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歯周病、がん(肺や腎臓、すい臓、血液)のリスクが高まる可能性=研究

Dental Project

by ND Strupler(画像:Creative Commons)

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歯周病、がんのリスクが高まる可能性=研究

(2008/5/28、ロイター)

歯周病によりがんのリスクが高まる可能性があるとの研究結果が27日明らかになった。

インペリアル・カレッジ・ロンドンのドミニク・ミショー博士らが専門誌に発表した。

歯周病歴のある男性医療専門家を対象にした長期研究で、がんを患う可能性が全体的に14%高いことが判明した。

論文では「喫煙その他のリスク要因を考慮した上でも、歯周病は肺や腎臓、すい臓、血液のがんのリスク増大と大きな関連性があった」としている。

インペリアル・カレッジ・ロンドンのドミニク・ミショー博士らによれば、歯周病によってがんや腎臓、すい臓、血液)のリスクが高まる可能性があるという研究結果が発表されました。

口の中の細菌が膵臓がんを増やす?

(2016/6/21、medley)

口の中にポルフィロモナス・ジンジバリス、またはアグレガチバクター・アクチノミセテムコミタンスがいた人は、その後膵臓がんが発生することが多くなっていました。

反対に、フゾバクテリウムに分類される細菌が多かった人は、その後膵臓がんの発生が少なくなっていました。

歯周病や細菌によってがんのリスクが高まる可能性があるようですが、どのような関係性があるのかはこれからわかっていくのではないでしょうか。

今後も歯周病(細菌)とがんに関しては注目していく必要があるようです。

→ 歯周病の症状・歯周病とは・歯周病予防 について詳しくはこちら







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肝機能検査のGPT(ALT)の基準値が変わった?

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by CEHURD CEHURD(画像:Creative Commons)

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■GPT(ALT)の基準値が変わった?

隠れ肝臓病|ウイルス性肝炎|ためしてガッテン(NHK)によれば、最近、肝機能検査の一つ、GPT(ALT)の基準値が変わってきたそうです。

これまでは、40までが基準値内とされてきましたが、最新の研究でGPT(ALT)が31以上ならば、肝臓に異常がある可能性が高いそうです。(脂肪肝慢性肝炎肝硬変肝臓がんなど)

40までが基準値内であり、正常値ではないのだそうです。

肝炎ウイルス検査を受け、そして、肝機能検査を定期的に受けることで肝臓、そして自身の健康を守りましょう。







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はしか、感染拡大の恐れ 妊婦の外出は控えて|「麻疹」とはどんな病気?症状・原因

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by fromdarkheaven(画像:Creative Commons)

■妊婦やその家族らは、感染者が多く発生した場所に出掛けることを「極力避ける」|日本産婦人科医会

妊婦の外出、麻疹の発生地域・施設は控えて-産婦人科医会が注意喚起

(2016/9/12、医療介護CBニュース)

麻疹(はしか)の患者報告が相次いでいることを受け、日本産婦人科医会は、妊婦やその家族に対する注意事項をホームページに掲載した。妊娠中の罹患で流産・死産の報告があることや、胎児の発育異常が生じる恐れがあることを指摘。

麻疹の感染拡大の恐れというニュースを受けて、日本産婦人科医会は、妊婦やその家族らは、感染者が多く発生した場所に出掛けることを「極力避ける」ように注意喚起をしています。




■はしか、感染拡大の恐れ

はしか、感染拡大の恐れ 1週間で患者27人…関空から関東へ?封じ込め急務

(2016/9/2、産経ニュース)

強い感染力を持ち、高熱や発疹など重い症状が出るはしか(麻疹)の発症者が直近の1週間で30人近く報告されていることが1日、厚生労働省への取材で分かった。

2015年3月、WHOから「排除状態」と認定されていた「はしか」の発症者数が増えているそうです。

【参考リンク】




■「はしか」とはどんな病気?

はしか、感染拡大の恐れ 1週間で患者27人…関空から関東へ?封じ込め急務

(2016/9/2、産経ニュース)

麻疹ウイルスによる感染症で、感染すると10~12日の潜伏期間を経て熱やせき、鼻水など風邪のような症状が表れる。目やにや目の充血が多くみられ、発熱から2、3日後に顔や体に発疹が出ることが多い。重症化すると肺炎や脳炎などの合併症を起こし、死亡することもある。感染力が強く、空気感染のほか飛沫(ひまつ)や接触によっても感染。

News Up はしか 知っておくべき5つのこと

(2016/9/2、NHK)

