「糖尿病」カテゴリーアーカイブ

最新医療(減量外科・ホルモン補充療法・糖尿病・うつ病)|ホンマでっかTV 1月22日




2014年1月22日放送のホンマでっかTVでは最新医療がテーマでした。

 

■減量外科とは?

減量外科→重症肥満の人に減量を目的として手術などを行なう。

世界中で35万件以上行なわれていて、胃がん大腸がんの手術よりはるかに多く行なわれている。

 

糖尿病が改善される手術がある?

手術前にインスリン注射が必要な患者が手術後打たなくてもすむようになる。

減量手術の糖尿病患者への効果→やせている患者にはあまり効かない

減量手術→胃や腸の構造が変化→糖尿病を改善するホルモンが出る

 

■コーヒーで糖尿病を予防できる

糖尿病は遺伝的要因が大きい。

一日4杯のコーヒーを飲むことで糖尿病を予防できる可能性がある。

糖尿病に効果を発揮する成分がわかれば、予防薬をつくることができる可能性がある。

【関連記事】

 

■甘いものや炭水化物を食べ過ぎると妊娠しづらくなる可能性がある?

甘いもの・ご飯・小麦粉をよく食べる人は血糖値が上がりやすい。

甘いもの等の過剰摂取→血糖値上昇→女性ホルモンが乱れる→(生理が止まるなどして)妊娠しづらくなる

 

■甘い物好きな若い女性の無月経が急増中!?

【関連記事】

 

■甘いものを食べ過ぎるとうつ病のリスクが高まる!?

コーヒーを飲むと鬱病リスクが軽減される可能性がある。

 

■コルチゾールというホルモンが増加すると、鬱病に似た症状が起こることがある

うつ病→脳の病気

副腎疲労症候群→副腎の病気

うつ病とうつ状態は違う。うつ病は病気、うつ状態は症状。

うつ病以外の病気でもうつ病のような症状が出ることがあり、うつ状態の人にうつ病の治療をしてもうつ病でなければ治らない。

【コルチゾール関連記事】

 

 

■ホルモン補充療法でがんの予防ができる!?

がん細胞の増殖に働くホルモンと調整するホルモンがある。

若い頃はバランスがとれているためがんになりにくい。

加齢に伴い調整するホルモンが減少→がんになる可能性が高くなる

 

■ホルモン補充療法で実際より若く見られる可能性がある!?

ホルモンの補充方法としては、飲み薬も塗り薬もある。

男性ホルモンは胸とか腕の内側に塗り、EDの改善や筋肉がつきやすくなる。

女性は閉経前に調べた方が良い。

【関連記事】

 

■緑内障の薬の副作用でまつげが伸びる?

まつげ美容液は緑内障の薬をもとに研究されている。

【関連記事】







デザインは世界を変える|Titan Arm・Handie・Cortex・ARESA

service-design-39

by Tobias Toft(画像:Creative Commons)




スマホと3Dプリンタを活用した義手がダイソンエンジニアリングアワードを受賞

(2013/12/19、家電Watch)

●国際審査1位 「Titan Arm」

参考画像:家電Watch

リハビリなどで用いられる人の力を増大させる上半身用の外骨格「Titan Arm」(アメリカ)。
同様の製品はこれまでもあったが、高額だった。Titan Armは3Dプリントとアルミニウムを素材をすることで、軽量かつ低コストに抑えていることが評価された。

これまでにも、介護用などでパワードスーツが開発されていました。

今回のTitan Armは製造方法と素材を変更することで、軽量かつ低コストを実現できたのだそうです。

 

●国際審査2位 「Handie」

参考画像:家電Watch

”Handieは、3Dプリンタとスマートフォンを活用した利き腕を補助するための義手。
失われた手の動きを残された筋肉の電気信号をもとに再現する「筋電義手」と呼ばれるもの”

これまでは、電気信号のキャッチには、専用の機器を使っていたのですが、スマートフォンを活用することにより、価格を抑えることを実現。

腕に付けたセンサーとスマートフォンをBluetoothで接続し、動きをHandieに指令するようにしているそうです。

また、義手は量産化が難しいため、生産コストが高くなっていたのですが、3Dプリンタで作れるように設計し、また、単純な動きのサポートを目的とし、モーター数を減らすことで、高額な筋電義手を安価にすることができたそうです。

今回開発するにいたったきっかけが書かれていたのですが、そこにあったのは「気づき」です。

山浦博志氏は「友人がある日ふと、言った『生まれつき右手がないのが普通だから、今更右手が欲しいとは思わない。でも、雨の日は傘に片手がふさがれてしまって大変だ』という言葉にはっとしました。高能性で、高額な筋電義手は必要なくても、傘をさして荷物を持ったり、ナイフとフォークを同時に使うなど“単純な動き”をサポートする義手への需要があることを知りました」と、開発のきっかけを語った。

ほかの人だったらやり過ごしていたようなことに、ハッと気付いたことがこうしたものを作る上で大事なことなのでしょうね。

 

