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血1滴で早期大腸がん診断 神戸大院グループ
(2012/7/13、読売新聞)
神戸大は12日、同大学院医学研究科の吉田優准教授らの研究グループが、1滴の血液で大腸がんを早期に診断できる「バイオマーカー(生物学的指標)」を発見したと発表した。これまで使われている腫瘍マーカーなどは、初期の大腸がん患者への感度が低く、早い段階で正確に診断できなかった。研究グループでは「5年以内の実用化を目指したい」としている。
神戸大・吉田優准教授らの研究グループによれば、血液一滴で大腸がんを早期に診断できる「バイオマーカー(生物学的指標)」を発見したそうです。
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また、今回の研究は糖尿病やうつ病などさまざまな病気の診断にも利用できる可能性があるそうです。
吉田准教授は「必要な代謝物の組み合わせにより、うつ病や糖尿病など様々な疾患の診断に応用できる可能性がある」としている。
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