「生活習慣病」カテゴリーアーカイブ

糖尿病・肺炎に「筋トレ(インターバル速歩)」で勝つ!|#ためしてガッテン

Jogger

by Ed Dunens(画像:Creative Commons)




2014年9月17日放送予定のためしてガッテン(NHK)のテーマは「肺炎糖尿病に勝つ! 筋トレで免疫力UP技(仮)」です。

番組予告

寝たきり予防だけじゃない!
最新研究で、足腰の筋肉の重要性が明らかに。
糖尿病、肺炎などの病気に打ち勝つ体になるために、必要不可欠なものだった。
コツは3分歩くだけ!

筋トレというと、めんどうくさい、つらい、などの理由で避けてる人も多い。
実は、それが大マチガイ!
「今さら鍛えても」と思いがちだが、体力が落ちている人にとって、筋肉は、病気と闘ってくれる必要不可欠なものなのだ。

そのカギは、筋肉を形作るアミノ酸。
これが、イザというときにリンパ球などの免疫を活発にし、感染症などを防いでくれるのだ。
やり方はカンタン!
3分間速歩して、牛乳を飲む。
たったこれだけで筋トレになる!

番組予告を見るかぎり、おそらく「インターバル速歩」が取り上げられると思います。

インターバル速歩で老化防止!|インターバル速歩とは・インターバル速歩のやり方によれば、インターバル速歩とは、信州大学大学院医学系研究科、スポーツ医科学講座の能勢博教授の研究チームが提唱している「速い」「普通」を交互に繰り返すウォーキングのことで、普通のウォーキングと比べると、インターバル速歩をすると、体力が向上し、血圧、血糖値、中性脂肪BMIといった生活習慣病に関わる指標の全てで改善することが確認できたそうです。

→ インターバル速歩で老化防止!|インターバル速歩とは・インターバル速歩のやり方 についてくわしくはこちら。

【関連記事】

隠れ糖尿病の原因は脂肪肝と脂肪筋|ためしてガッテン(NHK)

体の中には、肝臓と同じように糖を取り込んでくれるものがあります。

それは「筋肉」です。

筋肉は、体を動かすために必要なエネルギーとして糖や脂肪を取り込んでいるのですが、脂肪が多くなりすぎると、脂肪筋となってしまいます。

脂肪筋も脂肪肝と同じで、糖を取り込むスペースがなくなってしまい、高血糖の原因、つまり糖尿病の原因となります。

 

→ 糖尿病 についてくわしくはこちら。







ホタルイカが脂肪肝に効く-富山短大教授ら 実験結果発表

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by yoppy(画像:Creative Commons)

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ホタルイカ脂肪肝に効く 富山短大教授ら 実験結果発表

(2013/12/1、中日新聞)

富山湾特産のホタルイカで人の肝臓脂質を低下させる効果が高い可能性が、富山短大(富山市)食物栄養学科の竹内弘幸教授(食品栄養学)らの実験で分かった。三十日にあった同短大創立五十周年記念の公開講座で、竹内教授が発表した。人での実験は今回が初めて。これまでの動物実験で、ホタルイカの内臓に脂肪肝を改善させる効果があることを実証している。

以前紹介した記事(ホタルイカで脂肪肝改善)はラットによる実験でしたが、今回は人での実験で、ホタルイカが脂肪肝を改善させる効果があることがわかったそうです。

ホタルイカによる肝臓脂質低下作用は、ホタルイカの内臓に含まれる成分によるものという可能性が高いそうです。

→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら

ホタルイカの健康機能について(2015/1/9、富山短期大学食物栄養学科竹内弘幸)によれば、ホタルイカを摂取することで、肝臓脂質の合成が減少し、肝臓の中性脂肪が減少し、脂肪肝の改善につながるという仮説が立てられています。

脂肪肝の男性6名(軽度3名、中度2名、重度1名)に普段の食生活の中で一日40gのホタルイカを4週間摂取してもらった実験によれば、6名中3名(軽度1名、中度1名、重度1名)に脂肪肝の改善が認められたそうです。

今回の実験結果は小規模なため「ホタルイカに脂肪肝を改善する効果がある」とは言い切れるものではありませんが、旬の時期にホタルイカを食べようというのは、おいしいものを食べるうえでも、健康のためにもよいといえるのではないでしょうか。

肝臓に脂質が過剰にたまる脂肪肝の予備軍は、国内で一千万人超。脂肪肝は糖尿病や動脈硬化を引き起こす要因となり、肝炎や肝硬変にもつながることが懸念されている。

脂肪肝はアルコールを飲まない人でもなる可能性がある生活習慣病

そして、脂肪肝は糖尿病動脈硬化肝炎肝硬変を引き起こす要因となる病気。

脂肪肝で悩む人を減らすためにも、こうした研究が進むといいですね。







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中年時代を健康に過ごすと寿命が14年も延びる?

