動同様の効果|東大が仕組みを解明
- 若い喫煙者は「アディポネクチン」の血中濃度が低く、糖尿病の指標となるHbA1cの血中濃度は高い|青森保健大教授が調査
- 心筋梗塞、アディポネクチンで縮小 名大研究チームがミニブタで効果確認
- 糖尿病、夢の新薬に道筋 「アディポネクチン」研究加速
- カロリー制限で血流増大に効果 カロリー制限をしたマウスではアディポネクチンが1・8倍に増加|名古屋大
- サケのアスタキサンチンで血液を正常にしてメタボ改善
- アスタキサンチン配合のサプリが拡大 抗メタボ効果など多機能性に注目
- コレステロールと中性脂肪の違い|コレステロール値と中性脂肪値を下げる方法(食事・運動・サプリ)
- 中性脂肪とアルコールの関係|なぜアルコールが中性脂肪値を高める原因になるの?
【参考画像】
- by Alpha(画像:Creative Commons)