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【特損】糖尿病:早期発見で合併症を防げ!

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2014年9月25日放送の「あのニュースで得する人損する人」のテーマは、「糖尿病:早期発見で合併症を防げ!糖尿病スペシャル」です。




Thinker

by Eugene Kim(画像:Creative Commons)

■糖尿病4つのシグナル

1.一度でも太ったことがある人は危険

人生の中で一度でも肥満になると、血糖値が上昇しやすくなり、この状態を身体が記憶するそうです。

→20代の頃より10キロ増えたら要注意

2.おしっこの回数が増えた人は危険

おしっこの回数が増えると危険な理由としては、高血糖が続いて血管に血糖があふれると、尿に血糖を流そうとするため排尿が増えるため。

おしっこの回数が増えた人の中でも、特におしっこの泡が消えない人は注意が必要。

泡がきめの細かいクリーミーで消えない人は、糖尿病の合併症である腎症のおそれがある。

糖尿病の合併症の一つが糖尿病性腎症です。

腎臓の機能として最も大事なのが、体の中に溜まった老廃物などをろ過する機能ですが、腎臓機能が低下し、ろ過できなくなると、人工透析をする必要があります。

3.歯を磨いて血がでるようになったら危険

歯を磨いて血がでるようになったら危険な理由としては、糖尿病による免疫力の低下が原因で歯周病にかかりやすくなるため。

糖尿病患者が歯周病にかかるリスクは健康な人に比べて2倍といわれている。

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4.女性は妊娠と加齢で糖尿病にかかるリスクが上がる

●妊娠の場合

妊娠すると赤ちゃんにブドウ糖を届けるために血糖値が上がりやすくなるため。

高齢出産や過去に肥満歴のある人が妊娠糖尿病になりやすい。

■妊娠糖尿病とは

妊娠をきっかけにインスリンの働きが落ち、インスリン分泌量が十分に増えずに血糖値が高くなる状態を妊娠糖尿病という。

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●加齢の場合

加齢により、女性ホルモンが減少し、また基礎代謝が低下するので、太りやすくなるため。

そのため、更年期に注意が必要。

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→ 糖尿病の症状・初期症状 について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら







【糖尿病の症状】

番組予告

予備群を含めると成人のおよそ4人に1人がかかると言われている
まさに、国民病の「糖尿病」
しかし、この糖尿病自体が命を脅かすことはほとんどない。
本当に怖いのは、糖尿病を放置した時に起きる合併症
“心筋梗塞”“脳梗塞”“腎不全” それは死に至る危険の病・・・・

糖尿病の大きな問題は、合併症。

糖尿病による腎臓障害で人工透析を始める人も多く、また糖尿病が原因の視覚障害が発生することもあります。

また、糖尿病の人は、高血圧になる可能性が高いともいわれます。

それは、糖尿病と高血圧の危険因子が同じだからだと考えられています。

糖尿病の3大合併症(糖尿病神経障害、糖尿病網膜症、糖尿病腎症)について詳しくはこちら。

【糖尿病の合併症 関連記事】

番組では、糖尿病の4つのシグナルや糖尿病予防に効果のあるとされる家庭でも簡単に作れるある食べ物や糖尿病改善の可能性がある最新手術も紹介するそうです。

■糖尿病は太っている人がなるとは限らない

■糖尿病の予防

■糖尿病と手術

【糖尿病と手術 関連記事】

糖尿病が改善される手術がある?

手術前にインスリン注射が必要な患者が手術後打たなくてもすむようになる。

減量手術の糖尿病患者への効果→やせている患者にはあまり効かない

減量手術→胃や腸の構造が変化→糖尿病を改善するホルモンが出る

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糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは

糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c)

糖尿病改善・予防する方法(食べ物・運動)

糖尿病危険度チェック

糖尿病の原因(生活習慣)|女性・男性

薬局でもできる糖尿病の検査|検尿(尿糖検査)と採血による血糖検査

糖尿病の合併症|網膜症・腎症・神経障害

糖尿病の食事(食事療法)|血糖値を抑える食べ方

糖尿病の運動(運動療法)|筋トレ・有酸素運動

インスリン(インシュリン)とは|血糖を下げる働きがあるホルモン

血糖値(正常値・食後血糖値・空腹時血糖値)・血糖値を下げる食品

糖尿病:診断基準を見直しへ ヘモグロビンA1c(HbA1c)に|日本糖尿病学会

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■糖尿病:診断基準を見直しへ ヘモグロビンA1c(HbA1c)に|日本糖尿病学会

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by Alisha Vargas(画像:Creative Commons)

糖尿病:診断基準を見直しへ 2カ月平均の数値に

(2009/2/20、毎日新聞)

