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「頭ポンポン」する男性心理とは?|隠された3つのホンネとは?

以前、女の子はなぜ頭ぽんぽんに弱いの? そのメカニズムとは?という記事を紹介しましたが、今回は、頭ポンポンする男性側の心理に関する記事です。

詳しい内容は記事(「頭ぽんぽん」、男性側の心理は?(2014/8/28、教えてgoo))をご覧いただくとして、簡単にまとめると、「頭ぽんぽん」をする男性の心理はこのような感じです。




【目次】

1.女性との距離感をはかっている

Tina and Lee

by T.J. Lentz(画像:Creative Commons)

片思いから一歩前に進むには、一歩踏み出して 「半径45CM」に近づこう!で紹介したパーソナルスペースという考え方があります。

パーソナルスペースは一般的にはこのぐらいだといわれています。

親密ゾーン(親密な人との距離):半径45cm以内
対人ゾーン(相手の表情が読み取れる距離):半径45~120cm
社会的ゾーン(ビジネスに適した距離):半径120~360cm
公的ゾーン(個人的な関係がうすい公衆距離):半径360~750cm

頭ポンポンする距離感にいるということは、親密な人との距離にいるということになります。

その距離感でボディタッチをすることでお互いの心理的距離を縮めていこうということなのだと思います。

ちなみに「頭ポンポン」と「頭を撫でる」とのニュアンスの違いは、触れる時間の違いから、「頭ポンポン」のほうが比較軽い意味で使うのではないかなと思います。

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2.周りに人がいるときになでた場合は、女慣れアピールの可能性がある

これは意外な心理だと思いましたが、周りの人に女性扱いに慣れていることをアピールする意味で頭ポンポンする男性もいるようです。

以前、モテる男子は「仲間扱い」と「特別扱い」を使い分ける!?という記事を紹介しましたが、「頭ポンポン」する行為というのは、この「仲間扱い」と「特別扱い」の両方を兼ね備えている行動とも言えるかもしれません。

3.女性として好きであるとは限らないが、少なくとも好意的である

パーソナルスペースの話とも関わってきますが、頭ポンポンする距離感にいるということは、決して嫌いではなく、少なくとも好意的に思っているということを示しています。

嫌いな人の近くには近寄りたくもないでしょうからね。

女の子はなぜ頭ぽんぽんに弱いの? そのメカニズムとは?によれば、頭をなでることには、相手に『可愛がっている』ことを伝える特別な意味があるそうです。




■まとめ

頭ポンポンというスキンシップは、対等な関係でいたいカップルや友達以上の関係になりたくないとき、男性がおどおどしながら触れたり、状況に似つかわしくない場面で触れたりするときには、頭をなでられても心地よく感じなかったり、反発を招くことがあるようです。

その例が「セクハラ」です。

【関連記事】

触れる(スキンシップ)というのは、とても繊細な行為であり、人間関係、状況、触れ方、言葉、文化などの様々な要素によっても影響されます。

「頭ポンポン」自体が重要というよりも、「頭ポンポン」するまでにどんなコミュニケーションをとってきて、どんな関係性を築いてきたのかが重要なのだと思います。







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女の子はなぜ頭ぽんぽんに弱いの? そのメカニズム・女性心理とは?

女性の中には頭をポンポンされたい願望がある女性がいますが、なぜ頭を撫でられることに女性は弱いのでしょうか?

頭をなでられるとキュンとなるメカニズムについて調べてみました。




【目次】

■頭ポンポンされたい願望

比嘉愛未、“甘え”願望吐露「頭ポンポンされたい」

(2013/2/18、ORICON)

自身の“甘え”の願望を聞かれ「頭ポンポンってされて、大丈夫だよって言ってもらいたい」と照れながら明かした。

<中略>

普段は「隙を見せないように気を張っている」という比嘉だが「仕事で落ち込んだ時にポンポンってされたら、きゅんと来るなって思う。でも、身長高いからされたことない」と乙女心を告白。

落ち込んだ時に、頭をポンポンされると、『守られている』『優しくされている』という感覚を感じるのでしょうね。

■頭をなでられるとキュンとなるメカニズムとは?

