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糖尿病新薬「ジャヌビア(インクレチンを分解する酵素「DPP‐4」)」が日本に上陸|#WBS

DIABETES

by Agência Brasil Fotografias(画像:Creative Commons)

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WBS(ワールドビジネスサテライト、テレビ東京系)で日本の糖尿病市場の特集がありました。

WBSによれば、糖尿病治療薬ジャヌビアが16日厚労省の承認を受け、メルクの子会社である万有製薬が販売を始めたそうです。

【関連リンク】

ジャヌビア錠/グラクティブ錠:万有製薬、小野薬品

「ジャヌビア錠」「グラクティブ錠」(一般名:シタグリプチンリン酸塩水和物)は、米メルクが創製し、万有製薬と小野薬品が共同開発した国内初のDPP‐4阻害薬。

経口2型糖尿病治療薬としては、10年ぶりの新規作用機序を持つ薬剤となる。

インクレチンを分解する酵素「DPP‐4」を選択的に阻害することで、活性型インクレチンを増加させ、血糖低下作用を示す。

1日1回投与でチアゾリジン系薬剤、スルホニルウレア剤、ビグアナイド系薬剤との併用も可能。

既に世界85カ国以上で承認されている。

日本の糖尿病患者数は900万人いるといわれ、糖尿病予備軍を含めると、2000万人いるのではないかといわれています。

また、国際糖尿病連合によれば、糖尿病全患者数は世界で2.85億人、2030年に4.35億人を超える恐れがあると予想されています。

糖尿病の患者数が急速なスピードで増加しており、糖尿病は世界的な問題となっています。

今回承認された新薬は糖尿病治療薬による治療が必要な人にとって、期待できるものとなるかもしれませんね。

糖尿病予備軍が糖尿病にならないためにも、食事の改善・運動不足の解消など生活習慣を見直しましょう。

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糖尿病関連ワード

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは

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<糖尿病>全世界で2.85億人、2030年に4.35億人を超えると予想|国際糖尿病連合

Diabetes

by Practical Cures(画像:Creative Commons)

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糖尿病に関する興味深いデータが紹介されているプレスリリースがありましたので、ご紹介します。

糖尿病の最新データ、世界的に暗い見通しを示す―国際糖尿病連合、糖尿病の蔓延はコントロール不能と語る

(2009/10/20、JCN株式会社のプレスリリース)

国際糖尿病連合(IDF)は本日、全世界で2.85億人という膨大な数の人々が糖尿病にかかっているという新データを発表しました。

<中略>

入手可能な最善のデータによれば、1985年には世界で3000万人が糖尿病に罹患していたと考えられます。

その後の15年間で、患者数は急速に増大し、1.50億人強にまでなりました。

<中略>

IDFでは、現在の増加率が歯止めなしに続けば、2030年には合計患者数が4.35億人を超えると予想しています。

このデータは、糖尿病の患者数が急速なスピードで増加していることがよくわかります。

糖尿病は、日本だけの問題ではなく、世界的な問題となっているようです。

糖尿病になると、健康的な生活が送りづらくなるだけでなく、医療費負担(治療費)も大きくなります。

糖尿病を予防するためにも、食事の改善・運動不足の解消など生活習慣を見直しましょう。

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骨粗しょう症の潜在患者は1千万人以上 早期発見で骨折予防

Jornada Medica de Osteoporosis

by MunicipioPinas(画像:Creative Commons)

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50歳を過ぎたら骨粗鬆症にご用心 早期発見で骨折予防

(2009/10/20、産経新聞)

骨がスカスカになり、骨折しやすくなる「骨粗鬆(こつそしょう)症」。

転倒から骨折、寝たきりになる危険性が高まることで知られるが、自覚症状に乏しく骨折して初めて病気に気づく人も少なくない。

60代女性の3人に1人がかかるとされる骨粗鬆症。

専門家は「骨折の予防には早期発見、早期治療が大切。

50歳を過ぎたら早めに検診を」と呼びかける。

記事によれば、骨粗しょう症の潜在患者は1千万人以上といわれるそうですが、自覚症状に乏しいため、実際に治療を受けている人は1割程度なのだそうです。

骨粗鬆症の予防にはどのようなことをすればよいのでしょうか。

加齢による骨量の低下は避けられないが、カルシウムやビタミンDを多く含む食品の摂取、毎日の適度な運動で予防を心がけることが大切だ。

森部長は「閉経後の女性に限らず、骨粗鬆症が原因で骨折した家族がいる人や、喫煙・飲酒の習慣がある人はリスクが高い。50歳を過ぎたら早めに検査を受けてほしい」と呼びかける。

