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澄んだ白目に!目の充血予防に摂りたいビタミンとは!?食べ物・サプリメント

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【目次】

■充血は澄んだ目の大敵!

Mirror

by Milán Auman(画像:Creative Commons)

女性の92%が「疲れ目」により見た目の印象が変わると回答によれば、女性の92%が「疲れ目」により見た目の印象が変わると答えており、また67%の人が自身の疲れ目の表情にがっかりしたことがあるそうです。

女性の仕事後の見た目年齢は5歳増しの原因は目のクマ?によれば、女性の顔で疲れを感じるポイントとしては、以下のポイントを挙げています。

女性の顔で疲労感を感じるところについては(複数回答)、「目の下のクマ」55.9%、「荒れた・乾燥した肌」44.1%、「はれぼったいまぶた」26.5%、「充血した目」25.5%、「荒れたくちびる」17.6%などが多かった。

こちらの回答によれば、「目の下のくま」や「目の充血」など目に対する印象が大きいようです。

そこで、今回は、澄んだ目を保つために必要な栄養(ビタミン)について取り上げたいと思います。

■充血予防に摂りたいビタミン2つ

肌が綺麗なだけじゃダメ!第一印象のカギ「澄んだ白目」を保つビタミンとは?

(2013/10/13、Life & Beauty Report)

(1)ビタミンB1

ビタミンB1は、筋肉の疲れをやわらげる働きがあり、目の疲れの解消にも役立ちます。また、視神経の働きを強化する働きがあり、目の健康のために欠かせないビタミンです。

ビタミンB1には、目の疲れの解消に役立ってくれるそうです。

ビタミンA・カルシウム・ビタミンB1 日本人に足りていない栄養素ベスト3(佐藤秀美)|#世界一受けたい授業で紹介した佐藤秀美(日本獣医生命科学大学客員教授)さんによれば、日本人に足りていない栄養素第3位がビタミンB1で、ビタミンB1が不足すると疲れやすくなるそうです。

(2)ビタミンB2

ビタミンB2には、身体全体の血管、特に皮膚の毛細血管を丈夫にする働きがあります。不足すると毛細血管が膨らみ、外部からの刺激を受けやすくなってしまい、目の充血の一因となります。

ビタミンB2は毛細血管を丈夫にする働きがあるそうです。

目の下の「クマ」を改善する方法

(2015/11/7、美LAB.)

ビタミンB2・B12:細胞の再生を促進し、粘膜を保護する作用があり、眼の充血を防いで目の疲れを回復。ビタミンB12が不足すると、角膜が炎症を起こしやすくなり、眼の充血を引き起こす。

豚肉・ウナギ・豆腐・さば・さんま・のり・納豆・レバーなど

ビタミンB2・B12は目の充血を防いで目の疲れを回復してくれるそうです。

■ビタミンB群を含む食べ物とは?

ビタミンB群の多い食べ物は、レバー・卵・豚肉・納豆・海苔などです。

ビタミンB1の食べ物はどれで、ビタミンB2の食品はどれという基準で食品を選ぶのは大変ですので、ビタミンB群を多く含む食べ物をこまめに摂るようにするというようにするとよいのではないでしょうか。

 

※ただ、目の充血は目の病気を知らせているサインでもありますので、気になる方はぜひ眼科で診てもらってください。

 

→ 目の充血の原因・治し方|目が赤いのは目の病気のサイン? について詳しくはこちら

 

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→ なぜ白目が赤く充血するのか?眼が充血する理由とは? について詳しくはこちら




【充血 関連記事】
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なぜドライアイになると目が充血するという症状が現れるのか? |ドライアイ(目の病気)の症状

> 健康・美容チェック > 目の病気 > ドライアイ > 目の充血 > なぜドライアイになると目が充血するという症状が現れるのか?

ドライアイとは、何らかの原因によって、眼を保護する涙液が不足したり、涙の質の異常が起こることで、眼の表面が乾いてしまう症状の病気です。

ドライアイには「目の充血」という症状がありますが、なぜドライアイになると目が充血するのでしょうか?




【目次】

■なぜドライアイになると目が充血するのか?