SAKURAKO pat a dog on the head.

by MIKI Yoshihito(画像:Creative Commons)

女子はなぜ“頭ぽんぽん”に弱いの? 胸キュンテクのメカニズムを分析!

(2012/1/6、ヒトメボ)

人は頭をなでられることで、相手から『優しく大事にされている』『特別な愛情をもらっている』と感じるのです。

すると脳内でドーパミンが放出されて快の感情が高まると同時に、交感神経のはたらきが活発になります。

ドキドキしたりキュンとなるのは、こうした心理的メカニズムと生理的メカニズムによるものです」

と教えてくれたのは、桜美林大学准教授で身体動作やスキンシップに関する研究をしている山口創先生。

頭をなでられると、脳内でドーパミンが放出されて快の感情が高まると同時に、交感神経のはたらきが活発になるそうです。

ただ、頭を撫でると一口に言っても、頭のなで方でもその意味合いが違ってきます。

■スキンシップの受け取り方

Head Pat

by Peter Dutton (画像:Creative Commons)

頭をポンポンと手のひらでやさしく叩くとき、髪の毛をくしゃくしゃっとかき回すように撫でるときとでは意味が違っています。

また、相手がどのような意図を持ってさわってくるのかを、される側がどのように判断するかによって、その受け取り方は違ってきます。

■頭をなでるのは目上の人が目下の人にすることだけが許される特別な行為

Pat on the head

by Quinn Dombrowski(画像:Creative Commons)

「頭をなでるのは、目上の人が目下の人にすることだけが許される特別な行為です。

頭は人間にとって最も上にありますから、そこをなでられることは相手の支配下になることを意味します。

その点、『肩をポンとたたく』ことは単に親しさを表し、友人関係で行ってもOK。

しかし『腰に手を回す』ことは性的な要素が強く、恋人同士でしか許されないものです」(同)

「頭をなでる」のは、上下関係・主従関係のような間柄で行われるスキンシップ。

「肩をポンと叩く」のは、親しさを表すので、友人関係でも行われるスキンシップ。

「腰を手に回す」のは、性的な意味があるため、恋人同士のような関係で行われるスキンシップ。

手を置く場所で意味合いが違ってくるということですが、これは相手との距離感(パーソナルスペース)とも関係があるかもしれません。




■頭を撫でてもキュンとこないケースもある

また、相手との関係や状況によっても、「頭をなでる」という効果が発揮できないケースがあるようです。

頭をなでるというスキンシップは、対等な関係でいたいカップルや友達以上の関係になりたくないとき、男性がおどおどしながら触れたり、状況に似つかわしくない場面で触れたりするときには、頭をなでられても心地よく感じなかったり、反発を招くことがあるようです。

触れる(スキンシップ)というのは、とても繊細な行為であり、人間関係、状況、触れ方、言葉、文化などの様々な要素によっても影響されます。

以前、女性の気持ちを理解していない人ほど、セクハラを犯す傾向が高いという記事の中で、

読心スキルを調べるテストとセクハラ傾向テストを行ったところ、女性の気持ちを正しく理解していない人ほど、セクハラを犯す傾向が高いことがわかったそうです。

<中略>

読心スキル=コミュニケーション能力を高めるには、多くの人と積極的にコミュニケーションをとることがトレーニングになるようです。

と紹介しましたが、小さい頃から積極的にコミュニケーションをとることによって、より適切なスキンシップができるようになるのだと思います。

→ 「頭ポンポン」する男性心理とは? について詳しくはこちら

■C繊維はゆっくり優しく触れることで心地よくリラックスする

【追記(2012/11/21)】

Mel and Harry

by avocadogirlfriend(画像:Creative Commons)

『皮膚という脳』『子どもの脳は肌にある』等の著者山口創さんのご講演内容がまとめられている記事の中に興味深い内容が紹介されていました。

ご報告:第一回関西タッチケア・フォーラム(9/24)にご参加ありがとうございました。

(2011/9/26、NPO法人タッチケア支援センター公式ブログ活動報告&最新情報)

また、最近の研究から、触覚にはAβ繊維という識別機能に関する太い神経線維と、C繊維という細い神経線維があり、後者のC繊維は、感情喚起機能という、「心地よさ」「きもちいい」感覚と関係する神経繊維であり、これは、皮膚への穏やかでやわらかい刺激にのみ反応することがわかってきているそうです。

