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■なぜ日本の赤ちゃんは世界一睡眠時間が短いのか?
by wideeyedwonders(画像:Creative Commons)
以前、子どもの寝不足|睡眠不足の原因・子どもの脳と睡眠の関係・睡眠不足を解消する方法という記事で子供の寝不足について取り上げましたが、日本の赤ちゃんは世界一睡眠時間が少ないそうです。
世界一睡眠不足な日本の赤ちゃん……改善のカギは寝る環境にアリ?
(2014/12/11、AOL)
参考画像:AOL
日本の乳児の平均睡眠時間は約11.37時間といわれる。世界16ヶ国の平均より約1時間短く、上のグラフ画像からもわかるとおり、最も睡眠時間が長いニュージーランドと比べると、その差は2時間にもなる。
日本の働く女性は世界一で一番寝ていない!?によれば、仕事と家事のダブルワークに追われており、男性の家事・育児参加が充分でないことや会社のシステム上の問題があることにより、日本の働く女性は世界一睡眠時間が短いそうです。
母親が忙しくて子どもの生活リズムが遅くなりがちになっていることも睡眠不足の子どもが増えている理由なのかもしれません。
寝る子は「海馬」も育つによれば、よく寝る子どもほど「海馬」も育つということがわかったそうです。
「海馬 脳は疲れない」(著:池谷裕二・糸井重里)によれば、海馬は記憶の製造工場であり、海馬がなくなると、新たな記憶が製造できなくなるそうです。
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赤ちゃんや子供の時に睡眠不足ということは海馬が育たない可能性があるということではないでしょうか。
また、うつ病やPTSD、高齢のアルツハイマー病患者では、海馬が縮小している場合があるので、若いうちに睡眠をしっかりとっておき海馬を大きくしておけばその発症リスクを下げられる可能性があるそうです。
やはり赤ちゃんや子供の時にしっかりと睡眠をとることは、大人になる上で重要だと思います。