by Osamu Kaneko(画像:Creative Commons)
これは衝撃!東京の冬は砂漠並みの乾燥だと判明…冬の肌トラブルを防ぐ5つのポイント
(2012/11/30、美レンジャー)
気象庁によると、12月の平均湿度は、1905年では76%でしたが、100年後の2005年は39%まで下がり、ほぼ半減しています。2011年の最小湿度は9%を記録しており、東京は砂漠並みに乾燥しているといえるようです。
肌の乾燥に「湿度」は大きな影響を与えていますが、今回紹介する記事によれば、東京の冬は砂漠並なのだそうです。
冬場には、気温と湿度が下がるによって、肌から水分が蒸散する量が増加し、肌の水分量が減ってしまい、肌が乾燥してしまいます。
それに輪をかけて、肌の乾燥に拍車をかけるのが「エアコン」です。
エアコンだけで暖をとると室内はかなり乾燥してしまいます。
では、どのようにして、冬場の乾燥から肌を守ればいいのでしょうか。
(1)室内の快適湿度は50-60%
暖房をつけたら、同時に加湿器などで室内の湿度を上げ、湿度50-60%程度に。
エアコンなどの暖房をつけると乾燥してしまうので、加湿器や洗濯物を活用して湿度を上げると良いようです。
(2)お風呂は“ぬるめの湯に短時間”
湯温が高いほど肌の皮脂は失われるため、ぬるめの湯に短時間浸かるようにします。
熱いお風呂に入ると皮脂が失われてしまいます。
また、入浴時に石鹸を使って、さらにはナイロンタオルを使って肌を洗いすぎると必要以上の皮脂を落としてしまうそうなので注意が必要です。
そして、入浴後には、保湿を忘れないようにしましょう。
冬の肌荒れの原因は、乾燥した空気だけでなく、気温の低下にもある|ポーラ化成などで紹介した自然科学研究機構岡崎統合バイオサイエンスセンターとポーラ化成工業の研究によれば、冬の肌荒れの原因は、乾燥した空気だけでなく、気温の低下にもあるそうです。
肌のうるおいには湿度だけでなく温度も関係していることが細胞レベルで分かったことで、体を温めることが肌荒れに良いということがいえそうです。
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(3)就寝するときの電気毛布の温度は低めに設定
電気毛布は肌を刺激するため、温度は低めに設定しましょう。
(4)肌着を選ぶときはゆったりサイズ
洋服の中でも肌に直接ふれる肌着は、ウールやナイロン製など化繊製品のものを避け、吸湿性の高い木綿やシルクの素材、ゆったりしたサイズのものを選びます。
電気毛布や肌着など肌に直接触れるものにも注意が必要です。
(5)食事をするときは刺激物を避ける
アルコール類、香辛料、熱い料理、濃い味つけの料理などは血管を広げてかゆみを引き起こす元になります。
刺激のあるものを食べると、かゆみを引き起こす原因となるそうなので、注意しましょう。
P.S.
乾燥で注意したいのが、「ドライアイ」。
乾燥した部屋では、涙が目の表面から気化してしまうため、ドライアイになりやすくなります。
部屋の湿度が下がると、ドライアイになるリスクが高くなるので、加湿器などを利用して、部屋の湿度を保つようにしましょう。
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