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【ばあちゃんの料理教室から大事なご報告】集中リハビリ施設に入所します。




■2026年8月17日。

面談に行ってきました。(同日の午前中に理学療法士から伺った内容を含めてまとめております)

昨日電話で元気なのを確認していましたので、元気なのはわかっておりましたが、施設での生活は思いのほか快適で困ることがないとうれしい様子でした。

食事面では、家よりも少ないようですが、カロリーもしっかりコントロールされておりますので、その点は安心です。
睡眠もしっかりとれているようでした。

リハビリに関しては、5mほど歩いて息切れするなどやはり体力が落ちているとのこと。

リハビリで筋力を短期間で増やすというのは難しいので、生活に必要な動きのリハビリを念頭にやっていくようです。

施設の中で困りごとがないというのが一番良かったですね。

うちは古い家でまた常に誰かが支える環境ではなかっただけに体への負担が大きく、疲れていたのかもしれません。

新しい環境では困ったときには誰かが支えてくれますし、介護に適した環境であるので、体への負担も少ないのではないでしょうか?

ひとまず安心しました。

■2026年8月16日。

電話ができました。

〇食事

食事には満足しているそうです。

ちなみに、介護施設の食事のカロリーは、1日あたり平均1,400〜1,600kcalで、一般家庭の食事のカロリーが2,000kcalぐらいなので、一日で500kcal分ぐらい減るらしいです。それだけでも普通に考えると痩せるんでしょうね。

〇睡眠

よく眠れているそうです。

■2026年8月14日

ばあちゃんの料理教室をご覧いただいている方にご報告があります。

2026年8月14日(金)、ばあちゃん(母)は一定期間リハビリに集中するための介護施設に入所することになりました。

きっかけは、ずっと診ていただいている担当の先生から「一度環境を変えてみてはどうですか?」と言われたことでした。

ここで言う「環境を変える」というのは、家の改修ではなく、いったん介護施設に預けて、集中的にリハビリを行うという意味です。

ばあちゃんは食欲も旺盛で元気なのですが、とにかく足腰が立たなくなっています。

少し立っただけでもバランスを崩してへなへなになってしまい、座る姿勢も左手をついていないと維持できません。

そのため左手は大きくむくんでしまっています。

体重は以前より20kgほど増えた一方で、筋力は大きく低下しています(以前MRIを撮ってもらったときに「腹筋と背筋がほとんどゼロ」と言われたときには驚きました)。

デイサービスの車に乗り込むときも支えなしでは乗れず、体重が増えてからは大人二人がかりでようやく支えられるほどです。

筋力が衰え、体重が増えてしまったこと、体を動かすことができなくなっていることで起き上がるのもかなり不自由になっています。

ただ、デイサービスではリハビリに取り組んでいるものの、家ではリハビリに取り組めていない状況でした。

そこで、今回ケアマネジャーと相談し、集中リハビリで家に戻ってから少しでも動きやすい状態に戻すことを目標に介護施設に預けることにしました。

今回お願いする介護施設の医師にいろんなことを話したのですが、ここ2、3年で急激に変化しているので、何かしらの病気(脳の神経の病気)がある可能性もあり、その点もチェックしていただく予定です。

家から離れるのはストレスがあるとは思います。

ただ、うちの家は古い造りで介護には適していないので、施設での生活の方が、うちにいるよりは動きやすくなるはずです。

このリハビリ期間で、昔のように歩けるようになるとは思っていません。

ただ、起き上がりが少し楽になる(今は寝ころんでしまうと起き上がれない状態なので)
、左手をつかずにご飯が食べられるようになる、トイレに行きやすくなる、そんなことができればいいなと思っています。

