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重い心臓病の子供のふくらはぎの細胞から作った心筋シートを心臓に移植する治験を始める|阪大

Surgery

by Army Medicine(画像:Creative Commons)




心筋シート、子どもに移植 阪大が重い心臓病で治験

(2016/4/5、日本経済新聞)

大阪大学の澤芳樹教授らは、重い心臓病の子供のふくらはぎの細胞から作ったシート(心筋シート)を心臓に移植する治験を始めたそうです。

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参考画像:テルモ、「ハートシート」の製造販売承認を取得 世界初となる心不全治療用の再生医療製品|スクリーンショット

心臓病の子どもから特殊な細胞を取り出して治療する再生医療の治験を始める|岡山大などによれば、岡山大学病院の王英正教授などの医療チームが、重い心臓病の子どもから、心臓の筋肉の元になる特殊な細胞を取り出して培養し、体に戻して治療しようという再生医療について、健康保険の適用を目指して安全性などを確かめる治験を始めました。

重い心臓病の子供がより多く救われるようになる日も近いかもしれません。

【参考記事】







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小児科オンライン|LINEやSkypeを使ってリアルタイムで医療相談できるサービス開始

Friday December 20, 354/365

by Evan Blaser(画像:Creative Commons)




■小児科オンライン|LINEやSkypeを使ってリアルタイムで医療相談できるサービス開始

LINEやSkypeで医療相談「小児科オンライン」サービス開始

(2016/6/3、リセマム)

Kids Publicは、小児科に特化したスマートフォンでの医療相談サービス「小児科オンライン」の提供を5月30日より開始した。相談受付時間は、平日の午後6時から10時で、利用料は月額980円(税別)。現在、1か月無料でお試し利用ができる。

「小児科オンライン」とは、小児科に特化したスマホのLINEやSkypeといったアプリを使用し、テレビ電話、チャットなどで小児科の専門医師にリアルタイムで医療相談を行なうことができるサービスです。

「夜間・救急外来を受診すべきか迷う」「インターネット上の情報を見ても、かえって不安になる」「核家族化で、周りに相談できる人がいない」といった、現代の親世代が抱える悩みに寄り添う新しい形のサービスだ。

このサービスのポイントは「受付時間(平日18:00~22:00)」にあります。

お子さんを持ったことがある親御さんならわかると思いますが、子どもは、なぜか夜になって熱を出したりして体調を崩したりするという経験があると思います。

8月11日

(2017/8/12、井上和香オフィシャルブログ)

元気なのに、熱が上がったり下がったりを繰り返してるので、念のため休日診療の所へ行ってきました

すると先生から、

「子供は体温が変わりやすいの。だから頻繁に測って一喜一憂してたら大変ですよ。元気で、ご飯も食べて、寝られてるなら、ご飯の時に測るとか、お風呂に入る前に測るとかでいいのよ!」

と、優しく注意を受けました。笑

井上和香さんのようにお子さんの熱が上がったり下がったりを繰り返しているため心配になり病院を訪れるケースがあるかと思います。

そこで、誰かに相談できればいいのですが、核家族化で周りに相談できる人もおらず、インターネットで調べてみようとすると様々な情報が載せられているため、不安になってしまうという人もいるのではないでしょうか。

その医療における空白の時間を埋めるということがこのサービスの肝だと思います。

子育ての不安を解消するサービスとしても注目ですね。

【追記(2017/1/31)】

医師にリアルタイム相談できる「小児科オンライン」、在シンガポール日本人も利用可能に

(2017/1/30、TechCrunch)

現在、海外で生活する日本人は約130万人(2015年時点、外務省領事局政策課)。その中には子どもの健康に不安を持つ親も少なくない。これに対して「海外にいても日本人医師の説明を受けたい」というニーズを満たすことで、世界中どこにいても日本人家族は子育てにおいて孤立しない社会を実現したいとしている。

遠隔医療相談サービス「小児科オンライン」を提供するKids Publicは、ニチイインターナショナルクリニックと連携し、シンガポール在住の日本人家族も「小児科オンライン」のサービスが利用できるようにになったそうです。

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国民総「冷え」時代になっている?|冷え性・低体温が健康にもたらす影響とは?

