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世界初、iPS細胞から作った視細胞の移植で網膜色素変性症マウスの視力回復を確認 2年以内に臨床申請へ|理研

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by Tim Parkinson(画像:Creative Commons)

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<理研>網膜の難病、iPSで光…マウスで治療成功

(2017/1/11、毎日新聞)

研究チームは、マウスのiPS細胞から作った細胞のシートを末期の変性症のマウスの網膜に移植し、光を当てた5秒後に電気ショックを与える実験を実施。すると、移植に成功したマウスの約4割が健康なマウスと同じように、光を感知して電気ショックを避けるようになった。また、移植したシートは網膜内の他の細胞と連携し、脳に伝わる直前の細胞まで視覚情報が届いていた。

理化学研究所は、「網膜色素変性症」のマウスにiPS細胞から作った網膜で光を感じる視細胞を移植し、光を感じられるようにすることに成功したと発表しました。

iPS細胞から作成した視神経細胞をマウスに移植したケースはありましたが、今回の研究では、視力の回復を確認したそうで、チームは2年以内に臨床研究を申請したいとしています。

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iPS細胞から目のもととなる組織を作成 角膜の難病患者に移植する臨床研究へ|大阪大

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【追記(2019/8/30)】

iPSで目の発生再現=角膜移植、臨床研究へ―大阪大

(2016/3/10、時事通信)

人の人工多能性幹細胞(iPS細胞)から目のもとになる組織を作製し、目の発生段階を再現することに成功したと、大阪大の西田幸二教授らの研究グループが発表した。この組織から角膜上皮を作る技術も開発しており、角膜の難病患者に移植する臨床研究を来年度中に申請する予定。

大阪大の西田幸二教授らの研究グループによれば、iPS細胞)から目のもとになる組織を作製し、この組織から角膜上皮を作る技術を開発しており、来年度には角膜の難病患者に移植する臨床研究を行う予定なのだそうです。

世界初の「IPS」移植手術、患者「視界明るい」(2014/9/13)によれば、iPS細胞から網膜細胞を作り、滲出型加齢黄斑変性の手術はすでに実施されています。

→ 加齢黄斑変性 については詳しくはこちら

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今回のポイントは、角膜上皮を作る技術を開発していることです。

ただ、角膜や水晶体など目の前部と、後部の網膜などの両方を同時に作る技術はなかった。

iPSから角膜作製 胎児の眼球形成過程を再現

(2016/3/10、産経新聞)

西田教授らの臨床研究は、「スティーブンス・ジョンソン症候群」など角膜上皮が損傷する病気が対象。

今後は角膜内皮の臨床研究も進めていくそうです。

■まとめ

今回の研究は、角膜だけでなく、目のほかの部分の再生医療にも役立つ可能性があるということですので、期待したいですね。







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世界初、iPS細胞から視神経細胞作製|国立成育医療センター

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by John Patrick Robichaud(画像:Creative Commons)

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世界初、iPS細胞から視神経細胞作製 成育医療センター

(2015/2/10、産経新聞)

国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)などの研究グループは10日、ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から「軸索(じくさく)」と呼ばれる神経線維を持つ視神経細胞を作製することに世界で初めて成功したと発表した。英科学誌(電子版)に論文が掲載された。緑内障に伴う視神経の障害や視神経炎などの治療薬開発につながることが期待される。

緑内障治療とIPS細胞による再生医療という記事では、緑内障にiPS細胞を用いた再生医療を適用する研究は現段階ではあまり行われていないとお伝えしましたが、今回のニュースによれば、国立成育医療研究センターなどの研究グループがiPS細胞から視神経細胞の作製に成功したそうです。

今回の研究は、緑内障に伴う視神経障害の治療につながることが期待されます。

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世界初、iPS細胞による加齢黄斑変性の臨床研究へ

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■世界初、iPS細胞による加齢黄斑変性の臨床研究へ

 iPS細胞、世界初の臨床応用へ 目の難病向け、国了承

(2013/6/26、朝日新聞デジタル)

記事によれば、iPS細胞が世界で初めて、人の病気(加齢黄斑変性)の治療研究に使われるようになり、来夏にも移植手術が行われるそうです。

→ 加齢黄斑変性症とは|症状・原因・治療・サプリメント について詳しくはこちら

【追記(2015/12/6)】

世界初の「IPS」移植手術、患者「視界明るい」(2014/9/13)では、世界初の「iPS」移植手術(iPS細胞から網膜細胞を作り、滲出型加齢黄斑変性の手術)を行ない、術後の経過は良好で、患者の女性は「明るくなった」と話しているそうです。

世界初IPS移植手術の患者の1年後も良好|がんもなく、視力低下抑制、腫れがなくなり、網膜の形が改善(2015/10/2)によれば、一年後の経過も良好ということで、大変良い結果といえそうです。







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iPS細胞・山中伸弥教授にノーベル賞

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山中・京大教授にノーベル賞…iPS細胞作製

(2012/10/8、読売新聞)

スウェーデンのカロリンスカ研究所は8日、2012年のノーベル生理学・医学賞を、様々な種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)を作製した京都大学iPS細胞研究所長の山中伸弥教授(50)と英国のジョン・ガードン博士(79)に贈ると発表した。

体の細胞を人為的な操作で受精卵のような発生初期の状態に戻すことができることを実証し、再生医療や難病の研究に新たな可能性を開いた点が高く評価された。山中教授は、マウスのiPS細胞作製を報告した2006年8月の論文発表からわずか6年での受賞となった。

iPS細胞を作成した京都大学・山中伸弥教授がノーベル生理学・医学賞を受賞したそうです。

おめでとうございます。

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