「心臓の病気」カテゴリーアーカイブ

「胸痛(胸が痛い・胸の痛み)」という症状・原因から考えられる7つの病気とは?

「胸痛(胸が痛い・胸の痛み)」という症状から考えられる7つの病気についてまとめてみます。

【目次】




■更年期障害の症状による胸の痛み

胸の痛み(乳房の痛み・動悸)|更年期(更年期障害)の症状によれば、女性の更年期症状による胸の痛みには1.乳房の痛みによる胸の痛み、2.動悸による胸の痛み、3.微小血管狭心症による胸の痛みの3つが考えられるようです。

1.乳房の痛みによる胸の痛み

プロゲステロン(黄体ホルモン)の影響で生理前に胸の痛み・胸の張りなどの症状が出ることがあるようです。

このようにホルモンバランスの変化によって、胸に痛みを感じることがあるように、更年期になるとホルモンバランスが崩れるため、乳房に痛みを感じることがあるようです。

2.動悸による胸の痛み

エストロゲンの減少によって、視床下部が混乱し、心臓の脈拍を調整する役割も担う自律神経が乱れ、動悸や息切れ、脈が早まるなどの症状を起こしてしまいます。

3.微小血管狭心症による胸の痛み

微小血管狭心症は、心臓の微小血管が狭まって血流が悪くなる病気で、閉経前後の女性で発症頻度が高く、更年期の女性の10人に1人が発症するそうです。

症状としては、安静にしている時に胸や背中の痛み、あご・肩・歯が痛いなどの症状が現れることがあるそうです。

更年期になり、動脈硬化を防ぐ作用や血管を拡張する作用のある女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少することによって、心臓の毛細血管が狭窄し、微小血管狭心症が起こると考えられるそうです。

【関連記事】

→ 更年期障害の症状・原因・チェック|40代・50代の更年期の症状 について詳しくはこちら

また、動悸(胸が痛い・心臓がバクバクする)|男性更年期の症状によれば、男性の更年期症状による胸の痛みは、男性ホルモンの分泌が減少することによって、ホルモンバランスが崩れ、心臓の脈拍を調整する役割も担う自律神経が乱れ、動悸や息切れ、脈が早まるなどの症状が起きてしまいます。

また、心臓の異常や痛みを訴える症状は、男性ホルモンが減少し、動脈硬化が進行した結果、心筋梗塞などの心臓の病気にまで影響することがあるようです。

→ 男性更年期障害の症状・原因 について詳しくはこちら

■心筋梗塞による胸の痛み

心筋梗塞の代表的な症状は、胸の痛みです。

胸の痛みが15分以上続いたら心筋梗塞の可能性が高い!?によれば、心筋梗塞の症状は、胸の痛み以外に、肩の痛み、首の痛み、腹痛など痛みが広がることがあり、その他にも、冷や汗や嘔吐、息切れ、動悸、めまい、失神などの症状があります。

→ 心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら

【心筋梗塞 関連記事】

■狭心症による胸の痛み

Medic overseas: Liberia

by Army Medicine(画像:Creative Commons)

急性心筋梗塞の前兆で気をつけるべきなのは「狭心症」|狭心症の症状・原因・特徴によれば、狭心症は、胸の症状だけでなく説明のつかない肩やおなかや背中の痛み、あるいは不快な違和感もあります。

狭心症と心筋梗塞の違いは胸の痛みの持続時間。

狭心症はどんなに長く続いても痛みは15分程度で治まるそうです。

15分以上たっても治まらない場合は、心筋梗塞の可能性が高いそうです。




■大動脈解離による胸の痛み

大動脈解離とはどんな病気?|大動脈解離の症状・原因によれば、大動脈の内壁に亀裂が入り、内膜と外膜に分離される病気で、病院に着く前に20%以上が亡くなると言われる難病で、突然の激しい胸や背中の痛みといった症状に襲われます。