糖尿病の診断で使われている血糖値は食事や運動の影響を受けやすく、検査前の一時的な節制や過食でも簡単に数値が変わる。

このため、日本糖尿病学会(門脇孝理事長)は19日、長野県松本市で理事会を開き、診断基準を見直す検討委員会の設置を決めた。過去1~2カ月の平均的な血糖の状態を示す血液検査値「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」の導入を検討する。

糖尿病の診断基準の見直しが検討されるそうです。

現在の糖尿病の診断基準は、以下のような診断基準となっています。

現在の診断基準は、99年に策定された。

空腹時血糖値が血液1デシリットルあたり126ミリグラム以上または食後血糖値(ブドウ糖負荷後2時間血糖値)が同200ミリグラム以上の場合、糖尿病と診断される。

だが、血糖値は検査前数日の食事や運動の影響が強く表れるため、変動が大きい。

現在の診断基準では、空腹時血糖値 126mg以上(/dl)または食後血糖値 200mg以上(/dl)となると糖尿病と診断されますが、血糖値は、食事や運動の影響を受けやすく、検査前の一時的な節制をすることで数値が変わってしまい、より適正な診断ができない可能性があるようです。

そこで、見直しの案として考えられているのが、「ヘモグロビンA1c(HbA1c)」なのだそうです。

HbA1cは、赤血球に含まれるヘモグロビンにブドウ糖が結びついたもので、赤血球の寿命が長いため、過去1~2カ月の血糖状態を把握できる。

このため、世界保健機関(WHO)や米国糖尿病学会もHbA1cを診断基準に導入する検討を進めている。

HbA1cを診断基準として導入すると、短期間の血糖の状態ではなく、長期的に見た血糖状態が把握できることで、より適切な判断ができるということのようです。

ただし、このHbA1cによる診断基準にも問題点があるようです。

ただ、ヘモグロビンに異常があると正しい血糖状態が分からなかったり、検査費用が割高になるとの課題がある。

世界で導入されているからというのも大事だと思いますが、より日本人に合った診断基準になることを希望します。

→ 糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c) について詳しくはこちら

→ 糖尿病の症状(初期症状)チェック について詳しくはこちら







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「日本人は糖尿病になりやすい」認知度は4割未満

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Senso-Ji Temple, Tokyo. 淺草寺,東京

by Tai-Jan Huang(画像:Creative Commons)

「日本人は太っていなくても糖尿病になりやすい」認知度は4割未満

(2010/1/20、医療介護CBニュース)

日本人は太っていなくても糖尿病になりやすい体質であることを知っている人は全体の4割未満―。

ノボノルディスクファーマはこのほど、こんな調査結果を発表した。

同社では、日本人の体質について、「欧米人に比べて血糖値を下げるインスリン分泌能力が低いため、太っていなくても糖尿病になりやすい」と指摘。

「太っていないから大丈夫と思っていても、過食や運動不足が原因で糖尿病を発症する可能性がある」としている。

「やせ形で糖尿病」リスク遺伝子発見-東大によれば、遺伝子変異により、KCNJ15と呼ばれる遺伝子の働きが過剰に高まり、インスリンの分泌が不足するため、痩せ型でも糖尿病を発症する危険性が高まるのだそうです。

欧州の糖尿病患者には肥満が多いのに対して、日本を含むアジア各国では、肥満でない人の発症が多いそうです。

「自分は太っていないから糖尿病は大丈夫」と思うのではなく、日本人は太っていなくても糖尿病になりやすい体質を持っているため、生活習慣を見直し・改善しましょう!

→ 糖尿病改善・予防する方法(食べ物・運動) について詳しくはこちら







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仕事のストレスで女性の糖尿病リスクが2倍になる!?

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■仕事のストレスで女性の糖尿病リスクが2倍になる!?

Self

by Aimee Heart(画像:Creative Commons)

仕事のストレスで女性の糖尿病リスク2倍に

(2012/8/25、AFP)

職場での決定権が少なかったり全くない女性では、仕事によるストレスのため糖尿病リスクが倍増するとのカナダの研究結果が今週、英医学誌「Occupational Medicine(職業医学)」に発表された。

女性の場合、仕事によるストレスで糖尿病リスクが2倍になるという研究結果が出たそうです。

この現象は、男性には見られず、女性にだけ起きているようです。

なぜ女性だけ糖尿病リスクが2倍になるのでしょうか?

