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Google、病気に関する検索結果に症状と治療法の「ナレッジグラフ」カードを表示すると発表

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by Sarah Murray(画像:Creative Commons)




Google、病気に関する検索結果に症状と治療の「ナレッジグラフ」カード

(2015/2/11、itmediaニュース)

米Googleは2月10日(現地時間)、Google検索での病気に関する検索の結果に、症状や治療法についての情報をまとめたナレッジグラフのカードを表示すると発表した。まずは米国の英語版で提供を開始し、提供範囲および言語を拡大していく。

食品名を検索するだけでカロリー・栄養成分・コレステロールまでわかる時代に|GOOGLE検索新機能という記事を先日お伝えしましたが、今回のニュースによれば、Google検索での病気に関する検索の結果に、症状や治療法についての情報をまとめたナレッジグラフのカードを表示するそうです。

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参考画像:itmediaニュース tonsillitis(へんとう炎)のカード

近い将来、Googleで検索すると、様々なページに移行することなく、病気の症状や治療法についてアドバイスされるようになっていくのではないでしょうか。

少し心配なのが、情報の偏りが出るかもしれないという点です。

(どの企業・人が担当者になるかによって情報にはバイアスがかかります)

その点だけがすっきりすればユーザーにとってはすごく便利なサービスになると思います。

今回の記事で興味深いのはもう一つ。

Googleによると、検索されるキーワードの20件に1件は健康や病気に関するものという。

検索されるワードの20件に1件は健康や病気に関するものなんですね。

それだけ健康や病気に対して関心が高いということですね。







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「神戸医療イノベーションフォーラム2015 #KMIF」から学ぶ未来の医療・健康のヒント

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by peteselfchoose(画像:Creative Commons)




2015年2月8日に行われた「神戸医療イノベーションフォーラム2015」の様子がTwitterで紹介されており、その中にこれからの医療のヒントとなりそうなことが多くツイートされていましたので、ピックアップしてみました。

 

■移植と3Dプリンター

杉本真樹氏(神戸大学大学院 医学研究科内科学講座 消化器内科学分野特命講師)

3Dプリンタを活用した臓器作製・移植が注目を集めています。

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■骨折の治療から着想したあらたな再生医療とバイオ3Dプリンタの開発(佐賀大学で細胞3Dプリンター作った中山攻一さん)

中山功一/佐賀大学大学院工学系研究科先端融合医工学教授)

■空気圧駆動を用いた手術支援ロボットシステム

手術支援ロボットシステムのダヴィンチには触った感触がないという課題があり、それを空気圧駆動で感触を操作者の手に伝える技術が開発されているそうです。

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【追記(2015/7/9)】

■仮想力覚提示デバイス「Traxion」

ARの次は『拡張人間』 東大 暦本純一教授の世界

(2015/7/3、Sensors)

「Traxion」は、すごい力で押されたり、引っ張られたりするような「力」を体験できる装置なのだそうです。

他人の「触覚」を伝達することができることによって、医学に活用されるようになるかもしれません。

 

■視覚障害者を情報障害から救うiPad・iPhoneの実践活用法

三宅琢/眼科医 神戸理科学研究所客員研究員

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■スマホ連動歯ブラシ

歯みがきの癖がゲームを活用して直すというのは面白いやり方。

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■人工知能

センサーを活用して人工知能が病名や処置を行う時代になるかもしれないそうです。

 

■欧米の最先端ガジェット

■認知症

「地域包括ケア次代に求められる医療者・患者の意識改革」

遠矢純一郎/桜新町アーバンクリニック 院長

認知症の高齢者は2025年には730万人と推計|認知症に役立つ食べ物と生活習慣によれば、10年後には認知症は730万人と推計されるそうです。

認知症にならないような生活習慣に取り組むとともに、認知症の人を受け入れる社会の仕組みづくりが重要になってくるのではないでしょうか。

 

■「佐賀県 IT 救急医療から学んだ3つの変革」

円城寺雄介/佐賀県統括本部情報・業務改革課主査 総務省ICT地域マネージャー

先日放送されたTBS「夢の扉+」で紹介された全国で初めて救急搬送時間の短縮をもたらした救急医療情報共有システムについてです。

 

■まとめ

こうした取り組みを一つ一つ見るのではなく、それぞれをランダムに組み合わせると思いもよらぬアイデアが生まれるものではないでしょうか。

同じ情報を見ていても、人によっては全く違う発想をするものです。

こうした情報を専門家だけでなく、一般の人が知ることによって、また、別のアイデアが生まれることを期待します。







世界初、iPS細胞から視神経細胞作製|国立成育医療センター

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by John Patrick Robichaud(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 目の病気 > 緑内障 > 世界初、iPS細胞から視神経細胞作製|国立成育医療センター