■気胸(自然気胸)による胸の痛み

肺の一部が破れて空気がもれ、肺が虚脱(きょだつ)した病気を「自然気胸(しぜんききょう)」といいます。

自然気胸とは、肺の中を循環している空気が胸腔(肺と胸壁間の空間)に漏れだすことによって、肺が圧迫されたり破裂することによって起こる病気です。

症状としては、突然の胸痛、乾いた咳、呼吸困難が現れます。

【関連記事】

■急性すい炎による胸の痛み

急性すい炎はすい臓にある酵素がすい臓自体を自己消化してしまう病気。

急性膵炎の症状としては、背中や胸、胃が痛くなり、おう吐することもあります。

→ 膵炎|急性すい炎の症状・原因・食事 について詳しくはこちら

■逆流性食道炎による胸の痛み(胸やけ)

逆流性食道炎の主な症状は次の通りです。

  • 胸やけ
  • 呑酸(どんさん:すっぱい液体が口まで込み上げてくる)
  • 喉がつかえる感じがする(のどに詰まっている感じ)
  • のどに違和感がある
  • 胃が痛いと感じる
  • 食後のげっぷが多い

→ 逆流性食道炎の症状・原因・治し方・食事 について詳しくはこちら

【関連記事】

■まとめ

「胸が痛い(胸痛)」という症状の言葉は同じでも、どのような痛みがあるか、どの部位が痛いのか、痛みの持続時間、胸の痛みに伴う症状などによって、その病気は違ってきます。

  • どのような痛みがあるか
  • 胸のどこの部位が痛いのか
  • 胸の痛みの持続時間はどれくらいか
  • その他に伴う症状

詳しくは病院で診てもらいましょう。







手足のしびれが病気の前兆!?しびれの特徴から病気をチェックする方法

> 健康・美容チェック > 「手のしびれ」は病気のサイン?手がしびれる原因とは? > 手足のしびれが病気の前兆!?しびれの特徴から病気をチェックする方法

2013年2月25日放送の主治医が見つかる診療所のテーマは「“しびれ”のSOSサインを見逃すな!」です。

解説 野地雅人医師(神奈川県立足柄上病院)




【目次】

■しびれと脳梗塞

DPP710

by norio takahashi(画像:Creative Commons)

番組で紹介されたケースでは、1)左手:親指・人差し指・中指がしびれる、2)左手と唇の左半分がしびれる、という症状の特徴から脳梗塞が見つかったそうです。

脳梗塞とは、脳の動脈が詰まることで発症する病気です。

→ 脳梗塞の症状・原因・予防 について詳しくはこちら

しびれの現れ方で脳のどこに発症したかが推測できるそうです。

右半身のしびれ → 左脳

左半身のしびれ → 右脳

視床(手足などからの情報を交通整理し、大脳に情報を伝える中継地点)に起きた脳梗塞 → 手と口が同時にしびれる為、手口症候群とも呼ばれる。

■しびれの原因が脳にあるのかどうか見分ける方法

●左右どちらか片方だけがしびれる

●これまで感じた事がない、しびれが長く続く

●チェック方法1

  1. 両腕を前に伸ばし、肩の高さまで上げます。
  2. 手の平を上に向けた状態で目をつぶってください。
  3. 10秒間、水平を保てれば大丈夫なのだそうです。

※手が自然と回ってしまったり、手が自然と落ちてしまうと、脳の病気の可能性があるそうです。

●チェック方法2

  1. つま先とかかとをつけながら一直線に歩く
  2. 大きくふらつかずに歩ければOK

※脳に問題がある場合は、平衡感覚が狂い、バランスを崩してしまい、身体がふらついて、まっすぐに歩くことができないそうです。




■しびれと手根管症候群

番組で紹介されたケースでは、1)右手:親指・人差し指・中指・薬指がしびれる、という症状の特徴から手根管症候群が見つかったそうです。

手根管症候群は、手首の手のひら側にある骨と靭帯に囲まれた手根管という神経の通り道が、何らかの原因で狭くなることで、その中にある神経が慢性的な圧迫を受けて、しびれや痛み、運動障害を起こす病気です。

●手根管症候群のしびれの特徴

  • 親指から中指までの3本を中心に起こり、小指には起こらないそうです。
  • 主に40代以上の女性や、手をよく使う人が発症しやすいそうです。

    妊娠中や中高年の女性に多いため、女性ホルモンの変動が関係していると言われているそうです。

    また、家事や育児などで手首を使うことが多いと、手根管症候群になりやすいそうです。

のだめカンタービレ作者・二ノ宮知子さんが「手根管症候群」を公表(2009/1/21)によれば、女性でかつ手を使う漫画家という職業ですので、手根管症候群になりやすいということなのではないでしょうか。

