2012年5月2日放送の ホンマでっかTVは「間違いだらけの育児法」がテーマでした。
●母に厳しく育てられた子は肥満になりやすい!?
米国ボストン大学の心理学研究→8年間872家族を追跡調査
フレキシブル型(赤ちゃんの様子に合わせて育てる)の母親→平均体重
支配型(時間に合わせて育てる)の母親→肥満確率5倍に
●母親が厳しいと子どもは5倍肥満になり易い!?
小児肥満や子供の糖尿病が問題になっている。
乳幼児期の母親の育児態度が子どもの肥満に関係があることがわかってきている。
●子どもが肥満だと親の死亡率が高くなる!?
子の乳児期の肥満度を見ると親の死亡・心臓疾患リスクが分かる。
親の悪い食生活が子に影響→子が肥満=親の病気リスクが高い
妊娠中の栄養の摂り方が子に影響→バランスの悪い食事は子が肥満に
●授乳中の低タンパク食で子の寿命が延びる!?
●子は人見知りで親の愛情を独り占めする!?
生後6か月頃母親が育児疲れに→子の人見知りが母親の愛情を引き出す
●赤ちゃんは母親だけに甘え、子育てを助ける!?
by John Benson(画像:Creative Commons)
生後6か月頃に身内と他人の区別をし始める→社会への第一歩
●母親は鉄分不足だと子への興味をなくす!?
鉄分が低い母親は育児放棄になり易い
●母親の妊娠中の栄養で子の性格が変わる!?
妊娠中の食事が子どもに影響→性格&行動パターンが決まる
原則は魚系統がいい。
妊娠中の摂取カロリーによる実験で高カロリーの肉と低カロリーの魚で比較すると、子どもが8歳の時のIQは低カロリーの方が高い。
高タンパクが原則。
妊娠中の食事が子の遺伝子の発現に影響→孫にまで遺伝
●愛情飢餓を埋めるのは食べる事が一番!?
●泣く事を叱られた赤ちゃんは感情表現が下手になる!?
泣く→自分の思いを表現
●1歳の赤ちゃんは母親の言う事が分かっている!?
新生児は大人と同じ聴力を持って生まれている。
●赤ちゃんは女性の声を聞く力が大人以上!?
●赤ちゃんは生後6か月で言葉の意味を理解する!?
●赤ちゃんは生後6か月で鏡が分かる!?
鏡に映っている様々な姿→生後6か月で理解
●生後10か月でTVと現実を見分けられる!?
TVに対して赤ちゃんの反応を研究→見分けにくい鏡やTVを理解
●ジェスチャーを多く使うと子のボキャブラリーが2倍に!?
赤ちゃんのボキャブラリー・言葉を成長させるためには14ヶ月までの時点に父親・母親がジェスチャーを使って言葉を覚えさせると、4歳頃でのボキャブラリーの差が2倍に
●沢山ジェスチャーを使う親は高収入!?
●動く物&話しかけ&音楽が子どもを賢くする!?
2歳までの間にどう育てるかが一番肝心。
生まれた時が一番脳細胞が多い→減る代わりに脳のネットワークが形成
脳のネットワークの形成には動く物&話しかけ&音楽の刺激が必要
刺激が豊富な環境で育てた方が子どもの脳は発達する
●ケンカをする子ほど優しい子になる!?
人に手を出す=人に興味がある
ケンカ→相手が反応→その反応が全部情報に
やんちゃをする子の方が人に対する情報を多く得られる
●手のひらに指で字を書いてあげると頭が良くなる!?
手のひらの感覚が知能と密接に関係している
手のひらの感覚が脳機能に重要→鍛えるとIQがアップ
●「話しかけが重要」のきっかけは掃除のおばさん!?
新生児室の端の赤ちゃんが元気に育つ理由は掃除のおばさんが仕事が終わった後、「かわいね」などの言葉を語りかけられることが多かったから。
●0歳児でも強い大人と弱い大人を見分けている!?
赤ちゃんはモノの大小で強いか弱いかを認識
●生後14か月程で信用出来る大人を見分けている!?
分配された量が少ないと怒る→公平性&信用性を見分ける
●無理に食べさせると食器の音だけで拒否反応!?
●母親が妊娠中に食べた物を赤ちゃんは好きになる!?
無理して食べさせなくても成長後に好きになる可能性が
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