<がん>抑制遺伝子を特定…国立がん研の研究員ら
(2009/2/6、毎日新聞)
正常な細胞ががん細胞に変わるのを直接防ぐ遺伝子を、国立がんセンター研究所の大木理恵子研究員(分子生物学)らが特定した。
このことは、がんの治療や診断の開発に役立つ可能性があるそうです。
今後の研究に期待ですね。
<がん>抑制遺伝子を特定…国立がん研の研究員ら
(2009/2/6、毎日新聞)
正常な細胞ががん細胞に変わるのを直接防ぐ遺伝子を、国立がんセンター研究所の大木理恵子研究員(分子生物学)らが特定した。
このことは、がんの治療や診断の開発に役立つ可能性があるそうです。
今後の研究に期待ですね。
> 健康・美容チェック > 糖尿病 > 糖尿病患者の喫煙はリスクをより高める
(2009/2/5、健康美容海外ニュース)
喫煙は誰にとっても有害だが、すでに心血管疾患などの合併症リスクがある糖尿病患者には、特に危険である。
喫煙している糖尿病患者は、喫煙期間の長さに関係なく、禁煙することで健康状態が改善する。
米国糖尿病協会(ADA)は、糖尿病患者の喫煙に伴う危険性を下記のように述べている:
・喫煙は、組織内の酸素量を減少させ、心臓発作や脳梗塞を引き起こす。
・コレステロールや血圧を上昇させ、心臓発作リスクを高める。
・血管を収縮、損傷させ、足の潰瘍を悪化させる。
・神経や腎臓の損傷リスクを上昇させる。
・風邪などの呼吸器疾患リスクを上昇させる。
・血糖値を上昇させる。
・喫煙者では非喫煙者に比べ、心血管疾患による死亡リスクが3倍高い。(HealthDay News 1月22日)
喫煙はどんな人にとっても健康を害する恐れのあるリスク要因ですが、記事によると、糖尿病患者の喫煙はリスクをより高めるとのことです。
糖尿病患者の方が喫煙すると、心臓発作や脳梗塞、コレステロールや血圧の上昇、血糖値の上昇などのリスクが高まるようです。
禁煙することで改善するということですので、ぜひ禁煙するようにようにしましょう。
■薬局でもできる糖尿病の検査|検尿(尿糖検査)と採血による血糖検査
by Vladimir Pustovit(画像:Creative Commons)
(2008/11/18、AFPBB)
女性は定期的な運動でがんになるリスクを大幅に減少できるが、一方で睡眠不足はそのような効果をなくしてしまうとする研究結果が、米ワシントンD.C.(Washington, DC)で開催中の米がん研究学会(American Association for Cancer Research、AACR)の国際会議で17日、発表された。
運動をすることでがんになるリスクを減少させることができるけれども、睡眠時間が少ないと、その効果がなくなってしまうとは驚きです。
その結果、最も運動をする女性は、最も運動をしない女性と比較して、がんになる可能性が25%低いことが判明した。
一方、若い女性のうち、運動を行うが一晩の睡眠時間が平均7時間未満の女性は、習慣的にきちんと睡眠している女性に比べ、がんと診断されるリスクが47%も高くなることが明らかとなった。
マケイン氏は、「より多く運動すれば、乳がんや結腸がんなど、いくつかの部位でがんのリスクが減少する。睡眠時間が短いと、いくつかの主要なホルモンや代謝のパラメーターに逆の影響を与えることになる」と説明した。
記事によると、運動・睡眠ともにガンのリスクを減少させるメカニズム・理由は分かっていないそうです。
運動ががんのリスクを減少させる明確な理由については分かっていないが、体重が少ないことから、免疫機能や日常的な身体活動に関連するホルモンが、強化されるためである可能性があるとみている。
睡眠不足が心臓疾患や肥満、糖尿病などになるリスクを高めることは明らかだが、睡眠が病気を予防するメカニズムは、まだ解明されていない。
しかし、運動だけでなく、睡眠もしっかりとることが健康を維持する上で大事なことは確かなようです。
運動をしっかり行い、睡眠もしっかりとって、病気を予防しましょう。
《茶況》 緑茶飲用はメタボ予防 効果を臨床試験
(2009/2/3、毎日新聞)
掛川市は、緑茶飲用がメタボリック症候群(内臓脂肪症候群)の予防、改善に有効かを調べる臨床試験を、1月から始めている。
市民の中から対象者60人を選ぶ予備検査を終え、21日から約3カ月間の本試験に入る。
メタボは内臓に脂肪がたまり、高血圧や高血糖などの生活習慣病のリスクが重なっている状態をいう。
予備検査では100人を検診。
試験対象者には、メタボ診断基準の一つとなっている腹囲が男性は85センチ以上、女性は90センチ以上で、薬を飲んでいない人を選んだ。
30歳-75歳の男女60人を決めた。
本試験では、本物の粉末緑茶カプセルを朝昼晩と2グラムずつ一日6グラム飲み続けるグループと、偽カプセルを飲み続けるグループに半数ずつ分ける。
血液検査や検尿のデータと、血圧や体重、体脂肪などの変化を見る。
血液検査では、内臓脂肪の増減の目安となるアディポネクチンの量の変動などがポイントになるという。
本試験参加者は、試験以外の緑茶とコーヒー、紅茶は飲まないようにし、水などで水分補給する。
お茶(緑茶)にメタボ改善・予防効果があるかどうかの臨床試験が静岡県の掛川市で行われるそうです。
どういった結果が出るのか、大変楽しみですね。
by US Army Africa(画像:Creative Commons)
<ES細胞>がん化防止にコラーゲン活用…マウス実験で成功
(2009/2/1、毎日新聞)
さまざまな組織や臓器になる万能細胞「胚(はい)性幹細胞(ES細胞)」で、実用化への課題だったがん化防止に、米ハーバード大研究員の八巻真理子・松本歯科大講師(幹細胞生物学)らがマウス実験で成功した。
骨や皮膚に含まれるたんぱく質「コラーゲン」を使った。
人工多能性幹細胞(iPS細胞)への適用も可能とみられ、再生医療実現に新たな道を開くと注目されそうだ。
1日付の日本再生医療学会誌で発表する。
米ハーバード大研究員の八巻真理子・松本歯科大講師(幹細胞生物学)らがマウス実験によれば、コラーゲンを使い、ES細胞のがん化を抑えることに成功したそうです。
この研究結果により、再生医療の実現にも影響を与えそうです。
今後の研究に注目ですね。