穏やかで、ゆっくりと、やさしくふれることで、「気持ちいい感覚」と関わるC繊維を刺激し、快の感情を喚起することができ、痛みの緩和にも効果的であるということです。
そして、大切なのはこの「ゆっくりと・・・」で、先生の御研究でも、1秒間で5~10センチのスピードで、なでる、さするなどを行うと、他のスピード(それよりも、遅い&速い)で触れられた場合よりも、心地よく、リラックスできるということが、統計上わかってきているそうです。

研究によれば、「気持ちいい感覚」と関わるC繊維はゆっくり(1秒間で5~10センチのスピード)、優しく触れることで心地よくリラックスするということがわかっているそうです。

さらに、ぎゅっと抱きしめられたり、やさしくふれられることで、脳内ホルモンの「オキシトシン」の分泌が増すという研究の紹介もありました。

オキシトシンは、出産のときに子宮の収縮のために妊婦に分泌されるホルモンで、愛情や信頼などの感情を呼び起こすといわれています。
さらに、タッチを受ける感覚は、その人の成育歴にも関係し、スキンシップが多く育った人は、タッチを肯定的に受け止め、スキンシップが少なかった人は、否定的にとらえる傾向が強いという話や、36組の夫婦で実験したところ、1か月間のスキンシップ強化トレーニング(手つなぐ、寄り添って座る、寝そべる等)を受けた夫婦は、そうではない夫婦よりも、オキシトシンが増加し、ストレスが軽減し血圧も低下したという研究も紹介されました。(ただし、それが有効であったのは、普段からスキンシップの多い夫婦のみだったそうです)

また、抱きしめられたり、やさしくふれられると、オキシトシンの分泌が増加し、ストレスが軽減したり、愛情や信頼などの感情を呼び起こすそうです。

つまり、頭ポンポンされると、C線維が刺激されることで心地よくリラックスしたり、幸せホルモンであるオキシトシンの分泌がされたりするために、女の子は頭ぽんぽんに弱いといえるのではないでしょうか。

■頭ポンポンできる関係性が重要

頭ポンポンできる関係性を築いているかどうかが重要なポイントです。

例えば、相手を笑わせることができることで、心の距離感が縮まっていたり、悩み相談をされることで信頼されたり、尊敬されていたりするような関係性が築けているかどうかです。

また、女性にとって清潔感は重要なポイントですので、清潔感のある服装、手、指、爪がきれいというのも大事です。

つまり、頭ポンポンしたから女性からモテるわけではなく、頭ポンポンできる関係性を築いているからこそモテるということです。







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「急に抱きしめられた」|抱きしめるときの男性心理と女性心理

このブログでも検索されるワードとして「突然(急に)抱きしめられた」「抱きしめる 男性心理」「頭をなでる 男性心理」などが検索されています。

どのような気持ちで検索したかはわかりませんが、おそらく、好意がある人に抱きしめられた場合は相手の気持ちが知りたくて検索したのでしょうし、反対に全く恋心を抱いていない相手に抱きしめられた場合にはどうしたらいいのかわからず、とりあえず検索してみたのだと考えられます。

では、なぜ男性は突然抱きしめてしまうのでしょうか?




【目次】

■「突然抱きしめられた」|抱きしめるときの男性心理と女性心理

Together / Együtt

by Benjamin Balázs(画像:Creative Commons)

言葉なしでも「愛されてる」と感じる瞬間ランキング

(2014/3/9、gooランキング)

マイナビが独身女性200人に「ドキッとした男性の強引なアプローチ」を尋ねたところ、第一位は「突然抱きしめられた」だったそうです。

デートの帰り道や飲み会の席、中には後ろから抱きつかれて押し倒されてしまった人もいるそうですが、なぜ男性は急に抱きしめてしまうのでしょうか?

