がん死、ほぼ順調に減少…厚労省中間報告書
(2010/6/16、読売新聞)
厚生労働省は15日、がん対策推進基本計画の中間報告書を公表した。
2007年度からの5年計画がどれだけ進んだかをまとめた。
「75歳未満のがんによる死亡率を10年間で20%減らす」という全体目標については、3年間で6%減少しており、おおむね順調と評価した。
厚生労働省がたてた「75歳未満のがんによる死亡率を10年間で20%減らす」という全体目標については、3年間で6%減少しているそうです。
がん死、ほぼ順調に減少…厚労省中間報告書
(2010/6/16、読売新聞)
厚生労働省は15日、がん対策推進基本計画の中間報告書を公表した。
2007年度からの5年計画がどれだけ進んだかをまとめた。
「75歳未満のがんによる死亡率を10年間で20%減らす」という全体目標については、3年間で6%減少しており、おおむね順調と評価した。
厚生労働省がたてた「75歳未満のがんによる死亡率を10年間で20%減らす」という全体目標については、3年間で6%減少しているそうです。
生活習慣病の医療費急増 練馬区調査
(2010/6/9、msn産経)
東京都練馬区で高血圧や糖尿病など生活習慣病に関する医療費が平成17年度から20年度の4年間で10%増え、区財政を圧迫する要因になっていることが、区の調査で分かった。
生活習慣病になる可能性が高いメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)とその予備軍の割合は男性が圧倒的に多い。
区は「特に男性はメタボ健診を積極的に受診して」と呼びかけている。
東京都練馬区では、高血圧や糖尿病などの生活習慣病に関する医療費が急増しているそうです。
そして、この医療費の急増が区の財政を圧迫しているようです。
さらに、1人当たりの年間医療費も調べたところ、2000万円以上の高額な医療費がかかった区民の8割が、複数の生活習慣病を抱えていることも判明した。
複数の生活習慣病に抱えている人が高額の医療費が掛かっているようです。
メタボ健診などで予防を行なっていくことが今後より重要になりそうですね。
【関連記事】
知らないと損する!医療費徹底節約|たけしの本当は怖い家庭の医学
生涯医療費をできるだけ低くするには、その時々の段階での治療をきちんと行うことが重要です。
また、メタボリックシンドロームの段階できちんとした対策をとることも医療費を低くする方法ともいえます。
メタボが悪化すると多額の医療費がかかります。
(急いでメモしたため、詳細な金額は間違っているところもあるかもしれません。)
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高血圧 174万7500円
糖尿病 584万8200円
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米国の医療費を圧迫する肥満問題、ライフスタイルを変える必要あり
(2010/6/1、時事通信)
世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(IARC)が1日発表したがんに関する統計によれば、2008年の1年間で新たにがんと診断された患者は推計で1270万人に上った。
がんによる死者は760万人だった。
新規の患者をがんの部位別に見ると、肺が161万人で最も多く、胸部が138万人、大腸が123万人だった。
死因でも肺が138万人と最も多く、以下胃(74万人)、肝臓(69万人)と続いた。
IARCはまた、30年時点で、新規のがん患者が08年に比べ約70%増加して2140万人になり、死者も同70%増の1320万人に達すると予想した。
国際がん研究機関(IARC)によれば、2008年の一年間で新たにガンと診断された患者は1270万人と推計されるそうです。
部位別に見ると、
肺 161万人
胸部 138万人
大腸 123万人
だったそうです。
また、がんによる死者は760万人だったそうです。
死因を見ると、
肺がん 138万人
胃がん 74万人
肝臓ガン 69万人
だったようです。
日本では、大腸がんが多いというイメージがあるのですが、実際は、世界のがんに関する統計と日本とではどのような違いがあるのか気になるところです。
脂肪溶かすたんぱく質発見=抗肥満薬の候補に―東京大
(2010/6/9、時事通信)
脂肪細胞内で中性脂肪の塊を溶かすたんぱく質を、東京大の宮崎徹教授らの共同研究グループが発見し、9日付の米科学誌セル・メタボリズムに発表した。
副作用の少ない新たな抗肥満薬の候補になるとしている。
このたんぱく質は「AIM」と呼ばれ、動脈硬化への関与などが知られているが、作用メカニズムは分かっていなかった。
東京大の宮崎徹教授らの共同研究グループによれば、脂肪細胞内で中性脂肪を溶かしたり減らしたりする作用を持つたんぱく質「AIM」を発見したそうです。
AIMに注目したのは、AIMを作れないようにしたマウスが太りやすいということに気づいたからなのだそうです。
研究グループは、AIMをつくれないようにしたマウスが太りやすいことに着目。
脂肪細胞で詳しく作用を調べたところ、AIMが細胞内に取り込まれ、中性脂肪の主成分である脂肪酸の合成を阻害することが分かった。
この結果、余分に蓄積されていた中性脂肪の塊が溶け、脂肪細胞が縮小した。
AIMのないマウスは脂肪細胞が大きく、通常のマウスより体重が1.5~2倍重い肥満状態だったが、AIMを注射するとやせた。
AIMは、元々体の中にあるたんぱく質であり、また脂肪細胞のみに作用すると考えられているため、副作用がない肥満治療薬として注目を集めそうです。
→ 中性脂肪とは・数値(正常値)・高い原因・下げる(減らす) について詳しくはこちら
→ 【たけしの家庭の医学】スーパー健康長寿物質「AIM」の効果|メタボのブレーキ「AIM」に肝臓がんを抑制する働きを発見|AIMで急性腎不全(AKI)を治療|中性脂肪を溶かす|10月2日 について詳しくはこちら
→ 【たけしの家庭の医学】AIM増加が期待できる食品はさんま(DHA)+レモン(ビタミンC)!|10月2日 について詳しくはこちら
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by Toshihiro Oimatsu(画像:Creative Commons)
(2010/5/7、ロイター)
一部の心臓発作患者は、コーヒーを1日1─2杯飲むことで深刻な問題を予防できる可能性があるという。
ギリシャのハロコピオ大学とヒポクラシオン病院のチームが7日、欧州心臓学会の会合で研究結果を発表した。
心臓発作や急性冠動脈疾患の患者374人を対象にした同研究によると、血圧が正常な場合、1日1─2杯のコーヒーを飲む人では、心臓が効果的に血液を送り出さない状態が起こる確率が、全く飲まない人に比べ88%低かったという。
1日1~2杯のコーヒーが心臓発作患者に効果的な可能性があるそうです。
コーヒーの健康効果が今注目を集めている印象を受けます。
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もしかすると、研究者にコーヒー好きが多いのかもしれませんね。
ただ、この研究によれば、強いコーヒーには、注意が必要とも言えそうです。
強いコーヒーは動悸(どうき)の原因にもなり得ることから、今回の研究結果は、コーヒーが人体に及ぼす影響の複雑さを表しているともいえそうだ。
P.S.
妊婦のカフェイン摂取量が新生児の出生時体重に影響、英研究グループによれば、妊婦はコーヒーなどに含まれるカフェインを控えた方がよいとしていますので、注意してください。
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