中国人から見た日本人女性「そのスタイルの良さの秘密は?」

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by Shoko Muraguchi(画像:Creative Commons)




中国人から見た日本人女性「そのスタイルの良さの秘密は?」

(2010/6/17、サーチナニュース)

日本は世界でもっとも肥満率の低い国の一つであり、日本女性の肥満率もほかの国の女性に比べてはるかに低い。

日本女性が美しいスタイルを維持できる一方で、同じアジア人種の中国人では、成人のおよそ25%が体重超過または肥満となっている。

一体これは、どういうことか。

中国網(チャイナネット)日本語版が分析した。

中国人に比べて、なぜ日本人女性が美しいスタイルを維持できているのかについて分析している記事について分析してみたいと思います。

まず、ダイエット効果のある炭水化物を多く摂取すること。

日本料理では、食材に手を加えることが少なく、炭水化物は自然のままの状態に限りなく近い。

また、栄養も豊富で食物繊維を多く含むので、体に必要なエネルギーを提供すると同時に胃腸の蠕動(ぜんどう)運動を促し、すぐに満腹感を得ることができる。

ダイエット効果のある炭水化物とはどういうものなのでしょうか。

日本料理とあることから、米(ごはん)ということなのでしょうか。

※ただ、日本でも低炭水化物ダイエットが流行するなど炭水化物を食べ過ぎると太るという認識が広まっているように思います。

miso soup

by Shoko Muraguchi(画像:Creative Commons)

次に、豆類食品でもダイエットすることができる。

大豆は植物性たんぱく質を含み、コレステロールが低く、大豆イソフラボンと食物繊維が豊富で、滑らかな肌と美しいスタイルをサポートする。

また、大豆は低GI食品で、長い間満腹感を継続できるので、エネルギーが体内で脂肪に変わるのを抑えてくれる。

日本人は大豆を好んで食べる。

天然ストロベリーと大豆(遺伝子組み換えでない)を組み合わせた新しいフルーツバーが、日本の若い女性達に人気のお菓子になっている。

日本料理特有の味噌汁にも大豆が欠かせない。

大豆に含まれる豊富なたんぱく質は、体内で消化されやすいアミノ酸に変わり、それがカロリーの摂取を抑え、血圧を下げ、動脈硬化を防いでくれる。

また、味噌汁には大量のビタミンEやカルシウム、ミネラルが含まれており、これらも日本女性が体型を維持する上での決め手となっている。

日本では豆乳ブームがあったり、また昔からみそ汁や納豆、豆腐など大豆製品は多いですよね。

そして、食事の取り方にもポイントがある。

食事の過程で、胃が食物でいっぱいになっていても、満腹感は20分経たなければやってこない。

つまり、食べるスピードが速すぎると、満腹感が追いつかず、余計なものまで摂取してしまうことになるのだ。

伝統的な日本料理は、ご飯、野菜、果物、海鮮等の材料を調理し、それを箸で挟んで食べる。

箸を使用することで食事のスピードを緩め、知らず知らずのうちに食事の量を減らすことができる。

ありふれた存在である箸とお椀が、日本女性の太らない秘密になっていたのだ。

箸とおわんを使った食事が日本人女性の太らない秘密だと紹介しています。

また、日本料理ではそれぞれの食品の分量も少ない。

日本には「腹八分」という習慣がある。

腹八分という習慣は日本特有のものなのでしょうね。




■まとめ

この記事は、中国人からみた日本食=和食とダイエットの関係を分析しているようですが、文化的にも中国と日本は近いと思うので、この分析はどうなのでしょうか。

中国の食事は、主に麺・ごはん食であり、大豆製品を使った料理を食べていると思いますし、また箸を使った食事ですよね。

あまり大きな違いはないように思います。

これが、日本女性が美しいスタイルを維持している理由ということにはならないように思います。

女性が体重を気にしてしまう背景には、メディアの影響が大きいのではないでしょうか。

「女性が体重を気にする」3つの背景とは?

「女性が体重を気にする」3つの背景

【1】 女性は「人から見られている」ことを強く意識しているから
【2】 メディアにおける「やせに対する価値」の影響を受けているから
【3】 友人の影響を受けているから

女性の見た目に関する意識が高いことやメディアより「やせていることがよい」「ダイエットが良い」という価値観への影響を受けていること、自分自身の見た目に対する関心が高く、またメディアからの影響を受けた周りの人からの影響を受けることが、女性がさらに体重を気にする背景となっているようです。

こうした影響からか、日本ではダイエットの低年齢化が問題になっていると聞きます。

美の基準は一つではなく、健康の上にしか成り立たない。

日本ではダイエットの低年齢化も問題になっており、以前、医師への取材で「私、太っているから」とダイエットをする小学生が増えているという話を聞いた。

しかし、こうした若い女性のダイエットヘの関心の高さは日本だけのものではありません。

10代少女の9割、「やせ」へのプレッシャーを自覚=米調査

米国のティーンエージャーの少女の10人中9人近くが、ファッション業界やメディアが作り出した非現実的な美のイメージの影響で、非常にやせた体形になるようプレッシャーを感じている

女性の見た目に関する意識の高さやメディアからダイエットが良いという価値観への影響を受けていることから、ダイエットに対する関心が高く、ダイエットする習慣が身についているおり、それが、日本女性が美しいスタイルを維持している理由となるのではないでしょうか。

女性が見た目に関する意識が高いのであれば、将来的には中国人も同じようにダイエットに対する関心が高くなってくると思います。

ただ、中国では、肥満による 糖尿病脂肪肝高血圧高コレステロール血症高脂血症)などの生活習慣病が問題になっています。

もう少し多く、中国でも生活習慣病に関する情報やダイエットに関する情報を提供した方がいいかもしれませんね。







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