■自宅でできる手根管症候群テスト

  1. 胸の前で、手の甲同士を直角につけ、そのまま20秒間静止する。
  2. その時、腕の高さを肩と平行に保つことに注意する。
  3. 指にしびれを感じるかどうかチェックしましょう。

※手や指にしびれを感じたり、痛みが生じるため腕を上げていられないなどの場合、手根管症候群の可能性があるそうです。

■しびれと閉塞性動脈硬化症

番組で紹介されたケースでは、1)歩いていた時、突然左足にしびれが起きた、2)少し休むと治まった、3)その時足が冷たくなったという症状の特徴から閉塞性動脈硬化症が見つかったそうです。

しびれ方の特徴は、正座をした後のしびれに似ているそうです。

閉塞性動脈硬化症とは、高血糖によって、動脈硬化を起こし、足へ行く血管が細くなったり詰まったりする病気です。

動脈硬化とは、動脈にコレステロール中性脂肪などがたまって、詰まったり、硬くなったりして弾力性や柔軟性を失った状態をいい、動脈硬化になると、スムーズに血液が流れなくなります。

閉塞性動脈硬化症になると、足への血流が減少し、足の冷えという症状が起こります。

【関連記事】

閉塞性動脈硬化症を発症しているときは、血管が詰まりやすい状態になっているため、脳梗塞心筋梗塞になりやすいと考えられます。

そのため、閉塞性動脈硬化症が見つかった人は、心臓・首・頭の血管のチェックを行ないましょう。

●閉塞性動脈硬化症のリスク要因

●閉塞性動脈硬化症の治療|カテーテル治療

末梢動脈疾患(PAD)の症状・原因・治療法によれば、カテーテル治療は、カテーテルという細い管を挿入し、風船を膨らませたり、ステントを挿入して開いて狭くなったり詰まっている血管を押し広げる治療法です。

■自宅でできる閉塞性動脈硬化症テスト

●足の脈を診る

  1. 足の親指と人差し指の間に、手の人差し指を置き、そこから約5センチ足首の方へずらします。
  2. を見つけたら、そこで脈を測ります。
  3. 左右の脈の感じ方に差がないかをチェックしましょう。

※左右の脈に違いがある場合や、片方の脈を感じない場合には、閉塞性動脈硬化症の可能性があります。







【関連記事】

関根勤さん、検査で心臓の病気(冠動脈狭窄)が見つかり手術|血管若返りに塩出しレシピ「トマト納豆」|#サタプラ

> 健康・美容チェック > 心筋梗塞 > 関根勤さん、検査で心臓の病気(冠動脈狭窄)が見つかり手術|血管若返りに塩出しレシピ「トマト納豆」|#サタプラ

2016年5月28日放送のサタデープラスでは、関根勤さんの心臓手術に密着を行ないました。




【目次】

■関根勤さん、番組での検査で心臓の病気(冠動脈狭窄)が見つかり、緊急手術

Check-up

by Army Medicine(画像:Creative Commons)

<関根勤>心臓疾患で緊急手術「命にかかわる病態」番組企画で発覚 サタデープラス

(2016/5/21、まんたんウェブ)

関根さんは同番組の健康情報コーナー「Dr.プラス」で検査をした際に、心臓に疾患が見つかり、「命にかかわる病態に陥る可能性が非常に高い。いつ倒れてもおかしくない状況」と診断された。

関根勤さんが番組(サタデープラス)で検査をした際に心臓疾患が見つかったため、緊急手術をしていたそうです。

これまでにも芸能人の方が番組で病気が見つかったケースが何度かあります。

【関連記事】

関根勤さんは小堺一機さんと番組で心臓ドックを受診したところ、心臓に酸素を含んだ血液を供給する冠動脈という血管が詰まっている可能性があることがわかったため、再検査を行ない、心筋梗塞で倒れるリスクが極めて高い危険な状態であることがわかったことから、心臓手術を行ないました。

■冠動脈狭窄とはどんな病気?

