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ロスマリン酸の健康効果とは?/抗アレルギー作用(花粉症対策)/アルツハイマー病予防




ロスマリン酸は、シソ科植物(えごまの葉、赤しそ、ローズマリー、バジル、ミントなど)に多く含まれるポリフェノールの一種で、抗酸化作用や抗炎症作用を持つ天然成分として知られています。

近年では、抗アレルギー作用(特に花粉症対策)やアルツハイマー病予防への効果が注目され、研究が進んでいます。

以下に、最新の研究動向を抗アレルギーとアルツハイマー病の観点から簡潔にまとめます。

1. 抗アレルギー作用(花粉症対策)

ロスマリン酸は、抗酸化作用と抗炎症作用により、アレルギー性疾患(花粉症、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎など)の症状を軽減する可能性が示されています。

メカニズム:
ロスマリン酸は、ヒスタミンの遊離を抑制し、免疫系の過剰反応を抑えることで、鼻炎や皮膚の炎症、かゆみ、喘息などの症状を軽減します。

活性酸素による炎症反応を抑制し、アレルギー症状の悪化を防ぎます。

研究例:
シソ科植物(特に赤しそやローズマリー)に含まれるロスマリン酸は、花粉症やアレルギー性鼻炎の症状を軽減することが日本での研究で確認されています。

化粧品分野では、ロスマリン酸を含むシソ葉エキスやローズマリー葉エキスが、20年以上の使用実績で皮膚感作性が低いとされ、アレルギー性皮膚炎の抑制に役立つ可能性が示唆されています。

実用例:
赤しそジュース中のロスマリン酸が健康食品として利用され、アレルギー症状の緩和に寄与する可能性が報告されています。

機能性表示食品として、ロスマリン酸を含むローズマリーエキスが一時的なイライラ感や日中の眠気を軽減する効果で注目されています。

2. アルツハイマー病予防

ロスマリン酸は、脳機能の維持やアルツハイマー病予防に関連する効果が研究で明らかになっています。

特に、アミロイドβ(Aβ)凝集の抑制や神経伝達物質の保護が注目されています。

メカニズム:
アミロイドβ凝集抑制: ロスマリン酸は、アルツハイマー病の原因の一つであるアミロイドβ(Aβ)やαシヌクレインの凝集を抑制し、分解を促進する効果が試験管レベルや動物実験で確認されています。

また、2017年の日本蛋白質科学会で、スペアミント由来のロスマリン酸がAβの線維形成を強く抑制することが発表されました。

モノアミン濃度の上昇: ロスマリン酸摂取により、脳内のドーパミンやその他のモノアミン(セロトニンなど)の濃度が上昇し、これがAβ凝集を抑制することでアルツハイマー病予防に寄与するとされています(東京大学・金沢大学等の研究、2019年)。

神経伝達物質の保護: ロスマリン酸はアセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)の働きを抑制し、認知機能の低下を防ぎます。

抗酸化・抗炎症作用: 脳の酸化ストレスや炎症を軽減し、神経細胞の保護に寄与します。

【関連記事】

研究例:
2017年の研究(わかさ生活と鳥取大学)では、スペアミント由来のロスマリン酸がAβの線維形成を抑制し、認知症(アルツハイマー型認知症やレビー小体型認知症)の予防に役立つ可能性が示されました。

2019年の東京大学等の研究では、ロスマリン酸摂取によりマウスの脳内でドーパミン合成が活性化し、Aβ凝集を抑制する新たな作用機序が発見されました。

この効果は、αシヌクレインの凝集抑制にも繋がり、アルツハイマー病以外の認知症予防にも期待されています。

ヒト臨床試験(米国)では、スペアミント抽出物(ロスマリン酸高含有)の摂取により、理解力、認知力、注意力、集中力、作業記憶が改善したと報告されています。

実用例:
金沢大学の「能登ロスマリン酸認知症予防プロジェクト」など、ロスマリン酸を活用した製品開発や研究が進んでいます。

現在、レモンバーム抽出物(ロスマリン酸含有)を使用した認知症予防の介入試験が進行中です。

3. その他の効果

うつ・不安の軽減: ロスマリン酸は、GABAA受容体に作用して精神を安定させ、ドーパミンやセロトニンの減少による自律神経失調を抑えることで、うつや不安症状を軽減します。