<男性が急に(突然)抱きしめたくなる時>

男性が急に(突然)抱きしめたくなる心理としては、様々な理由で好きな気持ちを抑えられず、抱きしめるという行為・表現をとってしまったのだと思います。

●何らかのタイミングで気持ちが高ぶったとき

これは人によって様々だと思いますが、女性の仕草などで男性にはそれぞれツボのようなものがあります。

照れてる姿を見たりとか、待ち合わせやお別れの時に手を振ったりする姿を見たり、などありますが、これは色んなパターンがあると思います。

●お酒の勢いやお酒で理性がなくなったとき

いつもは理性で抑えている感情がお酒を飲んで気持ちが大きくなったり、理性がなくなると、抱きしめるという行動をしてしまう男性がいます。

●辛い時や泣くのをこらえて、頑張っている姿を見たとき

女性がつらい状況に陥っていたりして泣くのをこらえていたり、頑張っている姿をみると、男性は守ってあげたいという気持ちを「抱きしめる」という行動で示したくなるものなのではないでしょうか。




■触れたいという感情が沸き上がる理由

恋をすると、なぜ「触れたい」という感情が生まれるか?|映画「HER/世界でひとつの彼女」で書きましたが、恋をすると面白いと思うのが、「触れたい」という感情がなぜか生まれること。

触れたいという感情が生まれるのは、一つになりたい(一体化したい)、存在していることを実感したい、安心したい、といった感情が生まれるからではないでしょうか?

しかし、触れるためには、実にいくつかの条件が必要となってきます。

それは、「触れる」ためには、触れる相手と体がそこに同時に実在する必要があるということ。

「見る」「聞く」ということは、現在のテクノロジーを持ってすれば、そこにいなくても感じることはできます。

ただ、「触れる」ためには、そこに相手が存在していないといけません。

「愛撫・人の心に触れる力」(著:山口創)では、なぜ人が触れたいという欲求を感じるのかについてこのように書かれています。

現代人が、「触れたい-触れられたい」という強い欲求を感じるというのは、単に物理的な皮膚への接触刺激が不足しているということではなく、人と感情を分かちあい、一体化することへの渇望であると考えられないだろうか。

希薄化する人間関係やヴァーチャルなコミュニケーションに偏った現代人は、他者の身体と私の身体が分け隔てなく感じられるような、密度の良い親密な関係を求めているのである。

自分と相手と感情をわかちあい、一体化したいということを「触れる」ということを通じて、感じあいたいのではないでしょうか。

■女性には突然抱きしめられたい心理がある!

女性がパートナーにしてほしい愛情表現第一位は「ハグ・抱きしめる」なのだそうです。

抱きしめられたい 心理|なぜ「抱きしめられたい」と思うのか?によれば、女性が男性から抱きしめられたくなる瞬間は主に4つあると考えられます。

1.淋しい時

2.好きな気持が高まった時

3.不安なとき

4.疲れている時

なぜ、「抱きしめられたい」と思うのかというのは、おそらく以前に抱きしめられたことで気持ちがホッとしたり、落ち着いたり、幸せな気持ちになれたりした経験があったからなのだと思います。

女の子はなぜ頭ぽんぽんに弱いの? そのメカニズムとは?によれば、抱きしめられたり、やさしくふれられると、オキシトシンの分泌が増加し、ストレスが軽減したり、愛情や信頼などの感情を呼び起こすそうです。

つまり、抱きしめられると、幸せホルモンが分泌されて、幸せな気持ちになれるんですね。

【関連記事】

■まとめ

「抱きしめる男性心理」で検索された方で、もし、あなたが好意がある人に抱きしめられたのでしたら、そのまま恋を育んでいってくださいね。

不意打ちの強引なアプローチで(よい方向に)心が動いてしまった人はいいのですが、問題があるのは、好意が全くない人に抱きしめられたパターン。

「強引な男がいい」という場合には、実は「(私が好きな人で)強引な男がいい」のです。

男性は女性の拒絶のサインを見逃さないようにしましょう。

そして、もしそのサインに気づかないような男性だった場合は、きちんとその気持ちを伝えましょう。

→ 抱きしめられたい 心理|なぜ「抱きしめられたい」と思うのか? について詳しくはこちら




→ 女性がパートナーにしてほしい愛情表現第一位は「ハグ・抱きしめる」 について詳しくはこちら




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続きを読む 「急に抱きしめられた」|抱きしめるときの男性心理と女性心理

