「Health」カテゴリーアーカイブ

宮里藍さん、目の病気「翼状片」の手術をしたことを告白!




女子ゴルフの2017年に引退した宮里藍さんは自身のインスタグラムのストーリーで翼状片の手術をしたことを告白しました。

ストーリーには右目にアイパッチをあてた写真と「翼状片手術した人います?」とアンケートをとっていました。

■翼状片とは?

翼状片は、白目の組織の細胞が異常に増殖して黒目に食い込んでしまって起こる目の病気です。

翼状片の原因として、紫外線が影響していると考えられ、白目と黒目の境界が紫外線で傷つき、その防御反応や修復の過程で起こると考えられています。

初期症状では充血や異物感、ドライアイ、眼精疲労などがあらわれます。

瞳孔の近くまで白目が侵入すると視力障害が起こる場合もあります。

また、耳側から差し込む紫外線は鼻側に集まりやすいため、目の鼻側から発症するのが特徴です。

→ 翼状片の症状・原因・予防 について詳しくはこちら

■翼状片予防・対策

●サングラスやUV(紫外線)カットのコンタクトレンズ

仕事をしていてサングラスは不適切と考えている人もいるかもしれません。

しかし、オフィス街ではビルや路面の反射で、方向や時間帯に関係なく紫外線を浴びているようです。

自分の目を紫外線による目の病気から守るためにも、ぜひサングラスを利用しましょう。

【サングラス選びのポイント】

●紫外線(UV)カット機能のある眼鏡やサングラスを選ぶ。

●サングラスは薄い色のサングラスがよい。

濃い色のサングラスの場合、瞳孔が開き、紫外線を受けやすい。

薄い色のサングラスの場合、瞳孔が開かず、紫外線が入って来ても、目の奥まで届きにくい。

●サイズは大きめで、顔の側面まで覆うサングラスを選ぶ方が効果的です。

紫外線は正面からだけでなく、地面などに反射して下や横からも目に入ってくるので、顔の形にフィットしたサングラスを選ぶ。

紫外線が一日のうちで最も多く降り注ぐのは、午前10時から午後2時の時間帯ですが、実は目に入ってくる紫外線の量は、朝や夕方のほうが多い(太陽の高さが低い朝や夕方は直射日光が目に入る)ので、この時間帯も忘れずに紫外線対策を行いましょう。

→ 結膜弛緩症・翼状片|ためしてガッテン(NHK) について詳しくはこちら

●つばのある帽子も紫外線対策によい

●ビタミンCを摂る

厚生労働省によると、ビタミンCを多く摂ると白内障が40%減少したという結果が出ているそうです。

ビタミンCを多く含む食品の例としては、イチゴ・レモン・赤ピーマン・ブロッコリーなど。

●ルテインを摂る

紫外線を浴びると目の中に活性酸素が発生しますが、活性酸素を取り除くには、抗酸化作用の高いルテインを多く含む食品がオススメです。

ルテインの健康効果についてはこちら

※目を守るためにも紫外線対策を行ない、少しでも目に違和感を感じた場合、眼科医に相談することをお奨めします。

■まとめ

ゴルフを職業にするうえでどんなに紫外線対策をしたとしても、たくさんの紫外線を受けるのは仕方がないことかもしれませんね。

紫外線対策のためにも紫外線(UV)カット機能のある眼鏡やサングラス、つばのある帽子などを活用しましょう!

