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「日本人は糖尿病になりやすい」認知度は4割未満

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Senso-Ji Temple, Tokyo. 淺草寺,東京

by Tai-Jan Huang(画像:Creative Commons)

「日本人は太っていなくても糖尿病になりやすい」認知度は4割未満

(2010/1/20、医療介護CBニュース)

日本人は太っていなくても糖尿病になりやすい体質であることを知っている人は全体の4割未満―。

ノボノルディスクファーマはこのほど、こんな調査結果を発表した。

同社では、日本人の体質について、「欧米人に比べて血糖値を下げるインスリン分泌能力が低いため、太っていなくても糖尿病になりやすい」と指摘。

「太っていないから大丈夫と思っていても、過食や運動不足が原因で糖尿病を発症する可能性がある」としている。

「やせ形で糖尿病」リスク遺伝子発見-東大によれば、遺伝子変異により、KCNJ15と呼ばれる遺伝子の働きが過剰に高まり、インスリンの分泌が不足するため、痩せ型でも糖尿病を発症する危険性が高まるのだそうです。

欧州の糖尿病患者には肥満が多いのに対して、日本を含むアジア各国では、肥満でない人の発症が多いそうです。

「自分は太っていないから糖尿病は大丈夫」と思うのではなく、日本人は太っていなくても糖尿病になりやすい体質を持っているため、生活習慣を見直し・改善しましょう!

→ 糖尿病改善・予防する方法(食べ物・運動) について詳しくはこちら







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仕事のストレスで女性の糖尿病リスクが2倍になる!?

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■仕事のストレスで女性の糖尿病リスクが2倍になる!?

Self

by Aimee Heart(画像:Creative Commons)

仕事のストレスで女性の糖尿病リスク2倍に

(2012/8/25、AFP)

職場での決定権が少なかったり全くない女性では、仕事によるストレスのため糖尿病リスクが倍増するとのカナダの研究結果が今週、英医学誌「Occupational Medicine(職業医学)」に発表された。

女性の場合、仕事によるストレスで糖尿病リスクが2倍になるという研究結果が出たそうです。

この現象は、男性には見られず、女性にだけ起きているようです。

なぜ女性だけ糖尿病リスクが2倍になるのでしょうか?

「女性と男性では、職場のストレスに対する反応が異なる」と指摘する論文の主著者、ピーター・スミス(Peter Smith)氏によると、ストレスにさらされた女性は「男性よりも高脂肪・高糖度の食事に偏りやすい」ことが、考え得る説明の1つだという。

研究ではストレスにさらされた女性の糖尿病リスクが高くなる原因として、ストレスに反応して神経内分泌や免疫系機能がかく乱されたり、コルチゾールや交感神経系ホルモンの分泌が長引いたりする点を挙げている。また、食事習慣やエネルギー消費に変化が起こるのも恐らくその影響だと述べている。

理由として考えられるのは、次の通り。

●ストレスにさらされた女性は「男性よりも高脂肪・高糖度の食事に偏りやすい」

この研究によれば、女性は男性よりもストレスによって食べ過ぎてしまう傾向にあるということですね。

食事で感情をコントロールしているのかもしれませんね。

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糖尿病は「過食」「運動不足」が原因で加速する!

過食や運動不足で大きくなった脂肪細胞は、血糖コントロールを悪くさせるホルモンを放出することも分かってきています。

●ストレスに反応して神経内分泌や免疫系機能が乱れる

糖尿病は自覚症状なし 深刻化すると合併症を引き起こすによれば、肥満による栄養過多で体内に蓄えられた脂肪のせいでインスリンの効果が出なくなってしまうようです。

ストレス自体によって神経内分泌や免疫系機能が乱れるのかどうかはわかりませんが、ストレスによって過食となり、肥満となることでインスリンの効果が出なくなり、糖尿病になることが考えられます。