冠動脈|冠動脈ステント

心臓に酸素を豊富に含んだ血液を供給する血管を冠動脈と言います。冠動脈の太さは、ストローの太さと同じくらいで、約4 mmほどしかありません。

心臓は、全身に酸素や栄養を運ぶために血液を送り出していますが、心臓自身も血液の供給を必要としています。

冠動脈はその心臓に血液を供給する血管を言います。

動脈が詰まる原因は、アテローム性動脈硬化症です。

アテローム性動脈硬化症とは、高血圧高血糖などの理由により血管内膜が傷つき、その隙間から血管内膜の下に入り込んだコレステロールが白血球の一種であるマクロファージに捕食され、その死骸が溜まり、アテローム(粥状の塊)と呼ばれる沈着物(血液中の脂肪、コレステロール、カルシウムおよびその他の物質)が動脈の内側に蓄積した状態で、血管のしなやかさが失った状態です。

【関連記事】

アテローム性動脈硬化症により、冠動脈が詰まった状態を、冠動脈疾患といい、冠動脈が狭くなることを冠動脈狭窄といいます。

■冠動脈の病気のリスク要因

冠動脈危険因子|冠動脈ステント

加齢(男性:45歳以上、女性:55歳以上)
心疾患の家族歴(55歳未満で心疾患の診断を受けた父または兄弟、あるいは65歳未満で心疾患の診断を受けた母または姉妹がいる)
喫煙
高血圧
高LDL(悪玉)コレステロールおよび低HDL(善玉)コレステロール
併存疾患(糖尿病など)
体重超過または肥満
運動不足
ストレス

冠動脈危険因子に挙げられている項目は、循環器疾患リスクチェック|心筋梗塞や脳梗塞の10年先の発症リスクがわかる|国立がん研究センターや藤田保健衛生大などで心筋梗塞や脳梗塞の10年先の発症リスクがわかる循環器疾患リスクチェックで入力される項目(高血圧LDLコレステロールHDLコレステロールなど)とほとんど当てはまっています。




■関根勤さんの心臓に見つかった2つの問題点

1.冠動脈に狭くなった部分が何箇所か見つかった

2.冠動脈に石灰化プラークが見つかった(柔軟性をなくし、もろくなる)

石灰化プラーク量の数値が400を超えると心筋梗塞のリスクが高いそうですが、関根勤さんの場合は、その数値が635で、100人計測した場合、悪い方から4番目というほど危険性が高かったそうです。

→ 心筋梗塞・急性心筋梗塞とは|心筋梗塞の症状・原因・前兆・予防 について詳しくはこちら

■心筋梗塞のサイン「胸の痛み」

1.広範囲

点ではなく、広範囲に痛みが広がる

2.圧迫感

チクチクではなく、押されたような圧迫感

3.数分でおさまる

数分続き、何もなかったかのようにおさまる

関根勤さん自身にはこうしたサインはわからなかったそうです。

ただ昨年胸焼けと胃の痛みがあったので、胃カメラの検査を受けたもの問題がなかったそうですが、上田医師(国立病院機構大阪医療センター)によれば、サインだった可能性もあるそうです。

■原因(関根勤さんの場合)

1.悪玉コレステロールの数値が高い

2.体質

関根勤さんには孫が生まれており、成人式まで生きたいという目標から、生活習慣を改めているそうで、以前に比べて食べ過ぎに気をつけるなど食事にも気を配っていたにも関わらず、悪玉コレステロールの数値が高かったそうです。

医師によれば、悪玉コレステロールを作りやすい体質の人もいるそうで、家族に心筋梗塞になったことがある人はその体質の可能性があるそうで、関根勤さんのお父さんも心筋梗塞になったことがあるそうです。

関根勤さんの場合は、酒は飲まない、タバコも吸わない、運動はしていたそうで、ご自身にはその予兆は全く無かったそうです。

■手術(関根勤さんの場合)

Open Stent

by Lenore Edman(画像:Creative Commons)

関根勤さんが受けた手術は、ステント手術

手首からカテーテルという細い管を挿入し、心臓の冠動脈まで伸ばし、バルーン(風船)を膨らませたり、ステント(網目状のもの)を挿入し、プラークの部分で、ステントを開き、狭くなったり詰まっている血管を押し広げます。