ちなみに、宮里藍さんは「翼状片手術した人います?」とアンケートをとっていましたが、宮里藍さんのフォロワーにはゴルフ好きの方も多いでしょうから、一般的なアンケートと比べても違う数字が出そうですので、気になるところです。







明治ヨーグルト「R1」やヤクルト「Yakult1000」とアンダーアーマー、ベネクス、リライブといったリカバリーウェアが注目されるのには理由がある!?現代人に必要なのは「リカバリー」という考え方




最近、私が気になっているのは、明治ヨーグルト「R1」やヤクルト「Yakult1000」、そしてアンダーアーマー、ベネクス、リライブといったリカバリーウェアがなぜこんなに人気で注目されているのか、その背景にあるものって何だろうということです。

これらの商品は一見バラバラに見えますが、実は何か大きなテーマでつながっている気がしてきました。

それが「仕事のパフォーマンス」と「健康のメンテナンス」です。

■テクノロジーの進化と仕事のパフォーマンス

最近、SNSやニュースを見ていると、ChatGPTや生成AIといったテクノロジーを使って仕事の効率を上げたり、パフォーマンスを最大化しようという話題が目につきます。

例えば、資料作成やデータ分析がAIのおかげで一瞬で終わるようになったり、アイデア出しもサポートしてくれるようになったり。

確かに、これからの時代はテクノロジーがどんどん進化して、私たちの仕事を助けてくれるのは間違いありません。

企業も個人も、そうやって生産性を上げて成果を出そうとしています。

でも、その一方で気になることがあります。

テクノロジーがどれだけすごくなっても、それを使うのは「人間」だということ。

いくらAIが仕事を効率化してくれても、私たちの体や心が疲れていたり、やる気が出なかったりしたら、その恩恵をフルに受けられないですよね。

■健康への注目:明治ヨーグルト「R1」やヤクルト「Yakult1000」とリカバリーウェアの人気の理由

そこで注目されているのが、明治ヨーグルト「R1」やヤクルト「Yakult1000」、それにリカバリーウェアなんです。

これらの商品にみんなが期待しているのは、具体的には「免疫力アップ」「睡眠の質の改善」「疲労回復」「自律神経を整える」といった効果です。

例えば、「R1」はビフィズス菌や乳酸菌の力で免疫力を高めたり、腸内環境を整えたりするとして人気ですし、「Yakult1000」は睡眠の質を上げたりストレスを減らしたりする効果が話題になっています。

一方、アンダーアーマーやベネクス、リライブのリカバリーウェアは、着るだけで筋肉の疲れを取ったり、血流を良くしてリラックス効果をもたらしたりするアイテムとして注目されています。

これって、実はテクノロジーの進化と深い関係があると思うんです。

テクノロジーが進むほど、私たちは忙しくなり、ストレスが増えたり、生活リズムが乱れたりしがちです。

パソコンやスマホを長時間使って肩こりや頭痛に悩む人も多いし、仕事のプレッシャーで眠れなかったり、疲れが取れなかったりする人も増えているはず。そんな中で、健康を保つための「何か」が必要になってきているんです。

■現代人に必要なのは「リカバリー」という考え方

「R1」や「Yakult1000」、リカバリーウェアを通じてこれから必要な考え方は、実はアップ(向上)させることではなく、リカバリー(回復・取り戻す)することなのではないかと思うんです。

免疫力もアップさせるのではなく、免疫機能のリカバリーもしくは免疫の最適化。

睡眠に関しても、本来の目的は睡眠時間を増やすことや睡眠の質を高めるのではなく、疲労回復であり、体力のリカバリーにあるはずです。

自律神経に関しては、そもそも自律神経のバランスを整える=リカバリーにあります。

体の限界を感じる現代人は自然と「リカバリー」の考え方に近づいているのではないでしょうか?

「テクノロジーの進化」にあわせて「仕事のパフォーマンスを上げたい」、そのためには自分自身のリカバリーが必要だと感じているからこそ、「R1」や「Yakult1000」、リカバリーウェアが求められているんだと思います。

「ヤクルト1000」の人気から考える現代人の健康の悩みとは?でも触れたように、ストレスや睡眠不足が現代人の大きな悩みになっています。

また、「免疫力を上げる」のではなく、「免疫力の最適化(免疫機能のリカバリーや免疫低下に備える)」にシフトしている!?という記事では、単に「強くする」だけじゃなくて「整える」ことの重要性を紹介しました。