Too much compy

by Debs (ò‿ó)♪(画像:Creative Commons)

なぜドライアイになると目が充血するのでしょうか?

ドライアイとは、眼を保護する涙液が不足したり、涙の質の異常が起こることで、眼の表面が乾いてしまう症状であり、目の乾きと充血とは一見関係がないように思えますが、ドライアイの原因と目の充血の原因には共通点が一つ考えられます。

それは「長い時間目を酷使する」ことです。

目の充血の主な原因は「目の疲れ」です。

なぜ目が疲れると目が赤く充血してしまうのでしょうか?

なぜ白目が赤く充血するのか?眼が充血する理由とは?によれば、スマホやテレビ、PCなどで目を長時間酷使すると、目の疲れを回復させるために、酸素や栄養を運ぼうとします。

そのために、目の血流量が増えることによって、白目の部分の血管が膨張してしまい、目が赤く充血して見えるのです。

また、ドライアイやコンタクトレンズの場合は、眼を保護する涙液が不足し、眼の表面が乾いてしまうことで、酸素や栄養分が角膜に十分に行き渡らなくなってしまうことによって、酸素を取り入れようとするために、白目の部分の血管が膨らみ、充血するのです。

→ コンタクトレンズが目の充血の原因になる理由・治す方法とは? について詳しくはこちら

→ ドライアイの症状・原因・治療 について詳しくはこちら

→ 目の充血の原因・治し方|目が赤いのは目の病気のサイン? について詳しくはこちら




■ドライアイ改善方法・予防

ドライアイで光がまぶしいという症状にならないためにも、しっかりと、ドライアイ予防が重要になってきます。

そこで、ドライアイの改善方法・予防についてまとめました。

スマホやパソコンをよく見ている人は、定期的に目を休める。

遠くを見たり、目を動かして目の緊張を和らげる。

まばたきの回数を意識的に多くする。

「20-20-20-20」という眼精疲労回復エクササイズは、20分おきに20フィート(約6メートル)離れたところを20秒間見つめながら、20回連続で瞬きをすると疲れ目に良いそうです。

【関連記事】

蒸しタオルで目を暖め血行をよくする。

温かいおしぼりをまぶたに乗せて、目を温めることで涙の成分のうち脂分が出やすくなり、目の表面の保湿効果が高まります。

【関連記事】

目の周囲をマッサージする。

目の周りの皮膚は非常に薄く、刺激を与えすぎるといけないので、目のクママッサージを参考にしてみてください。

→ 目のクママッサージ について詳しくはこちら

睡眠を大事にする

睡眠不足など生活習慣の乱れにより、涙の分泌量が少なくなるため、ドライアイになることもあります。

ドライアイに効くツボ

風池(ふうち):頭蓋骨の最も下側でくぼんでいるところ。(うなじのくぼんだ所あたり)

  • 親指で頭の中心に向かって押します。
  • 左右同時に5秒間押して離すを5回。
  • 額をテーブルにつけて押すと力が入りやすい

頭の血行を促し、頭痛目の疲れ・ドライアイを解消してくれるそうです。

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目薬を利用する。

ドライアイの症状がひどい場合には、ドライアイ専用目薬を利用しましょう。

但し、乾燥が気になっても、市販の目薬を頻繁に差すことは、くれぐれも習慣化しないように気をつけてください。

防腐剤などの刺激で症状が悪化することもあるそうです。

防腐剤の入っていない『人工涙液』を選ぶことをお勧めします。

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部屋の湿度を保つ

部屋の湿度が下がると、ドライアイになるリスクが高くなるので、加湿器などを利用して、部屋の湿度を保つようにしましょう。

また、エアコンの風が直接当たらないように気を付けてください。

コンタクトレンズの正しい利用をする

コンタクトレンズを使用する際には、使用上の注意を守り、ドライアイの症状がひどい場合には、コンタクトレンズ専用目薬を利用してください。

アイメイクに気をつける。

最近は、目を大きく見せるための「ぱっちりメーク」が流行っていますが、マイボーム腺がふさがれ、油が分泌できなくなることがあります。

ドライアイにならないためにもメーク落としをしっかりと行なうことが重要です。

食事・栄養に気をつける。

目や身体の血流をよくするよう食事に気をつけ、健康補助食品(カシスルテインブルーベリー)などを利用してみてはいかがでしょうか。

ドライアイにならないためにも、普段から目に優しい、つまり、あなた自身に優しい生活習慣をするようにしてください。

→ カシス(アントシアニン)の健康効果 について詳しくはこちら

→ ブルーベリー(アントシアニン)の健康効果 についてはこちら

→ ルテインの健康効果 について詳しくはこちら




→ 目の病気・症状 一覧 について詳しくはこちら




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女性の仕事後の見た目年齢は5歳増しの原因は目の下のクマ?