■血管若返りに「塩出し」

2016年9月3日放送のサタデープラスでは手術後の関根勤さんに密着しました。

血管を広げただけで、血管が良くなったわけではないので、生活習慣の改善が重要。

カレーに含まれるスパイスには抗酸化物質が豊富で、血管には良い食べ物。

もう1つ、血管若返りに重要なのは「減塩」であり、「塩出し」です。

「塩出し」とは、体に摂ってしまった塩分を体外に排出する食事のことで、カリウムやマグネシウムを含む食事をするとよいそうです。

高血圧を予防・改善する食事療法「DASH(ダッシュ)食」とは?によれば、カリウム・カルシウム・マグネシウム・食物繊維には、増えすぎた塩分を効率よく体外へ排出させる効果があります。

カリウムは、血液での濾過装置である腎臓に作用すると考えられており、余分な塩分をより多く体外へ排出すると考えられています。

マグネシウムとタウリンを多く摂取している人は、高血圧・高脂血症・糖尿病・肥満が少ない?|世界一受けたい授業によれば、塩が体に溜まることは悪いと言われますが、細胞の中から塩をポンプのように吐き出す役割をするのがマグネシウムなのだそうです。

今回番組で塩出しレシピとして紹介したのが、「トマト納豆」です。

トマトには、カリウムと抗酸化力の強いリコピンが豊富で、納豆にはマグネシウムや悪玉コレステロールを減らすのに効果的と考えられている大豆イソフラボンが豊富に含まれています。

■トマト納豆レシピ

【材料】

  • トマト
  • 納豆
  • かつおぶし
  • オリーブオイル

【作り方】

1.トマトを一口サイズくらいの角切りにする

2.トマトと納豆を混ぜ合わせる

3.オリーブオイルをかけ、鰹節をかけて混ぜて出来上がり。

※塩分を控えるため、しょうゆやタレは使わない方が良いようです。

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら

→ 悪玉コレステロールを減らす食品 についてはこちら







【関連ワード】
続きを読む 関根勤さん、検査で心臓の病気(冠動脈狭窄)が見つかり手術|血管若返りに塩出しレシピ「トマト納豆」|#サタプラ

腎臓は『肝腎連関』『心腎連関』『脳腎連関』『肺腎連関』など臓器同士が連携するネットワークの要|#NHKスペシャル

> 健康・美容チェック > 腎臓 > 腎臓の病気 > 慢性腎臓病 > 腎臓は『心腎連関』『脳腎連関』『肺腎連関』『肝腎連関』など臓器同士が連携するネットワークの要|#NHKスペシャル




■腎臓は『心腎連関』『脳腎連関』『肺腎連関』『肝腎連関』など臓器同士が連携するネットワークの要|#NHKスペシャル

Kidney

by Tareq Salahuddin(画像:Creative Commons)

2017年10月1日21時放送のNHKスペシャル「人体 ~神秘の巨大ネットワーク~」では「“腎臓”が寿命を決める」を取り上げるそうです。

「健康長寿のカギは腎臓にあり」――“地味な臓器”の真価とは

(2017/9/30、取材・文=NHKスペシャル「人体」取材班/編集=Yahoo!ニュース 特集編集部)

京都大学大学院医学研究科の柳田素子教授によれば、腎臓は、腎臓が悪くなると、他の臓器も悪くなり、他の臓器が病気になると、腎臓も悪くなるというように『心腎連関』『脳腎連関』『肺腎連関』『肝腎連関』など臓器同士が連携するネットワークの要となっているそうです。

以前、「腸腎連関」|腸内細菌叢のバランスをコントロールすることが慢性腎臓病の悪化を抑制するカギにによれば、腸管は腎臓と相互に影響を及ぼしているという「腸腎連関」の存在が近年明らかになりつつあることを紹介しました。

急性腎障害(AKI:acute kidney injury)に起因する遠隔臓器障害
急性腎障害(AKI:acute kidney injury)に起因する遠隔臓器障害

参考画像:急性腎障害と肺|Jstage|スクリーンショット

「健康長寿のカギは腎臓にあり」――“地味な臓器”の真価とは

(2017/9/30、取材・文=NHKスペシャル「人体」取材班/編集=Yahoo!ニュース 特集編集部)

