「乳がん」カテゴリーアーカイブ

デスクワークの危険性とは?散歩しながら会議しよう!

Minister Sikorski meets EP President Jerzy Buzek 03

by Ministry of Foreign Affairs of the Republic of Poland(画像:Creative Commons)




誰もがすれば安全? 喫煙にも似た「座りすぎ」の危険性

(2013/3/5、WIRED)

「職場で椅子に腰掛けている時間は長すぎる。特に会議の場ではそれが顕著だ」というマーチャント氏は、CADソフトウェアメーカーであるオートデスク社の元幹部だ。

そんな同氏によると、人が座って過ごす時間の長さは一日平均9.3時間にもなり、平均睡眠時間の7.7時間よりも長いという。

そして長い時間を座って過ごすライフスタイルを続けていると、乳がんや結腸がんのリスクがそれぞれ10%増加するほか、心臓病のリスクは6%、II型糖尿病のリスクは7%高まるという。

座っている時間が睡眠時間よりも長いということを改めて言われるとハッとしますね。

そうした長時間イスに座っている生活を続けていると、乳がんや結腸がん、心臓病、2型糖尿病のリスクが高まるそうです。

また、長時間イスに座っているのは、健康に良くないらしいによれば、長時間座る習慣を続けていると、

  • 肥満糖尿病、心臓病、ガンなどのリスクが高まる
  • ウエストが太くなる
  • 血圧や血糖値の数値が悪くなる

そうです。

座り続けることの健康への悪影響が話題になることで、オフィス機器メーカー各社はスタンディングデスク(立ち机)を提案するところが増えています。

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そして、今回の記事では、「ウォーク&トーク・ミーティング」という会議室やカフェなどでのビジネスミーティングをやめ、散歩をしながら会議を行う方法を提案しています。

歩きながら会議をするということを実践している日本の企業もありましたが、実際外の空気を吸って街の景色を見ながら会議するというのは面白い試みだと思います。

新たなひらめきが生まれるかもしれません。






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ピンクリボンキャンペーン2017|乳がんの早期発見のため乳がん検診を受けましょう

Pink Ribbons

by Clyde Robinson(画像:Creative Commons)

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10月はピンクリボンキャンペーン月間。

乳がんの早期発見、診断、治療の重要性を呼びかけています。

今年も、乳がん検診啓発のため、全国各地で建造物がピンク色にライトアップされたり、ウォーキングが行われると思います。

乳がんの早期発見・早期治療のため、乳がん検診を受けるようにしてくださいね。

→ 乳がんの症状・原因・検査・予防法 について詳しくはこちら







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#乳がん 闘病中の #小林麻央 さんの心残りは抗がん剤治療の前にカットした髪を「#ヘアドネーション」しなかったこと

Untitled

by transp(画像:Creative Commons)

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ヘアードネーション

(2016/10/20、小林麻央オフィシャルブログ)

http://www.jhdac.org

髪の毛を寄付するヘアードネーション。

抗がん剤を始める前に
長い髪を切ったとき、
思い立てばよかった。。。
これが、いつも、心残りで残念なのです。

乳がん闘病中の小林麻央さんは自身のブログで、抗がん剤治療を始める前に長かった髪をカットしましたが、その髪を「ヘアドネーション」で寄付しなかったことが心残りだと書かれています。

乳がんの告知を受けた後は考える余裕もなかったでしょうから、こうしてヘアドネーションのことを書くことで知らなかった方が知るようになることだけで十分だと思います。

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■ヘアドネーションとは

水野美紀さんが髪を切ったワケ 「日常の中でできる寄付、すてき」

(2016/4/12、withnews)

ヘアドネーションは、小児がんなどの病気やけがで、髪が少なくなったり生えなくなったりした子どものために、寄付された人毛でウィッグ(かつら)をつくり、無償で提供する活動です。1990年代にアメリカで普及し、日本ではNPO法人Japan Hair Donation&Charity(JHDAC=ジャーダック)が2009年9月に始めました。