なぜ後ろから抱きしめたくなるのか?|バックハグをする男性の心理




【目次】

■なぜ後ろから抱きしめたくなるのか?|バックハグをする男性の心理
なぜ後ろから抱きしめたくなるのか?|バックハグをする男性の心理
なぜ後ろから抱きしめたくなるのか?|バックハグをする男性の心理

unsplash-logoMatthew Fassnacht

言葉なしでも「愛されてる」と感じる瞬間ランキング

(2014/3/9、gooランキング)

このブログでも検索されるワードとして「後ろから抱きしめられる(バックハグ)」「抱きしめる 男性心理」などが検索されています。

マイナビが独身女性200人に「ドキッとした男性の強引なアプローチ」を尋ねたところ、第一位は「突然抱きしめられた」だったそうです。

デートの帰り道や飲み会の席、中には後ろから抱きつかれて押し倒されてしまった人もいるそうですが、なぜ男性は急に抱きしめてしまうのでしょうか?

<男性が急に後ろから抱きしめたくなる時>

男性が急に(突然)抱きしめたくなる心理としては、様々な理由で好きな気持ちを抑えられず、後ろから抱きしめるという行為・表現をとってしまったのだと思います。

●何らかのタイミングで気持ちが高ぶったとき

これは人によって様々だと思いますが、女性の仕草などで男性にはそれぞれツボのようなものがあります。

照れてる姿を見たりとか、待ち合わせやお別れの時に手を振ったりする姿を見たり、などありますが、これは色んなパターンがあると思います。

●お酒の勢いやお酒で理性がなくなったとき

いつもは理性で抑えている感情がお酒を飲んで気持ちが大きくなったり、理性がなくなると、後ろから抱きしめるという行動をしてしまう男性がいます。

●辛い時や泣くのをこらえて、頑張っている姿を見たとき

女性がつらい状況に陥っていたりして泣くのをこらえていたり、頑張っている姿をみると、男性は守ってあげたいという気持ちを「後ろから抱きしめる」という行動で示したくなるものなのではないでしょうか。




■触れたいという感情が沸き上がる理由

恋をすると、なぜ「触れたい」という感情が生まれるか?|映画「HER/世界でひとつの彼女」で書きましたが、恋をすると面白いと思うのが、「触れたい」という感情がなぜか生まれること。

触れたいという感情が生まれるのは、一つになりたい(一体化したい)、存在していることを実感したい、安心したい、といった感情が生まれるからではないでしょうか?

しかし、触れるためには、実にいくつかの条件が必要となってきます。

それは、「触れる」ためには、触れる相手と体がそこに同時に実在する必要があるということ。

「見る」「聞く」ということは、現在のテクノロジーを持ってすれば、そこにいなくても感じることはできます。

ただ、「触れる」ためには、そこに相手が存在していないといけません。

「愛撫・人の心に触れる力」(著:山口創)では、なぜ人が触れたいという欲求を感じるのかについてこのように書かれています。

現代人が、「触れたい-触れられたい」という強い欲求を感じるというのは、単に物理的な皮膚への接触刺激が不足しているということではなく、人と感情を分かちあい、一体化することへの渇望であると考えられないだろうか。

希薄化する人間関係やヴァーチャルなコミュニケーションに偏った現代人は、他者の身体と私の身体が分け隔てなく感じられるような、密度の良い親密な関係を求めているのである。

自分と相手と感情をわかちあい、一体化したいということを「触れる」ということを通じて、感じあいたいのではないでしょうか。

■女性には突然抱きしめられたい心理がある!

女性がパートナーにしてほしい愛情表現第一位は「ハグ・抱きしめる」なのだそうです。

抱きしめられたい 心理|なぜ「抱きしめられたい」と思うのか?によれば、女性が男性から抱きしめられたくなる瞬間は主に4つあると考えられます。

1.淋しい時

2.好きな気持が高まった時

3.不安なとき

4.疲れている時

なぜ、「抱きしめられたい」と思うのかというのは、おそらく以前に抱きしめられたことで気持ちがホッとしたり、落ち着いたり、幸せな気持ちになれたりした経験があったからなのだと思います。

女の子はなぜ頭ぽんぽんに弱いの? そのメカニズムとは?によれば、抱きしめられたり、やさしくふれられると、オキシトシンの分泌が増加し、ストレスが軽減したり、愛情や信頼などの感情を呼び起こすそうです。