これこそが、テクノロジーが急速に進化する時代に自分自身を最適化するヒントなんだと思うんです。

■体のメンテナンスが大事な理由

人間の体って、テクノロジーみたいにアップデートすれば自動的に良くなるものじゃないですよね。

年を取れば体力や集中力は自然と落ちていくし、ちゃんと運動したりケアしたりしないと、体にガタがきます。病気になったり、ケガをしたりすることだってあります。

例えば、頭痛や首の痛みの原因はストレートネック!?自律神経の乱れ?で書いたように、睡眠時間をしっかり取っても、体が緊張しっぱなしだと疲れが取れなくて、朝起きたときに「仕事やる気出ないな…」って感じることってありませんか?

それに、免疫力が落ちると風邪を引きやすくなったり、疲労がたまると集中力が下がったりして、結局仕事のパフォーマンスも落ちちゃう。

だからこそ、病気にならないように免疫力を上げたい、質のいい睡眠で疲れを取りたい、自律神経を整えてリラックスしたい、というニーズが出てくるんです。それを叶えてくれるのが「R1」や「Yakult1000」、リカバリーウェアなんだと思います。

■テクノロジーと健康の掛け算

ここで大事なのは、テクノロジーと健康って切り離せない関係にあるってことです。

いくらAIが優れていても、私たちの体が「0」の状態だと、結果も「0」になっちゃいます。

イメージで言うと、テクノロジー×健康状態=仕事のパフォーマンスみたいな感じ。

テクノロジーが100点満点でも、健康状態が0点なら、結局何もできない。

だから、私たちはAIやテクノロジーの力を借りて仕事を効率化するのと同じくらい、自分の体をメンテナンスすることに力を入れる必要があるんです。

例えば、ヨーグルトを毎日飲んで腸を整えたり、リカバリーウェアで疲れをケアしたり。

そうやって体を「100」の状態に近づけておけば、テクノロジーの恩恵を最大限に活かせるし、仕事もプライベートも充実するはずです。

■現代人が求める「バランス」の答え

結局、「R1」や「Yakult1000」、リカバリーウェアが人気なのは、現代人が「テクノロジーの進化」と「体の限界」の間でバランスを取ろうとしているからじゃないでしょうか。

仕事のパフォーマンスを上げたい、でも健康も犠牲にしたくない。

そんな思いが、これらの商品に注目を集めさせているんだと思います。

リカバリーという考え方は、まさにそのバランスを取るための鍵なんです。

■まとめ:未来のために今できること

これからの時代、テクノロジーはもっとすごくなるだろうけど、それに頼りすぎず、まずは自分の体を大事にする意識が大事なんだと思います。

明治ヨーグルト「R1」やヤクルト「Yakult1000」を飲んでみる、リカバリーウェアを試してみる、そういう小さなことから始めて、健康と仕事のパフォーマンスを両立させる。

それが、現代を生きる私たちにとっての賢い選択なんじゃないかなって思います。

あなたはどう思いますか?

【関連記事】







頭痛や首の痛みの原因はストレートネック!?自律神経の乱れ?




去年から体調がすぐれず、具体的に言えば、腰痛や首痛を繰り返していて、先日は首が寝違えした以上の痛みで整形外科で診てもらったりしたのですが、体を緩めてもらおうと思い、初めて整体に行ってみました。

【気になる箇所】
〇頭痛(首コリからくるもの)
〇右側の首
〇右肩
〇右胸
〇右の前腕
〇右手
〇両腹部の筋のような感じ
〇左のお尻
〇両ふくらはぎ
〇左のすねの横の筋肉
〇左足の小指と薬指の間

「どこが痛いですか(気になりますか)?」と質問されたのですが、あまりにも痛いところが多すぎて困るほど。

首の痛みの原因としてはストレートネックによるものではないかということで、処置を行いました。

「ストレートネック」とは、前かがみにスマホやPCを操作する時間が増えることで、首が前傾し、首のカーブが失われてしまうとにより、首の張りや頭痛、肩の痛み、ときには腕や手の痛みなどの症状のこと。