しばらく離れることになりますが、頑張ってくれると信じています。

介護生活はまだまだ長いので、互いにとってのリフレッシュ期間だと思って、頑張りたいと思います。

定期的に洗濯物を取りに行くので、ぜひみなさまからの応援メッセージがいただけるとばあちゃんの励みになるかと思います。

よろしくお願いします。







「本記事は医療行為の代替ではなく、テレビ・論文・公的資料を一般の生活者向けに噛み砕いたものです」

この街を初めて訪れた方へ

この記事は、例えるなら「ばあちゃんの料理教室(ハクライドウ)」という街の中の「ひとつの家」です。

この街には、生活・料理・健康についての記事が、
同じ考え方のもとで並んでいます。

ここまで書いてきた内容は、
単発の健康情報やレシピの話ではありません。

この街では、
「何を食べるか」よりも
「どうやって暮らしの中で調整してきたか」を大切にしています。

もし、

なぜこういう考え方になるのか

他の記事はどんな視点で書かれているのか

この話が、全体の中でどこに位置づくのか

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この記事で触れた内容は、以下の概念記事の一部として位置づけられています。

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この記事は、
「人の生活を、断定せず、文脈ごと残す」
という この街の憲法 に基づいて書かれています。

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大竹まことさん、前立腺がんを公表/7時間の手術の末、前立腺を摘出!




大竹まこと公表 「前立腺がん」とは? 男性特有のがん、早期は自覚症状が乏しく発見困難(2026年8月17日、スポニチアネックス)によれば、大竹まことさんが前立腺がんを公表しました。

以前からひどい頻尿に悩まされ、複数の病院を受診し、検査を進めていくうちにある数値が異常に高いことがわかって、前立腺がんを発見したそうです。

その数値とは、おそらく「PSA(前立腺特異抗原)」ではないでしょうか?

■前立腺がんとは?

国立がん研究センターによれば、前立腺がんは、前立腺の細胞が何らかの原因で異常に増殖することにより起こる病気で、悪性腫瘍の1つで、早期の前立腺がんは、多くの場合自覚症状がないそうです。

進行すると、尿が出にくい、排尿の回数が多いなどの症状が出ることもありますが、これらの症状は前立腺肥大症などでも起こるため、症状だけで前立腺がんと判断することはできません。

■前立腺がんを公表した有名人

【関連記事】

■自覚的ストレスレベルが高いとがんにかかるリスクが高い!|男性で強く見られ、特に肝がん・前立腺がんでリスク上昇|国立がん研究センター(多目的コホート研究)

国立がん研究センターの多目的コホート研究の結果によれば、長期的にみて、自覚的なストレスレベルが高いと、全がんでかかるリスクが高くなり、その関連は男性で強くみられることがわかったそうです。

また、がんを臓器別にみると、特に、肝がん・前立腺がんで自覚的ストレスが高いとリスクの上昇がみられたそうです。

ストレスががんを引き起こすメカニズムはよくわかっていないものの、

動物実験では、免疫機能の低下を通じて他の肝疾患を発症し、発がんに至ることが報告されている

そうで、肝がんや前立腺がんはストレスの影響を受けやすい部位といえるのかもしれません。

■コホート研究|葉酸とうつ|前立腺がんと薄毛|ほくろの数と乳がん|脈拍と糖尿病|ヨーグルトと糖尿病|ヤセと認知症|#世界一受けたい授業

アメリカの国立がん研究所による調査によれば、薄毛(おでこが後退し、頭頂部が薄い)だと、前立腺がんの発症する確率が39%アップするそうです。

男性ホルモンと前立腺がんに関係していることが考えられます。

→ 薄毛・抜け毛の原因・対策・予防 について詳しくはこちら

●がん予防に効果的な食べ物はブロッコリースプラウト(抗酸化作用のあるスルフォラファンが豊富)・黒にんにく・ハト麦・大豆製品(星野泰三)|#ジョブチューン

大豆イソフラボンには、大腸がん、乳がん、前立腺がんの予防効果があるそうです。

■射精回数が多い男性は前立腺がんになりにくい!/月21回以上の射精で前立腺がんリスク2割減

アメリカで行われた研究によれば、1か月あたりの平均射精回数が21回以上の男性は、4から7回の男性に比べて前立腺がんを発症するリスクが2割前後低いという結果が出ています。

■くるみを一日に2つかみ(56g程度)食べると、前立腺がんの予防につながる!?