エネルギー代謝: ロスマリン酸は筋細胞のエネルギー消費を促進し、AMPK経路を活性化することで生活習慣病予防に寄与する可能性が示されています(農研機構の研究)。

抗糖化作用: メイラード反応を阻害し、皮膚の老化防止にも寄与する可能性があります。

→ 糖化の症状・原因・チェック・糖化を防ぐ方法

4. 摂取方法

食品: ロスマリン酸は、えごまの葉、赤しそ、ローズマリー、スペアミント、レモンバームなどのシソ科ハーブに豊富に含まれます。ハーブティーや料理(サラダ、スープ)に取り入れることで摂取可能です。

5. 最新研究のポイントと今後の展望

抗アレルギー: ロスマリン酸のヒスタミン抑制作用や抗炎症作用は、花粉症やアレルギー性鼻炎の症状軽減に有効であることが複数の研究で裏付けられています。今後は、ヒトでの臨床試験や最適な摂取量の確立が期待されます。

アルツハイマー病: ロスマリン酸のAβ凝集抑制やモノアミン濃度上昇による予防効果は、マウス実験や試験管内研究で有望な結果を示しています。特に、2019年の東京大学等の研究で発見されたドーパミン経路を介した新たな作用機序は、アルツハイマー病だけでなく他の認知症予防にも応用可能な知見です。現在進行中のレモンバーム抽出物を用いたヒト介入試験の結果が待たれます。

まとめ

ロスマリン酸は、抗酸化・抗炎症作用を基盤に、花粉症対策としてヒスタミン抑制や炎症軽減により効果を発揮し、アルツハイマー病予防ではAβ凝集抑制やドーパミン濃度上昇を通じて有望な結果を示しています。

今後注目の栄養成分として人気を集めそうです。

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ベリー類、お茶、ダークチョコレート、リンゴなど多様なフラボノイドを含む食品を摂ると病気のリスクが下がり、寿命を延ばす可能性がある!




クイーンズ大学、エディスコーワン大学(ECU)、ウィーン医科大学、ウィーン大学の研究者チームによれば、お茶、ベリー類、ダークチョコレート、リンゴなど、フラボノイドを豊富に含む色とりどりの食品を摂取する人は慢性疾患のリスクを大幅に低減し、寿命を延ばす可能性があることがわかりました。

1日あたり約500mgのフラボノイド摂取は、全死亡リスクの16%低下、CVD、2型糖尿病、呼吸器疾患のリスクの約10%低下と関連しています。

今回のポイントは、お茶だけでフラボノイドを摂取するのではなく、フラボノイドを豊富に含む様々な食品を摂取した方が病気のリスクが低かったということです。

12万人以上を10年以上追跡調査した大規模な研究では、フラボノイドの量だけでなく、食事中のフラボノイドの多様性を高めると、2型糖尿病、心血管疾患(CVD)、がん、神経疾患などの健康状態の発症を予防できる可能性があることが分かりました。

【参考リンク】

■まとめ

Foods That May Lower Risk of Early Death Revealed(2025年6月2日、Newsweek)で紹介されている人間のパフォーマンス科学者であり長寿の専門家であるマーク・コヴァックスさんによれば、「ベリー類は脳の健康をサポートし、酸化ストレスを軽減し、生物学的老化を遅らせる可能性がある」ということで慢性疾患のリスクを抑えるための食品の一つにベリー類(ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリー)をおすすめしています。

また、多様なフラボノイドを含む食品を摂るといいということなので、お茶、ブルーベリー、イチゴ、オレンジ、リンゴ、ブドウ、ダークチョコレートなどを摂っていきましょう!

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【補足】

■概要

この論文は、食事で摂るフラボノイドという成分の「量」と「種類の多様性」が、健康や寿命にどう影響するかを調べた研究です。

フラボノイドは、果物や野菜、お茶、ワインなどに含まれる健康に良い成分で、抗酸化や抗炎症などの効果があります。

英国の124,805人を対象に、フラボノイドを多く、かつ多様な種類を摂取する人は、死亡リスクや心臓病、糖尿病、がんなどの慢性疾患のリスクが下がるかを調べました。

■主なポイント

●フラボノイドとは?