●コルチゾールや交感神経系ホルモンの分泌が長引く→食事習慣やエネルギー消費に変化が起こる 

【ダイエットの新常識】有酸素運動よりもヨガ&マッサージがダイエットに効果的によれば、

体はストレスにさらされることで「コルチゾール」と呼ばれるストレスホルモンを大量に分泌する。そしてこのホルモンは脂肪を溜めるよう体に働きかけるのだ。

ストレスによってコルチゾールと呼ばれるストレスホルモンが分泌されてしまい、脂肪を貯めこんでしまうということが考えられそうです。

記事の中で気になるのはこの部分。

論文はまた、女性の糖尿病の19%が「職場における決定権のなさ」に起因すると指摘している。この数字は肥満よりは低かったが、喫煙や飲酒、運動不足を上回ったという。

女性の糖尿病の19%が「職場における決定権のなさ」に起因しているのだそうです。

この数字は喫煙や飲酒、運動不足を上回るということですから、「職場における決定権のなさ」によるストレスが女性に大きく影響しているのでしょうね。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら

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ストレスがメタボと同様に糖代謝異常などの発病に関与することを解明-名大

ストレスが交感神経やストレスホルモンの活性化によって内臓脂肪を分解し、血中遊離脂肪酸の増加を促進させて、内臓脂肪組織の炎症を惹起することがわかったのである。







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週に1日でも飲み過ぎると、糖尿病になるリスクが高くなる!?

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■週に1日でも飲み過ぎると、糖尿病になるリスクが高くなる!?

Cheers

by Lars Plougmann(画像:Creative Commons)

【酒好きに悲報】週にたった1日でも飲み過ぎると、糖尿病になるリスクがアップすると判明

(2013/2/1、IRORIO)

Christoph Buettner医師は、「例え週に1回でも飲み会などで飲み明かす日がある人は、その習慣を長年続けているとインスリン抵抗性の状態が続き、将来的に糖尿病などにかかるリスクが高くなるので気をつけるべき」と警鐘を鳴らしている。

アメリカのケースウェスタンリザーブ大学やオーストリアのウィーン医科大学らが共同でおこなった研究によると、飲み過ぎるとインスリン抵抗性の状態となり、糖尿病になるリスクが高くなるそうです。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

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【関連記事】

生活習慣病とインスリン抵抗性

インスリンの働きが不足する原因には、分泌自体が不足する「インスリン分泌障害」の他に、肝臓や筋肉、脂肪などでの働きが低下する状態があり、これを「インスリン抵抗性」と呼んでいます。

週に一回飲みに行く機会がある人は多いでしょうから肝臓に負担をかけないように肝臓を守る生活習慣(食事など)をしていきたいですね。

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食中毒の原因となるO157の感染者が急増!|O157とは?|食中毒を防ぐ3つの原則|MIT、O157の検査をスマホでできる技術を開発




■食中毒の原因となるO157などの腸管出血性大腸菌の感染者が急増している!

SAKURAKO - Hand washing !

by MIKI Yoshihito(画像:Creative Commons)

食中毒の原因となるO157などの腸管出血性大腸菌の感染者が急増しているというニュースに関心が高まっています。

【参考リンク】

以前にもこのブログではジャーサラダに対する食中毒の不安から食中毒を防ぐ方法やジビエ料理を安全に食べる方法について紹介してきました。

【関連記事】

O157による食中毒のニュースで関心が高まる中、改めて政府広報オンラインの食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイントから学んでいきたいと思います。




■O157とは?

その前に、まずはO157の基本情報を紹介します。

食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイント|政府広報オンライン

牛や豚などの家畜の腸の中にいる病原大腸菌の一つで、O157やO111などがよく知られています。毒性の強いベロ毒素を出し、腹痛や水のような下痢、出血性の下痢を引き起こします。腸管出血性大腸菌は食肉などに付着し、肉を生で食べたり、加熱不十分な肉を食べたりすることによって食中毒を発症します。乳幼児や高齢者などは重症化し、死に至る場合もあります。

O157のような腸管出血性大腸菌による食中毒を発症すると、腹痛や下痢、出血性の下痢を引き起こし、乳幼児や高齢者の場合には重症化する恐れがあります。

それではどのようにして食中毒を防げばよいのでしょうか?