カリフォルニア くるみ協会によれば、くるみを一日に2つかみ(56g程度)食べると、前立腺がんの予防につながると考えられるそうです。

オメガ3脂肪酸のαリノレン酸、抗酸化物質、植物ステロールなどの成分が相乗的に働いてくれることでガン予防につながると考えられるそうです。

→ オメガ3脂肪酸|オメガ3の効能・効果・食べ物・オメガ3ダイエット について詳しくはこちら







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意外と見落としがちな日常の衛生・セルフケアポイントとは?




汚れた部屋にはホコリ、ダニ、カビ、細菌などが溜まりやすく、これらが健康に大きな悪影響を及ぼします。

例えば、ホコリやダニ、カビの胞子が空気中に舞い、アレルギー性鼻炎、結膜炎、気管支喘息などアレルギー疾患を引き起こします。

カビを吸い込むことで、呼吸器の病気になったりします。

汚れた空間での生活は免疫力を下げ、微熱や咳、全身の倦怠感といった感染症や体調不良の原因になったりします。

カビやダニによる湿疹や皮膚炎のほか、掃除が行き届かないことで傷口から細菌が入り込み、皮膚の深部が腫れる蜂窩織炎(ほうかしきえん)などといった皮膚疾患や感染症になります。

Xで高齢者の冷蔵庫の中に入れている食べ物が腐敗したり、カビがついているという投稿を見かけました。

冷蔵庫内の腐敗やカビ、部屋の清掃不足(埃・汚れ・カビの放置)は、単なる見た目や衛生上の問題にとどまらず、高齢者の健康を脅かすリスク要因となりかねません。

もしかすると、部屋や冷蔵庫の環境の悪化は、認知症の進行に伴い、「片付けや掃除の手順がわからなくなる」「賞味期限の管理ができなくなる」「カビや異臭に対する感覚が鈍くなる」といった症状のサインとして現われているのかもしれません。

つまり、生活環境をきれいに保つことは病気のリスクを下げることにつながり、きれいに保てないことが何らかのサインである可能性があります。

そこで、今回は意外と見落としがちな日常の衛生・セルフケアポイントについてまとめます。

1)ソープディスペンサーの汚染

石けんを直接補充するタイプのディスペンサーは、細菌汚染が非常に多いです(ある調査では調べた14台すべて汚染、手洗い後にグラム陰性菌が平均26倍に増加したケースも)。

密封カートリッジ式(交換式)にすると汚染が大幅に減るという結果が出ています。

チェックポイント:自宅や職場のディスペンサーが「補充式」か「密封式」か確認する。洗浄・乾燥しても完全には汚染を防げない場合があるため、密封式への交換を優先的に検討(研究でもバイオフィルムが残りやすいと指摘されている)。

→ 【補充式ディスペンサーが抱える衛生リスク】汚染された石鹸で手を洗うと手の細菌が増えてしまう!「水」に潜む意外なリスクとは?

2)寝具のカビ・湿気・ダニ対策

布団やマットレスは湿気を溜めやすく、ダニやカビの温床になりやすいです。

ダニはアレルギー性皮膚炎・アトピー悪化の大きな要因で、カビは感染症や炎症リスクも伴います。

チェックポイント:定期的な天日干しや布団乾燥機の使用、除湿、シーツの洗濯頻度を上げる、防ダニカバーの活用など。

→ ダニ対策・ダニを退治する方法(やり方)|衣類乾燥機・布団乾燥機による加熱と掃除機がけ|#ためしてガッテン(#NHK)

3)ボディタオルの風呂場放置

ボディタオルを風呂場に置きっぱなしにしていませんか?湿ったまま放置すると菌やカビが繁殖しやすいです。

チェックポイント:使用後は必ずしっかり乾かし、可能なら屋外や通気の良い場所に干す。定期的に交換する。

→ タオルは雑菌まみれ? ニキビ肌とフェイスタオルの科学的な話

4)枕カバー・シーツの交換頻度

枕カバーは皮脂・汗・髪の汚れ・スキンケア残留物が溜まりやすく、顔に長時間密着するため、細菌・皮脂汚れによるニキビ・炎症リスクが高いです。

チェックポイント:特にニキビや肌荒れが出やすい人は、2〜3日に1回交換するだけでも改善することが多いです。

→ ニキビ肌・敏感肌は枕カバーを2〜3日に1回洗おう!枕カバーの細菌はトイレ便座の1万7千倍!?