実際、心筋梗塞、脳卒中、高血圧、COPD(慢性閉塞性肺疾患)など、よく知られたさまざまな病気を悪化させる背景に、慢性腎臓病があることがわかってきた。

急性腎障害の早い段階で、酸化ストレスの抵抗性を高める薬を飲むことにより、慢性腎臓病の進行を抑制できる|東北大学によれば、急性心不全や手術(血管手術・腎移植)、細菌感染・敗血症、大出血により腎臓へ流れる血流が不安定になると、酸化ストレスが生まれ、急性腎障害(AKI:acute kidney injury)を起こします。

急性腎障害は、高血圧糖尿病などの慢性疾患を伴う場合に、徐々に進行し、慢性腎臓病になります。

→ 慢性腎臓病(CKD)の症状・原因 について詳しくはこちら

今回の記事によれば、心筋梗塞脳卒中高血圧COPDなどの病気を悪化させる背景に、慢性腎臓病があるということですので、腎臓は健康を守るためのカギとなる臓器ということではないでしょうか?

これから、『心腎連関』『脳腎連関』『肺腎連関』『肝腎連関』といったキーワードを目にしたり、耳にする機会が増えてきそうですので、気になる方は番組をチェックしてみてください。




■放送後気になったところ

●腎臓にはレニンを分泌し、血圧をコントロールする役割を持っているのですが、高血圧患者はレニンを多く出しているそうです。

【関連記事】

●長寿のカギを握る物質「リン」!

血液中のリンの量が多い動物は短命で、少ない動物は長生きということがわかったそうです。

血液中のリンの量が少ないと、呼吸不全や心不全といった様々な病気の原因になると考えられており、また、多すぎると老化を加速するそうで、つまり、長寿のためにはリンの量をいかにコントロールするかが重要だということです。

腎臓にある遺伝子が異常を起こしたマウスは、リンの調節ができなくなっているため、リンが血液中に増加してしまい、血液中のリンが増加すると血管が石灰化すると考えられ、全身の血管が硬くなり、短命になっていると考えられます。

●イギリスの病院では、高血圧の持病がある患者に対して、薬を一時的にやめてもらうという治療を行なっているそうです。

それは、高血圧の薬の中には腎臓にダメージを与えてしまうものがあり、腎臓が弱っているときにそうした薬を続けると、急性腎障害(AKI)になる可能性があるため、いったん薬をやめることによって腎臓を回復させるという選択肢を選ぶという治療法をとっているそうです。

●アメリカ腎臓学会の調査チームによる分析によれば、入院患者のうち5人に1人が急性腎障害(AKI)を発症していたそうです。

人工透析技術の進歩によって、腎臓が悪化したという直接的な原因が死因になることは少ないのですが、腎臓は様々な臓器と関係があり、最近では、急性腎障害(AKI)になると、さまざまな臓器に炎症が出たり、障害が出ることがわかってきているそうで、それが多臓器不全につながっていたり、多臓器不全から急性腎障害(AKI)が起きるということがあるそうです。

【関連記事】







【参考リンク】
続きを読む 腎臓は『肝腎連関』『心腎連関』『脳腎連関』『肺腎連関』など臓器同士が連携するネットワークの要|#NHKスペシャル

酸化悪玉コレステロールとは・原因・数値(基準値)・測定(検査)・対策

 > 健康・美容チェック > コレステロール > ldlコレステロール > 酸化悪玉コレステロール

酸化悪玉コレステロールは、悪玉コレステロールが活性酸素と結びつくこと(=つまり、酸化すること)によってできます。

最近の研究によれば、酸化悪玉コレステロールが心筋梗塞や脳梗塞の原因になると考えられています。

酸化悪玉コレステロールの原因・数値(基準値)・測定(検査)・対策についてまとめました。

「コレステロールが心配」という悩みを抱えていると毎日不安ですが、そんな悩みがなくなれば、ストレスなく楽しい毎日が過ごせて長生きすることができますので、酸化悪玉コレステロール対策を行ないましょう!




