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体内時計活用術|体内時計の5つのタイプ・体内時計調整法|たけしの本当は怖い家庭の医学




Still unconnected

by Denis Bourez(画像:Creative Commons)

■体内時計の5つのタイプ

  1. 超朝型
  2. 朝型
  3. 中間型
  4. 夜型
  5. 超夜型

※朝型傾向の人は、1日が23時間に近く設定されているため、寝付くのも起きるのも早い時間になる傾向があるそうです。

※夜型傾向の人は、1日が25時間に近く設定されているため、就寝・起床時間が遅くなる傾向が強いそうです。

<メモ>

時計遺伝子は、脳内の視交叉上核の細胞に存在している遺伝子で、時間を刻む遺伝子。

時計遺伝子にも24時間を計る仕組みがある。

どのようにして、時間を計っているのか。

まず時計遺伝子は、細胞内にたんぱく質を分泌させる指令を出します。

このたんぱく質が砂時計で言う砂の役割で、そのたんぱく質が細胞質にたまる時間が約12時間。

そして、次に細胞内のタンパク質を減らす指令を出します。これが約12時間かかります。

このようにして、睡眠・血圧・体温のリズムを司っているそうです。

超夜型の人で朝起きれなくて悩んでいた方は、睡眠を促すホルモンのメラトニンを利用することや朝日を浴びることでその生活リズムを調整していました。

※毎日同じ時間に朝日を浴びれば朝型の生活パターンに調整できるため。

■体内時計調整法

1.朝の光を浴びる(強い自然光を浴びる)

毎日朝5時から昼12時を浴びることが重要。

■体内時計活用法

1.体力を最大限に引き出す時間

午前7時起床の場合、午後5時~午後9時が体力を最大限に引き出す時間なのだそうです。

※体温のピークと競技成績が同じになる傾向にあるので、体温のピークと競技時間を合わせることが、良い成績を出す方法なのだそうです。

2.知力を最大限に引き出す時間

スイスで行われた計算・記憶力の大規模な実験データによると、夕方5時から夜9時(午前7時起床の場合)の間に計算力・記憶力が最大になるそうです。

脳の温度=脳温が上昇すると、脳の代謝や血流量が上がり、考える力が上がるからだそうです。

3.食べても太りにくい時間

BMAL1は、肥満の原因物質。

BMAL1は数が多いと脂肪をためやすく、数が少ないと脂肪をためにくい。

BMAL1は時間帯によって数が変わる。最大で50倍もあるのだとか。

BMAL1が多い時に食事をすると、太りやすく、BMAL1が少ない時に食事をすると、太りにくいということなのだそうです。

食べても太りにくい時間は、午後2時~3時。(太りやすい時間午後10時~深夜2時)

11月17日放送のたけしの本当は怖い家庭の医学では、「体内時計」取り上げるそうです。

番組予告によれば、

人間に備わる体内時計・・・実は遺伝子によって生まれつき5つのタイプに決められている!

そうです。

体内時計が遺伝子によって5つのタイプに決められているというのは、はじめて聞く話なので、興味深いです。

今回一番興味があるのが、体内時計活用術。

「あなたの本当の能力を引き出す!体内時計活用術」

睡眠リズムだけでなく、様々な身体活動のサイクルを司っている体内時計。

これを上手に利用すれば、あなたが気付いていない「本当の能力」を引き出せる可能性があるのです。

体内時計をうまく活用し12年ぶりに新記録を樹立した、あるオリンピック選手に注目。

果たして彼が世界大会に向けて実践していた、体内時計調整法とは!?

さらに、体内時計を活用して、知力を最大限に引き出す時間帯も検証。

学習塾に通う中学生たちで実証された、計算力や記憶力がピークを迎える時間帯は・・・?

このほか、体内時計は肥満にも大きく影響しているというマウスによる最新研究も紹介。

第一人者が明かす「食べても太らない時間帯」とは一体?

体内時計と運動能力の向上、体内時計と学習能力の向上、体内時計と肥満との関係など興味深いですね。

興味がある方は、ぜひご覧ください。

ところで、食べても太りにくい時間については、以前このブログでも取り上げています。

同じ内容かもしれませんので、ご紹介しておきます。

3分57秒でわかる体脂肪|食べても太りにくい魔法の時間帯とは?「BMAL1」がカギ!?

食べても太らない魔法の時間帯とは、「午後3時」。

BMAL1という脂肪をため込むホルモンは、太陽の光と関係が深く、時間でその量が増減しているそうです。

BMAL1は、日が出ている昼間は少なくなり、日が出ていない時間帯が多くなるそうです。

そして、そのBMAL1が最も少なくなるのが、「午後3時」なのだそうです。

つまり、午後3時は、食べても太りにくい時間帯だということ。

さらに、午後3時は、最も体脂肪を燃焼しやすい時間だということは、ダイエットにも最適かもしれません。







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フィットネスガジェット、Fitbitが発売開始

Fitbit

by Merlin Mann(画像:Creative Commons)




TechCrunch Japanの記事に健康維持やダイエットに役立つ興味深い商品が紹介されていましたので、ご紹介します。

1年待たされたフィットネスガジェット、Fitbitがついに発売開始

(2009/9/25、TechCrunch Japan)

