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4大疾病(がん、脳卒中、心臓病、糖尿病)に精神疾患加え5大疾病に|厚生労働省

Counseling

by Alan Cleaver(画像:Creative Commons)




4大疾病、精神疾患加え5大疾病に…厚生労働省

(2011/7/6、読売新聞)

厚生労働省は6日、「4大疾病」と位置付けて重点的に対策に取り組んできたがん、脳卒中、心臓病、糖尿病に、新たに精神疾患を加えて「5大疾病」とする方針を決めた。

うつ病や統合失調症などの精神疾患の患者は年々増え、従来の4大疾病をはるかに上回っているのが現状で、重点対策が不可欠と判断した。

厚生労働省による調査(2008年)では、糖尿病237万人、がん152万人などに対し、精神疾患は323万人となっており、従来の4大疾病(がん脳卒中、心臓病、糖尿病)を上回っており、対策が必要と判断したようです。

これほど精神疾患になっている人が増えているとは驚きです。







<統合失調症>細胞増殖遺伝子「HB-EGF」の欠如が発症原因と確認|岐阜薬科大

ExeterUniMedSch April2013-6

by University of Exeter(画像:Creative Commons)




<統合失調症>細胞増殖遺伝子の欠如が発症原因と確認

(2009/10/14、毎日新聞)

岐阜薬科大(岐阜市)薬効解析学研究室の原英彰教授(51)らの研究グループは14日、人間の誰もが持つ細胞増殖遺伝子「HB-EGF」の欠如が統合失調症(PPI障害)の発症原因の一つであることを突き止めたと発表した。

同日付の米国科学誌「PLoS ONE」に掲載。

HB-EGFは、がん研究などで注目されてきたが、精神疾患との因果関係を示したのは初めてという。

岐阜薬科大薬効解析学研究室の原英彰教授らの研究グループによれば、統合失調症(PPI障害)の発生原因の一つに細胞増殖遺伝子「HB-EGF」の欠如があることを確認したそうです。

原教授は「統合失調症は、原因が分からないために個々の症状を治す対症療法が中心だった。今回の発見は、統合失調症を本質的に治す新薬開発につながると思う」と話している。

この発見により、対症療法ではなく、本質的に治療することができるようになるかもしれません。

今後の研究に期待したいですね。