ストレートネックのことは知っていたのですが、チェック項目にはあまり当てはまっていなかったため、違うものかと思っていたのですが、もしかすると、仕事のストレスや緊張状態が続くと同じような症状で悩む方もいらっしゃるとのことでした。

■ストレートネックのチェック方法

【ためしてガッテン】肩こり解消ストレッチ(筋膜リリース体操)|肩こりの原因は「筋膜のシワ」?によれば、ストレートネックを見分けるポイントは2点。

1.アゴが引きづらい。うなずくのがつらい。

ストレートネックの人は、「後頭下筋群(首の後ろの頭の付け根の部分にある)」の筋膜が固まっているそうです。

ストレートネックの人は、アゴを引こうとするとき、筋膜が固まって、後頭下筋群がうまく伸びないため、アゴが引きづらかったり、痛みを感じたりします。

また、日常的にアゴが上がった状態になると、首の下の皮が伸びてしまうため、2重あごになったと感じる人もいるそうです。

2.耳が肩より前に出ている

■スマホ症候群チェック

1. スマホやパソコン使用で肩こりや首こりを感じる。

2. スマホ・パソコンを一日5時間以上使っている。

3. 猫背である。

4. 天井を見ようとすると首に痛みや違和感がある。

5. 目が疲れやすく、ドライアイになっている。

*あてはまるものが2個以上ある人は、スマホ症候群になっている可能性が高いです。

■まとめ

パソコン環境を負担がかからないようにする、30分に一度立ち上がってストレッチをする、お風呂に入って体をリラックスさせる、前腕はボールなどを使ってストレッチをする、といったアドバイスを受けました。

また、自律神経でいえば、交感神経と副交感神経のバランスは交感神経優位かもしれないですねーということでした。

自律神経のバランスを整える4つの方法とツボ!ポイントは「ゆっくり」を意識すること!によれば、自律神経とは、呼吸や心臓の動き、血の巡りなど体の基本的な働きをコントロールしていて、大きく分けると、交感神経と副交感神経に分けられます。

交感神経 → 血管を収縮・アクティブ

副交感神経 → 血管を拡張・リラックス

男性30代、女性40代になると、副交感神経の働きが急激に低下するそうです。

交感神経の働きが優位になると、血管が収縮し、血流が悪くなり、肩こり・高血圧・むくみ・便秘になりやすく、場合によっては、脳梗塞・心筋梗塞の危険性が高まるそうです。

1 リラックスできる環境づくり

自分にとってリラックスできる環境づくりを行ないましょう。

2 首を緩める

首には重要な血管や神経が集中しており、ここの血流が悪くなると副交感神経のはたらきが阻害されるので、温めたタオルを当てるなどして首の緊張を緩めよう。

大事なことは全身を温めることですが、首を温めると効率的に体を温めることができます。

首の冷えが身体を冷やす?によれば、皮膚の近くに頭部と身体をつなぐ太い頸動脈があり、酸素や栄養素を含んだ血液を脳へと流すのですが、そこが冷えてしまっていると血流は悪くなり、末端まで温かい血液が回らなくなります。

3 腸内環境の改善

腸と自律神経は互いに影響し合っており、腸のはたらきが活発になると副交感神経が優位になる。

腸の働きが活発になると、副交感神経が優位になるそうです。

腸内環境を改善して、自律神経のバランスを整えたいですね。

→ 腸内フローラを改善する食べ物

4 呼吸を深くゆっくりする

吐く息を意識し「4秒かけて吸う、8秒かけて吐く」のがポイント。

呼吸をゆっくりすることを意識して行いましょう。

わかっていたものの、自分自身はストレートネックではない、自律神経に問題ないと思っていただけに、もっときちんとセルフケアをやっていかないといけないなと改めて思いました。

【追記】

そんな時に目に入ってきたのがアンダーアーマーやベネクス、リライブなどのリカバリーウェア。

睡眠改善、疲労改善、自律神経を整える、辺りを気にしている人がチェックしているのではないでしょうか?

