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糖尿病と閉塞性動脈硬化症

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■糖尿病と閉塞性動脈硬化症

Legs

by Allan Doyle(画像:Creative Commons)

糖尿病と閉塞性動脈硬化症について説明している記事がありましたので、ご紹介します。

続・糖尿病50話:第33話 閉塞性動脈硬化症

(2008/11/18、毎日新聞)

足へ行く血管が動脈硬化を起こして詰まってくる病気を、閉塞(へいそく)性動脈硬化症と呼んでいます。

閉塞性動脈硬化症の症状

足への血流が徐々に減少してくると、安静にしていても痛みが起こり、足の指の色が悪くなって、ひどい場合は壊死(えし)を起こして、指を切断しないといけなくなります。

壊死した部分にばい菌が感染すると、赤く腫れたり、ウミが出たりして指や下腿部を切断しないといけなくなります。

このような症状がある場合や足が冷たくなる場合には、かかりつけの医師に相談するようにしてください。

閉塞性動脈硬化症の検査・治療

診察では足の脈拍がふれるかどうかや、足の血圧の低下がないかどうかを調べ、この病気が疑われる場合はMRアンギオなどで動脈の狭窄(きょうさく)の場所と程度を調べ、入院して薬物治療をします。

狭窄の程度が強い場合には、手術でバイパスをするか、あるいは血管を風船で広げるといった治療をする必要があります。

閉塞性動脈硬化症を引き起こす因子

閉塞性動脈硬化症を引き起こす因子としては、高血糖以外に高血圧高脂血症、喫煙などがあります。

糖尿病の方は、高血糖・高血圧・高脂血症・喫煙などの危険因子に注意し、できるだけ早く治療をする必要があるようです。







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糖尿病“やせ”の人こそ要注意|日本人の2型糖尿病の半数以上は標準体重以下かやせ形

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【目次】




■糖尿病“やせ”の人こそ要注意|日本人の2型糖尿病の半数以上は標準体重以下かやせ形

tokyo

by Osamu Kaneko(画像:Creative Commons)

糖尿病“やせ”の人こそ要注意 早食い止めて、ゆっくり

(2010/4/13、zakzak)

肥満でない人の3人に1人が「自分は太っていないから糖尿病にならない」と、油断していることが製薬会社ノボノルディスクファーマの「糖尿病に関する意識調査」で分かった。実際に日本人の2型糖尿病の半数以上は標準体重以下かやせ形。糖尿病は太っている人ほど発症しやすいのではなかった。

製薬会社ノボノルディスクファーマの「糖尿病に関する意識調査」によれば、肥満でない人の3人に1人が「自分は太っていないから糖尿病にならない」と、油断していることがわかったそうです。

しかし、実際には、日本人の2型糖尿病の半数以上は標準体重以下かやせ形であるため、肥満でなくても糖尿病になる可能性はあります。。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

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■なぜ欧米人と日本人を含むアジア人にインスリンの分泌量の違いがあるのか?

なぜ欧米人と日本人を含むアジア人にインスリンの分泌量の違いが生まれたのでしょうか。

【原因は1万年前に】

その現象の理由を加藤院長は「欧米人と日本人では体質的に発病の仕方が違う」と、話を大昔にタイムスリップさせる。

「欧州では8000年前に牧畜が、アジアでは1万年前に農耕が始まった。

肉中心の食事では多量のインスリンを必要とするため、欧米人はインスリンを多く作れる体質になった。一方、穀物中心のアジア人の体はインスリンの分泌が少量でよかったのです」

