「糖尿病網膜症」タグアーカイブ

Assisted Vision|盲目の人が見えるようになる眼鏡をオックスフォード大が開発中

Can't See from far?

by Les Black(画像:Creative Commons)




盲目の人でも見えるように!? “スマート眼鏡”をオクスフォード大が開発中

(2013/11/12、Tecable)

英オクスフォード大学が現在研究・開発を進めているのが、視力を失った人が見えるようになるための視力改善眼鏡「Assisted Vision」だ。有機発光ダイオード(OLED)を使ったディスプレーやカメラを搭載し、色や距離感を識別できるようになる。

現在世界で失明した人を救うための様々なアプローチがされています。

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今回紹介するのは、有機発光ダイオードのディスプレー、カメラ、ジャイロスコープ、コンパス、GPSを搭載し、情報(動きや方向、色の違い、強弱、距離感など)を集め、イメージ処理されてディスプレーに表示される視力改善眼鏡「Assisted Vision」です。

今回の記事で最も気になった点は、この部分。

研究チームは盲目の人の75%が光を感知できるという点に着目した。

盲目の人の75%は光を感知できるということは知りませんでした。

すべて真っ暗なわけではなく、光を感知できるという点から今回の発想が生まれたというのは凄いことですよね。

研究チームによると、この眼鏡は白内障や、黄斑変性、糖尿病網膜症などを患っている人に特に有効で、使用するにあたっては特殊な訓練などは必要ない。

白内障加齢黄斑変性糖尿病網膜症などの目の病気を患っている人に特に有効なのだそうです。

→ 白内障とは|白内障の症状・原因・治療・予防 について詳しくはこちら

→ 加齢黄斑変性症とは|症状・原因・治療・サプリメント について詳しくはこちら

→ 糖尿病網膜症の症状・治療・分類・予防 について詳しくはこちら







オンライン視力検査サービス「Opternative」がアメリカで開発中

Bliss eye exam

by Army Medicine(画像:Creative Commons)




オンライン視力検査が米国で開発中 メガネやコンタクトレンズの処方箋も発行

(2014/2/28、Techable)

自宅のパソコンなどで検診を受けられるサービス「Opternative」が今夏、米国で登場する見込みだ。パソコンやモバイル端末で視力検査を受けられ、しかもメガネやコンタクトレンズの処方箋も発行するというもの。所要時間は5−10分、費用は35ドルと時間もお金も節約できる“オンライン眼科”だ。

オンラインで視力検査が受けられるサービスがアメリカで登場する見込みなのだそうです。

 

■検査方法

端末のスクリーンに現れる数字などを使って、乱視や色盲、コントラスト、視力などを測定するようだ。

<中略>

画面からどれくらい離れたらよく見えるのかを調べるのには、ユーザーの足のサイズを使う。サイズと、足いくつ分スクリーンから離れるとよく見えるかを入力すれば自動的に距離が計算されるのだという。

 

■気になる点

まだ試した人の声がないのでわからないですが、自分で目の検診が本当にできるのかという点が心配ですよね。

矯正がうまく合っていないメガネやコンタクトほど意味がないものはありません。

どんなに忙しくとも、人の目(医師の目)でチェックしてもらうというのは必要な作業のように思えます。

また、「老いは目から」 40歳以上は5~10年ごとに検診の勧めなどでも紹介していますが、目の病気別にみると、緑内障糖尿病網膜症・変性近視・加齢黄斑変性白内障の5つの病気で75%を占めているそうで、これらの多くの病気の初期の段階では、自覚症状がほとんどないため、定期的な検査による早期発見が重要となってきます。

アメリカの医療事情を聞く限りでは、時間もお金も節約できるオンラインの視力検査に特化したサービスというのは面白いサービスだとは思います。

ただし、どこかで人の目による総合診療のようなチェックが入るのがベストだと思います。







西城秀樹さんが、右は網膜症、左は白内障のため、両目手術

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by Sophie ffrench-Constant(画像:Creative Commons)

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西城秀樹が両目手術 右は網膜症、左は白内障

(2013/12/4、日刊スポーツ)

複数の関係者によると、以前から両目の視力が低下しており、右目は網膜症、左目は白内障が進行していたという。定期的に検診を受けていたが、症状の改善のため、手術を受けた。

