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糖尿病とアルツハイマー病の合併で症状悪化-阪大が解明

Born Again

by Alan Levine(画像:Creative Commons)

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糖尿病とアルツハイマー病の合併で症状悪化 “負の連鎖”を阪大研究チーム突き止める

(2010/3/16、MSN産経)

糖尿病とアルツハイマー病が合併して発症すると、いずれも症状が悪化することを、大阪大大学院医学系研究科の里直行准教授らの研究チームが突き止め、16日発行の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。

併発患者の治療法開発につながる成果で、注目される。

糖尿病とアルツハイマー病が合併して発症すると、症状が悪化するそうです。

里准教授は「二つの病気にかかることで負の連鎖に陥り、いずれの症状も悪化することが分かった。悪循環を断ち切るため、食事や運動など生活習慣を改善することが大事だ」と話している。

生活習慣を改善して、負の連鎖に陥らないようにしたいですね。







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長く眠るほど寿命が縮む?睡眠時間と寿命の関係とは?

sleep reading

by olle svensson(画像:Creative Commons)




寝過ぎは逆効果? 長生きできる最適の睡眠時間とは

(2010/2/22、ALL ABOUT)

■長く眠るほど寿命が縮む?

1980年代にアメリカで100万人以上を対象に行われた、睡眠時間と寿命の関係の調査では、予想外の結果が出ました。

1日に6.5〜7.5時間の睡眠をとっている人が最も死亡率が低く、それ以上およびそれ以下の時間、眠っている人は寿命が短くなる傾向にあったのです。

特に長く眠っているほうが問題で、7.5〜8.5時間以上の睡眠時間をとっている人は、6.5〜7.5時間睡眠の人よりも死亡率が20%もアップしました。

アメリカで100万人以上を対象に行われた、睡眠時間と寿命の関係の調査によれば、長く眠りすぎると、寿命が短くなるようです。

また、日本でも同様の調査結果が得られたそうです。

名古屋大学の玉腰暁子先生が、40〜79歳の男女約10万人を、10年間にわたって追跡調査しました。

対象者の平均睡眠時間は男性7.5時間、女性7.1時間でしたが、死亡率が最も低かったのは、男女とも睡眠時間が7時間の人たちでした。

睡眠時間が7時間より短い人も長い人とも、死亡率が高くなる傾向が示されました。

睡眠時間が長くなると、寿命が短くなる原因はわかっていないそうですが、体内時計と何らかの関係があるのでしょうか。

気になります。







なぜ電子カルテを無料で提供出来るのか?|クローズアップ現代(NHK)

Being a patient is involuntary - Christine update 9529

by Ted Eytan(画像:Creative Commons)




なぜ電子カルテを無料で提供出来るのか?

2010年3月10日放送のクローズアップ現代(NHK)で「FREE」が取り上げられていましたが、その中で興味があったのは、「無料電子カルテ」です。

通常、電子カルテや医療業務を管理するツールは有料です。

しかし、なぜ、企業は、無料で電子カルテ・システムを提供することができるのでしょうか?

それは、医師が作ったデータを売ることから将来的に利益を得ることを考えているそうです。

多くの医師がこの電子カルテを利用することにより、あらゆる病気のデータが収集されます。

そして、そのデータから個人情報を外したデータを製薬会社に提供することで、医師に電子カルテ・システムを販売して得る利益よりもはるかに多くの利益を得ようと考えているのです。







ヨウ素 摂り過ぎ注意 「食事摂取基準」4月改定

昆布巻き

by Hirotaka Nakajima(画像:Creative Commons)




【健康】ヨウ素 取りすぎ注意 「食事摂取基準」来月改定

(2010/3/9、産経新聞)

