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年齢より若く見える人は長生き? 見た目年齢と寿命の関係




■年齢より若く見える人は長生き? 見た目年齢と寿命の関係

Twins, Isfahan, Iran, 2004

by Terry Feuerborn(画像:Creative Commons)

衝撃データ 同窓会の“老け顔”は短命で“若見え顔”は長命

(2011/6/26、NEWSポストセブン)

さらにショッキングなのは、見た目が老けている人は、実際の寿命も短いということだ。

「デンマークのクリステンセン教授が、913ペア、1826人の70歳の双子の写真を撮り、それぞれ何歳に見えるかを41人の医療関係者らにアンケートした上で追跡調査を行なった結果、老けて見えるほうが早く亡くなっていたのです」

デンマークのクリステンセン教授が行なった調査によれば、見た目が若く見える人は長生きし、見た目が老けて見える人は早死する可能性が高いそうです。

現在ベストセラーとなっている『100歳までボケない101の方法』(文春新書)の著者で、順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授の白澤卓二氏はこう語る。

「40歳を過ぎたら自分の顔に責任を持てといわれますが、40歳を過ぎて老けて見られるとしたら、それは遺伝のせいではなく、あなたの自己責任です」

寿命を決めている要因のなかで、遺伝子が占めるのはわずか25%しかないことが研究で明らかになっているという。

寿命を決める残り75%は環境要因ということだ。

白澤教授が続ける。

「環境要因のなかには、大気汚染など自分では避けるのが難しいものもありますが、多くは自分で変えられるもの。

例えばタバコをやめるとかお酒を飲む量を減らす、食事を変えるなど、75%のかなりの部分は自分で選択できる。

若い頃に更けて見える人は、遺伝の影響が多いのだと思いますが、40歳を過ぎて、老けて見える人は、自分の責任で老けてしまったと考えないといけないようです。







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片手だけまたは手を使わずに床に座ったり立ったりできる人は長生きできる?




Old Wooleys

by Meagan(画像:Creative Commons)

【中高年必読】片手だけまたは手を使わずに床に座ったり立ったりできる人は長生きできると判明!!ブラジル診療所調査

(2012/12/18、IRORIO)

突然だが、手を使わずに床に座り込んだり立ったりできるだろうか?!このシンプルな動作を片手だけで、または手を使わずにできる人の方が長生きできることがわかったという。

<中略>

ブラジル・リオデジャネイロのClinimex-Exercise診療所のClaudio Gil Araújo医師は51歳~80歳の男女2,000人を対象に同様のテストを行った。このシンプルな動作の可否をチェックすればものの2分でその人の体力、柔軟性、筋肉の動きの協調性を含む全身の健康状態がわかるという。

<中略>

実際このテストから6年後、8%にあたる159人が亡くなったがそのほとんどがこのテストでのスコアが低い人たちだったという。

片手だけで、または手を使わずに床に座ったり立ち上がったりできる人の方が長生きできるということがわかったそうです。

なぜなのでしょうか?

中高年で床に座ったり立ったりが片手だけで、または手を使わずにできる人は筋骨格がしっかりしており、それができない人に比べて長い寿命が期待できるとのこと。

筋骨格がしっかりしているということがポイントみたいです。

今回紹介されている動作と関連したことといえば、「ロコモティブシンドローム」が思い浮かびます。

ロコモティブシンドローム(運動器症候群)とは、運動器の障害のために要介護となる危険の高い状態のことを言う(ロコモティブシンドロームになると要介護のリスクが高くなる?ロコモの原因・予防のためのトレーニング方法)のですが、ロコモティブシンドロームを予防するロコモーショントレーニングの中に「片脚立ち」があります。

ロコモティブシンドロームになると要介護のリスクが高くなる?ロコモの原因・予防のためのトレーニング方法

片脚立ちは両脚立ちに比べ二・七五倍の負荷がかかり、一日三回、左右一分間の片脚立ちは、約五十三分間の歩行に相当する

足腰が弱っているかどうかというのが、長生きするかどうかのポイントなのでしょうね。







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100歳以上まで長生き、遺伝子で予測|長寿遺伝子を数多く持つ人ほど糖尿病などの発症率が低い傾向にある|米ボストン大学




DNA

by @ondasderuido(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 糖尿病 > 100歳以上まで長生き、遺伝子で予測|長寿遺伝子を数多く持つ人ほど糖尿病などの発症率が低い傾向にある|米ボストン大学