「女性と男性では、職場のストレスに対する反応が異なる」と指摘する論文の主著者、ピーター・スミス(Peter Smith)氏によると、ストレスにさらされた女性は「男性よりも高脂肪・高糖度の食事に偏りやすい」ことが、考え得る説明の1つだという。

研究ではストレスにさらされた女性の糖尿病リスクが高くなる原因として、ストレスに反応して神経内分泌や免疫系機能がかく乱されたり、コルチゾールや交感神経系ホルモンの分泌が長引いたりする点を挙げている。また、食事習慣やエネルギー消費に変化が起こるのも恐らくその影響だと述べている。

理由として考えられるのは、次の通り。

●ストレスにさらされた女性は「男性よりも高脂肪・高糖度の食事に偏りやすい」

この研究によれば、女性は男性よりもストレスによって食べ過ぎてしまう傾向にあるということですね。

食事で感情をコントロールしているのかもしれませんね。

【関連記事】

糖尿病は「過食」「運動不足」が原因で加速する!

過食や運動不足で大きくなった脂肪細胞は、血糖コントロールを悪くさせるホルモンを放出することも分かってきています。

●ストレスに反応して神経内分泌や免疫系機能が乱れる

糖尿病は自覚症状なし 深刻化すると合併症を引き起こすによれば、肥満による栄養過多で体内に蓄えられた脂肪のせいでインスリンの効果が出なくなってしまうようです。

ストレス自体によって神経内分泌や免疫系機能が乱れるのかどうかはわかりませんが、ストレスによって過食となり、肥満となることでインスリンの効果が出なくなり、糖尿病になることが考えられます。

●コルチゾールや交感神経系ホルモンの分泌が長引く→食事習慣やエネルギー消費に変化が起こる 

【ダイエットの新常識】有酸素運動よりもヨガ&マッサージがダイエットに効果的によれば、

体はストレスにさらされることで「コルチゾール」と呼ばれるストレスホルモンを大量に分泌する。そしてこのホルモンは脂肪を溜めるよう体に働きかけるのだ。

ストレスによってコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが分泌されてしまい、脂肪を貯めこんでしまうということが考えられそうです。

記事の中で気になるのはこの部分。

論文はまた、女性の糖尿病の19%が「職場における決定権のなさ」に起因すると指摘している。この数字は肥満よりは低かったが、喫煙や飲酒、運動不足を上回ったという。

女性の糖尿病の19%が「職場における決定権のなさ」に起因しているのだそうです。

この数字は喫煙や飲酒、運動不足を上回るということですから、「職場における決定権のなさ」によるストレスが女性に大きく影響しているのでしょうね。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら

【関連記事】

ストレスがメタボと同様に糖代謝異常などの発病に関与することを解明-名大

ストレスが交感神経やストレスホルモンの活性化によって内臓脂肪を分解し、血中遊離脂肪酸の増加を促進させて、内臓脂肪組織の炎症を惹起することがわかったのである。







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「3年間の糖尿病発症を予測するリスクスコア」を健診データで簡単に判定できる!?

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■「3年間の糖尿病発症を予測するリスクスコア」を健診データで簡単に判定できる!?

Lose weight now

by Alan Cleaver(画像:Creative Commons)

3年後の糖尿病リスク 健診データで簡単判定

(2016/7/7、日経ヘルス)

研究グループでは、企業などで健診を受けている約3万7千人分のデータを追跡調査。健診項目の中から、糖尿病の発症しやすさを示すリスク因子として性別、年齢、BMI、腹部肥満(腹囲)、喫煙習慣の有無、高血圧の有無、空腹時血糖、過去の血糖の状態を示すHbA1cを選んだ。各項目の結果を点数化し、その合計によって3年後の糖尿病発症確率を示すリスクスコアを開発した。

国立国際医療研究センターの南里明子室長を中心とした研究グループが開発した「3年間の糖尿病発症を予測するリスクスコア」は、身近な健診結果を利用することで、異常値の有無にかかわらず3年後にどれぐらい糖尿病を発症する可能性があるかを示してくれるそうです。

開発したリスクスコアは4タイプあります。

  1. 血液データを用いないリスクスコア
  2. 空腹時血糖およびHbA1cを加えたリスクスコア
  3. 血液データを用いないリスクスコアにHbA1cを加えたリスクスコア
  4. 血液データを用いないリスクスコアに空腹時血糖を加えたリスクスコア

項目としては、性別・年齢・BMI・腹部肥満・喫煙・高血圧・空腹時血糖・HbA1cが点数化されており、合計した数字によって糖尿病の発症確率がわかるようになっています。

3年以内に糖尿病をどれくらいの確率で発症するか気になる方は、健診データをもとに是非チェックしてみてくださいね。

→ 3年間の糖尿病発症を予測するリスクスコア(PDF)|DMriskscore
http://www.schoolhealth.jp/deih/DMriskscore.pdf

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

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