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ブラジャーを1日12時間以上着ける女性、乳がんのリスクが21倍に|米国立癌研究所

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by Philipp(画像:Creative Commons)

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ブラジャーを1日12時間以上着ける女性、乳がんのリスクが21倍に―米国立癌研究所

(2010/5/6、Record China)

2010年5月5日、ブラジャーを1日12時間以上着用する女性は、全く着用しない女性と比べ、乳がんのリスクが21倍も高くなることが米国立癌研究所の研究で分かった。黒竜江晨報が伝えた。

米国立癌研究所の研究によれば、ブラジャーを1日12時間以上着用する女性は、全く着用しない人に比べて、乳がんリスクが21倍高くなるそうです。

記事によれば、同研究所がブラジャーの着用時間と乳がんとの因果関係について調査した結果、習慣的に長時間ブラジャーを着用する女性は乳がんなど乳房の病気にかかりやすいことが分かった。

1日12時間以上着用する女性は全く着用しない女性の21倍、就寝時も着用する女性は同100倍も罹患率が高まるという。

形が崩れるのを気にして就寝時もブラを外さない女性は要注意だ。

就寝時にも着用している人は、100倍にもなるそうです。

なぜ長時間ブラジャーを付けていることが乳がんリスクを高めるのでしょうか。

締め付けのきついブラジャーを長時間付けることにより、乳房のリンパの流れが悪くなり、乳腺の正常な細胞ががん化する可能性が高まることから、身体に合ったブラジャーの着用を推奨している。

体にあっていないブラジャーを長時間つけることで、リンパの流れが悪くなり、乳腺の細胞ががん化する可能性が高まるからなのだそうです。

体にあったブラジャーを着用するようにしてくださいね。







ゴボウの種(牛蒡子)にすい臓がん増殖抑制作用がある|国立がん研究センター東病院

Burdock Silhouette

by Andy Rogers(画像:Creative Commons)

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ゴボウの種、膵臓がん増殖抑制…臨床研究へ

(2010/4/25、読売新聞)

国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)は、漢方薬の解熱剤などに使われるゴボウの種子「牛蒡子(ごぼうし)」に、抗がん剤が効きにくい膵臓(すいぞう)がんの増殖を抑える作用があることを、マウスの実験で突き止めた。

患者を対象に臨床研究を行い、新しい治療法の実現化を目指す。

国立がん研究センター東病院が行なったマウスの実験によれば、ゴボウの種子(牛蒡子)に含まれるアルクチゲニンがすい臓がんの増殖抑制作用があることがわかったそうです。

すい臓がん についてはコチラ。

今回は、マウスの実験結果であるので、今後は、すい臓がんの患者を対象に臨床研究を行っていくようです。

注目したいですね。







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胃がん・肺がん・大腸がんのがん検診受診率低下

First Baptist Church 945

by Parker Knight(画像:Creative Commons)




がん検診受診率、「なかなかショッキング」

(2010/4/13、キャリアブレイン)

前年度と比べ「胃がん」は1.6ポイント、「肺がん」は3.8ポイント、「大腸がん」は2.7ポイント、それぞれ低下した。

<中略>

08年度に市区町村が実施したがん検診の受診率は、「胃がん」が10.2%、「肺がん」が17.8%、「大腸がん」が16.1%、「子宮がん」が19.4%、「乳がん」が14.7%。前年度に比べて受診率が上がったのは「子宮がん」と「乳がん」で、それぞれ0.6ポイント、0.5ポイントの上昇だった。

08年度に市区町村が実施したがん検診の受診率によれば、胃がん・肺がん・大腸がんなどのがん検診の受診率が低下しているようです。

このほか、公開シンポジウムも行われ、中川座長が「韓国が、がん検診受診率53%を達成した理由-訪問視察報告-」のテーマで発表。

「2年後に50%達成するんだ、がん検診が大事だ、予防医療が大事なんだということを、日本政府にはっきり打ち出していただくことが必要かなという気がしている」と述べた。