フラボノイドは、果物(ベリー、リンゴ、オレンジ、ブドウなど)、野菜、ナッツ、お茶、ワインなどに含まれる成分。

種類はフラボノール、アントシアニン、フラバン-3-オールなどがあり、それぞれ健康に異なる良い効果をもたらします。

■研究の方法

英国バイオバンクの124,805人(40歳以上、約56%が女性)を対象に、約9~10年間追跡。

食事から摂るフラボノイドの「量」(1日平均792mg)と「多様性」(1日約9.4種類)を測定。

主な摂取源はお茶(67%)、リンゴ、赤ワイン、ブドウ、ベリー類など。

■主な結果

死亡リスクと慢性疾患の減少:
フラボノイドを多様な種類で摂取する人は、死亡リスクが14%、心臓病リスクが10%、2型糖尿病リスクが20%、がんリスクが8%、呼吸器疾患リスクが8%下がった。

神経変性疾患(アルツハイマーなど)には明確な効果は見られなかった。

量と多様性の両方が大事:
量だけ多くても、多様性だけ高くても効果はあるが、両方を組み合わせるとさらに健康に良い。

食品の例:
多様な摂取をする人は、お茶だけでなく、ベリー類、リンゴ、ブドウ、オレンジなどをバランスよく食べていた。

■なぜ多様性が大事?

異なるフラボノイドは、血圧を下げたり、炎症を抑えたり、がん細胞の増殖を防いだり、それぞれ独自の効果を持つ。

多様な種類を摂ることで、色々な健康効果が重なり、全体のリスクがより大きく下がる。

■実際の生活でのアドバイス

毎日、お茶、ベリー類、リンゴ、オレンジ、ブドウなど、フラボノイドが多い食品を数種類食べるのがおすすめ。

シンプルな食生活の変化で、寿命を延ばしたり、病気リスクを減らしたりできる可能性がある。

■研究の限界

観察研究なので、因果関係(フラボノイドが直接リスクを下げるのか)は証明できない。

食事データは自己申告なので、正確さに欠ける場合も。

対象が英国人で、年齢や健康状態が偏っているため、他の国や人に当てはまるかは追加の研究が必要。

■結論

この研究は、フラボノイドを「たくさん」かつ「色々な種類」で摂ることが、死亡リスクや心臓病、糖尿病、がん、呼吸器疾患のリスクを下げるのに役立つと示しています。

お茶や果物を毎日数種類食べるといった簡単な習慣で、健康を大きく改善できるかもしれません。

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ナッツの健康・美容効果|カシューナッツ・ピーナッツ・アーモンド・ピスタチオ・クルミ・マカダミアナッツ|#世界一受けたい授業




2010年10月16日放送の世界一受けたい授業では「ナッツ」を取り上げました。

講師 井上浩義 慶応義塾大学医学部化学教室教授

■ナッツとは

nuts

by theilr(画像:Creative Commons)

ナッツとは、かたい皮や殻に包まれた食用の木の実のこと。

※エリカ・アンギャルさんもミス・ユニバース・ジャパンの間食にもすすめる食材。

ナッツは天然サプリメントと呼ばれるほど栄養が豊富

ダイエットのサポートにもなると注目の食材。

【関連記事】

ナッツ摂取でガンの再発と死亡率が大きく低下、米研究

(2017/5/18、ロイター)

米国の研究チームが、週に57グラム以上のナッツを食べた結腸ガン経験者の再発率とガンによる死亡率が、食べなかった人よりはるかに低いとの研究結果を発表した。この量は、アーモンドなら48粒、カシューナッツなら36粒の量となる。

ボストンのダナ・ハーバー・ガン研究所の博士らが行なった研究によれば、週に57グラム以上のナッツを食べた人のほうが食べなかった人より、結腸ガン経験者の再発率とガンによる死亡率が低いということがわかったそうです。

大腸がんの症状(初期症状)チェック・原因・予防によれば、大腸がんには、直腸がんと結腸がんがあり、結腸がんは、以前は日本では少なかったのですが、近年急速に増加しています。