ところが、日本人の食生活がほんの50年余りの間に激変。

インスリンの分泌が少ない体に必要以上の欧米化した高脂肪・高カロリー食が流し込まれるようになった。

加藤院長は、「少し体重が増えただけでもインスリン不足になり、肥満になる前に糖尿病になってしまう」と説明する。

欧米人とアジア人との間のこれまでの食生活の違いからインスリンの分泌量の違いが生まれたようです。

日本人はこれまで雑穀中心とした食生活だったのにも関わらず、ここ50年の間に欧米化した食事をとるようになりました。

体質的にインスリンの分泌が少ないにもかかわらず、高脂肪・高カロリーの食事をとるようになったために、やせ型の糖尿病が多いということのようです。




■予防

では、どのようにすれば、予防ができるのでしょうか。

【早食いは危険因子】

ご存じのとおり、インスリンは食物から最終的に“ブドウ糖”になったエネルギーを肝臓や筋肉、脂肪に取り込む働きをする。

つまり、インスリンが間に合っているうちは過食・運動不足で太る。

加藤院長は「太れる人はまだいいが、食べても太れない人はもともとインスリンの分泌が悪い。日本人は“やせ”の人こそ要注意」と警告する。

では、予防策はあるのか。

日本人はインスリンを十分に出せない人が多いだけでなく、食事のとき分泌されるのが“遅い”のも特徴。

対策として、加藤院長は「食事は20分以上かけてゆっくり食べる。ひと口入れたらよく噛んで、すべて飲み込んだら次を入れる。

また、野菜など食物繊維と一緒に食べないと吸収が早く血糖が上がりやすい。

野菜は食事の前半に食べるのがポイント」とアドバイスする。

“やせの早食い”は要注意。

食後尿糖検査やブドウ糖負荷試験で食後血糖値を調べておくべきだ。

やせ型の糖尿病を予防する方法としては、次の3つの方法があるようです。

●早食いをやめ、20分以上かけてゆっくり食べること

●血糖値の急上昇を防ぐために、食物繊維の多い野菜と一緒に食べるようにする

●食後血糖値を調べておく

■やせ型糖尿病になりやすい人チェック

やせ型糖尿病になりやすい人チェックがありましたので、ご紹介します。

《やせ形糖尿病になりやすい人》

◎親族に糖尿病の人がいる

◎短い距離でも自転車やタクシーを使って歩かない

◎甘い清涼飲料水をよく飲む

◎毎回、食事は10分以内に済んでしまう(早食い)

◎食事のときに野菜を一緒にとらない(野菜嫌い)

このチェック項目に多く当てはまった人は、ぜひ糖尿病予防法を実践するようにしましょう。

■まとめ

日本人は、欧米人に比べて血糖値を下げるインスリン分泌能力が低いため、太っていなくても糖尿病になりやすいため、たとえやせていたとしても糖尿病になる可能性があります。

やせ型糖尿病になりやすい人チェックに多く当てはまった人はやせ型の糖尿病になる可能性が高いので、予防法を実践してみてはいかがですか?

●早食いをやめ、20分以上かけてゆっくり食べること

●血糖値の急上昇を防ぐために、食物繊維の多い野菜と一緒に食べるようにする

●食後血糖値を調べておく

#血糖値スパイク #グルコーススパイク が危ない!~見えた!糖尿病・心筋梗塞の新対策~|#NHKスペシャルによれば、糖尿病でなくても「食後の短時間だけ」血糖値の変動が起きているケースでも、突然死のリスクが高まるため、家族に糖尿病の人がいる人や血糖値が高めと指摘されたことがある人は、空腹時血糖値だけにとらわれるのではなく、『ブドウ糖負荷試験』を受けて、食後高血糖のチェックを受けることをおすすめします。

→ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは について詳しくはこちら

→ 糖尿病危険度チェック について詳しくはこちら







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1日あたりの睡眠時間が7.5時間を切ると、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、33%高まる|自治医大

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■1日あたりの睡眠時間が7.5時間を切ると、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、33%高まる|自治医大

Sleeping beauty 2009

by Erika Thorsen(画像:Creative Commons)

睡眠不足で高まる心臓病リスク、 自治医大

(2008/11/11、AFPBB)

睡眠不足は心臓病リスクを高めるとする自治医科大学(Jichi Medical University)による研究結果が10日、米国医学会の機関誌「Archives of Internal Medicine」に発表された。 

自治医科大学の研究によれば、高血圧と診断された人で、睡眠時間と心血管疾患の発症頻度を観察したところ、睡眠時間が短いと心臓病が発症しやすい傾向にあるようです。

こうしたことから自治医大の研究論文は、1日あたりの睡眠時間が7.5時間を切ると、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、33%高まると結論付けている。

一日の睡眠時間が7.5時間を切ると、心血管リスクが33%高まることから、適度な睡眠時間を確保することが健康にとってよいと考えられます。

これまでの研究で、睡眠不足は、肥満糖尿病のほか、心血管疾患の危険因子となる夜間の高血圧、睡眠時無呼吸症などを誘発する傾向があることがわかっている。

睡眠不足が健康に与える影響は大きいようです。

きちんとした睡眠をとって、病気を予防し、健康になりましょう。

→ 睡眠不足・質の良い睡眠をとる方法 についてくわしくはこちら




■睡眠と高血圧の関係

【追記(2016/12/6)】

睡眠時無呼吸症候群 高血圧、心疾患の原因にもによれば、睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者は眠りが浅く、夜でも日中に働くべき交感神経が活動を続け、体を活性化させるホルモンが分泌された状態が続いているため、血圧が上がり、無呼吸による低酸素状態も重なって、心臓などに負担がかかり、心筋梗塞などのリスクが高まると考えられています。