今回の件で感じたのは体力とは関係なく、しっかり睡眠時間を確保できても体が常に緊張してしまっているような状況だと疲れが取れていないように感じて、仕事のやる気が出てこないんですよね。

「ヤクルト1000」の人気から考える現代人の健康の悩みとは?「免疫力を上げる」のではなく、「免疫力の最適化(免疫機能のリカバリーや免疫低下に備える)」にシフトしている!?テクノロジーの進化と健康のジレンマ:AI時代に浮かぶ肩こり、睡眠、免疫の課題に共通しているのはこのあたりの問題で、AIなどでどんなにいいテクノロジーが出てきても、やる気が出なかったり、疲れがあると何も手につかないわけです。

だからこそ、私たち人間はAIなどテクノロジーの力を借りて仕事をやりつつ、体のメンテをしっかりと行うことが仕事における出力を上げる方法として考えていかないといけないのではないかと思います。







週2回以上ヨーグルトを食べている人は大腸がんの発症リスクが20%低い!




ビフィズス菌が含まれるヨーグルトを摂取すると腫瘍抑制効果があることが示唆されていますが、米ハーバード大学T.H.チャン公衆衛生大学院および米ブリガム・アンド・ウイメンズ病院の研究によれば、長期にわたって週2回以上ヨーグルトを摂取している人は、腫瘍組織中のビフィズス菌の量に応じて、今回のケースでいえばビフィズス菌陽性(現れるという意味)の場合、大腸がんの発症リスクが20%低いことがわかりました。

【参考リンク】

この研究結果をわかりやすくまとめます。

■今回の研究のポイント

ヨーグルトに含まれるビフィズス菌はがんを抑える力があるかもしれないといわれており、今回の研究ではがんの種類やビフィズス菌の量に着目し、ヨーグルトを長く食べると大腸がんになるリスクがどう変わるかを調べました。

■結果

ビフィズス菌が多い腫瘍組織:ヨーグルトを週2回以上食べる人は、ほとんど食べない人に比べて、大腸がんになるリスクが少し低い(約20%減)。

ビフィズス菌が少ない腫瘍組織:逆に、ヨーグルトをたくさん食べてもリスクはほとんど変わらないか、少し高いくらい。

特に、腸の「近位結腸」という部分のがんでは、この違いがはっきり見えたことから、がんの場所やビフィズス菌の量によって、ヨーグルトががんに効くかどうかが変わるということが考えられます。

つまり、今回の研究によれば、ヨーグルトに含まれるビフィズス菌が大腸がんを抑制する可能性が示唆されたものの、がんの種類や場所によって効果が違うので、すべてに効くわけじゃなく、ヨーグルトが特定の種類のがんにだけ効くと考えられます。

■まとめ

もう一つ別の視点から見てみます。

大腸がん予防に役立つ食べ物は乳製品(カルシウム)!で紹介した英国オックスフォード大学が学術誌「ネイチャー・コミュニケーションズ」で発表した研究によれば、乳製品が大腸がん予防に役立ち、それは主にカルシウムによるものと結論付けています。

カルシウムと大腸がんの関係については以前から取り上げられており、カルシウムを多く摂取するグループで大腸がんのリスクが低下|国立がん研究センターによれば、男性において、カルシウムの摂取量が最も少ないグループに比べ、摂取量が最も多いグループで大腸がんのリスクが低くなり、カルシウムの摂取量が最低(300mg未満)のグループと比べると、最高(700mg以上)のグループで大腸がんのリスクが40%近く低いことがわかっています。

カルシウムが大腸がんを予防するメカニズムとしては、腸管内腔の上皮細胞を刺激し、がんの発生を促進する二次胆汁酸を吸着することと、細胞増殖や分化に直接作用することなどが考えられているそうです。