記事によれば、韓国ではがん検診受診率53%を達成したそうです。

がん検診の受診率を増やすことを目標にするのであれば、政府ががん検診が大事・予防医療が大事ということを示していかないといけないのかもしれません。

ただ、ここ数年は、日本では、メタボ健診を受けるように薦めてきており、そのために、がん検診ヘの関心が薄れてきているようです。

【関連記事】

メタボ健診やがん検診などをまとめて受診できるようなシステム・仕組みづくりが必要なのかもしれません。







肝臓がん、膵臓がん、乳がんの変異公開=ゲノム解析で新治療法期待-国際チーム

Molecule display

by Christian Guthier(画像:Creative Commons)




肝臓、膵臓、乳がんの変異公開=ゲノム解析で新治療法期待-国際チーム

(2010/4/15、時事通信)

日本など10カ国の研究機関で構成する「国際がんゲノムコンソーシアム(ICGC)」は15日未明、肝臓がん、膵臓(すいぞう)がんと乳がんについて、原因となる可能性がある全遺伝情報(ゲノム)の変異データをホームページで公開した。

肝臓は日本、膵臓はオーストラリアとカナダ、乳がんは英国が担当した。

新たな予防・診断法や治療法の開発に役立つと期待される。

日本など10カ国の研究機関で構成する「国際がんゲノムコンソーシアム(ICGC)」は、肝臓がんやすい臓がん、乳がんの原因となる可能性があるゲノム(全遺伝情報)を解読し、遺伝子の異常を見つけたそうです。

 

肝臓ガンの症状 についてはコチラ。

すい臓がんの症状 についてはコチラ。

乳がんの症状 についてはコチラ。

 

日本が担当したのは、肝臓(肝臓がん)。

 

肝がんの遺伝子異常発見 国際ゲノム解析で日本チーム

(2010/4/15、47ニュース)

理化学研究所と国立がん研究センターなどの研究チームは14日、C型肝炎ウイルスの感染が原因で肝臓がんになった患者のゲノム(全遺伝情報)を解読し、健康な人では見られない約100カ所の遺伝子の異常を新たに見つけたと発表した。

新たな治療法開発に役立つといいですね。







テニス・ナブラチロワが乳がんを告白 マンモグラフィーを受け早期発見につながる




■テニス・ナブラチロワが乳がんを告白 マンモグラフィーを受け早期発見につながる

Martina Navratilova

by Robbie Mendelson(画像:Creative Commons)

ナブラチロワが乳がんを告白「涙が出た」全英9度制覇の名選手

(2010/4/8、サンケイスポーツ)

テニス界のスーパースター、マルチナ・ナブラチロワさん(53)=チェコと米国の二重国籍=が7日、米誌「ピープル」で乳がんであることを告白した。

<中略>

担当医師はすでに乳腺の腫瘤(しゅりゅう)を切除し、5月から放射線治療を開始する。

しばらく定期検診を怠ったと語るナブラチロワさんは、4年ぶりにマンモグラフィーを受け早期発見につながった。

「ちょっとサボっている間にこういうことが起きた。あと1年遅かったら取り返しのつかないことになっていたかも」と胸をなでおろした。

テニスの名選手・ナブラチロワさんが乳がんを告白したそうです。

幸い早期発見だったため、転移は見られなかったとのことです。

 

今回のニュースは、定期検診について考えさせられるきっかけとなりそうです。

ただ、以前のニュースで、「乳がんマンモグラフィー定期検診で議論沸騰=40代勧めず-米政府作業部会」を取り上げましたが、アメリカ政府作業部会によれば、誤判定や過剰診断によるリスクと受診による利益を比較した場合、40代はリスクがほかの年齢層より高いからという理由で、40代の定期検診は勧めないと勧告したそうです。

このニュースは、日本でも米「40代の乳がん検診でのマンモ勧めず」で波紋を広げました。

米国では相対的に閉経後の高齢者が乳がんにかかる確率が高く、日本では40代後半から罹患(りかん)率が高くなる傾向になるようです。

40代はリスクが高いため、定期検診は勧めないと勧告したのですが、今回のナブラチロワさんのニュースで再度議論を呼ぶかもしれないですね。

→ 乳がんの症状・原因・検査・予防法 について詳しくはこちら




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