<中略>

寄付する髪は、31センチ以上の長さがあれば、くせ毛や白髪交じりでも可。パーマやカラーをしていても、極端なダメージがなければ寄付できます。全国に800店以上の賛同美容室があり、特典が受けられる店もありますが、切り方など条件を守れば、行きつけの美容室や自宅で切って郵送することもできます。

ヘアドネーションとは、病気やけがで髪の毛の悩みのある子供たちのために、寄付された髪の毛でウィッグを作り、無償で提供する活動です。

寄付する髪は31センチ以上の長さがあればよいそうです。

切り方など条件を守れば、行きつけの美容室や自宅で切って郵送することもできるそうです。

■ヘアドネーションの流れ

What Happens When You Donate Your Hair?

■ウィッグ1体に必要な髪の毛の量や制作に必要な日数

ウィッグ1体に必要な髪の毛は20~30人分。JHDACには毎日50~100人分の髪の毛が届きます。長さ別に仕分け、髪質や髪色を均一にする科学処理のため工場に送られます。この処理だけで半年~1年。頭の採寸をしてウィッグを製作するまでさらに50日ほどかかります。すべての事務や作業を、JHDAC事務局長の渡辺貴一さん(45)ら数人でやっており、人手が足りていません。ウィッグを申し込んでから提供まで2~3年かかる状態で、現在約90人の子どもたちが提供を待っています。

『フルオーダーメイドの医療用ウィッグ』1体に必要な髪の毛は20~30人分で、髪の毛を長さ別に仕分け、髪質や髪色を均一にする化学処理だけで半年~1年かかるそうです。

また、頭の採寸をしてウィッグを製作するまでさらに50日かかるそうです。

現在医療用ウィッグを約90人の子供たちが待っているそうですが、全ての作業を数人で行なっているため、人手が足りておらず、出来上がるまで2から3年かかる状態なのだそうです。

【参考リンク】

Japan Hair Donation & Charity(通称 JHDAC ; ジャーダック)は、頭髪の悩みを持つ18歳以下の子供たちに、100%寄付された髪の毛を使って『フルオーダーメイドの医療用ウィッグ』を作り、無償でプレゼントしている、日本で唯一の特定非営利活動法人です。







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KISSの元ドラマー、男性でも乳がんになると注意促す

KISS Band Member Cupcakes

by Clever Cupcakes(画像:Creative Commons)

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キッスの元ドラマー、男性でも乳がんになると注意促す

(2009/10/22、ロイター)

米ハードロックバンド「キッス」のオリジナルメンバーで、昨年乳がんの手術を受けたピーター・クリスさん(63)が、10月の「乳がん月間」に合わせ、男性でも乳がんになる可能性があると注意を呼び掛けている。

<中略>

男性が乳がんになるケースは女性の100分の1くらいだが、命に関わることは変わらない。

米国がん協会の推計によると、ことしの男性の乳がん発症件数は1910件に上るとみられ、乳がんで命を落とす米国人男性の数は年間約440人に上る見通しだという。

「KISS」のオリジナルメンバーで、以前乳がんの手術を受けたピーター・クリスさんが男性でも乳がんになる可能性があると注意を呼び掛けています。

男性で乳がんを意識している人はほとんどいないと思います。

乳がんとは?知っておきたいがん検診(日本医師会)によれば、

男性の乳がんは、年間の死亡数で女性の乳がんの100分の1以下のまれながん

なのだそうですが、乳がんは女性だけに限る病気ではなく、男性にも起こりうる病気なのです。

男性も乳がんの早期発見・早期治療のため、乳がん検診を受ける必要があるのかもしれません。

→ 乳がんの症状・原因・検査・予防法 について詳しくはこちら







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小林麻央さんの病気は乳がん 「ステージ4」(肺や骨などに転移)|公表の1年8カ月前から抗がん剤治療

Pink Ribbon Key Blanks

by Gerald Geronimo(画像:Creative Commons)