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■女性の仕事後の見た目年齢は5歳増しの原因は目のクマ?

Tired Hazel Eye

by Michael Gil(画像:Creative Commons)

女性の仕事後の見た目年齢は5歳増し?

(2010/1/13、CBニュース)

夜の疲れた女性の顔は、朝の顔から5歳老けて見えると思う男性が全体の約4割―。

ジョンソン・エンド・ジョンソンが1月13日、こんな調査結果を発表した。

同社では、目の下のクマなど「疲れ目」が女性の見た目年齢の上昇に関係しているとして、目のケアの必要性を指摘している。

夜の疲れた女性の顔は、朝の顔から5歳老けて見えると思う男性が約4割いるそうです。

女性の顔で疲れを感じるポイントとしては、以下のポイントを挙げています。

女性の顔で疲労感を感じるところについては(複数回答)、「目の下のクマ」55.9%、「荒れた・乾燥した肌」44.1%、「はれぼったいまぶた」26.5%、「充血した目」25.5%、「荒れたくちびる」17.6%などが多かった。

目の下のくま」や「目の充血」など目に対する印象が大きいようです。

みんなが読んでる! → 目の下のたるみをなくす方法 について詳しくはこちら




目に負担をかけない7つの習慣

▽パソコンの画面と目の距離を50-70cmに保ち、視線がやや下向きになる位置にモニターを置く
▽1時間ごとに10分程度の休憩を取って目を休ませる
▽目の渇きを感じたら、10回ほど強くまばたきをするか、目薬を1、2滴差す
▽目薬・洗眼液は使い過ぎないように注意する
▽小まめに水を飲む
▽デスクワーク用の眼鏡やコンタクトレンズは、度数が強過ぎないものにする
▽コンタクトレンズは酸素透過性の高いものを使い、目が痛い時や充血した時には外す

目を酷使すると、ピント調節を行う機能が低下し、また、ロドプシンの再合成がうまくいかなくなるため、目のかすみが起こります。

つまり、大事なことは、きちんと目を休めること。

そこで、目を休めるための目の疲れ解消法を紹介します。

スマホやパソコン(VDT症候群)をよく見ている人は、定期的に目を休める。

遠くを見たり、目を動かして目の緊張を和らげる。

まばたきの回数を意識的に多くする。

「20-20-20-20」という眼精疲労回復エクササイズは、20分おきに20フィート(約6メートル)離れたところを20秒間見つめながら、20回連続で瞬きをすると疲れ目に良いそうです。

→ 眼精疲労解消法 について詳しくはこちら

【関連記事】

蒸しタオルで目のまわりを暖め血行をよくする。

目の疲労回復には42度のシャワーで目の周囲を温めるとよい?によれば、42度のシャワーで眼の周囲を温めると、目の疲労回復に効果があるそうです。

目の周囲をマッサージする。

目の周りの皮膚は非常に薄く、刺激を与えすぎるといけないので、目のクママッサージを参考にしてみてください。

→ 目のクママッサージのやり方(方法) について詳しくはこちら

目の疲れを解消する方法を身につけるなどで若い顔を保っていきましょう。

目の下のクマ解消・改善する食べ物はカシス!