5)靴下・靴の管理

湿った靴下を履きっぱなしにしたり、靴の中が蒸れたりすると、足の真菌(水虫)や皮膚炎を招きやすいです。

チェックポイント:通気性の良い靴を選ぶ、帰宅後すぐに靴を乾かす、靴下は毎日替えるなどの基本が重要です。

6)お風呂場のカビ対策

浴室のカビは、カビ胞子の吸入や皮膚接触で、皮膚や呼吸器に影響を与える可能性があります。

チェックポイント:使用後の換気を徹底する、定期的にカビ取りをする、排水溝やパッキン周りを重点的に清掃する。

7)メイク道具・スポンジ・ブラシの衛生

スポンジやブラシは湿った状態で放置すると菌が繁殖しやすく、顔に直接塗布するため感染症・炎症リスクが高いです。

チェックポイント:週に1回程度はきちんと洗浄・乾燥させるか、使い捨てタイプを活用する。

8)洗濯機自体の衛生(特にドラム式)

ドラム式洗濯機のパッキンやドラム内部にカビが生えやすく、洗濯した衣類にカビや臭いが移ることがあります。

カビが衣類全体に移り、全身の皮膚に影響する恐れがあります。

チェックポイント:定期的な掃除や乾燥運転を習慣にすると安心です。

9)顔用タオルと体用タオルの共用

同じタオルで顔と体を拭くと、体の菌や汚れが顔に移りやすいです。(交差汚染リスク)

チェックポイント:顔専用のタオルを用意し、こまめに洗濯・乾燥させるのがおすすめです。

→ タオルは雑菌まみれ? ニキビ肌とフェイスタオルの科学的な話

10)スマートフォンの画面

画面は手の汚れや細菌がかなり付着しています。

頰や顎に押し当てる習慣があると、手由来の細菌が顔に移り、ニキビや炎症の原因になりやすいです。

チェックポイント:定期的に画面を清潔に保つ、寝る前に触った手で顔を触らない、などの意識が有効です。

11)ヘアケア用品が身体に触れること

シャンプーやトリートメントが首・肩・背中に流れ落ちて、肌荒れの原因になることがあります。

刺激や残留による皮膚炎リスクがあります。感染リスクより刺激性皮膚炎のリスクが主です。

チェックポイント:洗い流しをしっかりする、髪を洗うとき身体に直接かからないように注意する、必要に応じてボディシャンプーを分ける。

12)リュックによる蒸れ・摩擦

リュックの背中部分が長時間密着すると、蒸れや摩擦でバリアが壊れ、皮膚トラブル(かぶれ、ニキビ、色素沈着など)を起こしやすく、二次感染や炎症を招きやすいです。

チェックポイント:長時間背負う場合は通気性の良い素材を選ぶ、こまめに休憩を入れる、背中に汗をかいたら早めに拭く・着替える。

13)ポリエステル肌着の適合性

ポリエステルなどの化学繊維が肌に合わず、かぶれや痒みを引き起こす場合があります。

また、蒸れやすく摩擦も起きやすく、真菌増殖や刺激性皮膚炎のリスクがあります。

チェックポイント:肌の弱い人は綿やシルクなどの天然素材を試す。新しい肌着は一度洗ってから着る、サイズが合っているか確認する。

14)洗濯用洗剤・柔軟剤の残留

香料・酵素・光学系漂白剤などが衣類や寝具に残り、敏感肌の人に刺激を与えることがあります。

主に刺激性・アレルギー性皮膚炎のリスク(感染より刺激寄り)。

チェックポイント:無香料・低刺激のものを選ぶ、すすぎをしっかりする、柔軟剤を控えるなどで改善するケースがあります。

15)お湯の温度とシャワー時間

熱すぎるお湯や長時間のシャワーは、皮膚のバリア機能(脂質)を奪い、間接的に他の刺激や感染に弱くなり、乾燥やかゆみを悪化させやすいです。

チェックポイント:ぬるめのお湯で短めに済ませる方が、肌には優しいです。

16)アクセサリー(ピアス・指輪など)