SAS(睡眠時無呼吸症候群)の治療を行なうと、ナースコールの回数が減る!?で紹介したトーマスジェファーソン大学の研究によれば、入院患者の睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療を行なうと、急激な血圧変化などが改善されることによって、ナースコールの回数が減るそうです。

第9回日本心臓財団メディアワークショップ「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」|日本心臓財団

SAS患者は、外来血圧が低くても、夜間や早朝の血圧が高い夜間高血圧あるいは早朝高血圧を呈している可能性がある。

高血圧患者の血圧の日内変動を追った研究結果によると、多くは夜間に最も血圧が低くなるdipperの傾向を有している。しかし、なかには夜間でも血圧が下がらないnon dipperや、逆に夜間に血圧が上昇するriserの患者もみられる。このうち、non dipperとriserはSASと関連していると考えられている。

これらの患者には、心イベントや脳卒中のリスクが高い傾向がある。自治医科大学で行った研究結果では、riserの患者はそれ以外の患者よりも心イベント発生率が約6倍、脳卒中発生率が約2倍になることが示されている(図3)。

日本人男性の心イベント発症は喫煙で3~5倍になる可能性

(2009/3/22、日経メディカル)

心イベントは、死亡または緊急カテーテル検査を実施、4日以上の入院を要した急性冠症候群(ACS)、不安定狭心症、急性心筋梗塞とし、心血管イベントは、心イベントに加え、同じく死亡または4日以上の入院を要したくも膜下出血、脳梗塞、脳卒中、急性下肢動脈閉塞症、解離性大動脈瘤とした。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の患者は夜間高血圧や早朝高血圧である可能性があり、これらの患者には、心イベントや脳卒中のリスクが高い傾向にあるそうです。

【関連記事】

SAS患者に心血管系イベントが起こるメカニズムは、気道閉塞がもたらす低酸素状態による交感神経活性の亢進や、心臓・胸部大動脈への陰圧負荷の増大などが原因となっている。

糖尿病治療と一緒に不眠治療を行うことで、糖尿病が改善し、血管障害を予防できる可能性がある!?|大阪市立大で紹介した大阪市立大の稲葉雅章教授らのグループによれば、糖尿病治療と一緒に不眠治療を行うことで、糖尿病が改善し、血管障害(血糖値・動脈硬化)を予防できる可能性があるそうです。

睡眠障害のある患者は、糖尿病・高血圧・動脈硬化になりやすい?によれば、睡眠障害がある患者は、頚動脈の内壁が分厚くなって血管が狭まっており、動脈硬化を進行させるリスクが高まっていることも明らかになっているそうです。

大阪市立大学の稲葉教授らはこれまでの研究で、糖尿病患者の睡眠障害が心筋梗塞や脳卒中を引き起こす早朝の高血圧や血糖値の上昇などにつながることも突き止めていることから、高血圧と診断された人は、心血管疾患リスクを下げるためにも、睡眠時無呼吸症候群の治療を行うことが必要なのかもしれません。

→ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・原因・検査・治療法 について詳しくはこちら







【参考リンク】
続きを読む 1日あたりの睡眠時間が7.5時間を切ると、脳卒中や心臓発作などの心血管疾患のリスクが、33%高まる|自治医大

NAFLD 生活習慣病で肝臓の病気に お酒飲まない人でも注意!

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■NAFLD 生活習慣病で肝臓の病気に お酒飲まない人でも注意

Trapped

by Aditya Doshi(画像:Creative Commons)

NAFLD 生活習慣病で肝臓疾患 お酒飲まない人でも注意

(2010/9/21、東京新聞)

肝臓疾患といえば、お酒の飲み過ぎかウイルスが原因というイメージが強いが、最近は飲まない人でも、肥満や糖尿病などが原因で脂肪肝になったり、重症化して肝硬変や肝がんにつながるケースが増えている。

「非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD=ナッフルディー)」と呼ばれる。

正しい知識を持って、肝臓の状態を点検しよう。

お酒(アルコール)を飲まない人でも、肥満糖尿病などが原因で脂肪肝になり、そして重症化することで肝硬変肝臓ガンになることがあります。

このことをNAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)と呼ぶそうです。

これまでNASH(非アルコール性脂肪肝炎)は比較的多く取り上げられていますが、NAFLDはあまり取り上げられていないので、知らない人も多いのではないでしょうか。

■NAFLDとは

NAFLD=nonalcoholic fatty liver diseaseの略。NASH=nonalcoholic steatohepatitisの略。

「非アルコール性」とは、飲酒習慣がないか、1日1合(ビール大瓶1本)以下しか飲まない人を指す。

NAFLDとは、非アルコール性脂肪性肝疾患のことで、ウイルス性、アルコール性の肝炎以外の要因でかかる肝疾患の総称なのだそうです。

その大半は肥満、高血圧、糖尿病などの生活習慣病を持っている人。

こうした生活習慣病とNAFLDとの関係は未解明の部分もあり、三年前から厚生労働省の研究班で実態の把握や解明に取り組んでいる。

NAFLDの多くは、単純性脂肪肝と呼ばれるもので、そのまま肝炎や肝がんなどに移行することはないが、心筋梗塞(こうそく)や脳卒中などのリスクが高まるため、脂肪を蓄えない生活を心掛ける必要がある。