世界初、iPS細胞から視神経細胞作製 成育医療センター

(2015/2/10、産経新聞)

国立成育医療研究センター(東京都世田谷区)などの研究グループは10日、ヒトのiPS細胞(人工多能性幹細胞)から「軸索(じくさく)」と呼ばれる神経線維を持つ視神経細胞を作製することに世界で初めて成功したと発表した。英科学誌(電子版)に論文が掲載された。緑内障に伴う視神経の障害や視神経炎などの治療薬開発につながることが期待される。

緑内障治療とIPS細胞による再生医療という記事では、緑内障にiPS細胞を用いた再生医療を適用する研究は現段階ではあまり行われていないとお伝えしましたが、今回のニュースによれば、国立成育医療研究センターなどの研究グループがiPS細胞から視神経細胞の作製に成功したそうです。

今回の研究は、緑内障に伴う視神経障害の治療につながることが期待されます。

→ 緑内障 について詳しくはこちら。

【関連ワード】







【関連記事】

チョコレートの世界|マツコの知らない世界 2月10日

2015年2月10日放送のマツコの知らない世界では、「デパートチョコレートの世界」がテーマです。

【追記(2015/2/11)】

番組内で紹介されたチョコレートをまとめました。

●ショコラパティシエ・ド・オール「獺祭ショコラ」

日本酒の獺祭を使用したチョコレート

●ラ・メゾン・デュ・ショコラ 「サンサションキャラメル」

●ドモーリ 「シングルオリジンシリーズ」

●ジャン=ポール・エヴァン 「ボワトゥクールスモーキング」

16個入り 6744円

●パスカル・ル・ガック

●ショコラティエ パレ・ド・オール 「からだにおいしすぎるショコラ」「ショコラネスパ」

●カファレル 「リバイバル缶」

●フレデリック・カッセル 「パルファム・ド・サンショウ×能作」

●アンリ・ルルー

番組予告

ショコラコーディネーター 市川歩美(いちかわあゆみ)さんが登場!
「マツコの知らないデパートチョコレートの世界」を紹介!

“明日買いに行って欲しい!デパチョコ”を市川さんが徹底解説!
珠玉の高級チョコにマツコが大感激!
など見ればあまくなる「チョコレートの世界」

そこで、今回は、このブログらしい「チョコレートの世界」について取り上げてみたいと思います。

 

チョコレートの健康効果

チョコレートの健康効果が研究で証明|血圧を下げる効果やHDLコレステロール増加による動脈硬化予防によれば、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールには、血管が広くなる効果があることによって、血圧を下げる効果が期待できるそうです。

→ 高血圧の症状・食事・数値・予防・原因 について詳しくはこちら

また、HDLコレステロールがチョコレートの摂取によって増加することも分かったそうです。

チョコレートをよく食べる人は肥満度指数が低い傾向-米研究によれば、運動習慣があり、チョコレートを定期的に食べる人は、肥満度指数(BMI)が低い傾向があるそうです。

チョコレートが心臓病のリスク軽減につながる可能性=調査によれば、チョコレートが心臓病のリスクを3分の1に減らす可能性があることがわかったそうです。

【関連記事】

チョコレートダイエットの効果|ベストハウス123

チョコレートダイエット(ビターチョコレート・低カロリーチョコレート)

  1. 食物繊維
    糖分・脂肪を吸収する。食事の前に取ることで糖のとりすぎを防ぐ。
  2. カカオポリフェノール
    脂肪燃焼を促す。燃焼効率をアップ。
  3. 食事前に大好きな食べ物を摂ることで脳が満足感を得られる。
    余分なものをとらずにすみ、またダイエットのストレスも減らすことになる。

 

チョコレートで脳を酔わせる?チョコは恋愛の特効薬?!

チョコレートの原料カカオに含まれるフェニルエチルアミンは、恋愛したときに作られるドーパミンの放出を促すという効果があるそうです。

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「女子高生、スマホ1日7時間」によってもたらされる4つの影響とは?