西城秀樹さんが、右目は網膜のむくみを取る硝子体手術を、左目は白内障の治療のため、両目の手術を行ったそうです。

両目の手術を行うということを想像すると不安でしたでしょうね。

それにしても、網膜症というのは、糖尿病からくる糖尿病の合併症糖尿病網膜症なのかどうか気になるところです。

【参考リンク】

→ 白内障とは|白内障の症状・原因・治療・予防 について詳しくはこちら







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「糖尿病網膜症」初期症状を薬で進行抑制|東北大グループ

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by Hunter Peddicord(画像:Creative Commons)

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「糖尿病網膜症」初期症状を薬で進行抑制 東北大グループ

(2012/9/5、河北新報)

東北大大学院医学系研究科の中沢徹教授(眼科)らの研究グループが、糖尿病の代表的な合併症で、失明につながることもある「糖尿病網膜症」の初期症状の進行を薬剤で遅らせることに成功した。

東北大大学院医学系研究科の中沢徹教授らの研究グループによれば、糖尿病網膜症の初期症状の進行を薬で遅らせることに成功したそうです。

→ 糖尿病網膜症の症状・治療・分類・予防 について詳しくはこちら。

東北大、糖尿病網膜症の「網膜神経節細胞死」の進行を遅らせることに成功

(2012/8/21、マイナビニュース)

東北大学は、千寿製薬の協力を得て、「糖尿病網膜症」の初期に生じる「網膜神経節細胞(RGC)死」に酸化ストレスと「カルパイン分子」の活性化が関わることをマウスモデルを用いて解明し、RGC死の進行を薬剤で遅延させることに成功したと発表した。

「糖尿病網膜症」の初期に生じる「網膜神経節細胞(RGC)死」に糖尿病に深く関連する酸化ストレスと細胞死が起きる際に活性化してさまざまなタンパク質を切断する「カルパイン分子」の活性化が関わることをマウスモデルを用いて解明し、抗酸化物質やカルパイン活性化を阻害する化合物「SNJ-1945」を投与したところ、RGC保護効果が認められました。

網膜の病気(加齢黄斑変性・糖尿病網膜症・網膜色素変性症)に注意で取り上げた記事では、糖尿病網膜症は、糖尿病の進行を抑えるのが治療の基本なのだそうですが、血糖値を抑えても眼の症状だけは進行してしまう場合もあるということでしたので、今回の研究により患者の負担が減ることが期待されます。







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大阪府民は糖尿病の合併症の認知度が低い|全国の糖尿病リスク調査

Osaka

by Ryosuke Yamazaki(画像:Creative Commons)

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「大阪の意識低い」全国の糖尿病リスク調査で判明

(2010/7/31、msn産経)

医療用医薬品販売の「ノバルティス ファーマ」(東京都港区)が、糖尿病リスクのある全国の4700人(各都道府県の男女各50人計100人)に意識調査をしたところ、府民は全国平均に比べ合併症の認知度が低いことなどが分かった。

全国の人に糖尿病リスクへの意識調査をしたところ、大阪府が全国平均に比べて意識が低いということがわかったそうです。

糖尿病の3大合併症を問うたところ、網膜症の認知率は66%(全国40位)、腎症は41%(同45位)、神経障害は28%(同36位)と全国平均などと比べて低かったほか、動脈硬化脳梗塞(のうこうそく)、心筋梗塞(しんきんこうそく)の引き金になることを知っている人も3割以下だった。

糖尿病の3大合併症(糖尿病網膜症糖尿病腎症糖尿病神経障害)の認知度も全国平均に比べて低かったようです。

情報が集まり、また人が多い都市部である大阪でなぜ全国平均に比べて糖尿病リスクへの意識が低かったのでしょうか。

周りに糖尿病で悩んでいる方が少ないのでしょうか。

また、糖尿病以外の病気に関しても、同様の結果が出るのでしょうか。

<大阪の食文化>粉もん+ごはんを食べる頻度はやせている人より太っている人の方が高いで紹介した大阪府の調査によれば、大阪の食文化であるうどんとかやくごはん、お好み焼きとごはんなど主食を2種類同時に食べる食習慣の頻度は、やせている人より太っている人の方が高いという結果が出たそうです。

主食の重ね食べは肥満の原因となり、糖尿病になるリスクが高くなると考えられます。

徳島県が糖尿病死亡率最下位脱出|徳島県はどんな糖尿病対策を行なったのか?で紹介した徳島大学大学院心臓血管病態医学分野の島袋充生特任教授によれば、徳島県が糖尿病死亡率が高い理由として、「肥満」と「糖質摂取」を挙げています。

大阪府民のみなさん、身体には気を付けてくださいね。







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