by Emily Burnett(画像:Creative Commons)
子どもの食事とIQに関連性、健康志向の食事で有意に高く 英研究
(2011/2/8、AFPBB)
加工食品をたくさん食べて育った子どもは、そうでなかった子どもに比べて知能指数(IQ)がやや低くなるという研究結果が7日、英国医師会(British Medical Association、BMA)が発行する専門誌「Journal of Epidemiology and Community Health」に発表された。
<中略>
具体的には、調査対象の子どもたちのなかで加工食品の食事が多かった方から20%の子どもの平均IQが101だったのに対し、「健康志向食」が多かった方から20%の子どもでは106だった。
子どもの食事とIQに関連性があるという研究結果が出たそうです。
簡単にいえば、加工食品をたくさん食べて育った子供に比べて、健康志向の食事をしていた子供はIQが高かったそうです。
IQには教育や社会的背景といった多くの要因が絡むため、IQと栄養を直接結びつけることには論議がある。
例えば、中流家庭(もしくはより経済的に余裕のある家庭)のほうが貧困家庭よりも、健康的な食生活に対する志向が高いだろうし、子どもの教育に熱心な傾向もあるだろう。
研究チームは、こうした栄養以外の要素の影響を特別な注意を払って取り除いたとしている。
IQと栄養との関係を直接結びつけることには様々な要因が絡んでいるため、安易に受け入れてはいけないかもしれませんが、今回の結果は頭に入れておきたい情報です。
エメット氏よると、ジャンクフードがIQに悪い影響を与えうる主な理由は、幼少時の脳の発達の鍵となるビタミンなどの重要な栄養素が、加工食品では不足しているためだと考えられる。
健康志向の食事をしていた子供に比べて、加工食品をたくさん食べて育った子供のIQが低い理由としては、加工食品には、脳の発達に必要な栄養素が不足していると考えられるようです。
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