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【追記(2016/10/3)】

小林麻央さんはご自身のブログで「ステージ4」であることを告白しました。

【参考リンク】

  • 心の声(2016/10/3、小林麻央オフィシャルブログ)

【追記(2016/9/20)】

15 告知日

(2016/9/20、小林麻央オフィシャルブログ)

この時点では、
まだ脇のリンパ節転移のみだった。
(その後、現在肺や骨などに転移あり)

小林麻央さんはブログで肺や骨などに転移しているというがんの進行状況について明かしました。

【追記(2016/6/9 15:28)】

■小林麻央さんの病気は進行性の乳がん 1年8カ月前から抗がん剤治療

小林麻央 進行性の乳がん「極秘」で1年8カ月前から闘病

(2016/6/9、デイリースポーツ)

市川海老蔵さんが会見を開き、妻の小林麻央さんが「乳がん」であることを明かしました。

1年8カ月前に夫婦で人間ドックを受けた際にわかり、「大変スピードの早いがん」と進行性がんであることを医師から告げられたそうです。

現在、抗がん剤による治療を行ない、手術をする方向で治療をおこなっているそうです。

→ 乳がんの症状・原因・検査・予防法 について詳しくはこちら

乳がんとは

乳がんは、現在日本の女性の20人に1人が乳がんになると言われています。

乳がんによる死亡者数は毎年増え続け、2007年には11,323人が、乳がんでなくなっており、乳がんは、30歳から64歳の女性のがん死亡原因第1位となっています。(2007年厚生労働省人口動態統計より)

乳がんは乳腺(母乳をつくるところ)に発生する悪性の腫瘍です。

乳がんには予防法が見つかっていないため、早期発見・早期治療が一番の予防法となっています。

■乳がんの症状

乳がんにより、以下の症状などがみられることがあります。

  • しこり
  • 痛み
  • 皮膚のくぼみ
  • わきの下のしこり

ただし、乳がんの初期症状として、食欲が減ったり、体調が悪くなるなどの全身症状はほとんどありません。

気づかずにそのまま放置しておくと、がん細胞が増殖し、血管やリンパ管を通って、全身へと広がっていきます。

乳房の変化を見逃さないように、日頃からのチェックが必要です。

■乳がんの自己検診・チェック方法

乳がんの自己検診は、以下のようなポイントに注意して行なってください。

  1. 触わる(しこりや硬い部分はないか)
  2. 見る(くぼみや変化はないか)
  3. しぼる(分泌物が出ないか)

→ 乳がんの症状・原因・検査・予防法 について詳しくはこちら

■乳がんの発症リスクが高くなる要因

<小林麻央さん>比較的まれ30代前半の乳がん 治療法は

(2016/6/9、毎日新聞)

(1)初潮が早い=11歳以下(2)閉経が遅い=54歳以上(3)初産年齢が高い=30歳以上(4)妊娠・出産歴がない(5)授乳歴がない(6)祖母、親、子、姉妹に乳がんの人がいる(7)肥満度が高い(閉経後)(8)喫煙している(9)大量に飲酒する習慣がある(10)運動不足--の10項目のうち、当てはまる項目が多いほど高リスクだ。

 乳がんは女性ホルモンにさらされる期間が長いほど、罹患リスクが上がる。血管や骨を守り、肌の潤いを保って、心筋梗塞(こうそく)の予防効果もある女性ホルモンだが、乳がんに関してはメリットばかりではない。

【乳がんリスクが高くなる要因】

  1. 初潮が早い=11歳以下
  2. 閉経が遅い=54歳以上
  3. 初産年齢が高い=30歳以上
  4. 妊娠・出産歴がない
  5. 授乳歴がない
  6. 祖母、親、子、姉妹に乳がんの人がいる
  7. 肥満度が高い(閉経後)
  8. 喫煙している
  9. 大量に飲酒する習慣がある
  10. 運動不足

●女性ホルモンにさらされる期間が長い

~更年期世代女性の体調変化と心理状態に関する調査レポート~ 40~50代女性は、がんばりすぎの「がむしゃら世代」 「体調不良時には我慢してやりすごす」が4割以上 無理することが習慣化!?

