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「免疫」で初の機能性表示食品 プラズマ乳酸菌がpDCに働きかけ、健康な人の免疫機能の維持に役立つ|キリン




キリン iMUSE(イミューズ) プラズマ乳酸菌サプリメントは、「健康な人の免疫機能維持」に関する表示で、免疫機能で初めて消費者庁に届出・受理されました。

プラズマ乳酸菌(L. lactis strain Plasma)はpDC(プラズマサイトイド樹状細胞)に働きかけ、健康な人の免疫機能の維持に役立つことが報告されています。

免疫細胞pDCを直接活性化する乳酸菌Lactococcus lactis Plasmaを発見|キリン

pDCは、哺乳類の血中にある免疫細胞の一種で、ウイルスに反応して活性化し、インターフェロンα(IFN-α)を産生します。IFN-αには、ウイルスやガン細胞の増殖を抑制するなどのはたらきがあります。

pDCの細胞内にはウイルスを認識する受容体があり、乳酸菌Lactococcus lactis Plasmaも、その受容体に認識されると考えられます。そこで、受容体を破壊したpDCで乳酸菌Lactococcus lactis Plasmaによる活性化能を確認し、TLR9という受容体が乳酸菌Lactococcus lactis Plasmaを認識することを突き止めました。

乳酸菌Lactococcus lactis Plasmaは、マクロファージとpDCの両方に直接作用します。

キリンホールディングスのフロンティア技術研究所と小岩井乳業(株)の研究チームは、プラズマサイトイド樹状細胞(pDC)はウイルスに反応して活性化し、ウイルスやガン細胞の増殖を抑制するなどの働きをもつIFN-αを産生することから、乳酸菌でpDCを活性化することができれば、ウイルス感染を防御できるのではないかと考え、研究した結果、ラクトコッカス・ラクティスである乳酸菌 Lactococcus lactis Plasma が pDC を直接活性化することを発見しています。

「細菌はpDCを直接活性化できない」という研究論文を覆す結果となったことから、これからこうした研究成果が出てくるようになるかもしれません。

【参考リンク】







新型コロナウイルスについて考えたこと|症状・予防法・重症化を防ぐには?




新型コロナウイルスについて考えたこと|症状・予防法・重症化を防ぐには?
新型コロナウイルスについて考えたこと|症状・予防法・重症化を防ぐには?

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■新型コロナウイルスの重症化を防ぐには

■新型コロナウイルスのことをネットワークの視点で考える

■新型コロナウイルスの症状

ほとんどの人が軽症・無症候だからこそ質の悪い感染症ともいえます。

■COVID-19とインフルの違い

■新型コロナウィルスに混乱する人々

■備忘録

■新型コロナウイルスの予防法

■スペイン風邪に学ぶ

■新型コロナ以降の生活の変化

■世界はどんなふうになっていく?

■まとめ

今は誰が感染してるのかしてないのかがわからない状態。(2020/2/27現在)

感染していても発症してないだけかもしれない。

検査をしていないからわからないし、検査で100%発見できるわけでもない。

#新型コロナウイルス などの感染症の恐怖の原因は「得体のしれないもの」に対する不安。

不安はマスクや消毒液の買い占めに現れている。

初期段階での封じ込めはできなかったため、パンデミックを防ぐ次の手段として行なったのが、多くの人が集まるイベント・行事の中止の要請と時差通勤・通学。

私たちができる新型肺炎対策は、他の感染症対策と同じで、手洗いをすることと栄養のある食事・睡眠。

つまりは、体の中に病原体を入れないようにすることと、回復力を高めること。







【関連記事】

Googleが発表した新型コロナ以降検索数が急増したワードから予想される未来とは?




Cloud Solutions - Creative Commons

by NEC Corporation of America(画像:Creative Commons)

グーグルが発表!新型コロナウイルスで検索数が爆増した意外な単語とは(2020/4/1、ビジネスインサイダージャパン)で紹介されているグーグルで検索が急増したワードの傾向は5つ。

1) 2月27日に「新型 コロナウイルス」が検索ピーク

2)政府による休校要請が出された2月28日以降に内食に関するワードの検索の急増

ネットスーパー、レシピ、テイクアウト、持ち帰り(外食チェーン店との組み合わせ)、「お持ち帰り 近くの店」

チキンのトマト煮レシピ・作り方(チーズをかけて)【ばあちゃんの料理教室】

3)休校中の子供の過ごし方に関する検索ワード

学童、オンライン学習、YouTubeでの教育・クイズチャンネル

4)リモートワーク・在宅勤務による運動不足の解消に関する検索ワード

バランスボール、ビリーズブートキャンプ(YouTube)