THEY'RE TEXTING EACH OTHER

by Bill Morrow(画像:Creative Commons)




女子高生、スマホ1日7時間=15時間以上も1割―民間調査

(2015/2/9、時事通信)

女子高校生がスマートフォンや携帯電話を使用する時間は、平均で1日7時間に上るとする調査結果を、情報セキュリティー会社「デジタルアーツ」(東京)が9日発表した。男子や他の学齢と比べて突出しており、10人に1人は15時間以上使っていた。

2014年にも同様の調査が行われていましたが、その時は、女子高生の4割が、スマホやケータイの使用時間が一日6時間以上だったそうで(「女子高生の4割、スマホ1日6時間超」がもたらす影響とは?)、昨年よりも利用している時間が長くなっているようです。

これだけスマホやケータイの使用時間が長くなると、4つの面で気になります。

1.健康

スマホの使用時間が長くなればなるほど、目に負担がかかることはもちろん、姿勢も前屈みになり太りやすくなると言われていますし、また、スマホの使用で身体を痛めてしまう人がいたり、冷えの原因になっているのではないかとも言われています。

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2.美容

スマホを長時間使用すると「老け顔」になりやすい!?その3つの理由とは?によれば、スマホやパソコンを長時間使用していると、目を酷使することによって、目がショボショボとしてくるだけでなく、目尻のシワクマに加え、ほほまでたるむ、いわゆる老け顔になりやすいそうです。

3.コミュニケーション

ネット依存で失った4つのものとは?では、1.対面の人を優先すること、2.ひとつのところにとどまり考えること、3.余裕をもって考えること、4.予想外の刺激が失われているのではないかと紹介しました。

スマホやパソコンに依存すると、目の前にいる人とのコミュニケーションが希薄になったり、ゆっくり何かについて考えなくなったり、偶然の出会いのような刺激が得られにくいのではないでしょうか。

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4.スマホ以外の時間

いくら「ながら」にスマホを使用していたとしても、考える時間や読書する時間などが失われている可能性があります。

つながっていても孤独?|つながりすぎることで失ったものとは何か?

  1. 孤独な時間
    スマホで常につながっている中で、そうした孤独なプライベートな時間が全くなくなっています。
  2. 相手との関わり方を考える時間
    97%の大学生が場の空気を読んで、自分の意見を言わないことがある!?そうです。
    場の空気を読むということが重視されていますよね。場の空気を読むということは大事な能力だと思いますが、その能力は間違えてしまうと、自分の感情を押し殺し、相手に合わせようとすることで無理を重ね、ストレス感を強めていくのではないでしょうか。
    内省する時間を作り、「大切にする自分」とは何か、「譲れない一線(美意識)」を自覚し、どこまで他者に合わすことができるかということを考えることが重要になるのです。
  3. リアルのコミュニケーション
    ちょっと暇な時間があったとき、昔は何をしていたかなと考えると、おしゃべり(雑談)だったのではないでしょうか。雑談は内容自体は全く意味のないものがほとんどかもしれませんが、それこそがその人自身を作り上げているような感じもします。そして、その雑談が大事なコミュニケーションなのではないでしょうか。
  4. 読書の時間
    コミュニケーションツールやアプリ(ゲームアプリ)などがその代替する時間となっていると思います。ひとまとまりの文章を読む機会を失うことで何かを失っているのではないかと思います。
    「マリアビートル」(著:伊坂幸太郎)にはこう書かれています。「本を読み、内容を噛み砕く事で、語彙が増え、知識が増え、いっそう読解力が増した。本を読む事は、人の感情や抽象的な概念を言語化する力に繋がり、複雑な、客観的な思考を可能にした。」本を読むことを通じて、他人の感情を慮ることや自分にはこんな感情があるんだということに気づき、そして、著者が経験したことから学ぶこともできます。
  5. 考える時間
    「魔王」(著:伊坂幸太郎)の中に

    『おまえ達のやっていることは検索であって、思索ではない-。』

    という台詞があります。
    この台詞を読んだ後、何かわからないことがあったらすぐに検索してしまいその情報が本当にあっているのかどうか考えることなくわかったような気になっているなと思わされました。
    情報を仕入れることは大事ですが、それを自分の考えにするのには、長い時間がかかります。







    【追記(2014/9/20)】

    静かに横たわって、のんびりして、待っていること、しんぼうすること―だが、それこそ、考えるということではないか!
    ニーチェ(ドイツ)

    静かに横たわって、のんびりして、待っている時間は決して無駄な時間ではなく、考えるための必要な時間ともいえるのではないでしょうか。

    【!追記終わり】

  6. ぼーっとする暇な時間
    暇な時間はコミュニケーションツールやゲームアプリで埋めてしまっていないでしょうか。
    暇で暇で何もすることがないと思うからこそ何かに興味を持つ知的好奇心を生み出してくれるのではないでしょうか。

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