エネルギーや栄養素の摂取量の目安を示す「日本人の食事摂取基準」が4月から改定になる。

今回の改定では微量ミネラルの「ヨウ素」について、健康障害への潜在リスクの目安となる「耐容上限量」が引き下げられた。

ヨウ素は甲状腺の正常な働きに不可欠だが、昆布など海藻に豊富で日本人は摂取量が多量になりがち。

日本人の食事摂取基準が改訂されることになったそうですが、その基準によれば、昆布やわかめなどに含まれるヨウ素の上限量が引き下げられたそうです。

◆甲状腺機能に影響

ヨウ素は甲状腺ホルモンの働きに必要なミネラル。

海藻、特に昆布に豊富に含まれる。

乳幼児期に不足すれば脳などの発達に影響し、成人では甲状腺機能が低下する。

日本人の平均的なヨウ素摂取量は1日当たり約1500マイクログラム(推定値)。

推奨量(成人)は130マイクログラムで、普通の食生活なら不足の心配はない。

ヨウ素は甲状腺機能に影響するホルモンですが、普通の食生活では不足する心配はなく、むしろ心配されるのが過剰摂取なのだそうです。

むしろ心配なのが、過剰摂取だ。

和食に昆布だしの利用は欠かせず、日本人は摂取量が多い。

ヨウ素の過剰摂取が長期間続けば、甲状腺腫や甲状腺の機能低下を招く恐れがあるという。ただ、通常の食生活では問題ない。

今改定は過剰摂取による健康被害の予防も目的の一つで、基準を超えて摂取すると健康障害へのリスクが高まるとされる「耐容上限量」(改定前は上限量)を、ヨウ素について成人1日当たり「3000マイクログラム」から「2200マイクログラム」に引き下げた。

 

以前とろろ昆布ダイエットを紹介しましたが、今回の基準によれば、すぐに摂り過ぎてしまうおそれがあるようです。

例えば、ダイエット食品としても人気が高いとろろ昆布は、1グラム(ひとつまみ分)当たり1千~3千マイクログラムとヨウ素が豊富で、すぐ耐容上限量は超えてしまう可能性がある。

「時々5千マイクログラム以上の日があっても構わないが、ヨウ素が排出されるように間隔を空ける。連日大量に食べ続けるのは控えて」と促す。

【関連記事】

  • とろろ昆布ダイエット|ヘリョンダイエット|ビューティーコロシアム

ただ、大豆にはヨウ素中毒を防ぐ働きがあるようなので、みそ汁と一緒にとるといいのかもしれませんね。

また、みそや納豆、しょう油、豆腐などの原料となる大豆にはヨウ素中毒を防ぐ働きがあり、昆布などと一緒に取るとよい。

「昆布だしのみそ汁やきつねうどん、湯豆腐などは、ヨウ素の過剰摂取を防ぐ和食の知恵」と吉田教授は指摘する。

 

最も注意すべきなのは、妊娠中の母親の皆さん。

◆妊娠中は慎重に

一方、「妊娠中や乳児の母親はヨウ素摂取に注意が必要」と話すのは尚絅(しょうけい)大学の西山宗六教授(内分泌学)。

西山教授が平成12~15年、新生児約3万8千人の甲状腺刺激ホルモン(TSH)値を調べたところ、TSHが高い新生児の母親は妊娠中、正常な新生児の母親の約6倍もヨウ素を摂取していた。

妊娠中の過剰摂取は胎児への影響が大きく、TSH値が高いと先天性甲状腺機能低下症の恐れがある。

西山教授も食生活への注意を促しており、「インスタントの昆布だしには100ミリリットル中に平均約950マイクログラムのヨウ素が含まれていた。

妊娠中や授乳中の母親は摂取を慎重に」と話す。

 

基本はやりすぎには注意。

バランスよく食べれば、何も問題はないと思います。






遺伝子検査で「適切な」ダイエットを分析可能=米研究

Fairy DNA

by Stuart Caie(画像:Creative Commons)




遺伝子検査で「適切な」ダイエットを分析可能=米研究

(2010/3/4、ロイター)

米企業インターロイキン・ジェネティックスが3日、遺伝子検査により各自に適した減量方法を割り出せる可能性があると明らかにした。

研究者らが米心臓協会の会合で発表した内容によると、遺伝子の構造に「適切な」ダイエット方法を実践した人の方が、あまり適さない方法を試した人よりも減量幅が大きいことが確認された。

遺伝子の構造に合わせた適切なダイエット方法を実践した方が、あまり適さない方法でダイエットした人よりも減量幅が大きかったそうです。

例えば、自分の遺伝子型が低脂肪ダイエット向きか低炭水化物ダイエット向きかを知ることで、ダイエット効果を上げることができるということですね。

将来的には、自分だけのダイエット方法がオーダーメイドされるようになりそうです。

【追記(2017/7/21)】

米倉涼子、遺伝子レベルで太りにくい体質だった 検査結果に驚きの声続出

(2017/7/21、モデルプレス)

実施したのは「肥満関連遺伝子検査」で、糖分で太りやすいタイプ、脂質で太りやすいタイプ、筋肉がつかないタイプ、食べすぎる傾向を持つタイプ、糖分を吸収しやすいタイプ、一度太ると痩せにくいタイプの6つの肥満遺伝子にいくつ持っているかを調べることができるというもの。

2017年7月20日放送の「櫻井・有吉THE夜会」で米倉涼子さんが太りやすい体かどうかを調べる遺伝子検査を受けたところ、脂質で太りやすいタイプの1つしか持っていない、つまり太りにくい体質であることが分かったそうです。

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