●国際審査3位「Cortex」

参考画像:家電Watch

”3Dプリントを利用した骨折補助用鋳型システム「Cortex」。
従来のギブズ包帯の問題点だった、重さや防水性を解決した点が評価された。”

ギブスと言ったらこういうものという概念を外して作られたもの。

 

●「ARESA」

参考画像:家電Watch

”ペットボトルを使った安全な注射針廃棄容器「ARESA」。
糖尿病患者の増加によってインシュリンを打つ人が増えてきていることを背景として開発された。注射針専用のキャップを使うことで、針をペットボトルの中に閉じ込めることができる。”

これからますます糖尿病の患者が増加し、インスリンを注射する必要がある人が増えることが予想されます。

そのためにも、安全に注射針を廃棄できるものというのは大事ですよね。

ただ、もう一歩進めれば、注射針を使わずにできる方法が考えだされることが期待されます。

 

【感想】

これこそ「デザイン」の本当の意味だと思います。

見かけをよくするのがデザインではなく、問題解決をするのがデザイン。

「デザインは世界を変える」のです。







膵島細胞を効率的に作成し糖尿病のマウスの治療に成功|熊本大

a

by Ilmicrofono Oggiono(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 糖尿病 > 膵島細胞を効率的に作成し糖尿病のマウスの治療に成功|熊本大




膵島細胞、効率的に作製=糖尿病治療に道―熊本大

(2013/12/16、時事通信)

膵臓(すいぞう)でインスリンを分泌する膵島細胞を、胚性幹細胞(ES細胞)から効率的に作製し、糖尿病のマウスに移植して治療することに成功したと、熊本大の研究チームが発表した。

熊本大学の研究チームが膵島細胞を効率的に作成し糖尿病のマウスの治療に成功したそうです。

ES 細胞から成体と同等の能力を持つ膵臓の細胞を作製~糖尿病の治療へ新たな光明~

(2013/12/16、熊本大学)

今回の研究では、低分子化合物の中から膵臓の内分泌細胞への分化を促進する VMAT2 を同定しました。VMAT2 は細胞内の小胞にモノアミンを取り込む働きを持つタンパク質です。VMAT2 を阻害すると、モノアミンが小胞に取り込まれずに、細胞質に存在する分解酵素によって分解されてしまいます。今回の結果から VMAT2 により細胞内の小胞に蓄えられているモノアミンが膵β細胞への分化を抑制することが明らかになりました。さらに今回の研究から、もう一つ化合物の細胞透過性 cAMP注 5 ) が膵内分泌前駆細胞から成熟なインスリン分泌能をもった膵β細胞に分化するように促進する作用があることを見出しました。この二つの化合物を添加して得られた膵β細胞はインスリン含量、インスリン分泌能において、成体膵島の能力とほぼ同等なものでした。

膵β細胞の分化誘導効率を上昇させる低分子化合物VMAT2とインスリンの分泌能力を高める低分子化合物cAMPを見つけ、この2つの低分子化合物を加えて誘導した膵β細胞は成体膵島と比べてインスリン含量、インスリン分泌能においてほぼ同等なものだったそうです。

再生医療に ES 細胞や iPS 細胞から作られる膵β細胞を利用するためには、分化誘導効率が高いこと、血糖値に応じてインスリンを分泌する能力があること 2 つの条件を満たす必要があります。

再生医療において細胞が満たすべき2つの条件、分化誘導効率が高いこと、血糖値に応じてインスリンを分泌する能力があること、をクリアーしており、また、糖尿病モデルマウスに移植すると血糖値が改善したことから、ヒトの iPS 細胞に応用することができれば、糖尿病の医療の進歩に役立つことが期待されています。

⇒ 糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは についてはこちら

糖尿病関連ワード

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは

糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c)

糖尿病改善・予防する方法(食べ物・運動)

糖尿病危険度チェック

糖尿病の原因(生活習慣)|女性・男性

薬局でもできる糖尿病の検査|検尿(尿糖検査)と採血による血糖検査

糖尿病の合併症|網膜症・腎症・神経障害

糖尿病の食事(食事療法)|血糖値を抑える食べ方

糖尿病の運動(運動療法)|筋トレ・有酸素運動

インスリン(インシュリン)とは|血糖を下げる働きがあるホルモン

血糖値(正常値・食後血糖値・空腹時血糖値)・血糖値を下げる食品

ホタルイカが脂肪肝に効く-富山短大教授ら 実験結果発表

boild firefly squids

by yoppy(画像:Creative Commons)

> 健康・美容チェック > 肝臓 > 肝臓の病気 > 脂肪肝 > ホタルイカが脂肪肝に効く-富山短大教授ら 実験結果発表




ホタルイカ脂肪肝に効く 富山短大教授ら 実験結果発表

(2013/12/1、中日新聞)

