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Googleトレンドの急上昇ワード「手足口病」について調べてみた!




Googleトレンドによれば現在「手足口病」への関心が高まっています。

手足口病は例年は夏ごろに乳幼児を中心に流行る感染症ですが、2024年は早いうちから流行し始め、全国的に広がっており、県によっては警戒レベル5を超えるほど流行しているようです。

#ナイナイ #矢部浩之 さんもかかった!夏に流行する「手足口病」はどんな病気?|手足口病の症状・原因・予防法を参考に、手足口病の特徴をまとめてみます。

  • 症状としては、口の中や手足などに水ほうができます
  • 乳幼児を中心に夏(例年7月中旬から下旬に掛けてピークになることが多い)に流行
  • 手足口病の予防法としては、感染を防ぐため、排便後やおむつ処理後の手洗いを徹底することみたいですが、治った後や無症状でもウイルスが排せつされることがあり、保育施設や幼稚園での流行を防ぐのは困難なようです。
  • 特効薬はなく、対症療法しかない

手足口病は2019年に大流行して以来患者は増えていませんでした。

新型コロナウイルスの感染拡大で、社会全体で感染予防対策が行われたことが影響していると考えられます。

手足口病を予防するためにも改めて「石けんでしっかりと手洗いをする」という基本的な感染症対策をやっていきましょう!







中尾彬さん(81歳)、心不全で死去/心不全になりやすい原因とは?

俳優の中尾彬さんで「心不全」でなくなりました。81歳でした。

■心不全とは?

心不全とは、心臓の働きが不十分なことが原因で起きている体の状態のことで、病名ではないそうです。

心不全の症状としては、血液を送り出す能力の低下による症状と血液のうっ滞によって起こる症状があります。

血液を送り出す能力の低下による症状としては、心拍出量が減ったことが原因で、「疲れやすい」「だるい」「動悸がする」などの症状があります。

血液のうっ滞によって起こる症状としては、血液を送り出す能力が低下すると、心臓から前方へ血液が進みにくくなり、心臓の後方、血液を受け取る側で血液のうっ滞が起こります。

心不全の種類、程度、原因が様々あるように、その症状も多様で、紹介した症状が全ての患者さんに当てはまるわけでもなく、また、紹介した症状があるからといって心不全と判断できず、また他の病気の可能性もあるそうです。

息切れや動機、疲労感というのは年齢のせいかなとも思ってしまう症状ですので、自己判断が難しいようですね。

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■心不全になりやすい人とは?

●血糖値が高い糖尿病患者

血糖値高い糖尿病患者ほど心不全にー国循研究センターで紹介した国立循環器病研究センターによれば、血糖値が高い糖尿病患者ほど心不全で入院する割合が多いということから、血糖値と心不全には関係があることがわかったそうです。

「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」は、赤血球に含まれるヘモグロビンにブドウ糖が結びついたもので、赤血球の寿命が長いため、過去1~2カ月の血糖状態を把握できます。

HbA1cが8.4%以上のグループでは心不全入院が多かったそうです。

また、心筋梗塞の持病をもともと持っている患者では、HbA1cが 8%以上と6.9%以下で心不全の危険性が高まる傾向にあり、心筋梗塞の持病をもともと持っていない患者では、HbA1cが低い方が心不全が少ない傾向がわかったそうです。

●メタボリックシンドローム

慢性心不全患者:メタボの人の割合、一般の2倍--厚労省が全国調査で紹介した厚生労働省研究班の全国調査によれば、慢性心不全患者の人は、メタボリックシンドロームの人の割合が一般の人の2倍以上であることそうです。