Montreux #6

by ClearFrost(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 冷え性 > 国民総「冷え」時代になっている?|冷え性・低体温が健康にもたらす影響とは?




■国民総「冷え」時代になっている?

現代は多くの人が「冷え」を感じています。

人によっては、一年中「冷え」を感じているそうです。

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「冷え」といえば女性をイメージする方も多いと思いますが、今は男性も「冷え」で悩んでいます。

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そして、先日紹介した記事によれば、若い人ほど冷えを感じており、20代では3人に2人が冷えを感じているというアンケート調査が出ていました。

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そして、子供も「低体温」なのだそうです。

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国民総「冷え」時代・国民総「低体温」時代といえるくらいです。

 

■冷えが招く症状とは?

冷え性といっても、人それぞれで冷えの感じ方は違っており、内臓型冷え性によれば、冷え性には、大きく分けると、5つのタイプがあります。

  1. 四肢末端型冷え性
    手足の先が特に冷えてしまう
  2. 下半身型冷え性
  3. 内臓型冷え性
    気温が低くなっても、交感神経の働きが弱いために、手足の血管が収縮されず、血液を体の中心である内臓に集まることがないことで、体の中心である内臓が冷えてしまう
  4. 全身型冷え性
  5. 局所型冷え性

「私は冷え性じゃない」と思っていても、実は「冷え」のサインが出ているということもあります。

「目のクマ」や「ニキビ」が冷え性のSOS?によれば、例えば、

・目の下にクマができる
・おなかが冷たい
・二の腕が冷たい
・鼻水が出やすい
・肩がこる
・のぼせやすい
・鼻の周りが赤い
・口周りにニキビができる

が冷え性のサインです。

また、内臓型冷え症の症状は以下のとおり。

・おなかが冷える
・厚着をしても体が冷える
・風邪を何度も引いてしまう
・倦怠感
・冷えがひどく、動けなくなる

こうした症状が複数重なる場合には、自分が気づかなくても冷えている恐れがありますので、ぜひ生活習慣を見直してみてください。

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■冷え対策

●汗をかかない程度に厚着を心がける。

基本は「頭寒足熱」靴下、ひざ掛けなどで下半身を温め、上半身は厚着を避けます。こうすることで効率よく全身を冷えから守ることができます。

単に厚着をしてしまうと、内臓型冷え性タイプの人は、汗をかいてしまい、体内の熱が逃げてしまい身体の内部が冷えてしまいます。

体の表面の熱を逃がしやすいように通気性のよいものを着て、厚手のタイツや靴下をはき、熱を逃がさないようにしたほうがよいようです。

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●体を冷やす食べ物を避ける

食べ物でも冷えは改善できますが、体を温める食材でも食べ過ぎると体に熱をこもらせるので逆効果になるそうです。温めることより、冷やすものを避けることが重要です。糖類、タバコ、熱帯でとれるフルーツなどのほか、大豆製品も意外と体を冷やします。体にいいイメージのある納豆や豆乳ですが、冷えている人は加減して取り入れたほうがよさそうです。

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●お風呂にじっくり浸かる。

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●ヘスペリジン

グリコ健康科学研究所によれば、冷えを感じる女性が「ヘスペリジン」に糖を結合させた「糖転移ヘスペリジン」を摂取すると冷水で冷やした手の皮膚表面温度の回復を早めることが分かったそうです。

また、あらかじめ糖転移ヘスペリジンを摂取しておくと、冷房が効き過ぎていても、手足の冷えが抑えられるそうです。

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●ウォーキング

第2の心臓とも呼ばれるふくらはぎが動き、そのポンプ作用で血流が良くなる。また筋肉を使うことで体温が上がる。

 

●筋肉を増やす

基礎代謝をアップして痩せやすい身体を作る4つの方法

筋肉をつけるためには、運動することだけではなく、筋肉を作る材料となるたんぱく質を摂取することが大事です。

<中略>

低体温の人が増えている理由の一つには、デスクワークが増えたり、運動する機会が減るなどして、筋肉量が減少していることが挙げられます。

たんぱく質を摂取し、運動する機会を増やして、熱のもととなる筋肉を付けたいですね。

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→ 低体温|低体温の改善・原因・症状 についてはこちら

→ 体温を上げる方法 についてはこちら

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冷え性改善方法|冷え症の症状・原因・末端冷え性(手足の冷え)