【追記(2024年10月31日)】

体にいいナッツ5種、がんや認知機能などに効果、ベストはどれ?(2024年10月27日、ナショナルジオグラフィック)によれば、ナッツ類を摂取すると、がんリスクの低下、骨の強化、血糖値の安定化による糖尿病リスクの低下、心血管リスクの低下といった効果があるそうです。

■がんリスクの低下

Bolling, B.W.; Aune, D.; Noh, H.; Petersen, K.S.; Freisling, H. Dried Fruits, Nuts, and Cancer Risk and Survival: A Review of the Evidence and Future Research Directions. Nutrients 2023, 15, 1443. https://doi.org/10.3390/nu15061443

■糖尿病リスクの低下

【参考リンク】
De Souza, R.G.M.; Schincaglia, R.M.; Pimentel, G.D.; Mota, J.F. Nuts and Human Health Outcomes: A Systematic Review. Nutrients 2017, 9, 1311. https://doi.org/10.3390/nu9121311

■心血管疾患のリスクの低下

Plant Foods, Antioxidant Biomarkers, and the Risk of Cardiovascular Disease, Cancer, and Mortality: A Review of the Evidence

■体重増加を抑える

Prospective study of nut consumption, long-term weight change, and obesity risk in women

ナッツはカロリーが高いイメージがありますが、ナッツの食事に取り入れても体重増加は促進されず、むしろ体重増加と肥満リスクが低下していることがわかりました。

ナッツに含まれる栄養成分が満腹感を与え、空腹を紛らしてくれて、また腸を健康にするからと考えられます。

Walnuts Consumed by Healthy Adults Provide Less Available Energy than Predicted by the Atwater Factors123

アーモンドやクルミは吸収されるカロリーが少ないことを示す研究もあります。

■血圧を下げる

Nut consumption and risk of hypertension in US male physicians

■認知機能の向上

Chauhan, A.; Chauhan, V. Beneficial Effects of Walnuts on Cognition and Brain Health. Nutrients 2020, 12, 550. https://doi.org/10.3390/nu12020550

■コレステロール値を下げる

Guasch-Ferré, M.; Tessier, A.-J.; Petersen, K.S.; Sapp, P.A.; Tapsell, L.C.; Salas-Salvadó, J.; Ros, E.; Kris-Etherton, P.M. Effects of Nut Consumption on Blood Lipids and Lipoproteins: A Comprehensive Literature Update. Nutrients 2023, 15, 596. https://doi.org/10.3390/nu15030596

■長寿

Association of Nut Consumption with Total and Cause-Specific Mortality

■カシューナッツ

亜鉛・マンガンなどのミネラルのバランスが非常に良い。

※亜鉛が減ると、免疫力が下がってくる。

→ 亜鉛を含む食べ物・食品|亜鉛不足チェック・摂取量 について詳しくはこちら

 

■ピーナッツは薄皮ごと食べろ!

ピーナッツの薄皮には、抗酸化力があるポリフェノールがたくさん含まれている。

特に、レスベラトロールという種類のポリフェノールが含まれている。

レスベラトロールは、ぶどうの皮やピーナッツの皮に多く含まれている。

そのため、ピーナッツは薄皮も一緒に食べると、非常に抗酸化力が上がると考えられる。

→ 抗酸化食品|抗酸化作用とは・抗酸化物質 について詳しくはこちら

■アーモンド

ロマリンダ大学などで行なった実験

肥満の方を2つのグループに分けて、一つは普通のダイエット食、もう一つはダイエット食+アーモンド(1日84g)を1ヶ月食べて過ごすという実験。

アーモンドを食べたグループの方が、体重が減って、ウエストも締まるという結果が出たそうです。

同じものを食べてもアーモンドによって、さらにダイエット効果が上がったということ。

アーモンドには脂肪も含まれているものの、食物繊維(ゴボウの約2倍、サツマイモの約4倍)も含まれている。

この他、ホルモンバランス、肌の状態を整えるビタミンEが補える。

■アーモンドは200回噛め!