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by @ccfoodtravel(画像:Creative Commons)




健康的な中年時代を過ごすと寿命が14年も延びることが判明 米調査

(2012/11/8、IRORIO)

ノースウエスタン大学の研究チームは45歳から95歳の90万人の人のデータを調べた。彼らは特に心血管疾患の患者のデータを詳しく解析した。

研究者達は彼らの血圧、コレステロール、喫煙の有無、糖尿病の既往歴などの情報を集めた。さらに脳卒中、心臓発作、心臓病が起きた時期や死亡したかなどのデータも集めた。

男性は60パーセント、女性は56パーセントと共に高い確率で心血管疾患に罹るのだが、あるグループはその時期がかなり遅かった。中年時代に最も健康だったグループは同じ時期に1つか2つのリスク要因があった人達と比べて14年も長生きしたことが判明した。心血管疾患に罹るリスク要因とは55歳以上という年齢、高血圧、コレステロール糖尿病、喫煙者、家族の心臓病の既往歴、太り過ぎ、運動不足などである。

ノースウエスタン大学の研究によれば、中年時代に健康だったグループは、同時期に心血管疾患に罹るリスク要因があった人達と比べて14年も長生きするということがわかったそうです。

いかに中年時代を元気でいるかが長生きのポイントなんですね。







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<メタボ検診>血圧高めなど肥満以外も指導対象|厚労省改定

Beit Issie Shapiro No.124

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 <メタボ検診>肥満以外も指導対象 生活習慣病対策--厚労省改定

(2013/1/22、毎日新聞)

メタボリックシンドローム対策を目指す特定健診・保健指導について、厚生労働省は21日、健診の進め方などを盛り込んだ「標準プログラム」の改定案を公表した。

<中略>

厚労省は血圧、血中脂質、血糖値が一定値を超える人や、慢性腎臓病の危険性がある人、喫煙者に対し、生活習慣改善などを促す文例集を作る。新たな対象は、例えば血圧では収縮期130以上140未満か、拡張期85以上90未満で、いずれも非肥満の人になる。

肥満でなくても血圧や血糖値が高めの人は脳梗塞などを起こしやすいといった理由から、非肥満者であっても、血圧、血中脂質、血糖値が一定値を超える人や、慢性腎臓病の危険性がある人、喫煙者に対し、生活習慣改善などを指導していくようになるようです。







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中国で糖尿病発症が大幅増、急速な経済成長が背景か

Big City of Dreams

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中国で糖尿病発症が大幅増、急速な経済成長が背景か

(2012/4/5、ロイター)

中国で上海の居住者を対象に行われた研究で、生活習慣病の2型糖尿病を患う市民が2009年までの約7年間で約30%増と急増したことが明らかになった。

記事によれば、中国では2型糖尿病を患う人が7年間で約30%増加しているそうです。

→ 糖尿病 について詳しくはこちら

米エモリー大学のジェフリー・コプラン氏は、「7年間でこれだけの増加は目を見張るもの」だと述べた。

研究では急増の原因は明確にされていないが、コプラン氏は、中国では生活がより豊かになり、徒歩や自転車利用でなく車での移動が拡大していることなどが、2型糖尿病増加の背景にあるとの見方を示した。

2型糖尿病増加の背景には、生活が豊かになり、食事が欧米化し、車での移動により運動不足になっていることが考えられるようです。

糖尿病“やせ”の人こそ要注意によれば、アジア人は欧米人に比べて体質的に血糖値を下げるインスリン分泌能力が低いため、太っていなくても糖尿病になりやすいため、たとえやせていたとしても糖尿病になる可能性があるということでした。

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糖尿病“やせ”の人こそ要注意

肉中心の食事では多量のインスリンを必要とするため、欧米人はインスリンを多く作れる体質になった。一方、穀物中心のアジア人の体はインスリンの分泌が少量でよかったのです」

ところが、日本人の食生活がほんの50年余りの間に激変。

インスリンの分泌が少ない体に必要以上の欧米化した高脂肪・高カロリー食が流し込まれるようになった。

加藤院長は、「少し体重が増えただけでもインスリン不足になり、肥満になる前に糖尿病になってしまう」と説明する。







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