2つの研究をもとに比較してみます。

●最初に紹介した研究によれば、ヨーグルトに含まれるビフィズス菌が大腸がんのリスクに影響を与える可能性があることがわかりました。特に、ビフィズス菌が多いタイプの大腸がんでは、ヨーグルトを週2回以上食べる人はリスクが約20%減る一方、ビフィズス菌が少ないタイプではあまり効果がない、という結果でした。また、この効果は腸の「近位結腸」という部分で特に目立っていました。

●オックスフォード大学と国立がん研究センターの研究

一方、オックスフォード大学の研究では、乳製品が大腸がん予防に役立つとされ、その主な理由が「カルシウム」にあると結論づけています。国立がん研究センターのデータでも、カルシウムをたくさん摂る人(1日700mg以上)は、ほとんど摂らない人(300mg未満)に比べて大腸がんのリスクが約40%低いことがわかりました。カルシウムは、腸の中でがんを促す物質(二次胆汁酸)を吸着したり、細胞の増殖を調整したりすることで予防効果を発揮すると考えられています。

●2つの研究を合わせると何が言える?

これらを総合すると、ヨーグルトや乳製品が大腸がん予防に役立つ可能性があるという点で一致していますが、その仕組みには2つの要素が関係しているようです。

ビフィズス菌の役割:ヨーグルトに含まれるビフィズス菌が、特にビフィズス菌が多いタイプのがんや近位結腸がんに対して予防効果を持つ可能性。

カルシウムの役割:乳製品全般に含まれるカルシウムが、腸全体で大腸がんのリスクを下げる効果を持つ可能性。

つまり、ヨーグルトが大腸がん予防に効く理由は、ビフィズス菌とカルシウムの両方が働いていると考えられます。ビフィズス菌は特定の種類や場所のがんに効き、カルシウムはもっと広く全体のリスクを減らす、という感じです。

ヨーグルトや牛乳などの乳製品を食べることは大腸がんになりにくくすると考えられるので、ぜひとってくださいね。

→ カルシウムの多い食品|カルシウム不足の原因 について詳しくはこちら

→ 大腸がんとは|大腸がんの症状・初期症状・原因・予防 について詳しくはこちら







睡眠時無呼吸症候群と認知症の関係について調べてみた!




睡眠時無呼吸症候群と認知症に関連する論文について調べてみました。

Andrade AG, Bubu OM, Varga AW, Osorio RS. The Relationship between Obstructive Sleep Apnea and Alzheimer’s Disease. J Alzheimers Dis. 2018;64(s1):S255-S270. doi: 10.3233/JAD-179936. PMID: 29782319; PMCID: PMC6542637.

■閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)とアルツハイマー病(AD)の関連性

閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)とアルツハイマー病(AD)は互いに関連している可能性があります。

OSAは睡眠中の上気道閉塞による低酸素症や睡眠の断片化を引き起こし、認知障害(特に注意力や実行機能)や心血管合併症を伴います。

OSAが睡眠構造の乱れ(睡眠の断片化・低酸素症)、酸化ストレス、心血管リスクを通じてAD発症リスクを高める可能性があります。

睡眠時無呼吸症候群の患者は正常眼圧緑内障のリスクが高い!SAS対策のやり方!によれば、無呼吸発作が起きると、血中酸素飽和度も下がることがわかっています。

AD患者の約50%がOSAを併発し、OSAがAD症状を悪化させる可能性があること、CPAP治療はOSA患者の認知機能低下を遅らせることから、睡眠時無呼吸症候群の人にCPAP治療をすることによって、アルツハイマー型認知症の予防につながる可能性があります。

Ooms S, Overeem S, Besse K, Rikkert MO, Verbeek M, Claassen JA. Effect of 1 night of total sleep deprivation on cerebrospinal fluid β-amyloid 42 in healthy middle-aged men: a randomized clinical trial. JAMA Neurol. 2014 Aug;71(8):971-7. doi: 10.1001/jamaneurol.2014.1173. PMID: 24887018.