カシスポリフェノールで目の下のクマの黒さが90分後に約5%改善(明治製菓と大学の共同研究の成果)

これは、カシスポリフェノールが目の下の血流を改善し、目の下のクマが薄くなるためと考えられています。

大手メーカー(明治製菓)では、カシスポリフェノール(カシスアントシアニン)が視覚改善(眼精疲労改善)や抗酸化作用だけでなく、血流改善にも効果がある(眼精疲労や肩こり、冷えなどの改善効果が臨床試験で確かめられていました)ことから注目し、研究がなされていました。

そして、カシスは目の下の血流改善による目の下のクマの解消(美肌効果)に役立つことが新たにわかりました。

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目の下のクマを取る方法 原因と解消方法 についてはこちら

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紫外線による目の病気「瞼裂斑」 ドライアイ、充血も

> 健康・美容チェック > 目の病気 > 紫外線と目の病気 > 瞼裂斑 > 紫外線による目の病気「瞼裂斑」 ドライアイ、充血も

今回ご紹介する記事では、紫外線が原因となる目の病気「瞼裂斑」について取り上げられていますが、その前に、まずは紫外線が原因となる3つの病気についてご紹介したいと思います。

→ 紫外線対策と目の病気 について詳しくはこちら




1.翼状片

翼状片は、白目の組織の細胞が異常に増殖して黒目に食い込んでしまって起こる目の病気です。

白目と黒目の境界が紫外線で傷つき、その防御反応や修復の過程で起こると考えられています。

初期症状では充血や異物感、ドライアイ眼精疲労などがあらわれます。

瞳孔の近くまで白目が侵入すると視力障害が起こる場合もあります。

また、耳側から差し込む紫外線は鼻側に集まりやすいため、目の鼻側から発症するのが特徴です。

2.白内障

白内障は水晶体のたんぱく質が変性し、次第ににごってくる目の病気ですが、そのにごりの原因に紫外線が影響していると考えられています。

3.瞼裂斑(けんれつはん)

たんぱく質が変性し、白目の一部が変色・盛り上がる目の病気。

たんぱく質が変性してできた白目のシミのようなもの。肉眼では良く見えない。

瞼裂斑が大きくなって盛り上がってくると、充血・ドライアイなどの症状が出るそうです。

紫外線による目のシミご注意 ドライアイ、充血 見た目にも影響

(2012/6/18、msn産経)

■瞼裂斑の症状

目の表面は本来、滑らかな状態だが、瞼裂斑になると、白目の部分が盛り上がり、黄色く濁る。盛り上がりができたことで涙が届かずに乾いてしまう場所が出てくるなど、ドライアイの原因にもなる。炎症を起こすと「瞼裂斑炎」になり、目が赤く充血。まばたきをするたびにこすれ、ごろごろ感も起きる。

瞼裂斑になると、白目の部分が盛り上がり、ドライアイの原因ともなります。

そして、炎症をおこすと、目が赤く充血し、ゴロゴロ感もあるようです。

こうした紫外線による目の病気を予防するには、子供の頃から紫外線から目を守る必要があります。

金沢医科大学が平成22年、中学生約300人を対象に行った調査によると、肉眼では分からない瞼裂斑に特殊な光を当てて撮影して診断したところ、36・2%に初期変化が認められた。学年別では、1年生25・9%▽2年生41・4%▽3年生41・9%-で、学年が上がるほど有所見率が高かった。部活動別でみると、野球部(61・5%)やソフトボール部(54・5%)、サッカー部(42・9%)など屋外で長時間活動するケースで有所見率が高かった。

この調査によれば、中学生の約4割に瞼裂斑の初期変化が認められ、学年が上がるほど、また、屋外で長時間活動する部活動ほど瞼裂斑の有所見率が高かったようです。




■紫外線対策

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by Luis Hernandez(画像:Creative Commons)

この調査で興味深いと思った点は、メガネをつけている生徒は使っていない生徒に比べて瞼裂斑の有所見率が低いということです。

瞼裂斑の有所見率を眼鏡の使用状況でみると、眼鏡を常用している生徒は12・1%だったのに対し、使っていない生徒は40・1%。授業中だけなど時々使う生徒は35・6%だった。

<中略>

佐々木教授は「最近の眼鏡はほとんどがUV加工が施されている。眼鏡を屋外でも着用するか、スポーツをするならUV加工のコンタクトレンズを使うなどして、対策を取ってほしい」と話している。

