「妊娠」カテゴリーアーカイブ

リンゴ病(伝染性紅斑) 東京都に流行警報、手洗い・うがいで予防

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by Y0$HlMl(画像:Creative Commons)




リンゴ病 東京都が初の警報…手洗い、うがいで予防を

(2015/6/26、読売新聞)

東京都は、ウイルス感染症「伝染性紅斑(通称リンゴ病)」の患者数が警報基準を超えたとして、東京都全域に流行警報を発令したそうです。

リンゴ病とはどのような病気なのでしょうか?

■リンゴ病とは?

リンゴ病は頬に赤い発疹ができ、体や手足に広がることで知られる。妊婦が感染すると、胎児の異常や流産につながるおそれもある。飛まつや接触で感染するため、都は手洗い、うがいによる予防を呼びかけている。

頬に赤い発疹ができることから通称リンゴ病と呼ばれるようです。

名前はかわいらしい病名ですが、ニュース記事によれば、妊婦が感染すると、胎児の異常や流産につながる恐れがあり、また、飛まつ感染や接触感染で病気にかかってしまう怖い病気です。

手洗い、うがいによる予防が重要なようですので、注意してくださいね。







「不妊症」定義を「1年以上」に短縮へ 産科婦人科学会

NCVO Bursary Winners Roundtable - Clare Lewis Jones, Infertility Network and NCVO Bursary Wunner and Roberta Blackman Woods

by NCVO London(画像:Creative Commons)

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<不妊症>定義「1年以上」に短縮へ 産科婦人科学会

(2015/5/31、毎日新聞)

希望しても2年以上妊娠できない状態と定義している不妊症について、日本産科婦人科学会は、この期間を「1年以上」に短縮する案をまとめた。全国の産婦人科医から意見を聞き、8月にも正式決定する方針。

不妊症とは、これまで「避妊なしで二年間妊娠しない状態」のことをいっていますが、日本産婦人科学会は、この期間を「1年以上」に変更する案をまとめ、8月にも正式決定する方針なのだそうです。

⇒ 不妊|不妊の原因・不妊治療・妊活 について詳しくはこちら

■変更した理由とは?

新たな案では、晩婚化が進んで早期の検査や治療が求められるようになった現状や、欧米の生殖医学会が1年間としていることを踏まえ「1年というのが一般的」と定義を改めた。

欧米に基準を合わせることと早めの不妊治療を始めるきっかけになればというのが今回の変更の理由のようです。







「健康な女性の卵子凍結保存を推奨しない」-日産婦

A candid girl multitasking

by Pedro Ribeiro Simões(画像:Creative Commons)




<健康女性の卵子凍結助成>日産婦「推奨せず」との考え示す

(2015/2/8、毎日新聞)

順天堂大浦安病院(千葉県浦安市)と浦安市が、健康な女性が将来の妊娠に備えて卵子を凍結保存するバンク構想を進めていることについて、日産婦の苛原(いらはら)稔・倫理委員長は7日、毎日新聞の取材に「(健康な女性を対象とすることは)推奨しない」との考えを示した。

数年前より卵子の老化に関するニュースが話題になりましたが、健康な女性の卵子を凍結保存するバンク構想が進められていることに対して、日産婦は「推奨しない」という考えを示したそうです。

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その理由は何なのでしょうか?

苛原委員長は理由として、(1)卵子を凍結保存した場合、将来妊娠できる可能性は高くはなく有用性がはっきりしていない(2)女性が妊娠を先送りすると出産年齢が上がり、医学的なリスクが高まる--の2点を挙げた。

卵子が老化するという情報について認識が広がる中で、卵子を凍結保存することで将来の妊娠に備えようという社会の流れが出来、卵子バンク構想ができたのだと思います。

しかし、高齢での妊娠・出産のリスクによれば、高齢での妊娠・出産は若い女性に比べて、流産や早産・難産、妊娠高血圧症候群、ダウン症などのリスクが高くなるそうです。

それにしても、女性のライフプランはとても難しくなっていると感じます。

女性が高度な教育を受けるようになり、社会進出した結果、人生の将来設計が以前と比べると先延ばしになっていますが、健康的に妊娠・出産できる時期と仕事が面白くなる時期が一緒になっているのは、人生設計を考える上ですごく大変なことだと思います。

女性が結婚・妊娠/出産をしたことでも上手くいく新しいキャリアプランができることが望ましいですね。







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妊娠をコントロールする避妊チップの開発に成功ービル・ゲイツ財団出資の企業

El poder de los 32 bits en un dedo

by de Fatto(画像:Creative Commons)




ビル・ゲイツ財団出資の企業が遠隔操作で16年使用可能な避妊チップを開発

(2014/7/8、GIGAZINE)

ビル&メリンダ・ゲイツ財団は世界最大の慈善基金団体であり、これまでにも次世代コンドームや装着補助器具の開発などに資金援助してきました。そのゲイツ財団が資金援助した企業の1つ「MicroCHIPS」は、ユーザーがリモートコントロールすることで最大16年間使用できる避妊チップの開発に成功しました。

ビル・ゲイツ財団は次世代コンドームの研究費用を資金援助するなど避妊に積極的に取り組んできましたが、今回取り上げた記事によれば、体内に埋め込んで、最大16年間使用でき、妊娠をコントロールする遠隔操作型避妊チップの開発に成功したそうです。

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生体工学で健康管理|緑内障を調べるスマ―ト・コンタクトレンズでは、生体工学を活用した埋込み型、貼り付け型で健康管理に役立つものがいろいろと開発が進んでいるようです。

デバイスを皮下に埋め込むという避妊方法は日本ではあまり聞き慣れませんが、海外では腕の内側などにホルモン剤を含んだ細長いプラスチック製の容器を埋め込む「避妊インプラント」が広く普及しており、デバイスを皮下に埋め込むことに抵抗はなさそうです。

これからは健康のためにいろんなセンサーが付いたものをインプラントしていくようになっていくのかもしれません。







【参考記事】

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妊娠3Dカレンダー「Mother Book」

参考画像:GIZMODE 




お腹が出てくる妊婦週めくり3Dカレンダー

(2014/3/22、GIZMODE)

これは、医療法人葵鐘会と電通が作成した妊娠3Dカレンダー「Bell-Net Mother Book」。

妊娠から出産まで、毎日の写真をつなぎ合わせた夫婦の動画が素晴らしい!という記事を以前紹介しましたが、今回は、週めくりで妊婦のお腹と同じように、どんどん飛び出していくデザインの妊娠3Dカレンダーの「Mother Book」です。

夫婦でその週に起きたことをメモするのもいいだろうし、旦那さんがこっそりと日記を付けて出産後にプレゼントするのもいいだろうし、発想が広がりますね。

【追記(2014/8/20)】

カンヌ広告祭グランプリ受賞! 妊娠週ごとの記録ができるビジュアルブック「Mother Book」が伝えたいこと

(2014/8/20、マイナビウーマン)

妊娠して出産するまでの40週を一冊の本で表現した「Mother Book」(制作は医療法人葵鐘会・電通中部支社)。広告界のアカデミー賞といわれるカンヌ広告祭でグランプリを受賞し、話題になっています。