ではFitbitはいったい何をしてくれるのか。

このオシャレで小さなデバイスを服に留めておくと、人の動きや睡眠、カロリー消費などを日夜記録し続ける。

価格は$99。

Fitbitは集めた情報を元に、ユーザーの動きに関するデータを集め、ユーザーがどれだけ運動したか、どれだけカロリーを消費したかを知るのを手助けする。

何歩歩いたか、よく眠れたかもわかる。

すべて内蔵の動作検出器のデータによる。

Fitbitは、小さなデバイスを服につけておくだけで、運動量、睡眠、カロリー消費などのデータを記録してくれるものなのだそうで、価格もお手頃価格のもいい感じです。

デバイスに付いた小さなボタンを押すと、小さな青いLED画面に、歩数と消費カロリー数、歩行距離が交互に表示されるほか、自分の運動レベルの程度もわかる。

これは小さい花で表されていて、運動すればするほど成長する(アイコンは変更できるらしい)。

運動レベル・量がイメージ(小さい花)で分かるそうです。

デバイスはワイヤレスなので、あらゆるデータがワイヤレスベースステーションを通じて自動的に、コンピューターやウェブと同期する。

どこかに差し込む必要もない。

ベースステーション(パソコンにUSBケーブルで接続する)から3メートル以内にいれば、自動的にデバイスが同期する。

デバイスがワイヤレスで、また、自動的にコンピュータなどとつないでくれるため、何か煩わしいことをすることないそうで便利ですね。

ダッシュボードは、比較的シンプルでよくまとまっている。

年齢、身長、体重、性別を入力すると、1日の歩数などの基本データや、1日の行動の活発度を分析して最大最小値などが表示される。

特定の行動を分析することによって、トレーニングの強度を測定することもできる。

カロリーの消費と摂取に関して、Fitbitは毎日の消費カロリーを計算するほか、栄養データを入力しておくと、カロリー摂取量との比較もできるので、減量を考えている人にとっては理想的だ。

さらにFitbitには、多くの種類の食品や料理、レストランチェーンのメニューの栄養データも入っているので、ユーザーの入力の負担を大きく減らすことができる。

カロリー摂取と消費のデータもみることができるので、ダイエットをしたい人にとっても大変便利なようです。

栄養データが入っているというのも魅力的です。

さらに、Fitbitは睡眠状態も記録してくれるところが面白いですね。

寝るときにもデバイスを身に付けていれば、ユーザーの「睡眠健康状態」のスナップショットを見ることができる。

眠りに落ちたり覚めたりするたびに、Fitbitが体の動きを記録して、眠りにつくまでの時間や、夜中に目が覚めた回数、実際の睡眠時間や床にいた時間などがわかる。

睡眠パターンを知ることができれば、自身の健康状態を把握するのに役立ちそうですね。

また、今後Fitbitは、ソーシャルになる予定があるそうです。

Fitbitは今後さらにソーシャルになる予定で、ユーザーがグループを作って、フィットネスの目標や活動を比べ合えるようになる。

また同サイトではMint.comを真似て、自分の活動と健康状態を、性別身長体重の似た他人と比べることもできる。

ダイエットを成功させるうえで、継続することは欠かせません。

グループを作ることでダイエットのライバルとの比較そして応援があれば、継続することができそうです。

カスタマイズ可能なこのダッシュボードは無料で使えるが、近々プレミアム機能として、フィットネスのコーチングやガイダンスのカスタマイズなどを提供する予定だ。

健康・フィットネス・ダイエット関係者のプラットフォームとなる可能性もありそうな予感です。

Fitbitは、日本でも発売されれば、ヒットするかもしれません。

日本でも発売されれば、ぜひ試してみたいです。

【参考リンク】

 

TechCrunch50 Runner-up FitBit Tracks Activities with …







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<睡眠障害>糖尿病や高血圧など生活習慣病と密接な悪循環

sleepy

by Varvara(画像:Creative Commons)




■<睡眠障害>糖尿病や高血圧など生活習慣病と密接な悪循環

睡眠障害 生活習慣病と密接な悪循環

(2009/7/3、東京新聞)