ニッケルなどの金属アレルギーや、汗で汚れた状態で長時間つけることでかぶれを起こすことがあります。

チェックポイント:定期的に外して清潔にする、肌に直接触れにくい素材を選ぶのも一つの方法です。

17)キッチンスポンジ

・毎日:使用後にしっかり洗い・絞り・風通し良く乾燥。可能なら熱湯シャワー。
・週1回前後:漂白剤浸けや食洗機などで除菌。
・2〜4週間ごと:新しいものに交換。
・用途別に複数用意して使い分ける。

キッチンスポンジは乾燥を徹底しつつ定期交換をメインにする方が安全です。

キッチンスポンジはレンジで除菌できる? 本当に衛生を保つ方法と交換のタイミング







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【補充式ディスペンサーが抱える衛生リスク】汚染された石鹸で手を洗うと手の細菌が増えてしまう!「水」に潜む意外なリスクとは?




公共トイレなどでよく見られる「バルクソープ補充式ディスペンサー」(大きな容器に石鹸を継ぎ足して使うタイプ)は、細菌に汚染されやすいことが知られています。

実際、公共トイレの約4分の1が汚染されているという報告もあります。

この研究では、汚染された石鹸で手を洗うと手にどれくらい細菌が残るか、またその細菌が他の表面にどれくらい移るかを調べました。

■実験結果

高濃度汚染石鹸で洗った後、1手あたり平均約19万個(5.28 log₁₀ CFU)の細菌が残りました。

そのうち約170個(2.23 log₁₀ CFU)が表面に移行しました。

また小学校での調査によれば、汚染された補充式石鹸で洗った後、手のグラム陰性菌が平均26倍(1.42 log₁₀ CFU増加)に増えました。

一方、密封式のきれいな石鹸で洗うと、細菌が約半分に減少(0.30 log₁₀ CFU減少)しました。

■結論

汚染されたバルクソープ補充式ディスペンサーの石鹸で手を洗うと、むしろ手の細菌が増えてしまい、他の物に移しやすくなることがわかりました。

これにより、公共の場での細菌感染リスクが高まる可能性があります。

密封式のディスペンサー(袋やカートリッジごと交換するタイプ)を使うと、このリスクを大きく減らせます。

CDCなども「石鹸の継ぎ足し(topping off)は避けるべき」と推奨しています。

【参考文献】

注:
この研究は、密封式ソープディスペンサーを製造・販売するGOJO Industriesの研究者らが主に実施したものであり、商業的な利益相反の可能性があります。

■まとめ

今回の研究と以前取り上げた研究、参考文献を含めて考えると、手を洗うという行為をすることできれいになるものと思い込んでいましたが、実際には、手に水分が残ったままだと微生物が大きく移動してしまいますし、密封式でない補充して使うタイプのディスペンサーの石鹸で手を洗うと手の細菌が増えてしまいますし、水が滞留しているとうがい水が細菌で汚染されるということもあることから、とにかく「水」に注意が必要だということがわかりました。

【参考記事・参考文献】







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歯医者の椅子横のうがい水は本当に細菌だらけ?鶴見大学の研究が明らかにした「歯医者のうがい水」の細菌汚染実態




歯医者の椅子の横にある「うがい水」が細菌だらけ——そんな投稿が話題になり、「海外だけの話で日本は違う」という反論も見られます。しかし、日本国内の大学病院でも同様の結果が確認されています。

鶴見大学歯学部附属病院の研究(2009年発表)によれば、2003年に附属病院内の17台すべての歯科用ユニット(デンタルチェア)の給水系水(うがい水など)の微生物汚染状況を調査したところ、フィルターや逆流防止装置の有無にかかわらず、全ユニットから微生物が検出されました。