つまり、抱きしめられると、幸せホルモンが分泌されて、幸せな気持ちになれるんですね。

【関連記事】

■まとめ

「後ろから抱きしめる 男性心理」で検索された方で、もし、あなたが好意がある人に抱きしめられたのでしたら、そのまま恋を育んでいってくださいね。

不意打ちの強引なアプローチで(よい方向に)心が動いてしまった人はいいのですが、問題があるのは、好意が全くない人に抱きしめられたパターン。

「強引な男がいい」という場合には、実は「(私が好きな人で)強引な男がいい」のです。

男性は女性の拒絶のサインを見逃さないようにしましょう。

そして、もしそのサインに気づかないような男性だった場合は、きちんとその気持ちを伝えましょう。







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なぜ付き合って8ヶ月のカップルが倦怠期に陥りやすいの?その理由




【目次】

■なぜ付き合って8ヶ月のカップルが倦怠期に陥りやすいの?その理由

***

by Petras Gagilas(画像:Creative Commons)

「だから、男と女はすれ違う」によれば、7ヶ月までは熱烈ラブラブな状態が続くのですが、8ヶ月から17ヶ月の間は個人差がありますが、ラブラブな状態とそうじゃない状態が重なり合うそうです。

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感想(0件)

期間の差には個人差があるにせよ、なぜ付き合ってから8カ月を過ぎると、ラブラブな状態が収まり、倦怠期に陥りやすくなるのでしょうか?

それには「恋のメカニズム」が関係していると考えられます。

その「恋のメカニズム」とは、「相手に夢中になる仕組み」と「相手を否定的に思う力を抑えこむ仕組み」です。

→ なぜ付き合って7ヶ月のカップルはラブラブなの? についてくわしくはこちら

1.相手に夢中になる仕組み

「だから、男と女はすれ違う」によれば、恋の中枢である腹側被蓋野と尾状核は「報酬を得ることの喜び」や「報酬を得る動機」と密接に関わっている「報酬系」と呼ばれる脳内の神経ネットワークを形成する重要な担い手でもあります。

この報酬系にとって重要な働きをしているのが「ドーパミン」です。

恋をすると、報酬系のネットワークがフル回転している状態、つまり「恋の燃料」である「ドーパミン」がバンバン出ている状態となり、相手を特別に感じるようになり、気力に満ち溢れ、疲れを感じなくなり、相手に依存するようになります。

ただ、この状態にも「期限」があります。

「だから、男と女はすれ違う」で紹介されている理化学研究所の中原裕之によれば、報酬系がフル稼働する恋は「体に負担がかかる」ため、ある程度働いた後、ほどほどで収まるようになっているそうです。

2.相手を否定的に思う力を抑えこむ仕組み

「恋は盲目」を科学する|恋をしているときと恋から覚めたとき、あなたの脳は変化している!によれば、恋をしていると、恋人に対する否定的な気持ちを生み出す部分と判断力を司る部分の活動が抑制されるそうです。

「だから、男と女はすれ違う」で紹介されているロンドン大学のセミール・ゼキ、アンドレアス・バーテルスによれば、激しく恋をしている人が恋人の写真を見たときには、扁桃核そして、頭頂・側頭結合部の活動が抑えられていたそうです。

脳幹と大脳基底核の外側にある大脳辺縁系に位置する「扁桃核」は本能的な快・不快を感じる働きを担っており、頭頂・側頭結合部は、判断や物事を批判的に捉える働きをしているのですが、扁桃核と頭頂・側頭結合部の活動が抑えられていたというのはどういう意味があるのでしょうか?

それは、恋人のことを批判的に見ることができず、恋人に対してだけ判断力が鈍り、正常な判断ができなくなる状態、いわゆる「恋は盲目」という状態になっているということです。

恋人と別れた後に、相手の悪口をいったり、「冷静に考えると何であんな人と付き合っていたのだろう」と思うのは、物事を判断する能力が正常に(?)戻ったということですね。

つまり、恋には「相手に夢中になる仕組み」と「相手を否定的に思う力を抑えこむ仕組み」があるわけですが、報酬系のメカニズムもあり、ラブラブな状態は徐々に収まっていき、冷静に判断するようになっていくのです。

その中で、相手の言動に対して批判的に見る中で倦怠期に陥ってしまうケースがあるわけです。







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