メタボを放置すると心筋梗塞(こうそく)を発症し、慢性心不全へと移行する可能性が示唆されています。

●高血圧

心不全の原因は様々で、心筋梗塞などの心臓病だけでなく、高血圧で心臓に負担がかかっている場合も心不全の原因となるそうです。

高血圧以外にも、動脈硬化やアルコール、遺伝、感染症が原因となって心臓病になり、過労やストレス、暴飲暴食、風邪などの因子が加わって、心不全の症状が現れるそうです。

●鉄分不足

心臓は1日に約10万回鼓動していて、加齢とともに心臓機能は落ちていきます。

心臓では収縮や拡張が繰り返されていますが、心臓の機能が弱くなると、十分な血流を送ることができずに、心不全に陥りやすくなってしまいます。

いま心臓が衰えた人が増えているそうで、例えば、体を動かすと息切れを起こす、疲れやすいという方は、心不全の一歩手前の心不全の予備軍の可能性があります。

心臓の機能が低下・衰えている理由として、心臓に必要な栄養素が足りていないのではないかという説があるそうです。

その栄養素とは、「鉄分」。

身体の中には、3~5gの鉄分(釘1本分)が含まれていて、鉄分を含むヘモグロビンが全身に酸素を送っています。

また、鉄分は筋肉を動かすエネルギー源になり、鉄分が不足することによって心臓も動きが悪くなると考えられます。

スタミナアップ!ミトコンドリアを増やす2つの方法|ためしてガッテン 8月26日によれば、「鉄」はミトコンドリアがATP(エネルギー)を作り出すのを助ける働きをしてくれるそうです。

そこで、鉄分を補給することによって、心不全を予防できるのではないかという説が立てられたのです。

→ 鉄分の多い食品 について詳しくはこちら

●新型コロナウイルス感染

コロナ感染が心不全のリスクを高める?によれば、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の持続的な感染が心不全のリスクを高める可能性があることを、ヒトiPS細胞を用いた実験で明らかにしました。

■心不全のサイン

【たけしの家庭の医学】握力を鍛えて血管年齢若返り!NO分泌入浴法のやり方!によれば、握力を維持できていない人は心血管疾患による死亡リスクが高いと考えられ、反対に握力が維持できている人は心血管疾患による死亡リスクが低いそうです。

【補足】

握力が強いほど長生き?|循環器病の発症リスクも低い|厚生労働省研究班(2012/2/20)

厚生労働省研究班の約20年間にわたる追跡調査によれば、握力が強いほど長生きする傾向があり、死亡リスクだけでなく、心臓病や脳卒中といった循環器病の発症リスクも下がっていたことがわかったことで、健康状態を表す指標として、握力が使える可能性があるそうです。

”#血圧サージ”が危ない~命を縮める血圧の高波~|タオルグリップ法(ハンドグリップ法)|#NHKスペシャル #ガッテンで取り上げたカナダ・マクマスター大学の研究者によれば、8週間のアイソメトリックハンドグリップ(IHG)トレーニングをしてもらったところ、血圧が低下し、動脈の拡張能力が増加することがわかったそうです。

高血圧の代替療法として効果的なのはウォーキングなどの「有酸素運動」と「ハンドグリップ法」であるとして、その理由として、有酸素運動やハンドグリップ法をすると、血管の内皮細胞から血管の壁を柔らかくして血管を広げる作用がある一酸化窒素が出てくるためと紹介されています。

握力は健康のバロメーター!?|握力低下は心臓発作・脳卒中リスク増加に関連(2015/5/15)

カナダ・マクマスター大学(McMaster University)が主導した国際研究チームは、握力が健康のバロメーターになる可能性についての研究を行ない、その結果、握力が低下すると、心臓発作や脳卒中の発症リスクの増加に関係していることがわかったそうです。

具体的には、握力が5キロ低下するごとに、何らかの原因による死亡リスクが16%増加する関連性が認められ、この握力低下は、心臓発作リスクの7%増、脳卒中リスクの9%増にそれぞれ関連していたそうです。

コロナ後遺症、感染から2年で6割が改善!




これまでコロナ後遺症についてこのブログで取り上げてきました。

【関連記事】

現在もコロナ後遺症に悩まされている人もいて、いつまでこの後遺症に悩まされるのか不安に思っている人もいることでしょう。

コロナ後遺症、2年で6割が大きく改善、免疫の異常が落ち着く(2024/5/9、ナショナルジオグラフィック)で紹介されている「Nature Communications」に発表された論文によれば、コロナ後遺症で特徴的に見られる免疫系の異常な活性化は、感染から2年でおおむね鎮まることが示されたことにより、コロナ後遺症に長く悩まされている方にとって明るい希望となりそうです。

【参考リンク】







【#マツコの知らない世界】15年間フルーツ(果物)だけを食べると体はどうなるのか?|やせる・肌が黄色くなる・すね毛がなくなる




■【マツコの知らない世界】15年間フルーツだけを食べると体はどうなるのか?