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負けず嫌いな子供(幼稚園児)ほど体力がある?|岐阜大

kids play

by Ilana Tamir(画像:Creative Commons)




■負けず嫌いな子供(幼稚園児)ほど体力がある?|岐阜大

幼稚園児:「負けず嫌い」な子供ほど体力ある…岐阜大研究

(2008/10/27、毎日新聞)

岐阜大教育学部の春日晃章(こうしょう)准教授(40)=発育発達学=らの研究チームが1075人の幼稚園児(3~6歳)を対象にした調査で、負けず嫌いの度合いの強い子供ほど体力があるという結果が出た。

岐阜大教育学部の春日晃章准教授の研究チームが幼稚園児を対象に行なった調査によれば、負けず嫌いな子供ほど体力があることがわかったそうです。

負けず嫌いの気持ちをうまく高めてあげることで、体力が向上する可能性があるそうです。

春日晃章准教授によれば、

負けず嫌いかどうかは、外遊びの中で競争する経験を持つなど、外遊びの機会の多寡にも関係する。乳児期に外遊びが楽しいと思う経験をすることは大事で、幼稚園や保育所の先生はそうした経験をさせてもらいたいと思う

と話しています。

体力のある子どもになってもらいたいと考える親御さんは外遊びが楽しいと思う経験をさせてあげてくださいね。

【参考リンク】







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米小児科学会が妊婦の飲酒を勧めないことを勧告|聴覚や視覚、心臓、骨、腎臓などに問題が生じる可能性や注意欠陥多動性障害(ADHD)の原因にもなる

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by José Antonio Morcillo Valenciano(画像:Creative Commons)




■米小児科学会が妊婦の飲酒を勧めないことを勧告|聴覚や視覚、心臓、骨、腎臓などに問題が生じる可能性や注意欠陥多動性障害(ADHD)の原因にもなる

「妊婦の飲酒は一切ダメ」、米小児科学会が勧告

(2015/10/22、CNN)

小児科学会では、妊婦が1日に1杯飲んだだけでも生まれてくる子どもの発達障害の危険が高まると指摘。聴覚や視覚、心臓、骨、腎臓などに問題が生じる可能性があるほか、情報処理能力などの問題や、注意欠陥多動性障害(ADHD)の原因にもなるとしている。

米小児科学会が子どもの発達障害の危険が高まることから妊婦の飲酒を勧めないことを勧告しました。

■「胎児性アルコール症候群(Fetalalcohol syndrome:FAS 」

妊婦のアルコール飲料の摂取による胎児への影響

(2009/6/1、食品安全委員会)

妊娠中にアルコールを摂取した女性から生まれた子供に、
・特徴的な顔貌(小さな目、薄い唇など)
・発育の遅れ
・中枢神経系の障害(学習、記憶、注意力の持続、コミュニケーション、視覚・聴覚
の障害など)
などの先天異常が見られる場合があり、これを「胎児性アルコール症候群(FAS)」と呼びます。

「胎児性アルコール症候群(FAS)」の基準のすべてを満たさない場合であっても、行動や認知の異常がある場合をアルコール関連神経発達障害 (Alcohol-related neurodevelopmental disorder:ARND) 、心臓、腎臓、骨、聴覚の障害がある場合をアルコール関連先天異常(Alcohol-related birth defects:ARBD)となり、アルコールが原因となる胎児の障害を総称して 「胎児性アルコール・スペクトラム障害(Fetal alcohol spectrum disorders:FASD 」と呼ぶそうです。

■まとめ

妊娠中の飲酒、生まれる子の精子に悪影響も=研究によれば、アルコール摂取によって、生まれてくる子供の生殖能力に影響する恐れがあるそうです。

子供の将来を考えて、ぜひ妊娠中はお酒を飲まないようにしてくださいね。







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