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肝臓がん、膵臓がん、乳がんの変異公開=ゲノム解析で新治療法期待-国際チーム

Molecule display

by Christian Guthier(画像:Creative Commons)




肝臓、膵臓、乳がんの変異公開=ゲノム解析で新治療法期待-国際チーム

(2010/4/15、時事通信)

日本など10カ国の研究機関で構成する「国際がんゲノムコンソーシアム(ICGC)」は15日未明、肝臓がん、膵臓(すいぞう)がんと乳がんについて、原因となる可能性がある全遺伝情報(ゲノム)の変異データをホームページで公開した。

肝臓は日本、膵臓はオーストラリアとカナダ、乳がんは英国が担当した。

新たな予防・診断法や治療法の開発に役立つと期待される。

日本など10カ国の研究機関で構成する「国際がんゲノムコンソーシアム(ICGC)」は、肝臓がんやすい臓がん、乳がんの原因となる可能性があるゲノム(全遺伝情報)を解読し、遺伝子の異常を見つけたそうです。

 

肝臓ガンの症状 についてはコチラ。

すい臓がんの症状 についてはコチラ。

乳がんの症状 についてはコチラ。

 

日本が担当したのは、肝臓(肝臓がん)。

 

肝がんの遺伝子異常発見 国際ゲノム解析で日本チーム

(2010/4/15、47ニュース)

理化学研究所と国立がん研究センターなどの研究チームは14日、C型肝炎ウイルスの感染が原因で肝臓がんになった患者のゲノム(全遺伝情報)を解読し、健康な人では見られない約100カ所の遺伝子の異常を新たに見つけたと発表した。

新たな治療法開発に役立つといいですね。







遺伝子検査で「適切な」ダイエットを分析可能=米研究

Fairy DNA

by Stuart Caie(画像:Creative Commons)




遺伝子検査で「適切な」ダイエットを分析可能=米研究

(2010/3/4、ロイター)

米企業インターロイキン・ジェネティックスが3日、遺伝子検査により各自に適した減量方法を割り出せる可能性があると明らかにした。

研究者らが米心臓協会の会合で発表した内容によると、遺伝子の構造に「適切な」ダイエット方法を実践した人の方が、あまり適さない方法を試した人よりも減量幅が大きいことが確認された。

遺伝子の構造に合わせた適切なダイエット方法を実践した方が、あまり適さない方法でダイエットした人よりも減量幅が大きかったそうです。

例えば、自分の遺伝子型が低脂肪ダイエット向きか低炭水化物ダイエット向きかを知ることで、ダイエット効果を上げることができるということですね。

将来的には、自分だけのダイエット方法がオーダーメイドされるようになりそうです。

【追記(2017/7/21)】

米倉涼子、遺伝子レベルで太りにくい体質だった 検査結果に驚きの声続出

(2017/7/21、モデルプレス)

実施したのは「肥満関連遺伝子検査」で、糖分で太りやすいタイプ、脂質で太りやすいタイプ、筋肉がつかないタイプ、食べすぎる傾向を持つタイプ、糖分を吸収しやすいタイプ、一度太ると痩せにくいタイプの6つの肥満遺伝子にいくつ持っているかを調べることができるというもの。

2017年7月20日放送の「櫻井・有吉THE夜会」で米倉涼子さんが太りやすい体かどうかを調べる遺伝子検査を受けたところ、脂質で太りやすいタイプの1つしか持っていない、つまり太りにくい体質であることが分かったそうです。

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酒に強い体質かわかるスピード検査法を開発|武庫川女子大

To beer

by Andrey(画像:Creative Commons)

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<アルコール>分解能力を調べるスピード検査法を開発

(2010/2/13、毎日新聞)

兵庫県西宮市の武庫川女子大薬学部の木下健司教授(56)=ゲノム機能解析学=が、毛根や唾液(だえき)を用いて従来より数倍早くアルコールなどの分解能力を調べる検査法を開発し、特許を申請した。

体質的に酒に強いか弱いか、アルコール依存症や二日酔いなどになりやすい体質かどうかなどの判断が早くできる。

血液からDNAを抽出するなどの手順が不要で、検査費用は従来の10分の1の約500円で済むという。

アルコールや、その分解過程で生成されるアセトアルデヒドの分解が遅い人は依存症や二日酔いに注意が必要。

こうした差は遺伝子のタイプに左右されるため、検査で遺伝子タイプを知ることで、予防につながる。

武庫川女子大薬学部の木下健司教授は、酒に強いか弱いかの判断が早く、そして費用があまりかからない、アルコール分解能力を調べる検査法を開発したそうです。

例えば、大学の健康診断などで導入されれば、学生の急性アルコール中毒予防対策にもなるのではないでしょうか。

【参考リンク】







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血液型がB型の人は貧血リスク低い|遺伝子の個人差、血液検査に関連-46種を発見|理研・東大

My October blood test

by Phillip Jeffrey(画像:Creative Commons)

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B型、貧血リスク低い=遺伝子個人差、血液検査に関連-46種を発見・理研、東大

(2010/2/8、時事通信)

血液型がB型の人は、貧血リスクが低い-。

理化学研究所と東京大の研究チームが、約1万5000人分の遺伝子の個人差をコンピューターで解析し、血液検査の検査値20項目と関連する遺伝子46個を見つけた。

項目によっては個人ごとに血液検査の「正常値」が変わる可能性もあるといい、疾患のより正確な診断に役立つという。

8日、米科学誌ネイチャー・ジェネティクスに発表した。

理化学研究所と東京大の研究チームによれば、遺伝子の個人差をコンピューターで解析し、血液型がB型の人は、貧血リスクが低いそうです。

血液型によって、病気になりやすい・なりにくいということが、これからも発見されるかもしれませんね。







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内視鏡検査の前に行う胃洗浄の廃液を調べると胃がんを早期発見できる可能性、異常遺伝子を検出|聖マリアンナ医科大

The Endoscopy Suite

by Sam Blackman(画像:Creative Commons)

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■内視鏡検査の前に行う胃洗浄の廃液を調べると胃がんを早期発見できる可能性、異常遺伝子を検出|聖マリアンナ医科大

洗浄廃液で胃がん発見期待、異常遺伝子を検出

(2010/1/18、読売新聞)

内視鏡検査の前に行う胃洗浄の廃液を調べると、胃がんを早期発見できる可能性のあることが、聖マリアンナ医科大の伊東文生教授らの研究でわかった。

聖マリアンナ医科大の伊東文生教授らの研究によれば、胃洗浄廃液で胃がんが早期発見できる可能性があるそうです。

洗浄の水圧ではがれ落ちる胃全体の粘膜細胞から、胃がんに特有の遺伝子の異常を検出できた。

胃がんの2割以上を見落とすという内視鏡検査の弱点解消につながり、患者に負担の少ない診断法としても期待される。

この方法は、患者に負担の少ない診断方法として注目されるようになるかもしれないですね。

→ 胃がん|胃がんの症状・原因・手術・食事 について詳しくはこちら







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