【#お金の使い方】あなたの周りの世界を幸せなもので囲みたいという人は自分が本当に価値があると思うものにお金を使おう!




■「時間の使い方」・「言葉の使い方」と同じように「お金の使い方」も大事!

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by Jaysin Trevino(画像:Creative Commons)

時間の使い方について考えてみよう|『モモ』(ミヒャエル・エンデ)では、「時間の使い方」について、そして、言葉は使い方によっては、誰かを包み込む毛布にもなるし、人を傷つける刃物にもなるでは、「言葉の使い方」について書きました。

最近感じているのは、「時間の使い方」・「言葉の使い方」と同じように「お金の使い方」も大事だということ。

例えば、ビットコインのような暗号通貨(仮想通貨)で「億り人(億万長者)」になったというツイートを目にしました。

でも、気になるのは「そのお金をどう使うのか」という点です。

お金はそのまま持っていても、ただの数字であり、価値を生み出しません。(正確には、保有して運用しているとお金が殖えていくこともあると思いますが、ここでのその意味を除きます)

自分が”億”というお金を手にしたときに、どのように使うかをリアルに想像できなければ、そのお金はバブル(泡)のように消えてしまったり、そのお金の魔力に押しつぶされそうになってしまうことでしょう。

そして、その人がどういうものに対してお金を使うのかということに、その人自身の価値観が如実に表れると思うのです。

例えば、仮にある人が億万長者になったとして、お金の使い道が、高層マンションに住み、繁華街で高いお酒を飲み、高級ブランド品を買い、美人またはイケメンをはべらかせることを考えたのだとしたら、結局はよく聞いたことがあるような成りあがった人のステレオタイプなお金の使い方ですが、それを夢・目標として長年頑張ったご褒美であればその人にとっては価値のあるお金の使い方でしょうし、特に思いつかないからとりあえずステレオタイプ的なお金の使い方をする人もいるはずです。

そうしたお金の使い方を高潔な使い方ととるか、卑賎な使い方とみるかはその人の価値観の違いです。(何が正しいかが問題ではなく価値観の違いであり、それこそが多様性だと思います)

アート作品を購入する場合も、思い入れがあって購入する場合と投資目的で購入する場合とでは違うでしょう。

【参考リンク】

流用アート論: 一九一二―二〇一一年

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お金の使い方に対する考え方の違いはその人自身を表わしているようで面白いです。

その他にも、有名レストランのスペシャリテよりも好きな人が作った手料理のほうが価値が高いと考える人もいると思います。

どんな名工が作った作品よりもご自身の子供が作った手作り感あふれる誕生日プレゼントのほうが価値が高いと考える人もいると思います。

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また、自分ではなく、周りにいる人たちにお金を使うことで幸せを感じる人もいますし、人それぞれです。

現在は「お金」の持つ価値が高く、最近のインターネットビジネスでは、「ZOZOツケ払い」(2カ月間内で都合の良い時に支払いができる決済手段)や「メルカリ月イチ払い」(月次で購入した商品の代金をまとめて翌月に支払うことのできる)、「CASH」(モノをスマホで撮影し、食事入金される質屋アプリ)、「Payday」(給料を前借りして、後払いするサービス)のような今やりたい・買いたいことを我慢することなく、将来入ってくるであろうお金を前借りしたり、モノを現金化する仕組みが増えてきていると感じます。

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スピードが速い時代には、そのタイミングを逃さず、今やりたいことや買いたいことを優先するために、そうしたサービスに価値が出ているのもわかります。(金融の仕組みからはじき出されている人がいるという点から)

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しかし、もう少し想像の翼を広げて、これからもっと先の未来を見てみると、AIやロボットがあらゆる産業に広がって、人件費が限りなくゼロに近づいていき、ほとんどのモノの価格はゼロに近づいていく時代になる可能性もあるのではないでしょうか。

つまり、そういう時代が来た時に必要なのは、自分を本当の意味で幸せにする「お金の使い方」です。

もしあなたが自分の周りの世界を幸せなものであふれるようにしたいという人は、お金の使い方をもっと想像豊かに考え、自分が本当に欲しいもの、価値があるものにお金を使っていくと良いのではないでしょうか?

そういうお金の使い方をすることによって、あなた自身の周りにはそういったものが自然とあふれてくるものではないでしょうか?

ぜひ自分を本当の意味で幸せにする「お金の使い方」をするようにしてくださいね。







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