100歳以上まで長生き、遺伝子で予測

(2010/7/2、読売新聞)

人間の遺伝子を調べて、その人が100歳以上まで長生きできるかどうかを77%の確率で予測することに、米ボストン大学のチームが成功した。

2日付の米科学誌サイエンスに発表する。

米ボストン大学のチームによれば、遺伝子を調べることで、100歳以上まで長生きできるかどうかが77%の確率で予測できる方法ができたそうです。

長寿に特徴的なこれらの遺伝子を数多く持つ人ほど、心疾患や糖尿病の発症率が低いという傾向があった。

長寿遺伝子を数多く持つ人ほど、糖尿病などの発症率が低い傾向にあるそうです。







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「体だけでなく、頭を活発に動かすと健康に長生きできる」という研究結果

Head for Chess 62:365

by Andreas Nilsson(画像:Creative Commons)




「カラダだけでなく、アタマを活発に動かすと健康に長生きできる」という研究結果

(2010/4/18, Lifehacker)

心理学系雑誌「Psychology Today」では、興味深い研究結果を紹介しています。

『The Search for Fulfillment: Revolutionary New Research That Reveals the Secret to Long-term Happiness』の著者で、心理学者のSusan Krauss Whitbourne博士は「脳も含め、メンタルとフィジカルの活動が健康維持にベストな方策」と述べ、これを示す研究結果を紹介しています。

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2009年にスウェーデンのウプサラ大学が発表した研究報告では、研究開始当時50歳だった2200名の男性を対象に、日常の活動と死亡率との関係を調査。

座り込みがちな生活を送っている人と、ウォーキングやサイクリング、庭いじりなど、カラダを積極的に動かしている人とを、32年後に比較したところ、後者のほうが圧倒的に死亡率が低いことが明らかになったそうです。

体を積極的に動かしている人のほうが、長生きに繋がりそうだというのは、多くのニュースで取り上げられていますが、頭を使う活動をすることも健康で長生きにつながるというのはどういうことなのでしょうか。

米Albert Einstein College of MedicineのJoe Vergheseさんらによる研究では、400人を対象に、カラダを動かす度合いとともに、読み書きやクロスワードパズル、ゲーム、音楽、グループディスカッションへの参加などといった、アタマを使う活動をどれくらいやっているか評価させました。

21年後をみてみると、アタマを使う活動をやっている人には、認知症といった記憶障害が起こりにくいことがわかったそうです。

この要因としては、健康的なライフスタイルやストレスレベルの低さ、社会的なかかわりの多さなど、様々なものが考えられますが、メンタル面での挑戦を追求することも、この一助になっているとみられています。

スウェーデンのウプサラ大学の研究によれば、頭を使って考えるようにしていると、認知症などの記憶障害が起こりにくいそうです。

体を動かすウォーキングやジョギングなどの定期的な運動に加えて、頭を動かす読書やパズル、ゲーム(チェス・囲碁・将棋など)を習慣として持つことが健康的に長生きする方法と言えそうです。







長生きするなら我慢よりキレたほうがいい!?|怒りを我慢すると心臓発作や心臓病で死亡するリスクが高まる

Khavan's Angry Face

by Indi Samarajiva(画像:Creative Commons)




長生きするなら我慢よりキレる

(2009/12/2、Bloomberg)

職場での不公平な扱いについて怒りを我慢すると、心臓発作や心臓病で死亡するリスクが高まることが、スウェーデンでの研究で分かった。

不満をすぐに表出する人に比べ、リスクは2~5倍だという。

これまでも、米国で行われた健康と生活習慣についての疫学調査「フラミンガム・スタディー」で、怒りや欲求不満を抑制することが心臓に悪影響を与えることが示されていた。

科学者はかねて、表面下で沸騰する怒りや興奮が高血圧やその関連疾患と同様の反応を身体に発生させると考えていたと研究者らは説明した。

怒りを我慢する人とそうでない人とを、心臓発作や心臓病で死亡するリスクで比較すると、怒りを我慢する人はリスクが2から5倍高くなるそうです。

つまり、我慢が心臓には悪いということがいえます。

ということは、心臓病になる確率を減らすには、すぐに怒ったほうがよいということがいえそうです。

しかし、できればそのことを許容できる広い心を持てるといいですね。