最近のメガネのほとんどがUV加工されていることがこうした違いに現れているのかもしれません。

同大の佐々木洋教授(眼科学)は「うす曇りの日でも紫外線は晴れの日の80%以上であることが多い。紫外線はさまざまな目の病気の原因もなる。子供の頃から紫外線対策を取るべきだ」と話す。予防に有効なのは、帽子やサングラスに加え、眼鏡とコンタクトレンズだという。

紫外線対策といえば、肌を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、これからは、帽子やUV加工されたサングラス・メガネ・コンタクトで紫外線対策を行うようにしたいですね。




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【紫外線と目の病気 関連記事】
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紫外線が原因の眼病「瞼裂斑(けんれつはん)」の有病率6割

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【目次】

■紫外線が原因の眼病「瞼裂斑(けんれつはん)」の有病率6割

【全体/性別】「眼のシミ」のような症状が出る瞼裂斑の有病率。瞼裂斑の有病率は57.4%と高い。日常生活での紫外線被ばく量が比較的少ないと考えられる、都市部のオフィスワーカーでも半数以上に発症していた。
【全体/性別】「眼のシミ」のような症状が出る瞼裂斑の有病率。瞼裂斑の有病率は57.4%と高い。日常生活での紫外線被ばく量が比較的少ないと考えられる、都市部のオフィスワーカーでも半数以上に発症していた。
【年代別】「眼のシミ」のような症状が出る瞼裂斑の有病率。瞼裂斑の有病率は、年代が上がるほど高くなり、20代でも42.3%、30代では半数以上が発症していた。
【年代別】「眼のシミ」のような症状が出る瞼裂斑の有病率。瞼裂斑の有病率は、年代が上がるほど高くなり、20代でも42.3%、30代では半数以上が発症していた。
【全体/性別】「眼の隠れジミ」ともいえる瞼裂斑の初期変化の有病率。将来的に顕在化する可能性のある瞼裂斑の初期変化が82.0%に認められた。
【全体/性別】「眼の隠れジミ」ともいえる瞼裂斑の初期変化の有病率。将来的に顕在化する可能性のある瞼裂斑の初期変化が82.0%に認められた。

参考画像:紫外線が原因の一つとされる「瞼裂斑」有病率が約6割(2011/4/25、ジョンソン・エンド・ジョンソンニュースリリース)|スクリーンショット

紫外線が原因の一つとされる「瞼裂斑」有病率が約6割 ”紫外線カットコンタクトレンズ”の役割も明らかに 金沢医科大学、ジョンソンエンドジョンソン 眼科検診結果より

(2011/4/25、ジョンソン・エンド・ジョンソンニュースリリース)

■“瞼裂斑けんれつはん”有病率は約6割。潜在的なものも含めると約8割にのぼる! 【グラフ1】

紫外線の影響で白目の一部がシミのように黄色く濁り、盛り上がる“瞼裂斑けんれつはん”の症状が受診者の57.4%に認められました。

“瞼裂斑けんれつはん”は失明に繋がる疾患ではなく自覚症状が無いことも多いため、あまり知られていませんが、見た目の問題だけでなく、進行すると充血やドライアイの原因になることもある眼疾患です。

一般的に年齢が上がるほど有病率が高くなる傾向にありますが、20代でも42.3%、30代では56.6%と若い世代でも半数近くが発症していることが明らかとなりました。

さらに、特殊な光を当てて撮影する写真診断の結果、“瞼裂斑けんれつはん”の初期変化が疑われる潜在的なものもあわせると、実に82.0%に症状が確認されました。

ジョンソン・アンド・ジョンソンが行なった紫外線が目に与える影響について調査によれば、紫外線の影響により、瞼裂斑の症状が見られる患者が眼科検診受信者の約6割もいたそうです。

また、潜在的なものを含めると、8割にも瞼裂斑の症状が確認されたそうです。

瞼裂斑は、たんぱく質が変性し、白目の一部が変色・盛り上がる目の病気です。

たんぱく質が変性してできた白目のシミのようなもの。肉眼では良く見えない。

瞼裂斑が大きくなって盛り上がってくると、充血ドライアイなどの症状が出るそうです。




■目のシミ危険度チェック

□ 屋外でスポーツ活動や仕事などをすることが多い

□ 南国や高地のリゾート地、雪山のレジャーに行くことが多い

□ 子供の頃(成人するまで)、屋外でのクラブ活動、スポーツ活動をよくしていた

□ 日ごろ、サングラスや帽子は使っていない

□ スポーツやレジャーに行く時に、サングラスや帽子は使っていない

□ メガネやUVカットコンタクトレンズを使っていない

□ 白目が部分的に黄色っぽくなっている気がする

□ 充血が気になる

□ 眼の乾燥感が気になる

チェックポイントに多く当てはまっている人は、紫外線によるダメージを受けている可能性があります。

気になる方は眼科で診てもらいましょう。

■「瞼裂斑」を予防するには?