アーモンドの細胞は非常に硬くて厚い。

栄養を吸収するためには、非常に時間がかかる。

たくさん噛むことで消化液がたくさん分泌され、また、食べたという感じが出てくるので、ダイエットのサポートにもなる。

【追記(2024年10月31日)】

Dose Response of Almonds on Coronary Heart Disease Risk Factors: Blood Lipids, Oxidized Low-Density Lipoproteins, Lipoprotein(a), Homocysteine, and Pulmonary Nitric Oxide: A Randomized, Controlled, Crossover Trialによれば、高脂血症患者の食事で間食としてアーモンドを食べると、冠状動脈性心疾患リスクが大幅に減少するそうです。

体にいいナッツ5種、がんや認知機能などに効果、ベストはどれ?(2024年10月27日、ナショナルジオグラフィック)によれば、アーモンドの皮には抗酸化物質のポリフェノールが豊富に含まれているため、悪玉(LDL)コレステロール値を下げる効果があると考えられるそうです。

【関連記事】

■ピスタチオ

脂肪分は肉やバターの脂とは違って、オレイン酸という非常に良質な油が入っている。

ジョージメイソン大学の実験

コレステロールが高めの人の摂取カロリーの15%だけをピスタチオに変えて4週間過ごしてもらうという実験によると、コレステロール値が下がって、心臓病のリスクが下がってきたという研究結果が出たそうです。

【追記(2024年10月31日)】

■ピスタチオ

Nutrition attributes and health effects of pistachio nutsによれば、ピスタチオには光によるダメージから目を守り、認知機能の低下から脳を守るルテインとゼアキサンチンが含まれているそうです。

 

■クルミ

クルミは魚と一緒に食べると良い!

悪玉コレステロールの値を低下させるオメガ3系という脂質が含まれている。

クルミをひとつかみ(約28g)食べると、1日に必要とされるオメガ3を全て摂取できる。

魚にはクルミとは違う動物系のオメガ3が入っている。

ロマリンダ大学の実験結果、植物系・動物系の2種類のオメガ3を一緒に摂ることによって、それぞれ単体でとったよりもコレステロールが下がってくるということがわかったそうです。

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効果・効能・食べ物(オイル)・ダイエット について詳しくはこちら

体にいいナッツ5種、がんや認知機能などに効果、ベストはどれ?(2024年10月27日、ナショナルジオグラフィック)によれば、クルミに含まれるオメガ3は中性脂肪の減少、炎症の抑制、血圧の改善にも関連しているため、心臓病のリスクを下げるのに役立ち、またクルミに含まれるエラグ酸(ポリフェノール)には大腸がんの予防効果がある可能性が指摘されているそうです。

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■マカダミアナッツ

※なぜナッツとチョコレートの組み合わせが多いのか?

チョコレートにはポリフェノールという抗酸化物質が入っている。

マカダミアナッツには、ミネラルがたくさん含まれて、非常に栄養バランスが優れている食品になっている。

ただ、糖質がありますので、食べ過ぎには注意。

●マカダミアナッツオイル

ナッツのオイルは不飽和脂肪酸という非常にサラサラした劣化しない油。

マカダミアナッツオイルには、加齢と共に減少してくるパルミトレイン酸という成分が20%も含まれている。

パルミトレイン酸は、人間の皮脂に非常に近い成分で、直接肌に塗って補給することでしっとりとした肌になると言われているそうです。

ナッツのはちみつ漬け(ハニーナッツ)
3種類のナッツ(アーモンド、カシューナッツ、クルミ)をハンガリー産アカシアはちみつに漬け込みました。

ナッツのはちみつ漬け(ハニーナッツ)(190g) 1091円(税込)

スモークミックスナッツ5袋セット
3種のナッツ(アーモンド、カシューナッツ、クルミ)をおつまみの定番として親しんでいただけるようクセの少ない桜のチップで燻製し、ほどよい塩味に仕上げました。

スモークミックスナッツ5袋セット 2,415円(税込)

スモークピスタチオ5袋セット
ウイスキー樽に使用されたナラで燻製することで殻を剝く手が止まらなくなるファンの多いナッツです。ほんのりと甘い香りが漂います。

スモークピスタチオ5袋セット 2,415円(税込)







ハニーナッツ(ナッツのはちみつ漬け)レシピ・作り方

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コーヒーが動脈硬化予防|なぜコーヒーで動脈硬化が予防できるの?