「はしか」は、ウイルスによって引き起こされる感染症で、「麻疹(ましん)」とも呼ばれます。
まず、発熱や咳、鼻水などの軽いかぜのような症状がみられたあと、39度以上の高熱が出て、顔や体に発疹が現れます。患者の3割が、合併症を起こすとされ、多いのは肺炎や中耳炎です。また1000人に1人が脳炎を起こすとされ、後遺症が残り、死に至ることもあります。また、10万人に1人くらいというまれなケースですが、感染後、数年から10年ほど経って、亜急性硬化性全脳炎=SSPEと呼ばれる脳炎を発症し、知的障害や運動障害が進行していくことも報告されています。

「はしか」は、麻疹ウイルスによって引き起こされる感染症で「麻疹(ましん)」とも呼ばれます。

はしかの症状は、発熱・咳・鼻水などの風邪のような症状が見られた後に、、目やに、目の充血、39度以上の高熱、顔や体の発疹(ほっしん)が見られます。

重症化すると、中耳炎や肺炎、脳炎などの合併症を引き起こすことがあり、場合によっては後遺症が残ったり、死に至るケースもあるそうです。

「はしか」の特徴は、感染力が非常に強いことで、空気感染や飛まつ感染、接触によっても感染するそうです。







セレーナ・ゴメス(Selena Gomez)、全身性エリテマトーデス(lupus)の症状を改善するため一時活動休止へ

Selena Gomez

by Joella Marano(画像:Creative Commons)




セレーナ・ゴメスが芸能活動休止へ

(2016/9/1、ナリナリドットコム)

「多くの人が知っているように、約1年前、私はいろんな形で人々に影響を与えるループスを患っていることを明かしました。ループスの影響で不安、パニック、気分の落ち込みなどの症状が出ることが分かったのです。その症状がそれぞれさらなる問題を引き起こすこともあります」

以前セレ―ナ・ゴメスさんは全身性エリテマトーデス(ループス)を患い、化学療法による治療を受けていた(2015/10/10)ことを告白していましたが、全身性エリテマトーデス(ループス)による影響は身体だけではなく、不安や気分の落ち込みなど心にも影響が出ていることから、今後のことを考えて一時活動を休止して、健康管理に重点を置くようにしたそうです。

■全身性エリテマトーデスとは

全身性エリテマトーデス – 難病情報センター

この病気は、英語でsystemic lupus eryhtematosusといい、その頭文字をとってSLEと略して呼ばれます。

systemicとは、全身のという意味で、この病気が全身のさまざまな場所に、多彩な症状を引き起こすということを指しています。

lupus erythematosusとは、皮膚に出来る発疹が、狼に噛まれた痕のような赤い紅斑であることから、こう名付けられました(lupus、ループス:ラテン語で狼の意味)。

発熱、全身倦怠感などの炎症を思わせる症状と、関節、皮膚、内臓などのさまざまな症状が一度に、あるいは次々に起こってきます。

その原因は、今のところわかっていませんが、免疫の異常が病気の成り立ちに重要な役割を果たしています。







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【セレーナ・ゴメス関連記事】

カロリー制限によるダイエットでは寿命は延びない?

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by Michael Stern(画像:Creative Commons)




カロリー制限をすると寿命が延びるという説が注目されています。

【関連記事】

しかし、今回紹介する記事では、カロリー制限によるダイエットでは寿命は延びないという全く対照的な結果が出ています。

【悲報】カロリー制限によるダイエットでは寿命を縮めると実験で判明! 少なくともサルでは

(2012/8/30、IRORIO)

ミミズやマウスなどの小さな動物の場合は通常より3分の1だけカロリーを減らすダイエットで寿命が延びることがわかっている。そのようなダイエットが長寿に関係する遺伝子を活性化させるからだ。

しかし、これはサルには当てはまらないことがアメリカ国立老化研究所(NIA)の23年に及ぶカロリー制限によるサルのダイエットの研究観察から明らかになった。

2009年にウィスコンシン大が発表したアカゲザルに低カロリー食を与えるカロリー制限が長寿につながるという結果とは全く対照的な結果が出ているのはなぜなのでしょうか。

今回の発表ではそこまでは明らかになっていないようです。

だからといって、カロリー制限によるダイエットが全く効果がなかったわけではありません。

健康面には差が出ています。

ウィスコンシンの研究では普通の食事をとっているサルはカロリー制限されているサルのグループよりもより多くの糖分や食事をとっている。結果的にこのサルたちは糖尿病にかかりやすくなっており、またNIAで食事制限されたサルたちの場合はガンのリスク軽減や心臓血管の病気の快復などの健康のいくつかの利点が見られた。

サル、食事制限で寿命延びず マウスでは効果 

(2012/8/31、日本経済新聞)

糖尿病にかかりにくくなったり、コレステロールの値が下がったり、ガンのリスクが軽減していたりと良い効果も出ています。

まだ結論は出ていないものの、カロリー制限は健康面の改善には役立つようなので、食べ過ぎが気になる方はぜひカロリー制限をしてみてはいかがですか?

【参考記事】