骨粗鬆症の予防には、

  • カルシウムやビタミンDを多く含む食品の摂取
  • 毎日の適度な運動
  • 早期発見のため、検査を受ける

骨粗鬆症を病気だと認識している人も少ないでしょうし、また、骨粗鬆症の検査が行われていること自体知らないという方も多いと思います。

骨粗鬆症を予防するためにも、カルシウムやビタミンDを多く含む食品の摂取、毎日の適度な運動を行い、早期発見のため、検査を受けるようにしてくださいね。

【骨粗鬆症とは】

骨粗鬆症は、骨量が減少して若年成人(20~44歳)の平均値の7割未満に落ち込んだ状態。骨がスカスカになり、骨折しやすくなる病気だ。

骨量は男女とも20~30代をピークに加齢とともに減少する。

特に閉経後の女性の場合、女性ホルモンの分泌が低下して骨量が急激に減るため、発症率は60代で3人に1人、70代では2人に1人といわれている。

→ 骨粗しょう症の症状・原因・予防・食事 についてはこちら







【骨粗しょう症関連記事】

Google インフル トレンドでインフルエンザの流行をリアルタイムで予測

Google インフル トレンド|インフル トレンドの仕組み

Google では、特定の検索キーワードでの検索数がインフルエンザの流行の指標となることを発見しました。

Google インフル トレンドでは、Google 検索の集計データを使用して、世界各地のインフルエンザの流行状況をほぼリアルタイムで予測します。

毎週、世界中の何百万人ものユーザーが、健康に関する情報をオンラインで検索しています。

インフルエンザが流行するとインフルエンザに関する検索が、アレルギーの季節になるとアレルギーに関する検索が、夏になると日焼けに関する検索がそれぞれ増加します。

このような現象は Google Insights for Search で確認できます。

しかし、検索キーワードの検索数は、実際に起こっている現象の指標となり得るのでしょうか。

Google は、インフルエンザ関連のトピックを検索するユーザー数と、実際にインフルエンザの症状を示す患者数の間に密接な関連性があることを発見しました。

もちろん、「インフルエンザ」を検索するすべてのユーザーが実際に発病しているわけではありませんが、インフルエンザ関連の検索件数を合計すると、あるパターンが浮かび上がってきます。

検索件数と従来のインフルエンザ発生動向調査のデータとを比較したところ、インフルエンザの流行時期に合わせて多くの検索キーワードの使用回数が増加することがわかりました。

このような検索キーワードによる検索件数を合計することにより、インフルエンザの流行状況を国や地域ごとに予測することができます。

この Google の成果は「Nature」誌で発表されました。

以前のニュースで新型インフルエンザの発生時期をGoogle検索で、病気の症状の検索数により、より早く察知することができたという記事を見たことがあります。

Google の最新のインフルエンザ流行予測データが活用されることで、より早く感染の発生について、状況を把握することができるようになり、早期に感染予防対策がたてられるようになるかもしれません。

今後に期待ですね。

⇒ 新型インフルエンザの症状 についてはこちら。

【関連記事】

  • 新型インフルエンザの症状とは?

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Google Waveの活用法:健康と医学研究

Google Waveが注目されているようですが、その活用法に関しては、いまだわからないというか、決まっていないことが多いようです。

今回の記事には、Google Waveの活用法として、健康・医学研究に活用できるのではないかというアイデアが紹介されていましたので、ご紹介します。

「Google Waveをどうやって使う?」優秀作品13選

(2009/10/16、ライフハッカー)

健康: 新型インフルエンザワクチンの効率的な供給

CDC(疾病予防管理センター)のコンサルタントBrianさんは、自身の仕事にWaveを取り入れた際のイメージについてこう語っています。

私のグループでは、新型インフルエンザワクチンの供給に関する計画・出荷・連絡などのサポートしている。

チームはアトランタ、ワシントン DCにあり、供給元はダラス。

また、アトランタのチームは4つの拠点に分かれている。

共同で作業する際、普段はメール・イントラネット・共有ツールを使っているが、会議が多かったり、作業が重複したりと、非効率な面も。

一方、生産量、供給量などの状況が変化する都度、計画を更新しなければならない。

現在は、ドキュメントは共有ドライブに保存され、更新情報はメールで発信されているが、Waveを使えば、ドキュメントや交信の変更履歴がすぐにわかるので便利だと思う。

医療分野でGoogle Waveを活用した例です。

Google Waveを活用すれば、遠隔地とリアルタイムに情報を共有しながら、なおかつ更新の履歴が残るので、より効率的になりそうです。

研究:共同研究の生産性向上

学生やジャーナリストと同様、研究者も遠隔地で共同して取り組むことがあるそうです。

米スタンフォード大学の伝染病研究チームに属するThomasはこう述べています。

私の研究チームは世界中と共同で研究を進めている。

現在のプロジェクトでは、オーストラリア・パキスタン・アフリカのガンビアといった具合だ。

共同作業には、メールや電話会議を使っており、共同執筆はWordを使っている。

Waveを使えば、雑誌の記事を共同執筆するといった作業も効率化でき、新たな共同プロジェクトの立ち上げにも便利だと思う。

医学の分野での共同研究の生産性向上にも役立ちそうですね。

また、この記事では、教育分野でもGoogle Waveが活用できるのではないかというアイデアも紹介されているので、さらなる予防医学などの医療分野に発展に役立つのではないでしょうか。

Google Waveを使った健康管理システムなどもいずれはできることでしょう。

【関連リンク】