> 健康・美容チェック > 動脈硬化 > コレステロール > コーヒーが動脈硬化予防

動脈硬化が進行すると、日本人の死因の主な原因である心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳卒中、脳梗塞、脳出血など)を引き起こす恐れがあります。

「動脈硬化が心配」という悩みを抱えていると毎日が憂鬱ですが、そんな悩みがなくなれば、ストレスなく楽しい毎日が過ごせて長生きすることができますので、動脈硬化を予防・改善する食事を実践していきましょう!




■コーヒーが動脈硬化予防

Coffee

by tsaiproject(画像:Creative Commons)

コーヒーが動脈硬化予防

(2010/10/12、47ニュース)

コレステロールは免疫細胞に取り込まれて血管壁内で蓄積して動脈硬化の原因になるが、余分なコレステロールを排出するHDL(善玉コレステロール)の能力をコーヒーが促進することを、防衛医大の近藤春美助教らがマウスの実験で明らかにした。

防衛医大の近藤春美助教らがマウスの実験によれば、コーヒーが余分なコレステロールを排出する善玉コレステロールの能力を促進したという結果が出たそうです。

なぜコーヒーを飲むことで動脈硬化が予防できるのでしょうか?

コーヒーの抗動脈硬化作用の最新研究成果

(2010/9/17、健康美容EXPO)

そうしたことから近藤氏は「コーヒーはマクロファージからのコレステロール引き抜きを促進してHDL機能を改善し、動脈硬化性疾患を予防していると考えられる」とした。また、その予防効果にはコーヒー中のポリフェノールが寄与する可能性が示唆されるとも話した。

なお、実験では5杯分のコーヒーが使用され、近藤氏によれば、予測レベルとしながら、「飲用後30分から1時間後が、効果のピークだろう」との見解を示した。

近藤助教が行なった実験によれば、コーヒーのポリフェノールが動脈硬化を予防している可能性があると考えられるそうです。

血管内皮機能障害が、動脈硬化初期段階において重要な役割を果たすこと、そしてポリフェノールが動脈硬化の進展に予防的に働く可能性が示唆されていることから、コーヒー中のポリフェノールを用い血管内皮機能に与える影響について実験を実施。その結果、コーヒーは血管内皮機能を改善させることで、動脈硬化の発症・進展過程において予防的に働く可能性が示唆されたとした。

お茶の水女子大学大学院生活環境教育研究センター近藤和雄さんによれば、コーヒーのポリフェノールが血管内皮機能を改善させることで、動脈硬化に対して予防的に働く可能性があるそうです。

→ 善玉コレステロール(HDLコレステロール)を増やす方法 について詳しくはこちら

→ コレステロールを下げる食品 について詳しくはこちら

→ 悪玉コレステロール(LDLコレステロール)を減らす食品 について詳しくはこちら







【コーヒー関連記事】
続きを読む コーヒーが動脈硬化予防|なぜコーヒーで動脈硬化が予防できるの?

コーヒー飲むと抗酸化作用でシミになりにくい!?|#世界一受けたい授業

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■コーヒー飲むと抗酸化作用でシミになりにくい!?|#世界一受けたい授業

Blue Bottle Coffee

by Christopher Michel(画像:Creative Commons)

昨日「抗酸化食品」でよく検索されていたので、調べてみたところ、2013年3月9日放送の世界一受けたい授業でシミができにくくなるものとして「抗酸化食品」を取り上げていたようです。

授業復習|世界一受けたい授業

シミができにくくなる飲み物はコーヒーです。

コーヒーには抗酸化力の強いコーヒーポリフェノールが入っています。
1日2杯以上飲む人は飲まない人に比べて
シミの量が少ないという結果が出ています。

抗酸化力の強い食べ物としては、
アスタキサンチンを含む鮭、カニ、エビが挙げられます。

※飲みすぎにはご注意ください

抗酸化食品を摂ると、 シミができにくくなるそうです。

番組では、コーヒー、鮭、カニ、エビが紹介されていましたが、抗酸化力のある食品はまだまだ多くありますので、ぜひこちらのページを参考にしてみてください。

→ 抗酸化食品 について詳しくはこちら

→ シミの原因・予防・シミを消す方法 について詳しくはこちら







【コーヒー関連記事】
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