しかし、脂肪の過酸化や鉄分の蓄積などの要因が加わると、炎症や組織の線維化が起こるNASHになっていく。

現在二割以上がNASHになっていると考えられる。

生活習慣病以外でも薬の副作用、睡眠時無呼吸症候群がNAFLDの原因になることもある。

NAFLDもNASHもなりやすい体質が遺伝する可能性もあり、遺伝子を特定する研究も進んでいる。

脂肪肝といえば、お酒(アルコール)の飲み過ぎをイメージする人も多いと思いますが、実際は、アルコールが原因でない脂肪肝であるNASHであるケースが多いようです。

「ウイルス性以外の肝がんが、過去十年で倍に増えているが、この間、アルコール消費量は変わらない。NASHからの移行が多いのでは。生活習慣病の増加に伴い、今後確実に増えていくだろう」と岡上院長は分析する。




■NAFLDの治療

治療は原因によって異なる。

糖尿病や肥満、高血圧など原因となった疾患を特定し、それを治療することが基本になる。

肝硬変を防止する必要がある場合は、線維化抑制剤を投与する。

患者の病態により治療法が異なるが、治療効果を挙げるにはいずれも早期発見が重要だ。

NAFLDの治療には、糖尿病や肥満、高血圧などの原因を特定し、治療することが基本となるそうです。

しかし、記事によれば、

まだ内科医の間でもNAFLDの認識は低く、糖尿病や高血圧などの治療で内科に通院していても、それぞれの病気のチェックだけで肝臓は見過ごされることもある

そうです。

まずは、医師の間からNAFLDというものがあるということを知るようになる必要がありますね。

岡上院長は「まずはこの病気の存在を知ってほしい。肥満や高血圧、糖尿病などの人で、特に思い当たる原因がないのに肝機能検査値が悪くなっていたら、NAFLDやNASHの可能性が高い。たかが脂肪肝と侮らず、専門医にかかってほしい」と話している。

思い当たる原因がないにもかかわらず肝臓の数値が悪い場合には、NAFLDやNASHの可能性が高いそうなので、ぜひ専門医にかかるようにしましょう。

 

■NAFLDの予防

NAFLDの予防策は、多くの生活習慣病の予防と同じく栄養バランスの良い食事、適度な運動が基本。

夜遅くに食事をしてすぐに寝るのが最も脂肪を蓄えやすいため、注意が必要だ。

NAFLDの予防には、生活習慣病の予防と同様に、バランスの良い食事と運動が大事なのだそうです。

→ NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)とは・症状・原因 について詳しくはこちら







肝臓関連ワード

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肥満+高めの血圧で心房細動のなりやすさが1.7倍に上がる!?|国立循環器病研究センター

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■肥満+高めの血圧で心房細動のなりやすさが1.7倍に上がる!?

Manometer

by PRORosmarie Voegtli(画像:Creative Commons)

ちょい高めの血圧ご用心 心房細動の恐れ1.7倍 国循

(2015/4/27、朝日新聞)

脳梗塞(のうこうそく)を起こす大きな要因として、近年注目されている不整脈の一種「心房細動」は、肥満に、ちょっと高めの血圧が重なるだけで、なりやすさが1・7倍上がることを国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)がつきとめた。

不整脈の一種である心房細動は脳梗塞の原因の一つとして注目されていますが、国立循環器病研究センターによれば、肥満+高めの血圧で心房細動のなりやすさが1.7倍に上がることがわかったそうです。

→ 血圧が高い時の症状・原因・食事・対処法 について詳しくはこちら

→ 高血圧の症状・食事・数値・予防・原因・対策 について詳しくはこちら

→ 血圧を下げる方法(食べ物・サプリメント・運動) について詳しくはこちら




■心房細動と脳梗塞

心房細動は、心臓の一部がけいれんを起こした状態。

通常心臓は規則的に一分間に60から100回拍動しますが、心房細動になると、心臓は不規則に300回以上拍動します。

心房細動自体は命にかかわるようなことはありませんが、心房細動が起きると、心臓内の血がよどんで血のかたまり(血栓)ができやすくなり、それが脳の血管に詰まると重症の脳梗塞につながるそうです。

→ 脳梗塞の症状・原因・予防 について詳しくはこちら







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