瞼裂斑の予防には、目の紫外線対策が重要ですが、具体的にはどのようにしたらよいのでしょうか。

UVカットコンタクトレンズ非装用者・装用者の眼。UVカットコンタクトレンズ非装用者では黒目と白めの境目近くから瞼裂斑が発症している。UVカットコンタクトレンズ装用者では、黒目と白目の境目部分には瞼裂斑ができていないのがわかる。
UVカットコンタクトレンズ非装用者・装用者の眼。UVカットコンタクトレンズ非装用者では黒目と白めの境目近くから瞼裂斑が発症している。UVカットコンタクトレンズ装用者では、黒目と白目の境目部分には瞼裂斑ができていないのがわかる。

参考画像:紫外線が原因の一つとされる「瞼裂斑」有病率が約6割(2011/4/25、ジョンソン・エンド・ジョンソンニュースリリース)|スクリーンショット

うす曇りであっても、紫外線は晴れの日の80%以上であることが多く、屋外にいる時は常に眼の紫外線対策をしてください。

眼に入ってくる紫外線対策には、帽子やサングラス、UVカットコンタクトレンズの併用が有用です。

サングラス単独の場合、コロネオ現象によってサングラスと顔の隙間から入り込んだ紫外線が眼に吸収されてしまい、結果的に正面からの紫外線よりも強いダメージを与える可能性があります。

また、レンズの色が濃いタイプの場合、視界が暗くなることで瞳孔が開き、結果として眼内に紫外線が入りやすくなる可能性もあります。

紫外線対策には、サングラス+帽子(+UVカットコンタクトレンズ)がよいようです。

UVカットコンタクトレンズをつけている人は、非装用者と比べると、黒目と白目の境目部分から瞼裂斑が離れた位置に発症する割合が高く、また瞼裂斑の面積が小さい傾向にあることがわかったそうです。

つまり、UVカットコンタクトレンズが覆っている部分は瞼裂斑ができづらいということが期待されます。

<コロネオ現象とは>

眼の側面(耳側)から入り込んだ紫外線が、角膜周辺部で屈折したあと、目の鼻側に集中することをコロネオ現象といいます。

サングラスに加えて、UVカットコンタクトレンズを使うことによって、隙間から入る紫外線の侵入を防ぐことが期待されます。

また、UVカットコンタクトレンズによって黒目と白目の境目部分を紫外線から守ることにより、翼状片(白目の一部が増殖して黒目に伸びてくる)発症のリスク軽減にもつながることが期待されます。

■まとめ

Reflections and sun

by Jacopo(画像:Creative Commons)

翼状片、白内障といった眼疾患が若年層に見られることはまれですが、白目の一部が黄色く濁り、「眼のシミ」のような症状が出る”瞼裂斑”は、若年層であっても眼の紫外線対策をせずに屋外で長時間活動をする習慣がある人では発症することがあります。

中学生の約4割が「瞼裂斑」初期変化を発症|目の紫外線対策を|金沢医科大学によれば、所見変化が見られた生徒は所見がなかった生徒より部活動など屋外で活動している時間が長かったそうです。

また、”瞼裂斑”は、見た目の問題だけでなく、充血やドライアイの原因になることも少なくありません。”瞼裂斑”のある人では白内障発症のリスクが高いことも最近の研究で明らかになってきています。

金沢医科大学佐々木洋教授によれば、瞼裂斑になると、充血やドライアイの原因となり、また白内障のリスクも高くなるそうですので、しっかりと紫外線対策を行なっていきましょう。

→ 瞼裂斑の症状・原因・予防・対策 について詳しくはこちら







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