富山湾特産のホタルイカで人の肝臓脂質を低下させる効果が高い可能性が、富山短大(富山市)食物栄養学科の竹内弘幸教授(食品栄養学)らの実験で分かった。三十日にあった同短大創立五十周年記念の公開講座で、竹内教授が発表した。人での実験は今回が初めて。これまでの動物実験で、ホタルイカの内臓に脂肪肝を改善させる効果があることを実証している。

以前紹介した記事(ホタルイカで脂肪肝改善)はラットによる実験でしたが、今回は人での実験で、ホタルイカが脂肪肝を改善させる効果があることがわかったそうです。

ホタルイカによる肝臓脂質低下作用は、ホタルイカの内臓に含まれる成分によるものという可能性が高いそうです。

→ 脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方 について詳しくはこちら

ホタルイカの健康機能について(2015/1/9、富山短期大学食物栄養学科竹内弘幸)によれば、ホタルイカを摂取することで、肝臓脂質の合成が減少し、肝臓の中性脂肪が減少し、脂肪肝の改善につながるという仮説が立てられています。

脂肪肝の男性6名(軽度3名、中度2名、重度1名)に普段の食生活の中で一日40gのホタルイカを4週間摂取してもらった実験によれば、6名中3名(軽度1名、中度1名、重度1名)に脂肪肝の改善が認められたそうです。

今回の実験結果は小規模なため「ホタルイカに脂肪肝を改善する効果がある」とは言い切れるものではありませんが、旬の時期にホタルイカを食べようというのは、おいしいものを食べるうえでも、健康のためにもよいといえるのではないでしょうか。

肝臓に脂質が過剰にたまる脂肪肝の予備軍は、国内で一千万人超。脂肪肝は糖尿病や動脈硬化を引き起こす要因となり、肝炎や肝硬変にもつながることが懸念されている。

脂肪肝はアルコールを飲まない人でもなる可能性がある生活習慣病

そして、脂肪肝は糖尿病動脈硬化肝炎肝硬変を引き起こす要因となる病気。

脂肪肝で悩む人を減らすためにも、こうした研究が進むといいですね。







肝臓関連ワード

肝臓とは|肝臓の機能・働き・位置(場所)

肝臓の病気|肝臓病の初期症状・種類・原因

脂肪肝とは|脂肪肝の症状・原因・治し方

肝炎とは|肝炎(B型・C型・アルコール性)の症状・原因・チェック

NASH(非アルコール性脂肪性肝炎)の症状・食事・改善方法

NAFLD(非アルコール性脂肪性肝疾患)とは・症状・原因

肝硬変とは|肝硬変の症状・原因・食事

肝臓がん|肝臓がんの症状(初期・末期)

肝機能障害の症状・原因・食事・肝機能の数値

肝臓の数値・検査値|ALT(GPT)・AST(GOT)・γ-GTP

ALT(GPT)の基準値|ALTが高い原因

AST(GOT)の基準値|ASTが高い原因

γ-GTPの基準値|γ-GTPが高い原因

肝臓に良い食べ物|肝臓と食事

脂肪肝の改善方法(食事・運動・サプリ)

肝臓がん予防によい食事・食べ物

コレステロールとは|コレステロール値を下げる食品・食事

中性脂肪とは・数値(正常値)・高い原因・下げる(減らす)

亜鉛を含む食べ物・食品|亜鉛不足チェック・摂取量

タウリンとは|タウリンの効果・効能|タウリンの多い食品・食べ物

成人の約12%が糖尿病-中国

DSC_4809

by Tony Tseng(画像:Creative Commons)

健康・美容チェック > 糖尿病 > 成人の約12%が糖尿病-中国




中国で糖尿病患者が急増、「警戒レベル」に

(2013/9/4、AFPBB)

経済発展が続く中国では、2010年の時点で、成人の約12%が糖尿病を患っていたことがわかった。

中国で糖尿病患者が急増し、成人の約12%が糖尿病なのだそうです。

JAMAに掲載された論文によれば、1980年に人口の1%未満だった中国の糖尿病有病率は、経済成長に伴ってここ数十年で急速に増加した。

この傾向が続けば、健康問題によって中国の社会に大きな影響がもたらされてしまいそうです。

⇒ 糖尿病の症状 についてはこちら







糖尿病関連ワード

糖尿病の症状・初期症状|糖尿病とは

糖尿病の診断基準(血糖値・HbA1c)

糖尿病改善・予防する方法(食べ物・運動)

糖尿病危険度チェック

糖尿病の原因(生活習慣)|女性・男性

薬局でもできる糖尿病の検査|検尿(尿糖検査)と採血による血糖検査

糖尿病の合併症|網膜症・腎症・神経障害

糖尿病の食事(食事療法)|血糖値を抑える食べ方

糖尿病の運動(運動療法)|筋トレ・有酸素運動

インスリン(インシュリン)とは|血糖を下げる働きがあるホルモン

血糖値(正常値・食後血糖値・空腹時血糖値)・血糖値を下げる食品

【関連記事】