5)新型コロナウイルス終息後の期待に関する検索ワード

旅行、キャンプ

■まとめ

「アフターコロナ」「ポストコロナ」「ウィズコロナ」など様々な言い方をされますが、新型コロナウイルスの影響は長期に及ぶといわれているので、新型コロナ以降はライフスタイルに変化がみられると思います。

人と人との距離を適切にとることが重視されることから、オフライン(リアルの場)よりオンラインに、シェアから所有に、外食から内食にといった傾向が増えていくことでしょう。

そのため人にできる限り会うことなく家の中でできること、例えば「家での自炊(レシピ、ネットスーパー)」、「テイクアウト・お持ち帰り」、「オンライン学習」、「自宅トレーニング(オンラインレッスン)」といった価値が高まっていくことでしょう。

もちろん急増した検索ワードにもあるように、その反動で終息後に外に出かけたい、人に会いたいという欲求が増えるとも考えられます。

自粛による経済の影響はほとんどの人に影響を及ぼすと思いますが、「家での自炊(レシピ、ネットスーパー)」、「テイクアウト・お持ち帰り」、「オンライン学習」、「自宅トレーニング(オンラインレッスン)」に注目していくことが暗い中のひと筋の光のようなチャンスが生まれるかもしれません。







【関連記事】

公開日時: 2020年4月2日 @ 18:10

ポビドンヨードのうがい薬で新型コロナの重症化抑制と大阪府が発表




isodine

参考画像:イソジンうがい薬|スクリーンショット

少しでも新型コロナウイルスになりたくない私たちにとって気になるニュースであることは間違いありません。

ただ大事なのはポビドンヨードを含むうがい薬でできるのは唾液中のウイルスが減るということであり、なぜ重症化抑制効果があるのかはわかりませんが、一つ可能性があるとしたら、アンジオテンシン変換酵素(ACE)2という受容体は呼吸器や鼻腔、口腔、腸管など全身の臓器の細胞に存在しており、ウイルスが細胞の受容体とぴったり合うと侵入・増殖し、炎症が起きると、嗅覚や味覚の異常、血管の内皮細胞に血栓ができて脳梗塞が起きるケースが考えられるといわれています。

つまり、口腔内をポビドンヨードを含むうがい薬でうがいをすることで、ウイルスと細胞の受容体が合うことを予防することにつながるのではないか、という仮説が立てられるわけです。

また、以前YouTubeで公開されて現在は削除されている「日本感染症学会学術講演会 COVID-19シンポジウム」(2020/4/18)のスライドによれば、唾液が感染源の可能性があり、上気道のウイルス排出量は重症度ではなく年齢に依存(高年齢ほどウイルス量は多い)、症状が出る2日ほど前から直後にかけて、感染者の上気道で増殖するウイルス量が最も多くなるということから、唾液に何らかの予防をすることによって、感染拡大予防ができるのではないかという推測もできます。







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一定の濃度以上の次亜塩素酸水が新型コロナウイルスの消毒に対して有効であることを確認




新型コロナウイルス対策 「次亜塩素酸水」を使ってモノのウイルス対策をする場合の注意事項
新型コロナウイルス対策 「次亜塩素酸水」を使ってモノのウイルス対策をする場合の注意事項

参考画像:新型コロナウイルス対策 「次亜塩素酸水」を使ってモノのウイルス対策をする場合の注意事項|スクリーンショット

新型コロナウイルスに対する消毒方法の有効性評価について最終報告をとりまとめました。~物品への消毒に活用できます~(2020/6/26、NITE)によれば、一定の濃度以上の次亜塩素酸水(有効塩素濃度35ppm以上)が、新型コロナウイルスの消毒に対して有効であることが確認されました。

また、モノのウイルス対策をする場合の注意事項として、アルコール消毒と違い、汚れ(有機物:手垢、油脂等)をあらかじめ除去した後、十分な量の次亜塩素酸水で表面をヒタヒタに濡らし、20秒ほど置いた後きれいな布やペーパーでふき取る必要があります。