(2017/3/27、読売新聞プレスリリース)

過去、女性たちは生涯において閉経までにおおよそ10回程度出産を経験しましたが、現代女性においてはその回数が減っています。そのため、過去の女性たちは生涯での月経回数が約50回程度だったのが、現代女性は約450回と9倍に。しかし、その一方で女性ホルモンの仕組みは進化していません。「産まなくなった」現代女性たちは、毎月排卵と月経を無駄に繰り返していることになり、排卵月経が増えることで子宮内膜症・子宮体癌・卵巣癌・乳癌などの健康リスクが増加しています。

女性ホルモンは美容や健康に欠かせないものですが、乳がんは女性ホルモンにさらされる期間が長いほど、罹患リスクが上がるそうです。

そのため、初潮が早い、閉経が遅い、妊娠・出産歴がないという人は、女性ホルモンにさらされる期間が長くなるため、乳がんリスクが高くなると考えられるそうです。

2、3人子供を産むと、授乳中を含め5年ほど月経がなく、女性ホルモンの分泌が減る期間ができ、相対的に罹患リスクは下がる。

●祖母、親、子、姉妹に乳がんの人がいる

乳がん(PDF)|がん情報サービス|国立がん研究センターによれば、乳がんを発症した人の5~10%は、乳がんを発症しやすい遺伝子をもつと考えられているそうです。

●大量に飲酒する習慣がある

<乳がん>飲酒量多い女性は注意を 厚労省調査によれば、毎日ビール大瓶を1本以上飲むような飲酒量の多い女性は乳がんになる可能性が高いそうです。

女性は少量の飲酒でも乳がんリスクが高くなる!?|米ハーバード大によれば、1日に缶ビール1本程度の飲酒でも女性の場合は乳がんのリスクが少し高くなってしまうそうです。

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●運動不足

また、運動不足も乳がんリスクが高くなる要因ですが、積極的に運動する女性は乳がんリスクが低い|国立がん研究センターによれば、積極的に運動する女性は、運動しない人に比べて、乳がんリスクが低いそうです。

特に、閉経後や太り気味の女性は、週1回でも余暇に運動を取り入れることが乳がん予防につながると考えられるそうです。

■がんのステージ分類の基準とは

2016年6月9日放送のnewseveryでがんのステージ分類について解説していました。

【がんのステージ分類】

ステージ0 がんが上皮細胞内にとどまっている

ステージ1 小さな腫瘍|しこりの大きさが2cm以下|わきの下のリンパ節転移なし 

ステージ2 やや大きい腫瘍|しこりの大きさが2-5cm|わきの下のリンパ節に転移なしか一部あり

ステージ3 大きい腫瘍|リンパ節(わきの下のリンパ節や胸骨の内側のリンパ節)に広い範囲で転移している

ステージ4 離れた臓器に転移

【参考リンク】

  • 乳がん(PDF)|がん情報サービス|国立がん研究センター
    http://ganjoho.jp/data/public/qa_links/brochure/odjrh3000000ul0q-att/144.pdf

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【第一報(2016/6/9 7:00)】

小林麻央、進行性がんで極秘入院 1年近く姿見せず…海老蔵懸命サポート

(2016/6/9、スポーツ報知)

スポーツ報知によれば、歌舞伎俳優・市川海老蔵(38)さんの妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)さんが進行性のがんを患い、極秘入院しているそうです。

小林麻耶さん、過労による体調不良のため休養 「バイキング」生放送中に体調悪化・救急搬送というニュースを先日紹介しましたが、小林麻央さんのニュースが本当であれば、心労に次ぐ心労で、自分自身が体調を崩したのかもしれませんね。

◆進行がん 発症したばかりの早期がんに対して、がんの腫瘍が粘膜や筋肉の層を越えて体の深くまで浸潤している状態を指す。転移している可能性もある。がんの進行度を表すのが「ステージ」。ステージ0、1、2、3、4の順で、4が最も進行している状態。