■睡眠不足だとアルツハイマー病のリスクが上がる?

脳にあるβアミロイド(Aβ)というタンパク質に睡眠が影響することがわかってきており、睡眠が足りないと、アルツハイマー病になりやすくなるかもしれないと考えられています。

健康な中年男性が1晩寝ないと、脳の中のAβ42という物質がどうなるかを調べたところ、ちゃんと寝たグループではAβ42が6%(25.3 pg/mL)減ったが、寝なかったグループでは減らなかったそうです。

つまり、睡眠不足だと脳にAβ42がたまって、アルツハイマー病のリスクが上がる可能性があるそうです。

睡眠時無呼吸症候群が慢性的な睡眠不足だと捉えると、睡眠時無呼吸症候群はアルツハイマー型認知症のリスクを上げると考えられるのではないでしょうか?

Guay-Gagnon M, Vat S, Forget MF, Tremblay-Gravel M, Ducharme S, Nguyen QD, Desmarais P. Sleep apnea and the risk of dementia: A systematic review and meta-analysis. J Sleep Res. 2022 Oct;31(5):e13589. doi: 10.1111/jsr.13589. Epub 2022 Apr 2. PMID: 35366021.

■睡眠時無呼吸症候群と認知症のリスク

睡眠時無呼吸がアルツハイマー病、パーキンソン病、レビー小体型認知症、血管性認知症、前頭側頭型認知症とどう関係するか、過去の研究をまとめて分析したところ、睡眠時無呼吸がある人は、認知症全体(1.43倍)、アルツハイマー病(1.28倍)、パーキンソン病(1.54倍)になるリスクが高いことがわかりました。

レビー小体型認知症も1つの研究で2倍になる可能性が示されたが、血管性認知症とのつながりは弱かったそうです。

■まとめ

1)睡眠時無呼吸とアルツハイマー病のつながり

睡眠時無呼吸(OSA)は寝ているときに呼吸が止まり、酸素が減ったり睡眠が乱れたりする病気。これが注意力や心臓に影響を与え、アルツハイマー病(AD)のリスクを上げる可能性がある。AD患者の約半数がOSAを持っていて、CPAP治療で睡眠を改善するとAD予防に役立つかもしれない。

2)睡眠不足がアルツハイマー病を増やす?

睡眠が足りないと、脳にβアミロイド(Aβ42)という物質がたまりやすくなる。実験では、1晩寝なかった人はAβ42が減らず、ちゃんと寝た人は6%減った。睡眠時無呼吸による慢性的な睡眠不足も、同じようにADリスクを高める可能性がある。

3)睡眠時無呼吸と色々な認知症のリスク

睡眠時無呼吸がある人は、認知症全体(1.43倍)、アルツハイマー病(1.28倍)、パーキンソン病(1.54倍)になりやすい。レビー小体型認知症も2倍になる可能性があるけど、血管性認知症との関係は弱いことがわかった。

睡眠時無呼吸(OSA)はアルツハイマー病(AD)のリスクを高める可能性があること、また、AD患者の約半数がOSAを持ち、睡眠不足で脳にβアミロイド(Aβ42)がたまることから、慢性的な睡眠不足がADを増やすと考えられること、研究では、OSAがある人は認知症全体(1.43倍)、AD(1.28倍)、パーキンソン病(1.54倍)、レビー小体型認知症(2倍)のリスクが上がるが、血管性認知症とのつながりは弱いことから、睡眠時無呼吸症候群の治療をすることが認知症が全面的に役立つとは言えないものの、CPAP治療で睡眠を改善することが認知症予防に役立つ方法の一つと言えそうです。

→ 睡眠時無呼吸症候群(SAS)の症状・原因・検査・治療法 について詳しくはこちら

→ 認知症の症状|認知症予防に良い食べ物・栄養 について詳しくはこちら