Red fruits

by Zdenko Zivkovic(画像:Creative Commons)

2018年4月17日放送のマツコの知らない世界にフルーツだけを食べるという食生活を8年間続けている中野瑞樹さんが出演していました。

中野さんによれば、果物だけしかない食事をしている中野さんの腸内には空気中の窒素をたんぱく質に変える菌が増えていることで、タンパク質を補っているそうです。

【追記(2024/4/30)】

“15年間フルーツしか食べない人物”に起きた驚きの変化。「ラーメンもお菓子も食べたいとは思わない」(2024/4/30、日刊SPA)によれば、中野さん(現在48歳)は33歳でこの実験を始めてから検査をしたところ、血糖値・血圧・肝機能も正常、特に腎臓の機能がとてもいよく、また骨密度も同年代の男性に比べて3割も高かったそうです。

骨密度低下やメタボ対策にミカンを1日2~3個食べようによれば、1日2から3個のみかんを食べている人は、閉経後の骨密度が高い、動脈硬化度が低い、メタボのリスクが低い、糖尿病リスクが低い、肝機能障害リスクが低いという結果が出ています。

また、ミカンの有効成分βクリプトキサンチンを1日15mgとると、総コレステロールや中性脂肪が減少することが明らかになっています。

【追記(2016/9/22)】

丸7年間「フルーツしか食べない男」が死ぬ覚悟で自らを実験台にした理由

(2016/9/21、週プレNEWS)

まず痩せてきました。フルーツを食べると、太るとか、中性脂肪が上昇するとか言われますが、全く逆です。どんどん痩せていきました。東大教員として勤務していた2003年頃は身長172㎝、体重が70kgありました。その後、朝食だけフルーツに変え、完全果実食を始めた09年9月28日には体重62.1kgだったので、6年間で8kgほど痩せました。現在は季節による変化はありますが、体重は50弱から54kg、ウエストは60から67cmの間です。ちなみに、血糖値も至って正常です。

フルーツだけを食べるという食生活(正確に言うと果実と塩)を7年間続けている中野瑞樹さんは体重が減っていき、今では50kg弱から54kgなのだそうです。

フルーツだけを食べるという実験を誰もしたことがなかったため確かめることはできなかったのですが、「フルーツだけを食べると太る」というのはこの方一人の結果によれば「誤り」だということがわかりました。

【2015/9/2)】

2015年9月1日放送のマツコの知らない世界のテーマは「フルーツの世界」でした。

フルーツといえば、最近では、スーパーフルーツが人気ですよね。

【関連記事】

番組では、そんな注目のフルーツを紹介するのかと思っていましたが、そこはマツコの知らない世界です。

今回紹介されたのは、本当かどうかはわかりませんが、中野瑞樹さんという6年間フルーツだけを食べて生きている人でした。

『マツコの知らない世界』6年間フルーツだけ食べて生きている男が紹介する衝撃の逸品

(2015/9/1、テレビドガッチ)

中野瑞樹さんは、2009年9月からフルーツだけを食べるとどうなるのかを調べる実験を開始し、水分さえもフルーツから摂取するという生活をスタートさせます。

※ただし、塩分だけはフルーツからどうしても摂取できないため、スイカやメロンの皮をぬか漬けにして食べているそうです。

6年間フルーツだけを食べると体にどのような変化が起きたのでしょうか?