【目次】

■酸化悪玉コレステロールとは

Blob Photo by Stephen Hamilton

by Kurman Communications, Inc.(画像:Creative Commons)

酸化悪玉コレステロールは、悪玉コレステロールが活性酸素と結びつくこと(=つまり、酸化すること)によってできます。

最近の研究によれば、酸化悪玉コレステロールが心筋梗塞脳梗塞の原因になると考えられています。

酸化悪玉コレステロールが心筋梗塞や脳梗塞の原因になるケースとしては2つ考えられます。

1.酸化悪玉コレステロールが血管の壁に入り込んでプラークを作るケース

2.悪玉コレステロールが血管の壁に入り込んでから「酸化悪玉コレステロール」に変わりプラークを作るケース

■なぜ悪玉コレステロールが酸化悪玉コレステロールに変わるのか?

悪玉コレステロールが酸化する主な原因としては、

などがあるそうです。

また、酸化したコレステロールを摂取することでも体内の酸化悪玉コレステロールは増えてしまうそうです。

  • コレステロールを多く含む食品であるイクラの瓶詰やバター、マヨネーズなどを長期間保存した場合
  • 肉や魚などの動物性食品を、高熱で何度も温め直すこと

その他にも、劣化コレステロール(酸化コレステロール)に注意によれば、次のような場合、コレステロールが酸化してしまうようです。

・電子レンジで2度、3度加熱した食品
・電子レンジで10分以上加熱した食品
・揚げ直した、揚げ物
・肉や魚の焦げた部分
・マヨネーズが酸化して変色した部分
・空気や紫外線にさらされながら保存されたもの(干物など)
・レトルト加工され、長期間保存された肉製品

■酸化悪玉コレステロールの数値(基準値)|酸化悪玉コレステロールが体内でどのくらい増えると危険なのか?

2015年10月19日放送の「主治医が見つかる診療所」で紹介された酸化悪玉コレステロールと動脈硬化の関係について研究している千葉県循環器病センターの田永幸正医師によれば、酸化悪玉コレステロールの値が100(U/L)を超えたあたりから危険だと考えられるそうです。
●研究内容

LDL悪玉コレステロールが基準値内の104人を対象に調査

  • 心臓の血管に50%以上の狭窄(きょうさく)が見つかった人は104人中62人
  • 心臓の血管に50%以上の狭窄が認められたグループ(動脈硬化が進んでいるグループ)の酸化悪玉コレステロール値の平均は113U/L
  • 動脈硬化が認められなかったグループの酸化悪玉コレステロール値の平均は85U/L
    酸化悪玉コレステロール値が100U/Lを超える辺りから危険度が増す

これらの結果から、酸化悪玉コレステロール値が100(U/L)以上の人はすでに動脈硬化が進行している可能性があるため、酸化悪玉コレステロールが100を超えると危険だと考えられるそうです。

※ただし、基準値は、病院や検査機関によって異なります。




■酸化悪玉コレステロールを測定・検査するには?

今回番組で行った酸化悪玉コレステロールの検査はMDA-LDL検査と呼ばれる検査なのですが、病院で検査を希望する場合には事前にMDA-LDL検査が出来るかどうかを確認したほうが良いようです。

■酸化悪玉コレステロール対策

酸化悪玉コレステロール対策には、先程紹介した、悪玉コレステロールが酸化する主な原因を一つ一つ取り除くことが重要になります。

つまり、禁煙・内臓脂肪を減らす・血糖値を下げることです。

→ 内臓脂肪を減らすには|内臓脂肪の落とし方 について詳しくはこちら

→ 血糖値を下げる方法(食品・食事) について詳しくはこちら

その他の方法としては、抗酸化作用のある抗酸化食品を摂取すること。

主治医が見つかる診療所でおすすめしていたのは、2つ。

一つは、トマト・プチトマト・パプリカといった赤い色の食材。

もう一つは、ビタミンEの500倍の抗酸化作用をもつアスタキサンチンを含む鮭。

→ 抗酸化食品(抗酸化作用を持つ食べ物) について詳しくはこちら

→ 悪玉コレステロールを減らす方法|LDLコレステロールを下げる食品・食事 について詳しくはこちら







【コレステロール関連記事】
続きを読む 酸化悪玉コレステロールとは・原因・数値(基準値)・測定(検査)・対策