■食中毒を防ぐ3つの原則

食中毒を防ぐ3つの原則・6つのポイント|政府広報オンライン

食中毒を防ぐためには、細菌の場合は、細菌を食べ物に「つけない」、食べ物に付着した細菌を「増やさない」、食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」という3つのことが原則となります。

1.食中毒の原因菌を「つけない」

→洗う。分ける。

具体的に、手についた雑菌を食べ物につけないように、生の肉や魚、卵などを取り扱う前後や調理の途中で、トイレに行ったり、鼻をかんだりした後、おむつを交換したり、動物に触れたりした後には必ず手を洗いましょう。

2.食中毒の原因菌を「増やさない」

→低温(マイナス15℃以下では増殖が停止)で保存

3.食中毒の原因菌を「やっつける」

→加熱処理(肉料理は中心部を75℃で1分以上加熱する)

また、ふきんやまな板、包丁などの調理器具にも、細菌が付着するので、きちんと洗剤で洗ったり、熱湯をかけて殺菌しましょう。

■O157の検査をスマホでできる技術を開発|MIT

O157の検査をスマホで可能に – MIT

(2017/4/14、マイナビニュース)

マサチューセッツ工科大学(MIT)とマックス・プランク研究所の共同研究チームは、病原性大腸菌O157など食中毒の原因となる細菌の検出を、スマートフォンを利用して簡便かつ迅速に行う技術を開発した。

MITとマックス・プランク研究所による研究によれば、O157などの細菌の検出をスマホを利用して行う技術を開発したそうです。

Janus Emulsions for the Detection of Bacteria

Janus emulsions stabilized by carbohydrate surfactants agglutinate in the presence of proteins or bacteria. Optical changes can be detected by a smart phone qualitatively and can also be processed to quantify the amount of analyte.

炭水化物界面活性剤によって安定化されたヤヌス乳剤は、タンパク質または細菌(バクテリア)が存在すると凝集します。

光学的変化は、スマホで検出でき、また分析物の量を定量化するために処理することもできるそうです。

New technology could offer cheaper, faster food testing Specialized droplets interact with bacteria and can be analyzed using a smartphone.

(2017/4/5、MIT)

To demonstrate how these droplets could be used for sensing, the researchers placed them into a Petri dish atop a QR code that can be scanned with a smartphone. When E. coli are present, the droplets clump together and the QR code can’t be read.

大腸菌を検出すると液滴(ヤヌス乳剤)が曇るので、シャーレの下のQRコードが読み取れなくなるという仕組みなのだそうです。

A simple way to make and reconfigure complex emulsions

■まとめ

O157による食中毒を防ぐ方法としては、食中毒の原因菌を1.「つけない」、2.「増やさない」、「やっつける」を守りましょう。

また、MITの研究グループが開発したスマホを活用して迅速にかつ低コストでO157のような食中毒の原因菌を検出する技術が浸透すれば、より食中毒で苦しむ人が少なくなっていくと思います。







【参考リンク】
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「高血圧」と診断されながら治療のために医療機関を受診していない人が約半数

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■「高血圧」と診断されながら治療のために医療機関を受診していない人が約半数

sphygmomanometer

by Jasleen Kaur(画像:Creative Commons)

「高血圧」で医療機関未受診が約半数

(2010/1/26、医療介護CBニュース)

高血圧と診断されながら治療のために医療機関を受診していない人が約半数に上ることが、医師や農学系の研究者らのグループの調査で明らかになった。

受診しなかった理由については、「生活習慣を変えることで改善しようと思ったから」が35.4%で最も多かった。

高血圧と診断されても、治療のために医療機関を受診していない人が約半数だったそうです。

病院を受診しなかった理由については、「生活習慣を変えることで改善しようと思ったから」が35.4%で最も多かった。

以下は、「自覚症状がなかったから」(27.1%)、「放っておいても問題が無いと思ったから」(12.5%)、「治療費が高額になると思ったから」(10.4%)が続いた。

「生活習慣を変えることで改善しようと思ったから」というのは、前向きな理由ですので、まだ良いのではないでしょうか。

ただし、正しい改善の仕方を知る上でも、医療機関を利用するというのは大事なことだと思います。

「自覚症状がなかったから」「放っておいても問題がないと思ったから」という答えは、危険な答えだと思います。

改善出来る段階でしっかりと対策を行わなければ、後々が大変です。

高血圧と診断された段階で、生活習慣の改善が必要であるとの自覚が必要だと思います。

「医療費が高額になると思ったから」というのは、意外と多い答えなのではないでしょうか。

どのくらい必要なのか、金額・治療期間含めて不安な点は多いと思います。

この点を少し目安があると安心して治療を始める人も多いと思います。

つまり、高血圧の治療にどれくらいの費用・治療期間が必要であるかを明確に知らせることが重要なんですね。

そして、私たちは、高血圧と診断されたときには、しっかりと治療を行なっていきましょう!




→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら




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