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幼児のiPad利用は是か非か?

The modern toddler iPad experience

by Wayan Vota(画像:Creative Commons)




幼児のiPad利用は是か非か 専門家の意見分かれる

(2012/5/23、WSJ)

今や米国の幼児の半数以上は、タブレット型携帯端末「iPad(アイパッド)」やスマートフォン(高機能携帯電話)の「iPhone(アイフォーン)」といったタッチスクリーンを使った携帯機器に触れている。

現代の幼児たちは、泳ぐことや「靴紐を自分で締める」といった技能を習得するよりもずっと早く、IT技術のスキルを覚えるそうです。(現代の幼児は、泳ぐことや靴紐を締めることよりも早く、ITスキルを覚える

iPadやiPhoneといったタッチスクリーンを使ったタブレット機器が身近なものになってきている中、期待される点と心配される点とが今回の記事では取り上げられています。

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ヒトES細胞から目の網膜組織の形成に世界初成功|理化学研究所など

the eye

by Jo(画像:Creative Commons)




ヒトES細胞から立体網膜の形成に世界で初めて成功

(2012/6/14、理化学研究所プレスリリース)

理研発生・再生科学総合研究センターは住友化学株式会社生物環境科学研究所と共同で、ヒトES細胞から、眼組織の基となる「眼杯」と呼ばれる網膜組織を試験管内で立体形成することに世界で初めて成功しました。

また、この立体網膜組織を数週間~十数週間培養し続けることで、神経網膜の腫瘍細胞である視細胞、神経節細胞、介在神経細胞などを含む、複雑で多層化した構造を持つ網膜組織の立体形成にも成功しました。

さらに、このヒトES細胞から形成した立体網膜組織をあまり傷つけずに液体窒素中で凍結保存する方法も確立しました。

理研発生・再生科学総合研究センターは住友化学株式会社生物環境科学研究所と共同で、ヒトのES細胞から目の網膜組織の形成に世界ではじめて成功したそうです。

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恋わずらいはコカイン中毒者と同じ状態

要注意!「恋わずらい」はコカイン中毒と同じ状態だという事実

(2011/12/15、Gow!Magazine(ガウ!マガジン))

■恋わずらいはコカイン中毒者と同じ状態

ロンドンの神経生物学者、アンドレアス・バーテルズとセミール・ゼキは、恋愛中の脳とコカイン中毒者の脳をMRIでスキャンし、比較してみました。

すると、驚くべきことに両者にはこれといった違いが見当たらなかったのです。

『恋わずらい』の人が、食事をとらなくても元気だったり、活発になって奇行にはしったり、取り憑かれたように相手に執着したりする姿は、たしかに薬物中毒者の症状と似ています。

恐ろしいことに、この『恋わずらい』には中毒性もあるようです。

失恋をした人がこの世の終わりのごとく泣き狂うのは、麻薬を断った薬物中毒者が禁断症状に苦しむのと同じ状態なのかもしれません。

その反面、失恋の痛手を忘れ、新たな恋に落ちるのも中毒性のなせるわざ。

脳がその快感を覚えているため、性懲りもなく“恋愛”に手を染めてしまうのです。

(参照:「セックスしたがる男、愛を求める女」アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ/主婦の友社)

恋愛中の脳とコカイン中毒者の脳をMRIでスキャンし、比較したところ、両者には違いがみられなかったそうです。

ある意味で、「恋愛中毒」という言葉は合っているのかもしれません。

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ダーレオーエン選手の死因は心臓まひ、動脈硬化による心臓病を抱えていた

ダーレオーエン選手は心臓まひ=解剖で死因判明―競泳

(2012/6/13、時事通信)

4月に米国でのトレーニング中に26歳で急死した競泳男子のアレクサンデル・ダーレオーエン選手の解剖結果が12日、ノルウェー五輪委のトップ選手養成機関から公表され、死因は心臓冠動脈の凝血による心臓まひだったと、同国の地元紙(電子版)が報じた。
米国内で行われた解剖結果によると、ダーレオーエン選手は重い動脈硬化により冠動脈に病気を抱え、急死する1、2カ月前にも軽い心臓発作があったという。

記事によれば、ダーレオーエン選手は動脈硬化により冠静脈に病気を抱えていたそうで、今回の死因は心臓麻痺によるものだったそうです。

→ 動脈硬化とは|動脈硬化の症状・原因・改善方法 について詳しくはこちら

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ランニングにハマると老ける!?|やりすぎると活性酸素が増えてしまう




Joggers

by Ed Dunens(画像:Creative Commons)

ランニングにハマると老ける!? 皇居ランは「体にいい条件がひとつもない」

(2011/11/29、日刊SPA)

「自分にあったペースで、正しく走らなければ、かえって健康を害することは十分にありえますよ」

こう話すのは、健康スポーツ科学が専門の中京大学スポーツ科学部准教授・柿山哲治氏だ。

「ランニングはいわゆる有酸素運動で、ゆっくり長く続ければ、脂肪を燃焼して健康にもいい影響を及ぼします。ですが、最近のランナーたちは、競うように速度をあげて走っている。それでは身体に負担がかかり、活性酸素も過剰に発生してしまいます」

活性酸素には、体内の有害物質を分解してくれる働きもある。しかし、多すぎると有益なものまで分解してしまい、老化を早めたり、生活習慣病の原因になる。その活性酸素が、ランニングにより大量に発生するというのだ。

「最大酸素摂取量の50%程度の運動ならば問題はありませんが、それを超えた激しいペースになると、活性酸素の発生量は急増。老化を早める原因になることは考えられます」

ランニングなどの有酸素運動はゆっくり長くやれば健康によい影響を与えますが、競うように速度を上げて走っている人の場合は、体に負担がかかり、活性酸素が過剰に発生してしまい、老化を早める原因にもなりかねないそうです。

また、都心部のランニングには注意すべき点がまだあるそうです。

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