●肌が黄色くなる=柑皮症

肌が黄色いのは黄疸が出ているのではなく、柑橘類の食べ過ぎによる「柑皮症」なのだそうです。

●すね毛がなくなってきた

これまで生えていたすね毛がなくなってきていることに3年目に気付いたそうです。

その理由として、女性ホルモンが増えたからではないかと考えられるそうです。

女性ホルモンと似た働きを持つフルーツとしては、ザクロやいちじくが紹介されていますが、こうした性質を持つフルーツがほかにもあるのかもしれません。

■まとめ

6年間フルーツだけを食べて生きている男から一言。

「フルーツだけの食生活はおすすめしません」

何事も適量が大事ということがわかります。







【関連記事】
続きを読む 【#マツコの知らない世界】15年間フルーツ(果物)だけを食べると体はどうなるのか?|やせる・肌が黄色くなる・すね毛がなくなる

YouTuberぷろたん、「AST」と「ALT」の数値が非常に高く、寒気・吐き気・おう吐・微熱・倦怠感・頭痛などに悩まされる!




ユーチューバーぷろたん 活動休止発表「毎日吐いて」肝臓に異常発覚 通常の20倍数値に悪化…入院の恐れ

(2024/3/20、スポニチアネックス)

「どんな症状かって言うと、寒気と、吐き気と、おう吐、ほんの少しの微熱」と話し、倦怠感や頭痛にも悩まされていると明かした。

検査では「AST」と「ALT」の数値が非常に高く、肝臓が異常をきたしていると判明。大学病院での診療によると、急性肝炎の恐れも。なお、うつ病の可能性やストレスの影響も指摘されたとした。

体がだるい(倦怠感)|なぜ肝機能が低下すると疲れやすくなるのか?によれば、肝臓に負担をかける原因として多くの人が思っているのは「アルコール」だと思いますが、食べ過ぎや運動不足による肥満やストレスなど他の原因も肝臓に負担を与えています。

運動不足や甘い物のとり過ぎで、体の中の中性脂肪肝臓に溜まり、脂肪肝になります。

食べ過ぎによる肥満やアルコールの飲みすぎだけでなく、体の疲れの原因である「睡眠不足」や「ストレス」といったものが、肝臓に負担をかけることにより、肝機能が低下し、ますます疲れてしまうのです。

最初は症状も無いのですがエスカレートすると、全身倦怠感があって疲れているので寝る→起きて食べる→寝るというサイクルになってしまって脂肪肝はドンドン悪くなっていきます。

そして脂肪肝が肝炎に、肝炎が肝硬変になり、肝臓がんにつながってしまう事もあります。

肝臓の働きを助けるためには、タンパク質は欠かせません。

ただ、タンパク質は糖質や脂質のように体に貯蔵する仕組みがなく、過剰に摂取すると腎臓に負担をかけることもあるので、必要な分だけ毎日摂ることが重要です。

筋肉系YouTuberの方なので、筋肉を作る仕組みや栄養については詳しいはずで、おそらく筋肉を作るためにプロテインは役立つものの、過剰に摂取すると肝臓に負担がかかるというのもご存じでしょう。

筋トレや飲酒をしていない中での数値上昇で、原因は不明。

肝臓は、飲酒・過食・運動不足・ストレス・疲労によって悪化すると考えられますが、お酒を飲んでおらず、筋トレをしている、と考えると、現時点で考えられるのはストレスや疲労ということになるでしょうか。

何が原因なのか気になるところです。

【追記(2024/4/12)】

肝臓の異変で活動休止中 筋肉系ユーチューバー、原因はサプリ過剰摂取「摂取量誤ってた」嘔吐止まらず(2024/4/9、スポニチアネックス)によれば、サプリメントのナイアシンの必要摂取量を見間違えており、カプセル一錠あたりの500mgを50と勘違いしていたそうです。

ナイアシンの働きと1日の摂取量(健康長寿ネット)によれば、ナイアシンの上限量は男性で300-350mgNEであり、過剰摂取した場合には消化不良、重篤な下痢、便秘、肝機能低下、劇症肝炎などの症状が出るそうです。

大量摂取した際に、副作用として、消化不良、重篤な下痢、便秘、肝機能低下、劇症肝炎など、消化器系や肝臓に障害が生じた例が報告されています。そのため、耐容上限量(過剰摂取による健康障害をおこすことのない最大限の量)は、18~29歳男性では300mgNE、30~64歳男性では350mgNE、65歳以上で300mgNEです。