菌数は 2.4×1022.4 \times 10^{2}2.4 \times 10^{2}
〜6.1×1046.1 \times 10^{4}6.1 \times 10^{4} CFU/ml(240〜61,000 CFU/ml)に達し、フラッシング(水を流すこと)で汚染度は減少したものの、フラッシング後も汚染が残るユニットがあることがわかりました。

■背景

チューブ内にバイオフィルムが形成され、タービン・シリンジ・うがい水(含嗽水)などに汚染水が出やすいことが指摘されています。

米国ではCDCが500 CFU/ml以下、ADAが(当時)200 CFU/ml以下を推奨していましたが、日本では当時も現在も、歯科ユニット水に特化した法的水質基準はありません(水道水の一般細菌基準100 CFU/ml以下や従属栄養細菌の管理目標2,000 CFU/ml以下を参考にしているケースが多いです)。

■対策

2004年から「ショックトリートメント」(診療終了後に洗浄液を満たして一晩放置し、翌日排出。3日間連続実施)を導入。

実施後は汚染が著しく改善しましたが、詰まり・水漏れ対策や定期的な繰り返しが必要とされました。

ショックトリートメントとフラッシングの併用効果(中野雅子ほか, 日本歯科保存学雑誌 2017):洗浄後は菌数が大幅に減るが、数週間で再増殖しやすい。500 ppm次亜塩素酸ナトリウムなどが有効だが、部材への影響も考慮が必要。

微酸性電解水の長期使用(中野ほか, 日本衛生学雑誌 2020):7年間の調査で、従属栄養細菌数を低く抑えられる有効性が示された。

使用年数が長いユニットほど菌数が多い傾向(鹿児島大学関連の2022年報告など):古いユニットではフラッシング効果が低く、消毒機能付きユニットは菌数が少ない。

■海外の状況とガイドライン

汚染は世界的に報告されており、バイオフィルム形成が主因です。

過去に小児歯科などで非結核性抗酸菌感染のアウトブレイク報告があり、水ライン管理の重要性が強調されています。

CDCは非外科処置で≤500 CFU/mlを推奨しています。

■まとめ

歯科用ユニットの給水系水(うがい水など)は、細いチューブ内の滞留水によるバイオフィルム形成で汚染されやすいことが、複数の研究で示されています。

フラッシングや化学洗浄(ショックトリートメントなど)で低減可能ですが、定期的な管理が必須で、一度きれいにしても再汚染しやすいのが特徴です。

2009年以降、消毒機能付きユニットや電解水システムの導入が増え、管理は改善傾向にあるとの指摘もありますが、施設・ユニットの年数・管理状況により差が大きいのが実態です。

【参考文献】

  • 小澤寿子, 中野雅子, 新井高, 前田伸子, 斎藤一郎. 歯科用ユニット水ラインのショックトリートメントの効果:鶴見大学歯学部附属病院での実践. 日本歯科保存学雑誌. 2009;52(4):363-369.
    DOI: 10.11471/shikahozon.52.363
  • 中野雅子, 高尾亞由子, 前田伸子, 細矢哲康. 歯科用チェアユニット給水管路の細菌汚染に対する衛生管理の取組み―ショックトリートメントおよびフラッシングの併用効果―. 日本歯科保存学雑誌. 2017;60(6):306-312.
    DOI: 10.11471/shikahozon.60.306
  • 中野雅子, 高尾亞由子, 前田伸子, 細矢哲康. 歯科用チェアユニットの水回路の汚染に対する微酸性電解水の有効性―7年間にわたる継続調査―. 日本衛生学雑誌. 2020;75:19021.
    DOI: 10.1265/jjh.19021
  • 神之田理恵, 渡邉温子, 松尾美樹, 小松澤均, 宮脇正一. 歯科診療用ユニット給水系中の微生物汚染に関する検討. 日本環境感染学会誌. 2022;37(5):183-189.
    DOI: 10.4058/jsei.37.183
  • Centers for Disease Control and Prevention (CDC). Guidelines for Infection Control in Dental Health-Care Settings—2003. MMWR. 2003;52(RR-17):1-61.







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