睡眠不足や不眠があると、糖尿病、高血圧、メタボリック症候群などを悪化させたり、誘発することがあります。

逆に、こうした病気の症状や治療薬によって、不眠が引き起こされることも多い。

睡眠不足・不眠だと、糖尿病高血圧メタボリックシンドロームなどの生活習慣病を悪化させることがあるそうです。

また、逆に生活習慣病の治療薬によって、不眠が引き起こされることもあるそうです。

睡眠不足と生活習慣病の負のスパイラルに陥ってしまう恐れがあるということですね。

どんなに健康な人であっても、睡眠不足だと健康に影響を与えるようです。

健康な人でも、睡眠不足の状態では、糖尿病と同様にインスリンの働きが弱まり、血糖値が下がりにくくなることが、米国の研究などで分かってきている。

睡眠不足だと、健康な人であっても血糖値が下がりにくくなるそうです。

睡眠不足・不眠と生活習慣病(糖尿病・高血圧など)の関係について下記に紹介されています。

■糖尿病と不眠

糖尿病の患者の中には不眠を訴える人が多く、頻尿、痛み、肝臓疾患などがその原因となるほか、血糖コントロールの乱れ自体が不眠につながると考えられるようになってきた。

糖尿病の患者には不眠の人が多いそうで、その原因には、頻尿・痛み・肝臓の病気・血糖コントロールの乱れがあるそうです。

■血圧(高血圧)と睡眠不足

血圧も、睡眠不足だと上がる。

米国の疫学調査では睡眠時間が五時間以下の群では、高血圧が全体平均の一・六倍に達した。

睡眠時間が短いと、血圧が高くなる=高血圧になるそうです。

■睡眠不足と食欲

睡眠不足だと食欲を抑制するレプチンというペプチドが低下。

逆に、食欲を高めるレニンが増加し、特に炭水化物がほしくなる。

七万人を対象にした米国の大規模追跡調査でも、睡眠時間が長い人ほど体重の増加が少ないことが確かめられている。

睡眠不足だと、食欲を抑えられなくなりやすく、そのために肥満になりやすいということでしょう。

■まとめ

このように、睡眠不足・不眠と生活習慣病には密接な関係があるようです。

実際に、睡眠障害だとわかったら、かかりつけの医師に相談するようにしましょう。

→ 睡眠不足・不眠と生活習慣病・うつ関係|質の良い睡眠をとる方法 について詳しくはこちら

→ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・原因・検査・治療法 について詳しくはこちら







睡眠

睡眠不足・不眠と生活習慣病・うつ関係|質の良い睡眠をとる方法

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・原因・検査・治療法

メンタルヘルス(うつ・鬱病・不安)|こころの病気

睡眠不足の中高年、高血圧の危険が高まる|米シカゴ大学

健康・美容チェック > 高血圧 > 睡眠不足の中高年、高血圧の危険が高まる|米シカゴ大学




■睡眠不足の中高年、高血圧の危険が高まる|米シカゴ大学

Man sleeping

by Timothy Krause(画像:Creative Commons)

睡眠不足の中高年、高血圧の危険が高まる=米研究

(2009/6/9、ロイター)

米シカゴ大学の研究チーム8日、睡眠時間が不足している中高年は高血圧になる可能性が強まるとの調査結果を発表した。

米シカゴ大学の研究チームによれば、睡眠時間が少なかった人は高血圧になりやすく、睡眠時間が少なくなるごとに高血圧へのリスクが高まるそうです。

なお、調査対象になった人の平均睡眠時間は6時間だったそうです。

十分な睡眠をとって、高血圧を予防しましょう。




→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら




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寝ているだけでダイエット

寝ているだけでダイエット

寝ているだけでダイエットという興味深いタイトルの記事を見つけましたので、ご紹介します。

快眠のツボ:「寝ているだけでダイエット」 調布睡眠クリニック・遠藤院長に聞く(その1) 

(2008/11/11、毎日新聞)

ポイントをまとめてみました。

睡眠は休息だけのためにあるのではなく、寝ているときにも、体の中では、成長ホルモンが古くなった細胞を新しくしたり、コルチゾールというホルモンが蓄積した栄養素をエネルギーに変えたりしている。

●成長ホルモンは、朝7時と夜11時に分泌され、昼間はほとんど出ていないそうです。

●コルチゾールとは、

コルチゾールはストレスホルモンと言われ、ストレスにさらされると出るものですが、実は別の働きもあります。

体内のグリコーゲンを分解してブドウ糖を作る働きです。

人間は、食事に含まれるブドウ糖を体内で燃やすことで活動しています。

朝ごはんのブドウ糖で昼まで、昼ごはんで夕方、夕ご飯で夜まで生きる。

夜中の2時、3時にコルチゾールが分泌され、身体に蓄積された脂肪を燃やしたり、グリコーゲンを分解してブドウ糖を作ります。

体内の栄養素で朝まで生きるので、寝ているだけでダイエットになります。

逆に、夜遅く食事をすると、燃やす予定のエネルギーが脂肪に変わって、身体に蓄積されてしまう。

●もともと人間は夜の絶食に備えるため、その場で使うより少し多めにエネルギーを摂取しています。
コルチゾールはそのためのホルモンであるそうです。

●もう一つ、メラトニンというホルモンが夜9時ごろに分泌されはじめます。
メラトニンは、夜間はそのまま分泌され続けて、朝になると低くなる。
日本では未認可ですが、メラトニンは米国ではホルモン剤として販売されている。体内で分泌されても、薬として摂取しても眠くなります。

つまり、体に蓄積された脂肪を燃やすコルチゾールが分泌されるために、寝ているだけでダイエットになるという意味のようです。

しかし、夜遅く食事をすると、本来脂肪やエネルギーを燃やす予定だったものが、脂肪に変わってしまうために、体に蓄積され、太ってしまう恐れがあるようです。

夜に食べると太るというのは、このことから考えても正しいようですね。

夜遅く食事をするのはできるだけ控えたほうがよいようです。

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